秋吉台旅行記(ブログ) 一覧に戻る
中国道の山口付近の地図を見ていて偶然目にとまった名所です。<br />ネットで検索したところ、日本では希有な「巨石の海」らしいことがわかり、中国道を通ったついでに立ち寄ってみました。<br />(別途、クチコミのほうに道順を記しましたのでここでは、到着後の探索の写真を掲載します)。<br />日本国内で岩がごろごろしている場所というと、海岸、河床、火山のいずれかだと思いますが、ここは、乾いた山肌に広がっており、とにかく珍しい風景でした。生成についてはいくつか説があるらしいです。<br /><br />岩はしっかりして固定していて転がる心配はありませんが、深さ2mにも及ぶようなクレバスのような隙間がいたるところにあり、転落しないよう細心の注意を要します。<br />夏場は穴の中から蛇が出そうなところですが、本当に生息しているかどうかは不明です。<br />繰り返しますと、絶景と言えるほどのスケールではありませんが、死ぬまでに一度は見ておきたい風景だと思います。

日本にもあった! 山肌に広がる石の海(万倉・大岩郷)

7いいね!

2014/03/24 - 2014/03/24

243位(同エリア429件中)

0

49

隠居人はせじぃ

隠居人はせじぃさん

中国道の山口付近の地図を見ていて偶然目にとまった名所です。
ネットで検索したところ、日本では希有な「巨石の海」らしいことがわかり、中国道を通ったついでに立ち寄ってみました。
(別途、クチコミのほうに道順を記しましたのでここでは、到着後の探索の写真を掲載します)。
日本国内で岩がごろごろしている場所というと、海岸、河床、火山のいずれかだと思いますが、ここは、乾いた山肌に広がっており、とにかく珍しい風景でした。生成についてはいくつか説があるらしいです。

岩はしっかりして固定していて転がる心配はありませんが、深さ2mにも及ぶようなクレバスのような隙間がいたるところにあり、転落しないよう細心の注意を要します。
夏場は穴の中から蛇が出そうなところですが、本当に生息しているかどうかは不明です。
繰り返しますと、絶景と言えるほどのスケールではありませんが、死ぬまでに一度は見ておきたい風景だと思います。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 美祢ICから10分ほど走り、中国道の下を東方向に左折します。なお、この案内柱は、中国道上り車線からも見えています。道順は、「万倉の大岩郷」のクチコミをご参照ください。

    美祢ICから10分ほど走り、中国道の下を東方向に左折します。なお、この案内柱は、中国道上り車線からも見えています。道順は、「万倉の大岩郷」のクチコミをご参照ください。

    桜山総合公園 公園・植物園

  • 山村の細い道を5分ほど走ります。

    山村の細い道を5分ほど走ります。

    桜山総合公園 公園・植物園

  • ここの案内柱から左側の坂を下ります。

    ここの案内柱から左側の坂を下ります。

  • 平日の午前中のせいか、駐車場には人影無し。

    平日の午前中のせいか、駐車場には人影無し。

  • 駐車場近くにあった説明看板。

    駐車場近くにあった説明看板。

  • 右側は農地。そこを時計回りに回り込んで登っていく遊歩道があります。

    右側は農地。そこを時計回りに回り込んで登っていく遊歩道があります。

  • 天然記念物エリアの一番低いところから眺めた大岩郷。

    天然記念物エリアの一番低いところから眺めた大岩郷。

  • 遊歩道終点にある説明板。

    遊歩道終点にある説明板。

  • 天然記念物指定の石碑。もっとも、この場所からは大岩郷全体は見渡せません。

    天然記念物指定の石碑。もっとも、この場所からは大岩郷全体は見渡せません。

  • 大岩郷は上部で二股に分かれています。手前は、「上流」に向かって右手の沢。こちらの規模は小さい。

    大岩郷は上部で二股に分かれています。手前は、「上流」に向かって右手の沢。こちらの規模は小さい。

  • 「上流」に向かって左手の沢にある、規模の大きい方のエリア。

    「上流」に向かって左手の沢にある、規模の大きい方のエリア。

  • いちばん幅が広いあたりのパノラマ。右手が「上流」

    いちばん幅が広いあたりのパノラマ。右手が「上流」

  • 岩の隙間はかなり深い。夏場だと、蛇が出てきそうな雰囲気。

    岩の隙間はかなり深い。夏場だと、蛇が出てきそうな雰囲気。

  • とがった岩は「米食い岩」と呼ばれているそうです。<br />以下、『山口の伝説』より転載(南原寺のコンテンツより孫引き)<br /><br />昔、働き者の百姓がいた。あるとき大事に育てられた稲が何者かに食い荒らされ、ふみにじられていた。<br />田んぼで寝ずの番をしていると、岩郷の方から大きな牛がやってきて、稲を食い荒らして逃げていった。翌朝、みんなでその牛を探したが見つからなかった。岩山に登ってみると、牛に似た大きな岩があり、その口のあたりにイネの食べ汁がついていた。そこで、この岩が動かないようにと神様にお願いしたところ、二度とイネが食い荒らされる事はなくなったという。<br /><br />

    とがった岩は「米食い岩」と呼ばれているそうです。
    以下、『山口の伝説』より転載(南原寺のコンテンツより孫引き)

    昔、働き者の百姓がいた。あるとき大事に育てられた稲が何者かに食い荒らされ、ふみにじられていた。
    田んぼで寝ずの番をしていると、岩郷の方から大きな牛がやってきて、稲を食い荒らして逃げていった。翌朝、みんなでその牛を探したが見つからなかった。岩山に登ってみると、牛に似た大きな岩があり、その口のあたりにイネの食べ汁がついていた。そこで、この岩が動かないようにと神様にお願いしたところ、二度とイネが食い荒らされる事はなくなったという。

  • 「米食い岩」を「上流」から眺めたところ。

    「米食い岩」を「上流」から眺めたところ。

  • 「米食い岩」付近のパノラマ。左手が「上流」

    イチオシ

    地図を見る

    「米食い岩」付近のパノラマ。左手が「上流」

  • パノラマモードで撮影。右手が「上流」

    パノラマモードで撮影。右手が「上流」

  • 「下流」方向をみおろす。岩の先に駐車場が見えている。

    イチオシ

    地図を見る

    「下流」方向をみおろす。岩の先に駐車場が見えている。

  • 「上流」部分はしだいに岩が減って、草木に覆われるようになった。

    「上流」部分はしだいに岩が減って、草木に覆われるようになった。

  • 「上流」部分にある岩。シダ類も多い。

    「上流」部分にある岩。シダ類も多い。

  • 「最上流」部分には大きな岩が2つあり、沢をせき止めるように並んでいた。これらの岩で土砂の流出は防げそう。

    「最上流」部分には大きな岩が2つあり、沢をせき止めるように並んでいた。これらの岩で土砂の流出は防げそう。

  • 岩の隙間には鮮やかな緑色の苔も。

    岩の隙間には鮮やかな緑色の苔も。

  • 「最上流部」に到着。遊歩道終点から20分程度。

    「最上流部」に到着。遊歩道終点から20分程度。

  • 「最上流部」付近。

    「最上流部」付近。

  • 今回到達した最高点。これより先は岩はなくなり、普通の森林地帯になっているように見えた。

    今回到達した最高点。これより先は岩はなくなり、普通の森林地帯になっているように見えた。

  • 「最上流部」より「下流」方向をみおろす。上流部の岩は樹木が間近にあるせいか、苔が多い。

    「最上流部」より「下流」方向をみおろす。上流部の岩は樹木が間近にあるせいか、苔が多い。

  • 岩にへばりつくように生えるシダ類。

    岩にへばりつくように生えるシダ類。

  • 「上流」部の岩に絡みつく植物。

    「上流」部の岩に絡みつく植物。

  • 岩の上のわずかな土に根をおろすシダ類。

    岩の上のわずかな土に根をおろすシダ類。

  • ふたたび、大岩郷の中心部に下りる。

    イチオシ

    地図を見る

    ふたたび、大岩郷の中心部に下りる。

  • 大岩郷中心部にある大きい岩

    大岩郷中心部にある大きい岩

  • 左手後ろからの別の沢と合流。

    左手後ろからの別の沢と合流。

  • 2つの沢の合流地点のパノラマ。左手が「上流」

    2つの沢の合流地点のパノラマ。左手が「上流」

  • 上流部方面を振り返る。

    上流部方面を振り返る。

  • 大岩郷の中心部のパノラマ。左手が「下流」方向。

    大岩郷の中心部のパノラマ。左手が「下流」方向。

  • 同じくパノラマ。左手が「下流」、右手が「上流」

    イチオシ

    地図を見る

    同じくパノラマ。左手が「下流」、右手が「上流」

  • 再び、「米喰い岩」に戻る。

    再び、「米喰い岩」に戻る。

  • 「米喰い岩」を下から眺める。

    「米喰い岩」を下から眺める。

  • 「米喰い岩」をさらに下ったところ。

    イチオシ

    地図を見る

    「米喰い岩」をさらに下ったところ。

  • 「岩絵」のようなヒビの入った大岩。

    「岩絵」のようなヒビの入った大岩。

  • 岩の表面の白い部分は、何者かによってはぎ取られた可能性あり。保護が必要かも。

    岩の表面の白い部分は、何者かによってはぎ取られた可能性あり。保護が必要かも。

  • 岩の真ん中に小動物発見。このときに見つけた唯一の動く生命体。

    岩の真ん中に小動物発見。このときに見つけた唯一の動く生命体。

  • 小動物はバッタだった。

    小動物はバッタだった。

  • 木の間に見えているのは公衆トイレ。

    木の間に見えているのは公衆トイレ。

  • 大岩郷の「最下流」エリア。

    大岩郷の「最下流」エリア。

  • 最下流部にあった、実をつけた植物。

    最下流部にあった、実をつけた植物。

  • 天然記念物エリアの境界を示す石標。

    天然記念物エリアの境界を示す石標。

  • 【参考】キルギス・イシククル湖畔にあった岩絵博物館。大岩郷にちょっぴり似ていた。2011年8月30日撮影。

    【参考】キルギス・イシククル湖畔にあった岩絵博物館。大岩郷にちょっぴり似ていた。2011年8月30日撮影。

  • 【参考】同じくイシククル湖畔の岩絵。その後ろはイシククル。2011年8月30日撮影。

    【参考】同じくイシククル湖畔の岩絵。その後ろはイシククル。2011年8月30日撮影。

この旅行記のタグ

7いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP