2008/07/20 - 2008/07/20
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sattsさん
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海外のお家の中を見てみたくありませんか?
ここで紹介するのはトロントの隣町ミササガ(ミシサガ)の住宅地にある、ごく一般的なお家です。
お父さんは公務員、お母さんは看護師の共働きで約25年前に購入した一戸建てのお宅です。
実は私の夫が育った家です。
カナダでは新築の家よりも何年も住み続けメンテナンスの行き届いた家の方が値段が高いそうです。
新築で購入した時には最低限の作りしかなく、そこに自分たちで手を加えて住みやすい家にしていくので、手間もお金も掛かっている分、古い家は高いそうです。
(もちろん、きれいに使っていればの話ですが)
この家は2010年に売ってしまいました。
カナダでは子供は学校を卒業したら家を出て独立するのが普通です。
なので、子供たちが独立したり、自分たちがリタイヤすると今まで住んでいた家を売って、夫婦2人で住むのにちょうど良い小さな家や、田舎の家などに買い替える事も珍しくないそうです。
家を売ったお金と年金で、退職後は悠々自適に暮らすそうです。
夫の両親もこの家を売って、少し田舎の新築の小さな家を買って引っ越しました。
ミササガは昔は何もなく、両親が家を買った時もそれほど高くなかったそうですが、その後トロントのベッドタウンとして開発が進み、今ではミササガの家はかなり高いようです。
では、早速家の中を見てみましょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- エアカナダ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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家の前の通りからのアプローチ。
シャッターが2つ車2台分のガレージがありますが、ガレージの中に車は無く物置と作業場になってます。
車はガレージ前のスペースに駐車します。
普通のセダンなら4台は停められます。 -
玄関ポーチです。
お母さんがきれいにお花を植えていてきれいですね。
イギリス出身の義母の趣味はガーデニングです。 -
玄関です。
私の彼が「なんで日本人はいつもカナダでは玄関で靴を脱ぐのかって聞くの?脱ぐに決まってるじゃん!」と常々言っております。
日本のように段差のある玄関ではありませんが、玄関マットの上で靴を脱いで入る家が多いようです。
彼のお友達の家に何軒か行きましたが、どこのお宅でも玄関で靴を脱ぎました。 -
玄関ホールです。
この無駄なスペースが贅沢ですね。 -
こちらは応接間とでもいうのでしょうか。
玄関を入ってすぐ左手にあるので、本来はお客様がいらした時に、ここへお通しし、お茶などをお出しするお部屋ですが、普段はお母さんが手紙を書く以外はあまり使っていないようです。 -
こんなに広くてキレイなのに使わないなんてもったいない。
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写真正面のデスクで手紙やカードを書くそうです。
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こちらはファミリーリビングです。
家族がTVを見たり本を読んだりしてくつろぐ部屋ですが、私が義両親の家に滞在している間にTVを見る家族の姿を見たことがありません。 -
冬になると暖炉を囲んで一家団欒ですね。
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右奥の扉付の棚の中にTVが入っています。
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壁にはお母さんの好きなお皿やスプーンが飾られています。
大きなリクライニングチェアはお母さんの指定席。
いつもこの椅子に座って本や新聞を読んでいます。 -
こちらは来客があった時に使うダイニングルーム。
夏以外に友達や親戚を呼んで食事をするときに使います。
夏は基本的に庭(テラス)でBBQをすることが多いです。 -
この部屋も普段は使わないそうで、もったいないですね。
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普段使うのはこちらのダイニング。
今日は親戚が来てガーデンパーティーをするので、テーブルの上がパーティーで使うお皿やコップでいっぱいですが、いつもはキレイですよ。 -
家族だけの時はこのキッチン横のダイニングで食事します。
でも夏の間はテラスで食事することが多いです。
夏は夜9時頃まで明るいし、朝晩は涼しいので外で食べると気持ち良いのです。 -
広いキッチンで羨ましいです。
このぐらい広いキッチンだったらもっと料理するのに.....とか言い訳してみる。 -
2階へ上がって見ましょう。
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吹き抜けの空間が贅沢ですね。
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階段を上がったすぐ右手がメインベッドルーム。
ただし、主寝室はプライベート空間で親子でも勝手に入ることは失礼になります。
なので写真はありませんが、見せていただいたら15畳位のベッドルームにキングサイズのベッド、ドレッサー、チェストがあり、その奥にウォークインクローゼットとバスルームが有りました。
思ったより広くてビックリしました。 -
こちらは子供部屋。
夫が子供の頃から使ってた部屋だそうです。
壁紙などはお父さんが交換したようですが、家具は変わっていないそうです。 -
2階のバスルームです。
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バスタブにはカーテンではなく引き戸がついています。
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こちらはゲストルーム。
私と夫はこの部屋に泊めてもらいました。
夫が子供のころから使用していた部屋のベッドはシングルなので。 -
廊下にベンチと棚があるなんて!
あの棚にはタオル類が入っています。 -
2階の一番奥にある部屋はお母さんの趣味の部屋。
ここでテディベアを作ったり、刺繍をしたり、貝で置物を作ったりするクラフトルームです。
私もビーズアクセサリーを作ったり、ジグソーパズルしたり書道をする部屋が欲しいです。 -
お庭に出てみましょう。
テラスです。
テラスでもここはリビングのような場所です。 -
向こうに見える赤いパラソルの下にガーデンダイニングがあり、その横にはBBQグリルがあります。
BBQグリルはどの家庭にも大体あります。 -
これがガーデンダイニング。
夏はここで庭を見ながら朝食を食べるのがとっても気持ち良いです。 -
庭にはプールがあります。
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プールサイドから見た家はこんな感じ。
あまり大きく見えませんが実際は広いですよ。 -
ガーデニング好きのお母さんだけに、お庭はきれいに手入れされています。
お庭が広いと手入れも大変ですね。 -
プールはかなり大きいです。
滑り台も飛び込み台もあります。
身長165?の私でも深い所では足が底につきません。
毎朝お父さんがゴミをすくってくれていました。
お父さん有難う! -
プールサイドにパラソル付のテーブルとイスまであって、こうして見るとちょっとしたペンションのようですね。
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こちらの小屋の中にはプールの水を温める装置とプールの掃除用具が入っていて、更衣室にもなっています。
夏でも真水では冷たいのでプールの水を温めていました。 -
ここに写真はありませんが、カナダの家にはたいがい地下があります。
この家の地下にはボイラールーム、食品庫、ゲームルームと家族が呼んでいるリビングルームのような広い部屋にはTVとソファセットやウォーキングマシンなどが置いてあり、その他にバスルームとミニキッチン付の部屋があります。
冬が寒いカナダの家は、セントラルヒーティングで家じゅうをボイラーの温水暖房で暖めている家が多いので、かなり大きなタンクがボイラー室にあります。 -
カナダの家をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
広くて羨ましいですが、掃除が苦手な私がまず考えてしまったのは、仕事しながらこんな大きな家を掃除したりお庭の手入れするのは絶対無理!まして子供がいたら.....。
ということです。
お父さんの協力も大きいのだと思いますが、私はもっと掃除のラクな小さなアパートに住みたいと強く思ったのでした。
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