2014/04/25 - 2014/04/25
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からぱっちさん
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今日は結婚記念日。ちなみにオーストラリアはアンザックデーでナショナルホリデーです。
「アニバーサリーは、今年もやっぱりヴォイジャーだよね♪」
そう、このあたりワイナリーは相当な数がありますが、ここはわたしたちが一番好きなワイナリーのレストラン。
日本から友だちが来ると必ずお連れするところでもあります。よく利用しているので、レストランのスタッフもすでに顔見知り。
ヴォイジャーはとてもとても美しい庭園があります。ローズガーデンも見事です。南アフリカのケープダッチ式で建築された建物、広々としてスタイリッシュなテイスティングエリア、雰囲気のいいレストランとどこを取っても素敵なのですが、それでいて、まったく気取ったところない!(ここがポイント!)よくトレーニングされたフレンドリーで知識のあるスタッフは、いつも気持ちがいい対応をしてくれます。
そして今日の料理は、いままでナンバーワン!とふたりとも大満足!
ぜひご覧ください。
◆Anzac Day(Australia and New Zealand Amy Corporationの略がANZAC)
1915年4月25日、第一次世界大戦中でトルコ戦線突破のため、トルコのガリポリに上陸した日を記念する日。戦争は大敗し、多くの死者をだした。第一次世界大戦以後の戦争で命を亡くした兵士たちを追悼する、戦争のメモリアルデーみたいなものと思われる。ところで、わたしは日本が第二次世界大戦でオーストラリアに爆撃をした唯一の国であるということを、オーストラリアに来てはじめて知った。各地でアンザックデーのパレードもあるけれど、領事館から外出注意の連絡メールがきたりする。日本人にとっては居心地が悪い日でもある。
◆Voyager Estate
http://www.voyagerestate.com.au/
- 旅行の満足度
- 5.0
- グルメ
- 5.0
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-
イチオシ
ヴォイジャーの門をくぐると、正面に巨大なオーストラリア国旗がはためていいる。
おぉぉ〜これ本当に大きいです。オーストラリアで一番大きな国旗ともいわれている。
ポールの長さ30m。旗は15m×7.5mの大きさ。風の強さが30ノットを超えていなければ、毎日この大きい空をひらひら泳いでいる。まさにヴォイジャーのシンボル! -
ここからがヴォイジャー自慢の庭園。
かつて、動物から植物や野菜を守るために壁で囲んだ、南アフリカのケープ農場で使われていた庭園のデザインで造られているそう。
創設より、敷地内はブドウ以外にも植物を栽培して、土壌の活性化を図っている。もちろん化学肥料や除草剤を一切使用せず、環境にも配慮している。 -
ケープダッチ式で建設された建物。
南アフリカはイギリスの植民地になる前はオランダに支配されていたので、オランダの影響が残る建築物が多い。
と、ここで、南アフリカの庭園方式や建築物。なんでアフリカなの?という疑問が出てくる。
夫いわく「南アフリカかどうかは定かじゃないけど、たしか創設者のマイケル・ライト氏の奥さんはアフリカの黒人の女性じゃなかったかな」といっていた。正確な情報を見つけるべくウィキってみたが、マイケル氏のバックグランドのリッチファミリーは容易に出てきたけど、奥さん情報は探せなかったー。 -
入り口を入ると正面がワインのテイスティングのカウンターとギフトショップ。
そこを通りぬけ、このいつもバラの花が飾られている廊下を歩くとレストランに繋がる。 -
P太郎さん、Mixed Flightでスタート。
2013 Sauvignon Blanc Semillon
2011 Voc Collection Wilyabrup Merlot
2011 Girt By Sea Cabernet Merlot
この封筒の中に、それぞれのワイン製造工程や時期など詳しい説明が書いてあった。 -
このソムリエの女性が、とーっても博学なんです。
「ぼくは今日ステーキを食べるから、それに合う赤ワインは何かな?」って相談中。 -
Cured venison, Nashi pear, smoked buffalo mozzarella $19
前菜を夫とシェア。鹿肉のスモークと千切りの梨に水牛のモッツァレラ
美味しい♪
以前食べた鹿肉のステーキもサラミもスモークも、いままで食べた鹿肉はぜんぶ美味しかった。ふむふむ…ホームクッキングでも鹿肉に挑戦してみるべきか、レストランにおまかせしておくか、考えどころ。 -
XO-braised pork belly, apple & kimchi salad $34
わたしのメイン。
美味しいぃぃぃ〜♪♪♪
これは今まで食べてきたポークベリーの中で一番美味しかった。豚の角煮みたいなものだが、なんていうか、この程よい甘さに柔らかさに照りにしっとり感に、もう旨いっ×1000!
ポークベリーの下敷きの味が薄めのキムチも、サイドのもやし+梨+人参のサラダも控えめながら、ポークベリーに合っていた。 -
にんにく味の利いたマッシュポテト。 $10
サイドを夫とシェア。
初めて食べたわけじゃないが、今日も美味しい♪ -
Angus beef fillet, confit potato, crisp prosciutto, béarnaise sauce $46
夫のメイン。
ステーキ厚いっ!柔らかくて美味しい〜♪
夫はミディアムレアのレア寄りとの焼き方をお願いしていた。実に好みの焼き具合だったようだ。わたしはちょっと焼けすぎてないかな、と思ったが、注文したP太郎が満足しているんだから申し分ない。わたしもお味見したけど、なかなかデリケートなステーキだった。
ここまでで、すでに夫はワインを3杯くらい飲んでいた。 -
イチオシ
しつこいくらいの「美味しい!」を連発しながら食べた。
-
フラットホワイト
ここはコーヒーも美味しい。
ちなみに、この器、スペインの焼き物みたいにみえるが、有田焼らしい。 -
Raw cacao nibs parfait, chocolate délice, chocolate hazelnut tuile $15
夫のデザート。
美味しい〜♪チョコレート好きには堪りませんなー。 -
Apricot pudding, toasted almonds, tonka bean ice cream $13
こちらはわたしのデザート。
言うことなし!美味しい!!! -
この大壷と小壷はさらにもう1セットテーブルに置かれていた。
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エントラスはこんな感じ。
この廊下の先がテイスティングスペース。 -
今日は祝日とあって、ひっきりなしにテイスティングの人たちが訪れていた。
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さて、こちらは、創設者マイケル氏のテイスティングルーム。
8名以下の要予約。
◆Michael's Room まずはこちらをご覧ください↓
http://www.voyagerestate.com.au/the-estate/the-wine-room/michael's-room -
コースは3つあるらしい。
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左の写真が創設者マイケル・ライト氏(1937-2012)
彼はとても裕福な家に生まれました。探鉱者であった父親が亡くなって、妹と遺産を分け、その豊富な資金でマーガレットリバー、ヴォイジャー・エステート・ワイナリーを購入。ちなみに、マイケル氏自身はお酒を飲みません。彼は農業に詳しく、土壌や気候に造詣が深かったことから、綿密な土壌調査をして、この土地こそがブドウを栽培すること、ワインを作ることに適していると判断して購入しています。
なんていうか、お金がギリギリでそれでもワイン造りが好きだから…とか、5☆スタークラスのスノッブなワイナリー…とか、金持ちの道楽的でもなく、商魂逞しさも感じられず、とにかく、適した土壌で健康なワインを造り、落ち着いたいい環境で提供する、楽しんでもらうというのが、マイケル氏の考えるところのようです。豊富な資金、これいいですね。
わたしはワイン(アルコール全部)が飲めないので、ヴォイジャーのブドウジュースを自宅で愛飲しているのですが、ここ最近はスーパーで売っているノン・アルコール・ワインというのもとても気に入っています。あるんですねぇ、ノン・アルコール・ワイン!(日本でも置いてくれればいいのに)
そこでヴォイジャーでは作らないのか聞いてみたところ、創設者のフィロソフィーにノン・アルコール・ワインというのが合わないそうで、作らないらしいです。これは残念。まぁね、ご本人がお酒飲まなかったんだから、興味があったらとっくに作っていますよね。 -
このショップは、いろんなものが販売されてます。ワインに関わるもののほかにも、犬の本やガーデン用の革手袋、グラスやカップ、ジャムやオリーブなどなどなど。
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ギフトショップから庭に出てみると…。
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イチオシ
バラ園の目の前はご覧のとおりのブドウ畑。
ヴォイジャーエステイトは110ヘクタールの広さです。 -
そうそう。
ヴォイジャーはエステイト・ツアーというのをやっている。
ワイン造りの工程や、歴史、オーストラリアいち広い地下貯蔵庫の見学、ケープ・ダッチ様式の建築のことなどいろいろ勉強できるツアーなのだが、最後にテイスティング、レストランでのランチセットメニュー、またはディスカバーメニューという3つのコースが選べるもの。
これ面白そう!思えば、日本で旅行をしていたときは、日本酒好きの夫を連れて、酒蔵めぐりはしたけれど、ワイン造りの工程は見たことがない。今度参加してみようかな。
◆Estate Tour
http://www.voyagerestate.com.au/the-estate/the-wine-room/estate-tour -
いつの季節でも庭園が美しい。
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どこから写真を撮っても、木や花が生き生きとしている。
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このバラのアーチ、咲いているときはほんとにきれい。
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ブドウの木の両端の列にバラの花が植えてある。
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ヴォイジャーエステイト。
これからもここに住んでいる限り、わたしたちが何度も通うことは間違いなし!
それにしても、今日の食事は今まででナンバーワンだったなー。
本当に何を食べても美味しかった。満足、満足、大満足!
ヴォイジャーで嫌な気分になったことがない。
あれ?とか、え?とか、びっくりすることもない。
いたってカジュアルなのに、品があって、丁寧なサービスが気持ちいい。
ファミリーで来ている人たちも、子どもたちが実にお行儀がいい。
そして、知らなかったのだが、このたび、あらためてじっくりホームページを見て、ハイティーをやっていることもわかった。行かなくちゃ!
◆ハイティー
http://www.voyagerestate.com.au/the-estate/the-restaurant/high-tea-menu
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