2013/06/03 - 2013/06/03
193位(同エリア443件中)
まりあさん
サンチャゴ・デ・コンポステーラのあるガリシア地方は、ガリシア語があり、シーフードを好み、スペインの中でも、ひと味違ったグルメ度の高いエリアです。
観光客数が増えて、町のバル街は賑わってました。
14年前に滞在した時は、がら〜んとしたバルも多かったと思うのですが・・・
とあるバルでは、食べ物の陳列棚のすぐ前に座ったら、もう、ひっきりなしにやってくるお客が、不自由なスペイン語で、料理を指差しながら注文してました。店の人も慣れたもので、指の先にある料理を見て、数を確認して、メモしていきます。
目の前を、新しいお客の指が横切る、という慌ただしさでしたが、今のサンチャゴの様子がよく分かりました。
こういう活気のある所だけを見ていると、今のスペインの経済危機の実感がつかめません。
ただ、ホテルの値段や、ランチのセットメニューの価格設定などが、少し下がっているのかな、と感じます。それは、旅人には、ありがたいことで、少しお金を出せば、日本で食べる以上の量と質の料理にありつけました。
また、毎回レストランでは、太ってしまいますので、スペイン人のメインの食事である、ランチのお得なセットメニューを中心にして、朝や夕は、スーパーで買い出したものを食べたりすると、安上がりで、かついろいろとグルメも楽しめました。
ちなみに、ホテルの朝食は、8〜15ユーロぐらいの値段をとってましたが、ランチのセットメニューは、20ユーロも出すと、ワイン(時には、2人でボトル一本)にミネラルウォーターも入っているので、税金も込みですから、20ユーロぽっきりで、前菜、メイン、デザートの3皿が楽しめます。
食後のコーヒーが欠かせない私ですが、去年のアルゼンチンでは、デミタスのコーヒーが250円、今年のメキシコでも、150円から200円ぐらいはしていたので、スペインの1から1.5ユーロのコーヒーは、決して高くありません。英語圏や中南米のインフレからみると、今のスペインは、安くて美味しいと痛感します。
表紙の写真は、下戸の私が、バルの飲み物に窮した時に注文する、Bitter Kas、ビッテルカスです。
カンパリソーダ味の、ノンアルコール、ソフトドリンクです。ちょっと、色がきついのが気になりますが、甘くないし、バルで注文すると、お酒みたいにレモンスライスを入れてくれたりするので、気分だけバルになれます。
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ほんとうに多種多彩な料理が並ぶ、バルです。
素材だけを置いているのは、注文すると、料理してくれます。 -
ピンチョスという、パンと具材を楊枝の棒で留めたものも人気です。
もっとも、私は冷たい料理は苦手なので、あまり食べません。
トルティージャ(ポテト入りのオムレツ)が乗ったやつなんかは、暖めてもらって食べます。
シーフードの素材が、ぷりぷりしていました。 -
マテ貝を調理してもらいました
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博物館の絵。
ワインがやっぱり大切なんですね。 -
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これは、ミシュランのガイドブックに乗っていたレストランの、ランチのセットメニューです。
ランチのセットなら、1人20ユーロで、ワインもデザートもすべてついてます。
これは、食べたかった、ガリシアの名物料理、獅子唐の炒めたものです。
Pimiento de padronです。ときどき、ピリ辛なのが美味しいです。スペインでは、あまりスパイシーなものがないので、これでスパイスの飢えをしのいでいるのかしら。 -
ガリシア風スープは、野菜やらマメやら、たくさん煮込まれてます。
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メインは、メルルーサの白身魚ですが、この魚、店に並んでいる時にみると、ものすごく恐い顔をしています。
この店では、横にぶつ切り、という豪快な姿が出てきました。 -
デザートは、クレープにカスタードクリームをはさんだ、やはりここの伝統のものだそうです。見た目より、食べてみると、美味しかったです。
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ホテルのレストランは、オシャレなヌーベルキュジーン風のレストランで、町では人気のようでした。
今、スペインでは、Nueva Cocinaが人気で、日本の懐石みたいに、オシャレで、サプライズのある料理がはやっているようです。 -
インテリアもオシャレでした。
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バル料理風の前菜。
赤ピーマンとアンチョビです。 -
海老のマッシュルームのサラダ。海老が、でかい。
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海老をつめたチキンに、ホワイトアスパラをそえて
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鱈とグリーンアスパラ
同じアスパラの違う面を引き出しているのでしょうか -
ヘーゼルナッツのアイス
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メルカードに行きました。
ガリシアのスモークチーズです -
赤ビーマンは大好きですが、ここでは、食材に多用されてます
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キャベツの一種らしく、ガリシアのスープにたくさん入っていたので、探してみました。シャキシャキと元気な葉っぱです。
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ヤリイカの料理も多かったです。
Chipirones en su tinta が有名で、烏賊の墨煮。真っ黒なソースであえられたものです。 -
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週末のメルカードは、とてもにぎわっていて、ガリシアの蛸料理を食べさせる屋台が出てました。
ほどよく茹でた、でっかい蛸を手際よく切って、皿にもります。そして、パプリカをかけます。スパイス苦手なスペイン人は、「辛くないのか」などと質問してました。 -
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サンチャゴのバルには、こうした生け簀をもつバルやレストランがたくさんあります。この光景は、14年前から同じで、目をひきます。
ただし、今は、オシャレなピンチョスを、一目を惹くように陳列した店に注目が集まるのかもしれません。 -
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Pulpo a la gallega ガリシア風の蛸料理を探していたのですが、あの呼び名は、ガリシア地方以外のところで使われるらしく、ガリシアでは、Pulpo a feiraという名前でした。
蛸を柔らかく煮込んだものに、パプリカをふりかけてあります。 -
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