2014/03/24 - 2014/03/24
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隠居人はせじぃさん
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中国道の山口付近の地図を見ていて偶然目にとまった名所です。
ネットで検索したところ、日本では希有な「巨石の海」らしいことがわかり、中国道を通ったついでに立ち寄ってみました。
(別途、クチコミのほうに道順を記しましたのでここでは、到着後の探索の写真を掲載します)。
日本国内で岩がごろごろしている場所というと、海岸、河床、火山のいずれかだと思いますが、ここは、乾いた山肌に広がっており、とにかく珍しい風景でした。生成についてはいくつか説があるらしいです。
岩はしっかりして固定していて転がる心配はありませんが、深さ2mにも及ぶようなクレバスのような隙間がいたるところにあり、転落しないよう細心の注意を要します。
夏場は穴の中から蛇が出そうなところですが、本当に生息しているかどうかは不明です。
繰り返しますと、絶景と言えるほどのスケールではありませんが、死ぬまでに一度は見ておきたい風景だと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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美祢ICから10分ほど走り、中国道の下を東方向に左折します。なお、この案内柱は、中国道上り車線からも見えています。道順は、「万倉の大岩郷」のクチコミをご参照ください。
桜山総合公園 公園・植物園
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山村の細い道を5分ほど走ります。
桜山総合公園 公園・植物園
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ここの案内柱から左側の坂を下ります。
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平日の午前中のせいか、駐車場には人影無し。
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駐車場近くにあった説明看板。
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右側は農地。そこを時計回りに回り込んで登っていく遊歩道があります。
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天然記念物エリアの一番低いところから眺めた大岩郷。
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遊歩道終点にある説明板。
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天然記念物指定の石碑。もっとも、この場所からは大岩郷全体は見渡せません。
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大岩郷は上部で二股に分かれています。手前は、「上流」に向かって右手の沢。こちらの規模は小さい。
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「上流」に向かって左手の沢にある、規模の大きい方のエリア。
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いちばん幅が広いあたりのパノラマ。右手が「上流」
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岩の隙間はかなり深い。夏場だと、蛇が出てきそうな雰囲気。
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とがった岩は「米食い岩」と呼ばれているそうです。
以下、『山口の伝説』より転載(南原寺のコンテンツより孫引き)
昔、働き者の百姓がいた。あるとき大事に育てられた稲が何者かに食い荒らされ、ふみにじられていた。
田んぼで寝ずの番をしていると、岩郷の方から大きな牛がやってきて、稲を食い荒らして逃げていった。翌朝、みんなでその牛を探したが見つからなかった。岩山に登ってみると、牛に似た大きな岩があり、その口のあたりにイネの食べ汁がついていた。そこで、この岩が動かないようにと神様にお願いしたところ、二度とイネが食い荒らされる事はなくなったという。 -
「米食い岩」を「上流」から眺めたところ。
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イチオシ
「米食い岩」付近のパノラマ。左手が「上流」
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パノラマモードで撮影。右手が「上流」
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イチオシ
「下流」方向をみおろす。岩の先に駐車場が見えている。
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「上流」部分はしだいに岩が減って、草木に覆われるようになった。
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「上流」部分にある岩。シダ類も多い。
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「最上流」部分には大きな岩が2つあり、沢をせき止めるように並んでいた。これらの岩で土砂の流出は防げそう。
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岩の隙間には鮮やかな緑色の苔も。
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「最上流部」に到着。遊歩道終点から20分程度。
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「最上流部」付近。
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今回到達した最高点。これより先は岩はなくなり、普通の森林地帯になっているように見えた。
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「最上流部」より「下流」方向をみおろす。上流部の岩は樹木が間近にあるせいか、苔が多い。
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岩にへばりつくように生えるシダ類。
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「上流」部の岩に絡みつく植物。
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岩の上のわずかな土に根をおろすシダ類。
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イチオシ
ふたたび、大岩郷の中心部に下りる。
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大岩郷中心部にある大きい岩
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左手後ろからの別の沢と合流。
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2つの沢の合流地点のパノラマ。左手が「上流」
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上流部方面を振り返る。
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大岩郷の中心部のパノラマ。左手が「下流」方向。
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イチオシ
同じくパノラマ。左手が「下流」、右手が「上流」
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再び、「米喰い岩」に戻る。
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「米喰い岩」を下から眺める。
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イチオシ
「米喰い岩」をさらに下ったところ。
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「岩絵」のようなヒビの入った大岩。
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岩の表面の白い部分は、何者かによってはぎ取られた可能性あり。保護が必要かも。
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岩の真ん中に小動物発見。このときに見つけた唯一の動く生命体。
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小動物はバッタだった。
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木の間に見えているのは公衆トイレ。
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大岩郷の「最下流」エリア。
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最下流部にあった、実をつけた植物。
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天然記念物エリアの境界を示す石標。
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【参考】キルギス・イシククル湖畔にあった岩絵博物館。大岩郷にちょっぴり似ていた。2011年8月30日撮影。
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【参考】同じくイシククル湖畔の岩絵。その後ろはイシククル。2011年8月30日撮影。
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