Life is journey ! 2013年8月　夏休み中欧の旅【No.5 ヴァッハウ渓谷】

2013/08/14 - 2013/08/14

旅、5日目
前日に購入したヴァッハウ・コンビチケットを利用し、ウィーン郊外のヴァッハウ渓谷でドナウ川クルーズを楽しみ、夜は楽友協会の大ホールでモーツァルト公演と盛りだくさんの内容。
□８月１０日：ソウル→ロンドン→プラハ
□８月１１日：プラハ観光
□８月１２日：チェスキー・クルムロフ日帰り観光
□８月１３日：プラハ→ウィーン
■８月１４日：ヴァッハウ渓谷
□８月１５日：ウィーン→ブダペスト
□８月１６日：ブダペスト
□８月１７日：ブダペスト→ロンドン→ソウル

エリア ヴァッハウ渓谷周辺(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

今朝もまずまずの天気です。

地下鉄に乗り、昨日コンビチケットを購入した西駅へ。

前日と同じルートは面白くないので、２号線を利用。

駅に着いたら先ずは朝食を調達。

インターネットの事前情報と同じ７時４８分 ９番プラットフォームであることを確かめて、

あれ？貨物列車が居る？？
自動車列車の前に客車があるようで、さっき買ったコーヒーを持って必死に歩きます。

やっと客車まで到着し、ほっと一息。
空いているコンパートメントの席に着席。
窓際は年配のご婦人が指定されていました。

コーヒーとサンドイッチの朝食。

ヴァッハウ・コンビチケット。
ウィーン西駅〜メルク駅 クレムス駅〜ウィーン・フランツヨーゼフ駅の電車チケットと、メルク〜クレムスまでの船、おまけにメルク修道院の内部観覧チケットまでセットになっています。

ウィーンからメルクまでは乗り換えなしの直通電車もあったのですが、鈍行で時間がかかるのと便数が少ないため、所要時間の短いサンクト・ペルテンでの乗り換えを選択しました。

乗り換え駅では念のため時刻表とプラットフォームをチェック。

ここからは鈍行列車です。

ローカル線の佇まい。

８時５７分定刻通りメルク駅に到着しました。

駅はこじんまりとして清潔です。
数人の観光客が下車し、街の方に歩いて行きました。

先ずは修道院を目指して歩きます。

修道院へ向かう道で、朝市開催中。
こう言う思いがけないイベントは嬉しい。

最後の急坂を登り、

修道院の入り口に到着。

駅で下車した観光客が少なかった割に、修道院の観光客はたくさんいます。
みなさん観光バスで来られた方々のようです。

内部の展示鑑賞もごった返し。

大理石の間の天井画

螺旋階段

教会内部

なかなか見応えがありました。

船が１１時出発するので、船着場に向かいます。

先ほど見学した修道院の下を通り、

船着場のチケット売り場でコンビチケットを乗船券に交換してもらいます。

この船に乗ります。

最上階のデッキに陣取り出発を待ちます。

暑いくらいの快晴。

出発すると直ぐに見どころスポットが現れます。
最初のポイントはシェーンビューエル城。
各見どころは数ヶ国語（ドイツ語、英語、その他言語、最後に日本語）で、館内放送してくれます。

ヴァッハウ渓谷にはたくさんのクルーズ船が運航しているようで、ひっきりなしにすれ違います。

山頂の古城。

何箇所かの船着場に立ち寄ります。

下船を予定しているデュルンシュタインの街が見えてきました。

下船の準備。

船着場に降り立つと、街の城壁にトンネルがありそこをから街へ入ります。
※トイレの表示が大きく、最初はトイレと勘違い...

御昼時なので先ずは腹ごしらえをするためにレストラン探し。

お客さんで賑わうテラス席のレストラン発見。
ここに決めました。

家族経営のようなレストラン。
娘さんらしきウェイトレスさんに地元の白ワインを選んでもらい、

メインは魚を使ったサラダ。

それとソーセージ。

食後は山頂のケーリンガー城に！
しかし、直ぐに分かるだろうと思っていた、城への登山道がわかりません。
適当に人の家の裏道を進んでいくと、

なんとなくそれらしい道に。

街が一望できる程の高さに。
でも城への道のりはまだまだ。

朽ちた城壁の内側にブドウ畑。

お城までもう少し。

先ほど下って来たドナウ川。

ようやく城に到着。
城は朽ち果てていて、見る物はすくないです。
でも。３０分かけて登って来たかいがありました。
絶景！

景色を堪能したらぼちぼち街に戻ります。

城への登山道は街の門の近くでした。

小さな街なので観光は直ぐに終了。
お土産物屋さんを物色。

デュルンシュタインは途中下船にちょうど良い街でした。

１５時１５分の船に乗船しクレムスへ。

クレムスまでは３０分もかからないのでデッキには上らず、船窓からの景色を楽しみます。

クレムス到着。

１６時にクレムス駅からウィーンに戻る電車があることを調べていたのですが、船着場から駅まではかなりの距離があることが下船してから判明。

電車の出発まであと１０分！
船着場近くに１台だけいたタクシーに乗り駅へ。

クレムス駅。
電車には乗れそうです。

なんとか間に合いました。
この電車を逃すと、楽友協会のコンサートまで時間が無く、スケジュールが狂うところでした。

快適な二階建ての車両。

車窓の景色を楽しみ、

１時間でウィーンに到着。

ウィーン・フランツ・ヨーゼフ駅は少し近代的な外観。

せっかくなのでホテルまではリンクを走る路面電車に乗り、車窓からのプチ・ウィーン観光。

オペラ座到着。

荷物を置き、着替えたら夕食に。

アウグスティーナ・ケラー。
ワインの貯蔵庫を改修したレストラン。

店員さんお勧めの赤ワイン。

料理は前菜の盛り合わせと、すね肉（ハーフ）。
地元のお客さんと観光客はエリアを分けられているようでした。
観光客エリアにはありがた迷惑のアコーディオン演奏付き(+_+)

１９時過ぎに食事を終えても外はまだ明るい。

２０時からのモーツァルト・コンサートを聴くために楽友協会へ。

由緒正しい楽友協会の大ホール。
ここに入れるだけでも、チケットを買った価値があります。
（一番安いチケットなので３階席でしたが...）

途中、睡魔と闘いながらの２時間が終了。

盛りだくさんの一日でした。