2014/01/31 - 2014/01/31
9位(同エリア31件中)
まりあさん
パナハッチェルから、チチカステナンゴへ、移動しました。
首都のグアテマラ・シテイと、第二の都市、Quetzaltenango シェラとを結ぶ、幹線ハイウェイにある、Los encuentrosの分岐点から、少し南にあるパナハッチェルから、ロス・エンクエントロスに戻り、そこから北へと降りていき、先住民色の濃い、チチカステナンゴの村に行きます。
ここは、昔から、木曜日と日曜日に開かれるマーケットが有名で、前回のグアテマラの旅では、もっとも印象的な村でした。
ただ、今では、パナハッチェルの周辺の村のマーケットと、あまり大差がないかな、とも感じて、今は、スペイン語学校の週末のツアーで、弾丸ツアーで訪れる人の方が多いようでした。
でも、やっぱり、じっくり滞在して良かったな、と思える点も多々ありました。
前日に、普段の市が片付けられ、翌日は、まったく別の商品が並べられ、朝には、たくさんの商品が、風呂敷包みで、リヤカーで、トラックで、運び込まれ、簡易店舗が設営されて、昼過ぎには、ほちほち片付けられ、という、丸一日のメルカードの風景を、じっくり、楽しみました。
朝には、簡易食堂で、スープ料理を食べ、あちこちで、パタパタと、手こねのトルテイージャが焼かれてました。
料理とともに出される、トルテイージャですが、焼きたてのは、具なくとも美味しくて、時々は、数枚のトルテイージャを立ち食いしました。
とくにこの時期は、黒いトウモロコシの収穫期らしく、シェラや、チチカステナンゴのメルカードでは、黒いトルテイージャが人気のようで、あちこちで、売られてました。
アンテイグアに入ると、あまり見かけなくて、あっても、イマイチの味で、やはり、田舎のおっかさんの味なのかな、と思いました。
土産戦略は、チチカステナンゴまでに、欲しいものの相場をチェックして、チチカステナンゴで、じっくり、ネゴして買いあさりました。
向こうの常套句は、値段を言ったあとで、「いくらなら買う?」と聞いてきますが、答えずに立ち去ると、背中に向けて、値段が下がってきます。
それに、耳を傾けて、どこまで下がるかを、記憶して、相場感覚をつかみます。
その底値の値段を基準にして、交渉に入りますが、その時は、買う数を増やすと、向こうは、さらに、下げてくれるので、こちらの買いたい数と、まとまりのいい金額に、持っていく暗算をしていきます。
向こうは、とにかく幾らの現金が入るかに興味があるので、値下げに応じてくれて、最後には、「ultimo precio」最終値段と言い捨てて、歩き始めると、逃すまいとして、妥結します。
最初に、うっかり高い目の値段を言ってしまうと、向こうの思う壺で、ぼりぼり価格で買って、あとで、悔しい思いをします。
といっても、そう高くはないので、値切りゲームを楽しめばいいのかな、と思います。
今回、感心したのは、目立ちにくい奥まった狭い通りにある、衣服屋さんは、観光客相手ではなく、先住民のファッションのための店でした。
観光客相手より、いい品があり、けっこうな値段の服を、先住民の女性たちが、物色してました。
日本で、外国人用の安い着物が売られている横で、日本人相手の正絹の着物が高値で、売られるがごとくでしょうか。
面白かったのは、メルカードの北の端に、民芸品の卸の店があり、そこで値を尋ねると、「げげっ、そこまで、安かったのね」と、驚きました。
町の民芸品売りの多くは、こういう店で、仕入れて売ってるのね、と知りました。
なので、そこの商品のラインナップを記憶して、それらを避けて、工業製品ではない、先住民の手作りの商品を見る目を養いました。のちにアンテイグアに戻ったときには、それらの商品を見分ける目もありましたが、アンテイグアで先住民が売っている品の多くは、この手のワンパターンの品々でした。
あれこれと、楽しみましたが、ここで食べたものでは、メルカードのがもっとも美味しく、この町の外国人用のレストランは、外れると、ひどい味でした。
もっとも、その不味さは、1998年時のグアテマラの思い出でもあったので、なんとなく懐かしくもありました。
1998年から、今に至る時の流れの中で、先住民の暮らしが豊かになり、外食も買い物も、近代化が進み、観光客物価はあがり、それでも、他国より安く、暖かいグアテマラは、避寒の北国からの観光客で、こうもユニークな発展を遂げるとは、興味深いです。
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町の入り口近くにある、印象的なプリッジです。
下の道路と、交差する上の道路に落差があるので、こんな形になったみたいです。
人間は、階段で上に上がれます。 -
なぜか、町にたくさんの床屋さんが並んでいたのですが、市の日に、周辺の村から、先住民が集まるから、その折りに皆さん、床屋に行くのでしょうか。
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ここでも、トゥクトゥクが大活躍。
どこの町にも、こうしたトゥクトゥクのたまり場があるようでした。 -
さて、もうここからは、ほとんど時系列で、チチで写した写真が続きます。
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懐かしいガラスボトルの飲み物。
ここでは、これが基準のようでした。 -
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中央広場は、昔より、常設型の店も多く、テントに覆われた風景でした。
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仮設の店が、どんどん立てられていきます。
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広場には、大きい方の教会と、小さい方の教会があり、店舗を結ぶ縦横の道を歩くと、もうもう、方向感覚がなくなってしまうのですが、この白い教会が、方向の目安でした。
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外国人相手のレストラン。
当たりはずれが思いっきりきつかったです。
いや、先住民が行かないレベルの店は、外れが多かったかも。 -
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グアカモレと称された、この緑のディップ。
メチャ、不味かったです。 -
初日の夕暮れ。
遠方からやってくる先住民が、到着しはじめます。 -
翌朝、市の日。
ホテルのスタッフも、民族衣装を来て、リキを入れます。 -
ホテルのペットのオウムが出金(?)してきました。
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そして、この止まり木に止まると、ここで日中を過ごすのです。
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市の中に、食堂街があり、パタパタとトルティージャを焼いてます。
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教会の前には、花屋がたくさんいて、信心深い皆さんは、中で真摯に祈りを捧げてます。
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翌朝の食堂街。
ここで、こわごわ食事しました。 -
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こんな風に、ウィピールが並べられた店は、外国人相手というより、地元の女性相手のファッションの店です。
もちろん、外国人でも買う人がいるので、私にも声かけてきますが、先住民の女性たちが、真剣なまなざしで、服を物色してます。
その質の良さや、皆さんの服の新しさから、この15年のグアテマラの発展を見た気がします。 -
メキシコでもよく見かけた、怪しい口調で、人々を引き込む商売人。
日本でも、よくありますよね。
いつもいつも人だかりができていて、口のうまい商売人は、どこにでもいるのですね。 -
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市の端っこで見つけた、卸売りの店。
大量の工業製品が、運び込まれてました。
そうか、パナやアンティグアで、先住民がかついでいる商品は、彼女たちが作ったのではなく、この手の店から仕入れていたのね。
メチャ安いので、値段を覚えて、少しだけ買って、でも、この色合いなどを頭に入れて、そうではない手作り商品を探すようにしました。 -
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昼前後になると、日帰りツアーの欧米人観光客が増えてきました。
そうすると、行商のおばちゃんたちが、欧米人に群がります。 -
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これは、前回も入った、建物内の生鮮食品の市です。
二階から除くと、なんかものすごい活気があって、印象的です。 -
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レストランの真下では、100円以下の値段で、Tシャツの安売りをやっていて、帰りがけの人々が、たくさん買ってました。
あまりの安さに、下りて行って買おうかしら、と思ったほどです。 -
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市の日の夕暮れ。
そろそろ店じまいの人々が、大荷物をかかえて、村に帰っていきます。
風呂敷をかついで。 -
リヤカーでひいて。
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今はもう、トラック利用の人もたくさんいました。
夕暮れのメインストリートは、ものすごい雑踏でした。 -
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