2013/08/25 - 2013/08/25
37位(同エリア822件中)
紅い翼さん
沖縄・真夏の晴れた休日。
爽やかな海風を感じたくて、本島中部東海岸に1Day Driveの旅へ♪
この旅の後半は、勝連半島から太平洋につき出すように連なる島々を巡ってゆきます。
(イベントで渋滞する海中道路を抜けて)まず宮城島にある製塩工場「ぬちうなー」へ。ギネスにも認定されたミネラル分たっぷりの塩を使ったランチをいただくとともに、こちらも美しい沖縄の海を眺めることができました。
その後、「イチハナリ」と呼ばれてきた伊計島へ。こちらでは、沖縄の島の原風景であるサトウキビ畑が広がる中を進み、思いがけずに現代アートのイベントに遭遇し、伊計島の美しい風景と融合するアート作品を観賞しながら、ゆっくりと流れる時間を楽しむことができました♪
ふり返ってみると、城跡・工場・アートに絶景と、けっこうバラエティに富んだ旅になった1日でした☆
【旅の行程】
・宮城島(ぬちうなー ~ 果報バンタ/ぬちの浜) ~ 伊計島(仲原遺跡 ~ 2013イチハナリアートプロジェクト) ~ (海中道路)
【美ら島おきなわぶらり旅】
・本島東海岸1Day Drive①~天空の城・勝連城登城記~
http://4travel.jp/travelogue/10806029
・那覇編~琉球王国のシンボル・世界遺産首里城から金城町石畳道へ~
http://4travel.jp/travelogue/10796702
・南部編~琉球王国最高の聖地・斎場御嶽と美ら海と~
http://4travel.jp/travelogue/10800518
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
<ここから旅行記①(http://4travel.jp/travelogue/10806029)の続きになります。>
〔 宮城島 〕
さてさて、屋慶名海峡展望台から伊計島まで向かうべく、本島と平安座島をつなぐ海中道路を通り、その途中にある「道の駅 あやはし館」にも寄ってみましょう。
………と思ったのですが、ちょうどこの日に「第1回海中道路トライアスロンフェスinうるま」が開催されており、車線規制していて道は渋滞しているし、(当然に)駐車場はもう満杯…。
帰り道で寄れそうなら行ってみることにして、ここは先へ進みましょうか。。。 -
海中道路を抜けて平安座島から宮城島へ。
ちょっとばかり路肩に車を駐め、しばし島の吹く海風にあたってみましょう♪ -
〔 ぬちうなー 〕
宮城島は島全体が高台になっている感じで、先ほどの海沿いの平坦な道路を抜けると、けっこう傾斜が急な道を通ることになります。
その道をしばらく進んでゆくと、塩のブランド「ぬちまーす」の製塩工場が見えてきした。
工場見学は無料なので、まずはこちらに行ってみましょう☆ぬちまーす観光製塩ファクトリー ぬちうなー 名所・史跡
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沖縄の言葉で、「命」のことを「ぬち」、「塩」のことを「まーす」というところから名付けられた「ぬちまーす」は、ミネラル分の含有量世界一の塩として、ギネス認定されているそうです。
工場見学は無料で、だいたい20分毎にガイドさんが中を案内してくれます。 -
工場2階横の見学用のスペースから、窓ごしに中をのぞく感じになります。
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(写真からだとちょっと分かりずらいですが)中に積み上げられているのが、こちらで作られたお塩「うちまーす」です。
説明していただいたところによると、「常温瞬間空中結晶製塩法」(長い…)という独自の特許製法によって、ミネラル分を瞬時に結晶化しているそうです。 -
ところどころ、1階部分ものぞけます。
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この南国に雪?…ではなくて、当然お塩ですよね〜。
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お勉強はこのくらいにしておいて…、工場の2階にレストラン「たかはなり」があったので、12時にはちょっと早かったのですが、せっかくなのでここでランチにしましょうか♪
たかはなり グルメ・レストラン
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今回は「ぬちまーす御膳(メインは肉料理)」(¥1,500)をチョイス。
工場に併設されたレストランだけあって、すべての料理に「ぬちまーす」を使用しているとのこと。 -
このメインのお肉に、一振りお塩をかけて食べてみると…まろやかな感じがしてとっても美味ですね〜。
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食事を終え、デザートが出てくるまでの間に、ちょっとばかりテラス席へ行ってみましたが、さすがにこの暑さでは誰もいませんでした。。。
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ちなみにテラス席からの景色はこんな感じ☆
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最後にデザートとドリンクまでつきます。
(元々この工場が穴場スポットなためか)とっても落ち着いた雰囲気の中で、美味しいお料理をいただくことができました♪ -
〔 果報バンタ/ぬちの浜 〕
食事を終え、お土産を買い込んだところで、いったん建物の外へ。
この周辺にも、いくつかスポットがあるそうなので、ちょっと寄ってみましょう。 -
駐車場からさらに奥の方へ続く階段を上ってゆくと…。
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(先ほどの勝連城跡に続き)こちらも見事なパノラマビューが!!!
勝連城跡(世界遺産) 名所・史跡
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こちらが方角的には南西にあたるので、正面に見えるのが「神が住む島」と言われている浜比嘉島です。
沖縄本島のスポットを訪れるのが落ち着いたら、今度は離島巡りかな〜。浜比嘉島 自然・景勝地
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イチオシ
(宮城島の風景①)
宮城島 自然・景勝地
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(宮城島の風景②)
宮城島 自然・景勝地
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だんだんと南側へ…。
こちらはもう太平洋の大海原しかありません。。。 -
(宮城島の風景③)
宮城島 自然・景勝地
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イチオシ
そして…この蒼のグラデーションとーーーってもきれいな「果報バンタ」と「ぬちの浜」も眺められます♪
この海は何色って表現するんでしょうかね〜。 -
せっかくなので、縦構図でもう1枚。
上から異なる3つの蒼色(空と普通の海とビーチの海あたり)が連なっています。。。
ちなみに「果報(かふぅ)バンダ」とは、沖縄の言葉で「幸せ岬」という意味だそうです。 -
そして最後は島の東側になります。
思っていた以上に起伏に富んだ島のようです。
宮城島はこのくらいにして、さらに奥にある伊計島まで行ってみましょう♪宮城島 自然・景勝地
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〔 伊計島 〕
宮城島と伊計島との間に架かる橋を渡ってすぐのあたりには、有名な「伊計ビーチ」や「大泊ビーチ」があるのですが、この時期ですので大勢の観光客の喧騒で大変でしょうし、駐車場も有料なのでそのままスルー(お金を払ってまで海を見るというのも何だかな〜って感じですので)。
そして、道なりに(たぶん)島の中心あたりまでやってきました。宮城島 自然・景勝地
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イチオシ
いや〜畑とその先に見える海以外、まっすぐに延びる道路以外何もありませんね〜。
でもこういう風景がとっても島っぽい感じ☆ -
(伊計島の風景①)
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〔 仲原遺跡 〕
道の真ん中にいつまでも佇んでいてもあれなので…近くに縄文時代のムラの跡である「仲原遺跡」(国指定史跡)があるとのことなので、ちょっと寄ってみることに。
入口に置かれているこの大きな石斧が目印です。仲原遺跡 名所・史跡
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こちらの遺跡は、沖縄における縄文時代晩期(約2,500〜2,000年前)の代表的な村落跡で、ご覧のとおりいくつかの竪穴式住居が再現されています。
素朴な疑問ですけど、台風の強風で飛ばされたりしないんですかね…。 -
(伊計島の風景②)
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ちなみに遺跡の周りはサトウキビ畑でした。
草の丈が私よりも高いんですよ。 -
そして、島の北側にある「伊計島灯台」を遠目に眺めて…。
なんか北の方向は雲の様子があやしいですね。。。 -
〔 2013イチハナリアートプロジェクト 〕
そして、この旅最後に訪れたのが、「2013イチハナリアートプロジェクト」の会場となっている旧伊計小中学校です。
勝連城跡にあった「世界遺産勝連城跡休憩所」に、このイベントのパンフレットが置いてあったのをたまたま見つけ、せっかくなので行ってみることに♪ -
イチオシ
いきなり遠くを見つめる「おじい」がお出迎え☆
それではさっそく校舎の中へ入ってゆきましょう。 -
この「2013イチハナリアートプロジェクト」は、廃校となった旧伊計小中学校を活用して現代アートの作品を展示するとともに、古き良き佇まいを残す伊計集落にもアートポイントを設け、作品を展開しているそうで、今年は、8月3日〜9月1日までの期間に開催しているのだとか。
ちなみに「イチハナリ」というのは、勝連半島から続く島で一番離れた場所にあるこの伊計島のことを、古くは「イチハナリ」と呼んできたそうです。 -
※校舎は3階建てで、たくさんの作品が展示されているので、その中からいくつかピックアップして写真をアップしていきます。
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昔の教室なのか、今も黒板がそのままに。
そういえば、学校の中に入って自由に歩き回る機会って何年ぶりだろう…。 -
学校とアート作品…不思議なコラボといえばそうですが、よくよく考えてみると、本来学校ってこういうアートが生まれる場所だったような気がしてきます。
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(伊計島「2013イチハナリアートプロジェクト」の作品群①)
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(伊計島「2013イチハナリアートプロジェクト」の作品群②)
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(伊計島「2013イチハナリアートプロジェクト」の作品群③)
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島の「(たぶん)おばあ」と黒板一面に貼られた島の静かな日常風景。
おばあは一番の人気者で、写真を撮る人で囲まれていました。 -
アート作品を眺める者を眺める「アート作品(この黒い服を着ている者)」。
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校舎内を巡りながら、3階の屋上までやってきました。
(昔みたいに)授業をサボって日向ぼっこするには…ちょっと陽射しが強烈かな。。。 -
それでも、ここからは伊計集落と蒼い海を一望の下に見渡せます!
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宮城島と伊計島の境と、その奥には金武湾まで眺められますね〜。
宮城島 自然・景勝地
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イチオシ
(伊計島「2013イチハナリアートプロジェクト」の作品群④)
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(伊計島「2013イチハナリアートプロジェクト」の作品群⑤)
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こんな感じで旧伊計小中学校内の見学を終え、ここからは、(ちょっと暑いですが)伊計集落内に展示してある作品を目当てに、ぷらぷら歩いてゆくことに♪
それにしても、最近こういう街ぐるみのアートイベントって流行りなんでしょうか。
この前訪れた瀬戸内海でも、規模はちょっと違いますが、「瀬戸内国際芸術祭2013」を開催するようでしたし。
個人的には、(騒がしいイベントをやるよりも)街歩きの際に新たな楽しみが増えるので大賛成ですが。
・「美しい瀬戸内」をぶらりと巡る旅【6】〜鬼伝説の残る島・女木島上陸記〜
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10803679/ -
(伊計島の風景③)
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(伊計島「2013イチハナリアートプロジェクト」の作品群⑥)
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イチオシ
この寝そべっている人たちは、何を表現しているだと思いますか?
正解は…「日時計」でした。
静かでのどかな伊計島にはピッタリの日時計ですね〜。 -
(伊計島「2013イチハナリアートプロジェクト」の作品群⑦)
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こんな感じに、町並みの中にアートが溶け込んでいます。。。
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さらに集落内を歩いてゆくと、だんだんと海が近づいてきて…。
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イチオシ
目の前に、とっても静かなビーチが姿を現しました♪
完全に地元の人専用って感じですかね〜。うらやましい…。
ちょっとだけ場所を拝借して、しばし潮騒に身をゆだねますか。。。 -
(伊計島の風景④)
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(伊計島の風景⑤)
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今も石積みの壁が残る細い路地を進むと…。
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今はもう空き家になっているようですが、こんな昔ながらの家も。。。
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(伊計島の風景⑥)
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こんな感じで、とっても静かな伊計集落の中をぐるっと一回りしてきました。
こういうイベントでないとなかなか立ち寄らないような場所ですので、とってもいいタイミングでしたね〜。
伊計島の美しい風景と融合するアート作品を観賞しながら、ゆっくりと流れる時間を楽しむことができました♪ -
〔(おまけ)浜比嘉島&海中道路 〕
那覇への帰り道に、宮城島からちょっとだけ眺めた「浜比嘉島」です。
今回は時間の都合で訪れることができませんでしたが、宮城島とは浜比嘉大橋でつながっているので、車で気軽に行けるそうなので、またいつか訪れてみましょう。 -
最後に、今日の旅の中でもメインスポットとして考えていた「海中道路」と「道の駅 あやはし館」ですが、この日開催されていた「第1回海中道路トライアスロンフェスinうるま」の影響か、行きの時よりもさらにひどい渋滞に…。
海の真ん中を貫く道路からの光景を楽しみにしていたのですが、まあ今回はあきらめましょう。
もし東京に住んでいてここに来たのなら、“是が非でもっ”て思いますが、今ならいつでも1時間もあればここまで訪れることができますので。 -
このあたりはとってもいい天気ですが、ここから北の方は雨のようですね。
この日1日、天気にも恵まれドライブ日和になりました♪
世界遺産の勝連城跡に、ギネスにも認定された「ぬちまーす(命の塩)」工場に、伊計島アートプロジェクトと、思っていた以上にバラエティ豊かな旅でした。。。勝連城跡(世界遺産) 名所・史跡
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