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 サンチャゴ・デ・コンポステーラのあるガリシア地方は、ガリシア語があり、シーフードを好み、スペインの中でも、ひと味違ったグルメ度の高いエリアです。<br /> 観光客数が増えて、町のバル街は賑わってました。<br /> 14年前に滞在した時は、がら〜んとしたバルも多かったと思うのですが・・・<br /><br /> とあるバルでは、食べ物の陳列棚のすぐ前に座ったら、もう、ひっきりなしにやってくるお客が、不自由なスペイン語で、料理を指差しながら注文してました。店の人も慣れたもので、指の先にある料理を見て、数を確認して、メモしていきます。<br /> 目の前を、新しいお客の指が横切る、という慌ただしさでしたが、今のサンチャゴの様子がよく分かりました。<br /> <br /> こういう活気のある所だけを見ていると、今のスペインの経済危機の実感がつかめません。<br />ただ、ホテルの値段や、ランチのセットメニューの価格設定などが、少し下がっているのかな、と感じます。それは、旅人には、ありがたいことで、少しお金を出せば、日本で食べる以上の量と質の料理にありつけました。<br /><br /> また、毎回レストランでは、太ってしまいますので、スペイン人のメインの食事である、ランチのお得なセットメニューを中心にして、朝や夕は、スーパーで買い出したものを食べたりすると、安上がりで、かついろいろとグルメも楽しめました。<br /><br /> ちなみに、ホテルの朝食は、8〜15ユーロぐらいの値段をとってましたが、ランチのセットメニューは、20ユーロも出すと、ワイン(時には、2人でボトル一本)にミネラルウォーターも入っているので、税金も込みですから、20ユーロぽっきりで、前菜、メイン、デザートの3皿が楽しめます。<br /> 食後のコーヒーが欠かせない私ですが、去年のアルゼンチンでは、デミタスのコーヒーが250円、今年のメキシコでも、150円から200円ぐらいはしていたので、スペインの1から1.5ユーロのコーヒーは、決して高くありません。英語圏や中南米のインフレからみると、今のスペインは、安くて美味しいと痛感します。<br /><br />表紙の写真は、下戸の私が、バルの飲み物に窮した時に注文する、Bitter Kas、ビッテルカスです。<br />カンパリソーダ味の、ノンアルコール、ソフトドリンクです。ちょっと、色がきついのが気になりますが、甘くないし、バルで注文すると、お酒みたいにレモンスライスを入れてくれたりするので、気分だけバルになれます。

北スペイン周遊旅 3. スペイン、ガリシアのグルメを楽しみました

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2013/06/03 - 2013/06/03

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まりあ

まりあさん

 サンチャゴ・デ・コンポステーラのあるガリシア地方は、ガリシア語があり、シーフードを好み、スペインの中でも、ひと味違ったグルメ度の高いエリアです。
 観光客数が増えて、町のバル街は賑わってました。
 14年前に滞在した時は、がら〜んとしたバルも多かったと思うのですが・・・

 とあるバルでは、食べ物の陳列棚のすぐ前に座ったら、もう、ひっきりなしにやってくるお客が、不自由なスペイン語で、料理を指差しながら注文してました。店の人も慣れたもので、指の先にある料理を見て、数を確認して、メモしていきます。
 目の前を、新しいお客の指が横切る、という慌ただしさでしたが、今のサンチャゴの様子がよく分かりました。
 
 こういう活気のある所だけを見ていると、今のスペインの経済危機の実感がつかめません。
ただ、ホテルの値段や、ランチのセットメニューの価格設定などが、少し下がっているのかな、と感じます。それは、旅人には、ありがたいことで、少しお金を出せば、日本で食べる以上の量と質の料理にありつけました。

 また、毎回レストランでは、太ってしまいますので、スペイン人のメインの食事である、ランチのお得なセットメニューを中心にして、朝や夕は、スーパーで買い出したものを食べたりすると、安上がりで、かついろいろとグルメも楽しめました。

 ちなみに、ホテルの朝食は、8〜15ユーロぐらいの値段をとってましたが、ランチのセットメニューは、20ユーロも出すと、ワイン(時には、2人でボトル一本)にミネラルウォーターも入っているので、税金も込みですから、20ユーロぽっきりで、前菜、メイン、デザートの3皿が楽しめます。
 食後のコーヒーが欠かせない私ですが、去年のアルゼンチンでは、デミタスのコーヒーが250円、今年のメキシコでも、150円から200円ぐらいはしていたので、スペインの1から1.5ユーロのコーヒーは、決して高くありません。英語圏や中南米のインフレからみると、今のスペインは、安くて美味しいと痛感します。

表紙の写真は、下戸の私が、バルの飲み物に窮した時に注文する、Bitter Kas、ビッテルカスです。
カンパリソーダ味の、ノンアルコール、ソフトドリンクです。ちょっと、色がきついのが気になりますが、甘くないし、バルで注文すると、お酒みたいにレモンスライスを入れてくれたりするので、気分だけバルになれます。

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  • ほんとうに多種多彩な料理が並ぶ、バルです。<br />素材だけを置いているのは、注文すると、料理してくれます。<br />

    ほんとうに多種多彩な料理が並ぶ、バルです。
    素材だけを置いているのは、注文すると、料理してくれます。

  • ピンチョスという、パンと具材を楊枝の棒で留めたものも人気です。<br />もっとも、私は冷たい料理は苦手なので、あまり食べません。<br />トルティージャ(ポテト入りのオムレツ)が乗ったやつなんかは、暖めてもらって食べます。<br />シーフードの素材が、ぷりぷりしていました。

    ピンチョスという、パンと具材を楊枝の棒で留めたものも人気です。
    もっとも、私は冷たい料理は苦手なので、あまり食べません。
    トルティージャ(ポテト入りのオムレツ)が乗ったやつなんかは、暖めてもらって食べます。
    シーフードの素材が、ぷりぷりしていました。

  • マテ貝を調理してもらいました

    マテ貝を調理してもらいました

  • 博物館の絵。<br />ワインがやっぱり大切なんですね。

    博物館の絵。
    ワインがやっぱり大切なんですね。

  • これは、ミシュランのガイドブックに乗っていたレストランの、ランチのセットメニューです。<br />ランチのセットなら、1人20ユーロで、ワインもデザートもすべてついてます。<br /><br />これは、食べたかった、ガリシアの名物料理、獅子唐の炒めたものです。<br />Pimiento de padronです。ときどき、ピリ辛なのが美味しいです。スペインでは、あまりスパイシーなものがないので、これでスパイスの飢えをしのいでいるのかしら。

    これは、ミシュランのガイドブックに乗っていたレストランの、ランチのセットメニューです。
    ランチのセットなら、1人20ユーロで、ワインもデザートもすべてついてます。

    これは、食べたかった、ガリシアの名物料理、獅子唐の炒めたものです。
    Pimiento de padronです。ときどき、ピリ辛なのが美味しいです。スペインでは、あまりスパイシーなものがないので、これでスパイスの飢えをしのいでいるのかしら。

  • ガリシア風スープは、野菜やらマメやら、たくさん煮込まれてます。

    ガリシア風スープは、野菜やらマメやら、たくさん煮込まれてます。

  • メインは、メルルーサの白身魚ですが、この魚、店に並んでいる時にみると、ものすごく恐い顔をしています。<br />この店では、横にぶつ切り、という豪快な姿が出てきました。

    メインは、メルルーサの白身魚ですが、この魚、店に並んでいる時にみると、ものすごく恐い顔をしています。
    この店では、横にぶつ切り、という豪快な姿が出てきました。

  • デザートは、クレープにカスタードクリームをはさんだ、やはりここの伝統のものだそうです。見た目より、食べてみると、美味しかったです。

    デザートは、クレープにカスタードクリームをはさんだ、やはりここの伝統のものだそうです。見た目より、食べてみると、美味しかったです。

  • ホテルのレストランは、オシャレなヌーベルキュジーン風のレストランで、町では人気のようでした。<br />今、スペインでは、Nueva Cocinaが人気で、日本の懐石みたいに、オシャレで、サプライズのある料理がはやっているようです。<br />

    ホテルのレストランは、オシャレなヌーベルキュジーン風のレストランで、町では人気のようでした。
    今、スペインでは、Nueva Cocinaが人気で、日本の懐石みたいに、オシャレで、サプライズのある料理がはやっているようです。

  • インテリアもオシャレでした。

    インテリアもオシャレでした。

  • バル料理風の前菜。<br />赤ピーマンとアンチョビです。

    バル料理風の前菜。
    赤ピーマンとアンチョビです。

  • 海老のマッシュルームのサラダ。海老が、でかい。

    海老のマッシュルームのサラダ。海老が、でかい。

  • 海老をつめたチキンに、ホワイトアスパラをそえて

    海老をつめたチキンに、ホワイトアスパラをそえて

  • 鱈とグリーンアスパラ<br />同じアスパラの違う面を引き出しているのでしょうか

    鱈とグリーンアスパラ
    同じアスパラの違う面を引き出しているのでしょうか

  • ヘーゼルナッツのアイス

    ヘーゼルナッツのアイス

  • メルカードに行きました。<br />ガリシアのスモークチーズです

    メルカードに行きました。
    ガリシアのスモークチーズです

  • 赤ビーマンは大好きですが、ここでは、食材に多用されてます

    赤ビーマンは大好きですが、ここでは、食材に多用されてます

  • キャベツの一種らしく、ガリシアのスープにたくさん入っていたので、探してみました。シャキシャキと元気な葉っぱです。

    キャベツの一種らしく、ガリシアのスープにたくさん入っていたので、探してみました。シャキシャキと元気な葉っぱです。

  • ヤリイカの料理も多かったです。<br />Chipirones en su tinta が有名で、烏賊の墨煮。真っ黒なソースであえられたものです。

    ヤリイカの料理も多かったです。
    Chipirones en su tinta が有名で、烏賊の墨煮。真っ黒なソースであえられたものです。

  • 週末のメルカードは、とてもにぎわっていて、ガリシアの蛸料理を食べさせる屋台が出てました。<br />ほどよく茹でた、でっかい蛸を手際よく切って、皿にもります。そして、パプリカをかけます。スパイス苦手なスペイン人は、「辛くないのか」などと質問してました。

    週末のメルカードは、とてもにぎわっていて、ガリシアの蛸料理を食べさせる屋台が出てました。
    ほどよく茹でた、でっかい蛸を手際よく切って、皿にもります。そして、パプリカをかけます。スパイス苦手なスペイン人は、「辛くないのか」などと質問してました。

  • サンチャゴのバルには、こうした生け簀をもつバルやレストランがたくさんあります。この光景は、14年前から同じで、目をひきます。<br />ただし、今は、オシャレなピンチョスを、一目を惹くように陳列した店に注目が集まるのかもしれません。

    サンチャゴのバルには、こうした生け簀をもつバルやレストランがたくさんあります。この光景は、14年前から同じで、目をひきます。
    ただし、今は、オシャレなピンチョスを、一目を惹くように陳列した店に注目が集まるのかもしれません。

  • Pulpo a la gallega ガリシア風の蛸料理を探していたのですが、あの呼び名は、ガリシア地方以外のところで使われるらしく、ガリシアでは、Pulpo a feiraという名前でした。<br />蛸を柔らかく煮込んだものに、パプリカをふりかけてあります。

    Pulpo a la gallega ガリシア風の蛸料理を探していたのですが、あの呼び名は、ガリシア地方以外のところで使われるらしく、ガリシアでは、Pulpo a feiraという名前でした。
    蛸を柔らかく煮込んだものに、パプリカをふりかけてあります。

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