2012/11/16 - 2012/11/23
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チェヘル・ソトゥーン宮殿は、1647年にサファヴィー朝の第6代シャーのアッバース二世の命により迎賓館として建造されました。庭園や展示物、建物の壁画などが見所でした。『チェヘル・ソトゥーン』の意味は、『40本の柱』とされます。実際の柱の数は20本ですが、その前にある池に映る20本と合わせた数が40本です。オリエンタルの香りが漂う壁画は、補遺4で纏めて紹介しました。(ウィキペディア)
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イスファハンの金曜モスクの見学を終え、次の見学地のチェヘル・ソトゥーン宮殿に向かう途中の市街光景です。(同上)
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イラン高原のほぼ中央に位置するイスファハンは、紀元前6世紀頃からの歴史があり、歴史の長いイランでも古都に属する街です。(同上)
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サファヴィー朝(1501~1736年)の首都となった後、壮麗な街並みが作られ、その美しさから『イランの真珠』や『世界の半分』とも称される世界遺産の街となりました。(同上)
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『チェヘル・ソトゥーン』に到着しました。その入口光景です。『チェヘル・ソトゥーン』の意味は、『40本の柱』とされます。実際の柱の数は20本ですが、その前にある池に映る20本と合わせた数が40本です。オリエンタルな香りが漂う壁画は、補遺4で纏めて紹介しました。(同上)
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『チェヘル・ソトゥーン』に見学に来ていた、地元の女学生さん達です。皆さんが揃って、記念撮影です。(同上)
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折角の機会ですから、ツアーに参加されていた女性の方も交じっての記念撮影です。まだ視線が揃う前での撮影でした。(同上)
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1647年に建てられた『チェヘル・ソトゥーン宮殿』ですが、庭園は、アッバース一世時代(在位:1588~1629年)には既に出来上がっていたようです。(同上)
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庭園内の大きな池ですが、残念ながらメンテナンスの工事中でした。池に姿が写りませんから、『40本の柱』ではなく『20本の柱』の宮殿になっていました。(同上)
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池がメンテナンス工事中でしたから、この噴水の出番がありませんでした。この像のことについては、松本清張さんが『ペルセポリスから飛鳥へ』の中で、独自の考察を加えられていました。アッバース一世は、その民族主義からサーサーン朝のペルシャ王朝を憧憬し、ペルシャ復古主義を志していたから、それに先行するものがあったとの仮説です。(同上)
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『チェヘル・ソトゥーン宮殿』の建物光景です。柱が立ち並ぶ三方が開放された建物部分は、『ターラール』と呼ばれています。『列柱開放広間』等の和訳があります。(同上)
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イチオシ
更に近付いて撮影した、『チェヘル・ソトゥーン宮殿』の建物光景です。『ターラール』と呼ばれる、『列柱開放広間』の建物です。(同上)
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『チェヘル・ソトゥーン宮殿』の『ターラール』の柱のズームアップ光景です。イスラム的な彫刻が施された木製の柱でした。その昔、柱は鏡で覆われていたようです。(同上)
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『ターラール』の前から振り返って眺めた入口方面の光景です。やはり池に水がないのは寂しい限りです。『ペルシャ式庭園』として2011年に世界遺産に登録された内の一つです。(同上)
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『ターラール』の奥の建物光景です。一方が完全に開き、三方が壁で囲まれて、天井がアーチ状となっている空間を持つ、イーワーンと呼ばれる建築様式です。その内部には、ムカルナスの装飾がありました。(同上)
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煌びやかな色彩に溢れた、イーワーン前の天井光景です。鏡なども装飾材料に使われているようでした。(同上)
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同じく、煌びやかな色彩に溢れた、壁面の装飾光景です。中央に飾り窓らしい造作があり、その上には丸窓も設けられていました。その周囲の装飾も凝った造りでした。(同上)
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この後は、『チェヘル・ソトゥーン宮殿』の中に入城しての見学です。壁画で有名な宮殿ですが、写真撮影が許可されていました。壁から天井にかけての室内装飾の紹介です。(同上)
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イチオシ
部屋の沖に見えてきたのは、『チェヘル・ソトゥーン宮殿』の自慢の壁画の一部です。サファヴィー朝(1501~1736年)の王様の宴会の様子が描かれています。賓客の接待でしょうか、絨毯の上に正座姿です。(同上)
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イチオシ
壁から天井まで、余すところなく装飾が施されたホールの光景です。かなりの高さの天井でした。(同上)
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窓際の光景です。下に三つ並んだ窓は、外光を採り入れた窓ではなく、下からの照明で明るくした窓のようにも見えました。カーテンの下から、上向きに照明されていました。(同上)
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ホールの隣当たりの部屋にあった、展示品の紹介です。白地に青画の皿です。花鳥図のようです。(同上)
名前:プレート(皿)
材質:Porcelain(磁器)
年代:16世紀
場所:イスファハン -
名前:ボプル(碗)
材質:Porcelain(磁器)
年代:15世紀
場所:イスファハン (同上) -
陶磁器ではなく、ガラス製品のようです。ペルシャン・ブルーと形容していいのでしょうか、魅惑的な青色でした。
名前:Ashkdan(スワンネック・ボトル)
年代:サファヴィー朝(1501~1736年)(同上) -
名前:Holy Qoran in kufic script with Abol
筆者:Abol-Baracat Mohammad
年代:9世紀
9世紀にアボール・バラカット・モハンマド(Abol-Baracat Mohammad)によって書かれたコーランです。(同上) -
この部屋の色彩は、赤色などの暖色系を抑え気味で、寒色系の色彩が主体でした。その分、壁画が映えるようです。(同上)
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寒色系の色彩が主体だった室内装飾のズームアップ光景です。花柄模様が使われていました。(同上)
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壁画の一枚のピックアップ光景です。ピクニックのような光景ですが、冠を被った人がいて、背後には火山噴火らしい光景も描かれている、不思議な題材の絵です。(同上)
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壁の最上段に飾られた壁画の光景です。左はオリエント風の雰囲気があった二人の女性像です。その右には、宴会の場面のような絵もありました。(同上)
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一通り室内の見学を終えて、一番の大広間だったメインのホールに戻りました。サーサーン朝のペルシャ王朝を憧憬していたアッバース一世に倣って、二世もサーサーン朝ペルシャ王朝への懐古があったかもしれません。(同上)
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『チェヘル・ソトゥーン宮殿』の庭園の光景です。秋の深まりを思わせる、黄葉と褐葉の木々の光景がありました。(同上)
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