常楽寺から松竹遊歩道を経て焼菓子工房かわむら

2014/02/22 - 2014/02/22

R60★亀（亀次朗）であります。

手作りクッキーのメリーゴーラウンド「焼菓子工房かわむら」に行ってきました。鎌倉市の一番横浜市寄りに岩瀬という街があります。古都鎌倉というよりは東京や横浜に通う人々の住むベッドタウンの意味合いのある静かな街です。この街で美味しいクッキーを焼いている方がいらっしゃいます。私達老夫婦は既に自家用車を手放してしまっているので、いつも歩いて買いにいっています。分かりづらい場所ですが是非味わって頂きたく記事にしてみました。

この記事は2014年（平成26年）2月22日のものです。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

スタートは、北鎌倉の古刹常楽寺。鎌倉幕府三代執権北条泰時が開いた常楽寺は臨済宗の建長寺派のお寺です。

粟船山とは、この地の旧称です。大昔は腰越からこの辺りまで入江になっていて粟を積んだ船が船泊まりにしていたそうです。

一週間前の大雪がまだ残っていました。

本堂の扉が開いていました。阿弥陀如来像と観音・勢至菩薩の三尊が安置されています。天井には狩野雪信筆『雲竜』が描かれています。

一旦境内を出て裏手に回ります。

山門を右手摺りに歩いて行くと常楽寺の裏山に登る道が現れます。今年（2014年）になってから整備されて歩きやすくなりました。

坂の途中に、泰時の娘・姫宮の墓と粟船稲荷があります。とっても小さな祠ですが、ご近所の方でしょうか季節の花がたむけられていました。

坂道を登り切った処に、木曾の冠者太郎義高の碑があります。捕えられ打ち捨てられた遺骨を後世の方がここに葬り直したとの言い伝えがあります。今でもお花が絶えないお墓です。

義高の碑の後ろを回り込むと公園にでます。むしろ裏側から公園に入ってしまったような感じです。

なんとまあ常楽寺の裏側はてっぺんまで住宅地になっていました。鎌倉線10番鉄塔方向に坂を下ります。

坂を下り道路を渡ったらこんな路地を通って中央病院の駐車場を右手に見て左に曲がります。

以前にも書きましたが昔あった松竹大船撮影場跡地は、鎌倉芸術館・鎌倉女子大学・ヨーカドーになっています。でも、それぞれの間には歩行者用の道路が確保されて格好の遊歩道になっています。この画像では左の緑色が鎌倉芸術館。右側が鎌倉女子大です。

天気の良い暖かい日には小さな子供達が大勢遊んでいます。まだ雪が残っていますね。

寅さんとひばりさんの処に来ました。ほんの数日で雪が溶けてしまっていました。

公園の出口。注意書きの一番下段に、かすかにここが松竹であった事が示されています。

松竹遊歩道を右折して、しばらくは砂押川プロムナ−ドを歩きます。この道は、かまくら景観百選にも選ばれた景観の良い散歩道です。

以前「鎌倉五湯」⇒http://4travel.jp/travelogue/10801450で紹介した「くりた湯」さんです。

くりた湯さんのすぐそばの信号を左折（この矢印通り）して下さい。

300ｍ程で道は右に曲がってしまいますが、めげずに真っ直ぐ進んでください。

いいですか！真っ直ぐですよ！

狭い道を抜けるとやや広めの道にでます。ここを右折。

50ｍ程で左折するんですけど、この先で左折しても同じです。

いたって普通の住宅地。最初来た時は、かわむらさんには気がつきませんでした。

ようやく到着しました。一見、普通の住宅ですが、何やら賑やかな看板が出ています。

焼菓子工房かわむらさんです。

郊外にある卵の販売機のような無人販売機。こんなの美味しくないよって思うでしょう。でも、食べてビックリの美味しさでした。鶴亀家からここまで歩いて30分以上かかりますが、今では欠かせない散歩道です。

値段は600円から200円位まで。時々サービス品100円なんてのもあります。スポンジケーキの両端の部分。安いけど美味しいです。あったら迷わず買い込みます。

この日は200円の詰め合わせを買いました。

ここまで歩いてきて疲れましたか？鶴亀老夫婦は今の道を折り返して帰りますが、ショートカットしてＪＲの駅に向かうならこのまま直進してください。

焼菓子工房かわむらの前から100ｍ程。このポールの処を右折してね。

またしても細い道ですが、あと少し頑張って歩いてください。

ほら、マクドナルドが見えてきたでしょう。この交通量の多い道路は、県道原宿六浦線の笠間交差点付近です。

さっき細い道から出てきた処を右折すればバス停があります。ここまで、焼菓子工房かわむらから5分位でしょうか。お疲れ様でした。