マリア・カラスも愛したアテネの老舗サンダル屋“ＰＯＥＴ（ポエット）”でサンダルを作ろう！

2013/08/18 - 2013/08/18

【ハンドメイドの老舗サンダル屋「ＰＯＥＴ」に恋して〜】
〜足は歌う♪サンダルはつま先の恋人〜

☆ＰＯＥＴの手作りサンダルはアートである！☆

アテネのモナスティラキ広場から、エムルー通りをいった一角に老舗サンダル屋の[ＰＯＥＴ］はあります。
足先からアテネっ子気分を味わいたいあなた…。
“世界に一つだけ”の革サンダルを自分のために作ってみては？

ここのサンダル屋は、１９２０年創業。
写真のマエストロ、メリッシノスさん（Pantelis Melissinosさん）のお祖父様（Georgiosさん）が創めたアテネのプシリ地区にあるサンダルの老舗です。

さて、突然ですが皆さんもこの方たちの名前にピン！とくるのでは…？

☆マリア・カラス（２０世紀最高といわれるオペラ歌手）
☆ジョン・レノン（ビートルズのヴォーカル・ギター）
☆ソフィア・ローレン（映画“ふたりの女”イタリアの女優）
☆ジュリア・ロバーツ（映画“プリティウーマン”アメリカの女優）☆チャールズ皇太子（イギリスの皇太子）
☆バーブラ・ストライザンド（映画“追憶”アメリカの女優／歌手）
☆ジャッキー・オナシス（ジョン・Ｆ・ケネディ夫人）

彼らの共通点は一つ！それはみんな[ＰＯＥＴ]のサンダルを愛していたという事実！！！
彼らはこの店を訪れて「よし、マエストロこれを作って！」と言うまでに、一体どのような想いを巡らせ、お気に入りのサンダルを選んだのでしょう。
そして、その後どこの土地を踏みしめどんな人々に出逢ったのでしょう。
エーゲ海の白と青の風につつまれたその足で…。


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【　アクセス　】

老舗サンダル屋[ＰＯＥＴ]公式ＨＰ
[Melissinos Art]

http://www.melissinos-art.blogspot.jp/

住所：2 AGHIAS THEKLAS ST, PSIRI,10554 ATHENS, GREECE
電話番号：[phone]

営業時間：毎日　午前10：00〜午後20:00

※１足作るのに、15〜20分程です。

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なお、2008年にニューヨークタイムズに紹介された模様＾＾
http://www.nytimes.com/2008/08/24/travel/24Foraging.html?_r=0


〜ＰＯＥＴの紹介〜
ギリシャを旅行する際、大変お世話になった素晴らしいブログです☆
私は、こちらのブログのおかげでＰＯＥＴに出逢えました＾＾

ブログ「ギリシャより愛をこめて」

http://kiyomulan.livedoor.biz/archives/51972063.html

エリア アテネ(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

[念願の！ハンドメイド革サンダルを作りに行こう。]

とうとうアテネ観光も最終日に。
なにか、ギリシャをいつでも感じられるお土産がほしい！

そんな中、ふと頭をよぎったのが古代ギリシャ人女性のあのスタイル。
彼女たちと言えば、シースルーの白い布をゆるやかに体に巻いたワンピース姿、足元からは革のサンダルがチラリと見えたりなんかして。

「そうだ！世界に一つしかない自分だけの革サンダルを作りに行こう。」
アテネには、いくつかの老舗革サンダル屋があることでも実は有名。
そんな想いが湧きあがって、あの素晴らしいゴッドハンド“サンダルマエストロ”との出逢いは始まったのです（遠い目）…。

[モナスティラキ駅から“老舗サンダル屋ＰＯＥＴ”へ。]

アテネっ子が集まる昼のモナスティラキ駅は、二つの顔をもつ人間のように昨晩の“夜の火遊び的”な雰囲気からガラリと変わっていました。

ここは、モナスティラキ駅の前の「モナスティラキ広場」です。
教会があったり、カフェがあったり、お土産のサンダルショップがあったりみんなの思い思いの時間が流れていくそんな場所です。

この方向でまっすぐ進めば「ハドリアヌスの図書館」があるし、後ろに進めば「中央市場」やアテネ考古学博物館のある「オモニア駅」に行くことができます。

[老舗サンダル屋ＰＯＥＴの地図]

ＰＯＥＴでもらった地図です。
モナスティラキ広場から５分もかからず、場所は近い＾＾

広場をオモニア駅方向に進むと、エルムー通りという大通りがあります。
横断歩道を渡って、通り沿いに左に進みます。
この地図のように、細い路地がエムルー通り沿いにあり２つ目の路地で首を右に向けてみると“サンダル屋ＰＯＥＴ（ポエット）”に気がつくはずです！

老舗サンダル屋[ＰＯＥＴ]公式ＨＰ
[Melissinos Art]

http://www.melissinos-art.blogspot.jp/

住所：2 AGHIAS THEKLAS ST, PSIRI,10554 ATHENS, GREECE
電話番号：[phone]

[２つ目の路地にちょこんとある老舗サンダル屋さん♪]

モナスティラキ広場から、エムルー通りを左方向に歩いて行き、２つ目の細い道に“老舗サンダル屋ＰＯＥＴ”はあります＾＾

入口には、大きな大きなプロメテウスが履くような（笑）サンダルが飾ってあります。そして、いくつかのサンダルのモデルも。
カラフルで可愛らしい外観に少しテンションアップです。

お店を見ているご夫婦も発見。
彼らもお客さんのようでした。

[有名人のサインばっかり！！！]

“老舗サンダル屋ＰＯＥＴ”のショウウィンドーを見るや、本当にびっくり！かの有名なオペラ歌手のマリア・カラスや女優ソフィア・ローレンのサインがあるではないですか！？

彼女たちもＰＯＥＴのサンダルの魅力に惹きつけられたのでしょうか。
「アテネ限定 ＰＯＥＴ同盟」なるものを彼女らと組めたような、そんな悦に浸ってしまいました(笑)。

店内は狭いようで、ところせましとサンダルや革が積み上げられているようでした。しかし、伝統を守る最高の職人さんが創り出したオリジナル店は、中世のギルドのような世界観がドアから溢れていて、その雰囲気を感じられたのは最高の心のお土産でした。

[2004年のアテネオリンピックの開会式でもＰＯＥＴのサンダルが大活躍！]

このポスター、一体何だと思いますか？
そうです！
２００４年に開催されたアテネオリンピックの開会式のポスター。

古代ギリシャのワンピースを身にまとった女性たちの足元を…見てみてください。なんとそれぞれデザインの違うＰＯＥＴのサンダルを履いているではありませんか！

写真に写っている２人の女性テオドラさんとエレーヌさんからの直筆の感謝のメッセージが、店内に飾られていました＾＾

[お邪魔しまーす！茶色い革のふんわりとした香ばしい匂い。]

老舗サンダル屋ＰＯＥＴの外観も心おきなく楽しんだところで、いよいよ入店しました。

店内には、すでに２人のギリシャ人男性がゆったりとしたソファに座っていました。彼らは足の採寸を測り、すでに自分たちのオリジナルサンダルを作っている最中でした。

「男性でも革のサンダル履くのかな…？」

そう思っていたのですが、出来上がり予定の型のサンダルを履いた彼はとても素敵で涼しげな足元でした。とても似合う〜。

ふんわりと香ばしい革の香りも深呼吸で吸っていい気分！
五感をフル回転して、ＰＯＥＴを満喫です！

[サンダルだけでなく、革のバックも。]

店内はそんなに広くないのですが、壁のあらゆるところにお店オリジナルのサンダルのモデルが飾られていて、目が楽しくて飽きない！
その他には、世界的に有名な人たちのオートグラフ、創業者のゲオルギウスさんがご健在だった頃に活躍した歴史をつづる新聞記事、孫で現在ＰＯＥＴのマエストロであるメリッシノスさんが俳優や女優、スーパーモデルと親しげに写っている２ショットなんかが飾られていました。

それにしても、本当にたくさんの海外のメディアにも頻繁に取り上げられているようでした（驚）！

[プリティーなジュリアなロバーツも。]

♪Pretty woman〜 Walking down the street〜　ぷり…

って、ええ〜ッ？！？！

あのジュリアなロバーツさんもＰＯＥＴのサンダル履いてるんですか？
サインなんて初めて見ました。
老舗サンダル屋ＰＯＥＴの歴史は伊達ではないのですね…！！！

[可愛いあの子のお出迎え〜♪]

お店を見ていると、白いモフが動きまわっている…？
と思ったら…綿菓子？
いいえ、名物“ＰＯＥＴ犬”のおでましです。

[ポイポイ]

サンダルを履いている人たちの足をくぐりぬけて笑顔で歩き回る“ＰＯＥＴ犬”。おとなしくて、いい子です。

弟子のお兄さんに、「この子、なんて名前なの？」
と聞くと「ポイポ〜ォイ！」と少しはにかんだ笑顔で教えてくれました。

[サンダルの巨匠〜マエストロ〜メリッシノスさん。]

で、でた〜ァァァァァ！！！
サンダルの神様のこちらがメリッシノスさんです。
店内に入ったときに軽く挨拶と会釈をしたら、大きな声で挨拶するわけでもなく、目を合わせ静かで不器用に“にこっ”とするのみで昔ながらの職人のオーラを漂わせていました。

そんなメリッシノスさんの作業机はすさまじい。
彼の周りには、サンダルを作るための工具で溢れています。
油で汚れた、ゴツゴツした職人の手…に、惚れぼれ！

[メリッシノスさんのお弟子さん（マエストロの息子？）]

こちらは、メリッシノスさんのお弟子さん。

優しい笑顔で、温厚そうなお人柄のように見えました。
メリッシノスさんの作業机がお店のやや左中央にあるのに対して、彼の作業机はお店の奥へと続く細い通路の横に。

一生懸命、サンダルを作る彼の手際の良いこと！
カンカンカンとサンダルをトンカチで打ちつけたと思えば、キリで穴をあけたり、作業工程が何段階かあるのでしょうが、とてもスピーディーにこなしているようでした。

私たち２名のサンダルは、すべて彼が手がけてくれました。
マエストロにも少し触れて欲しかったけど、彼のノウハウがきっとつめこまれていたのでしょう！

[１．気に入ったデザインのサンダルを決めよう！]

お弟子さんより「サンダル作るなら、まずここから好きなデザインを選んで。」と言われて、うーんと悩む私たち。

だって…全部本当に可愛らしくて、ときにはシンプルで、あるいはシャープで、悠久の歴史を感じるデザインまでバリエーション豊富なんだもの！
すぐに決められるわけもなく、１５分〜２０分頭をひねってしまいました。

洗練されて素敵でチャーミングな、お客に話しかけてくるサンダルたち。
“老舗サンダル屋ＰＯＥＴ”のサンダルはみんなおしゃべりで、

Ｎｏ１３ヘルメス「俺は、ギリシャ神話のヘルメスって名前のサンダルさ！まるで空に飛んでいけそうな軽やかなデザインがいいだろう？」

Ｎｏ２４ソクラテス「わしは、ソクラテス。アテネに来てアゴラを見たからには、ここは私を選ぶべきだろう？」

Ｎｏ７クレオパトラ「私は世界三大美女のクレオパトラ！美人は足先でさえも美人でいるものなの…さぁ？」

などと話しかけてきて、耳を傾けていたらますます１つに決められなくなってきて…(苦笑)。サンダルには私たち人間と同じアイデンティティーがあり、さらに各々がもっているヒストリーもまたあるようです。

ちなみに、お値段は３０ユーロとリーズナブル！
つい彼らをまとめて日本にも旅行させてあげたくなりますね。

[Ｎｏ１からＮｏ２７まで、どれにする？（わくわく）]

これは、“老舗サンダル屋ＰＯＥＴ”のお店でもらったカタログです＾＾
これにも、ＮＯ１からＮＯ２７までのデザインが載っています。

Ｎｏ１　AEOLIAN 1
Ｎｏ２　AEOLIAN 2
Ｎｏ３ JEREMY IRONS
Ｎｏ４ ARISTOTLEONASSIS
Ｎｏ５ CAESAR
Ｎｏ６ MARIA CALLAS
Ｎｏ７ CLEOPATRA
Ｎｏ８ CYCLADES
Ｎｏ９ DEMOSTHENES
Ｎｏ１０ DIOGENES
Ｎｏ１１ DORIC
Ｎｏ１２ GALLICO
Ｎｏ１３ HERMES
Ｎｏ１４ LONIAN
Ｎｏ１５ LACONIAN
Ｎｏ１６ JOHN LENNON
Ｎｏ１７ MINOAN
Ｎｏ１８ MYCENEAN
Ｎｏ１９ OLYMPIA
Ｎｏ２０ JACKIE O
Ｎｏ２１ PLATO
Ｎｏ２２ PRINCE
Ｎｏ２３ KIMON
Ｎｏ２４ SOCRATES
Ｎｏ２５ SPARTAN
Ｎｏ２６ THEBES
Ｎｏ２７ THETA

[“老舗サンダル屋ＰＯＥＴ”のカタログは面白い。]

ＰＯＥＴでもらえるカタログは写真も多く、英語やギリシャ語がわからなくてもじゅうぶん濃い内容で楽しめます！

表紙のＮｏ１〜Ｎｏ２７のサンダルのデザインの他に、２ページ以降はジョン・レノン＆オノ・ヨーコなどの世界各国のアーティストや俳優／女優がＰＯＥＴのサンダルを実際に履いている写真や、ＰＯＥＴの歴史、創設者のゲオルギオス・メリッシノスさんのヒストリーなど盛りだくさん！

[２．気に入ったデザインを試着、決まったら革を足のサイズを合わせよう！]

履いてみたいデザインのサンダルがあれば、先にいくつか試着させてもらえます。同時に、足のサイズも聞かれました。
店内に鏡があるので、モデル気分で是非クルクル回ってみるのもGood！
一体どのサンダルが一番、自分の脚をエレガントでロマンティックに演出してくれるのか研究する時間を楽しんでみては＾＾

次に、気に入ったデザインが決まったら、それをお弟子さんに伝えましょう！そうすると、彼は「ＯＫ！」と言い、足のサイズに合わせて革をジョリジョリとカットしてくれます。

この写真は、そのときを捉えた瞬間です(笑)！

[「私はサンダルの神です」byメリッシノスさん]

老舗サンダル屋ＰＯＥＴの現在を支える巨匠のメリッシノスさん。

なんとなく見上げた壁に、新聞記事の切り抜きがあり、大きな文字で「The GOD of SANDAL」と書かれた文字を発見。
ふと目が合ったときに、思わず口に出してしまったあの質問。

「あなたは、サンダルの神様なのですか？」

目を輝かせる私に、
ゆっくりと深く「そうだ。」と頷いてみせるメリッシノスさん。
その表情は照れていて、どこか誇らしくも見えたのでした。

[メリッシノスさん]

メリッシノスさんはいつも穏やかで、大きな心で、ときどき笑って黙々とサンダルと向き合う素敵なマエストロでした＾＾

マエストローーーー（叫）！！！

[３．作業工程を見守る＾＾]

デザインとサイズが決まったら、後はお弟子さんの腕の見せどころ！
彼は流れるような手つきで、丁寧かつスピーディーに様々な工程を着実に仕上げていっていました。

こういう、職人さんの動きってわくわくして惚れぼれしませんか？

[老舗サンダル屋“ＰＯＥＴ”のＢＧＭ♪]

トンカチで、時にはカンカン、ときにはトントン、小気味良い音が聞こえてきます。
これこそ、老舗サンダル屋“ＰＯＥＴ”のＢＧＭといったところでしょうか。まだ見ぬ、“世界に一つだけの自分のサンダル”の誕生に胸踊らせます。

[サンダル職人メリッシノスさんの輝かしいお・し・ご・と]

お弟子さんが頑張ってサンダルを作ってくれているうちに、お店の中を散策です。

すると、壁にこのポスターと新聞記事を発見しました！
メリッシノスさん…美しきモデルに囲まれしその姿は、きっとサンダル界の大物であることを語っているようでした＾＾

[老舗サンダル屋“ＰＯＥＴ”の店内]

ＰＯＥＴの白い看板犬「ポイポイ」とじゃれつつ、店内をぐるっと見学。

たくさんの革サンダルの山・山・山です！

[革サンダルのなる木]

色々な種類の革サンダルが、たくさんぶら下がっています＾＾

まるで、ＰＯＥＴ原産「サンダルのなる木」みたい。
ひょっとすると、新作の実も収穫できたりして。

[ＰＯＥＴの店内はこんなところ！]

トントン、カンカンをＢＧＭとして楽しみつつ、引き続き店内散策です。

今度来たときは、違う種類の革サンダルに、革のリュックサックもほしいなぁ〜。お財布のひもがゆるくなってしまいそうで、危険危険(笑)。

ハリーポッターに出てくる、ホグワーツ魔法学校の教室みたいです！
夢がある不思議な空間。

[サンダル作りの最終段階。]

トンカチの音も落ち着いてきたころに、お弟子さんの手が止まります。
どうやら、出来上がった模様です。

私が選んだデザインは…。

[Ｎｏ.７ クレオパトラ。]

Ｎｏ７のクレオパトラをチョイスしてみました。
お弟子さんに「どれがオススメですか？」と聞いたら、「そうだね、Ｎｏ７のクレオパトラかな。何と言っても、ギリシャらしいデザインだしこれいいよ。」と言ってくれて。

実は、私自身も最初から心の奥底で決めていたりして(笑)。
グラディエーター風のサンダル、秘かに憧れだったんだもの！

お弟子さんが「サイズこれで合う？」と試し履きをして、その後に足に合わせてカンカンと金具を打っていきます。
この職人さんの手仕事を間近で見られるこの感動はたまりません！

[“クレオパトラ”という美しいサンダル]

ジャジャジャーーーーン！！！

ついに、ついに、
私だけの“世界に一つだけの革サンダル”がこのアテネの地で完成したのでありますっ！！！

もう、私の足にぴったりとすいついてきて…なめらかな革の感触がひんやり足裏から伝わってきます。
クレオパトラは、女性の足を美しくエレガントに装飾してくれる宝石のまわりのダイヤモンドみたいで…＾＾
色合い的に、赤いマニキュアもつけていてよかったでしょうか(笑)？！

おおっ〜、職人の技にただただ感動です。

[古代ギリシャ風ワンピースと革のサンダルの化学反応]

Ｎｏ７のクレオパトラ、私の脚に綺麗に咲いてくれているようでした。

ちょうど、ギリシャ風ワンピースを着ていたので気分はもう古代ギリシャの住民です。今から古代アゴラに行って、ソクラテス様をじっと見に行きたいいきおいでした。

お弟子さんも満足のほほ笑みをなげかけてくれました。
アテネで過ごした本当に素敵な夏の日の昼下がりです。

※お弟子さん「サンダルの“のり”が乾くまで、履くまで１５分は待ってね！」とのこと。　完成まで１足３０分もかかりませんでした。バカンスシーズンにも関わらず、前のお客さんと入れ違いで入ったのでほとんど待ちませんでした。

【サンダルの神メリッシノスさんとお弟子さんとの３ショット！←宝】

この感動が冷めやらぬうちに、“老舗サンダル屋ＰＯＥＴ”のマエストロ、メリッシノスさんのもとへ行き「エフカリスト！（ありがとう）」と伝えます。そうすると、ふふっとほほ笑み返してうなずいてくれました。

にぎった彼の手は、厚みがありふっくらとしていて、先程までトンカチで作業をしていたせいで、ほんのりと血の温かさを感じました。
職人さんの手は、魔法を生み出す杖のよう。

最後に、３人で記念撮影してもらいました！
ありがとう、メリッシノスさん、お弟子さん！！！

サンダルは大事にするからねーーーーーーーっ。

[古き良き伝統を受け継ぐＰＯＥＴよ永遠なれ…フォーエバー！]

すぐに作業に戻るお弟子さんからは、将来この歴史ある“老舗サンダル屋ＰＯＥＴ”の看板を背負っていく明るい未来が見えてくるようでした。

私はメリッシノスさんに「日本で、大事にするよ！」と言うと彼はほほ笑み、さらに「私は海外旅行記を書いているので、今回アテネでこんなに素晴らしいハンドメイドの革サンダル屋に出逢ったって書くよ、きっと日本のお客さんも来てくれるといいね。」と伝えると、「うん、うん。」と深くうなづいて目を少し大きく見開いていました。

この旅行記を読んでいただき、これからアテネを旅しようと思っているみなさん！本場アテネの土地で、エレガントで洗練された革サンダルを作りたいと思ったら。

世界的オペラ歌手マリア・カラスも愛した、この“老舗サンダル屋ＰＯＥＴ”でハンドメイドの革サンダルを日本へのお土産に作ってみてはいかがでしょうか＾＾？

どうか“ＰＯＥＴ”のサンダルが、これから一人でも多くの日本人の脚と出逢い、生活さえも美しくデザインしていく日が続くよう心から願いをこめて☆