Pristina　　

2013/06/07 - 2013/06/30

コソボ、何故かＥＵじゃないにのに通貨はユーロ。

コソボを国家として承認している国は、国連加盟国のうち103ヶ国と、台湾およびマルタ騎士団である。

独立支援やＮＡＴＯによるセルビア空爆等もあり、アメリカ贔屓なイスラム色の濃い国でした。

国民の92％がアルバニア人（セルビア人4％）である。

エリア プリシュティナ(コソボ)

散策は
分かりやすく南のビル・クリントン通りから（バスステーション方面）

クリントン通りにはヒラリーという店があるww

クリントン像

NATOが旧ユーゴを空爆した時の大統領がクリントンだからでしょうね。

さらにビル・クリントン通りを街の中心に進むと・・・

マザーテレサ教会が見える

ジョージ・ブッシュ通りとの角に立つ
マザーテレサ教会

通りの名が歴代アメリカ大統領って凄いよね。

Mother Teresa Cathedral

カテドラルなので大聖堂だね

マザーテレサ教会の道を挟んだコソボ大学構内へ

Fehmi Agani

その先のコソボ大学構内に

奇妙な形の、国立図書館がある
Pristina National Library

その図書館に隣接して

廃墟と化したセルビア人教会

セルビア共和国ミロシェビッチ大統領が建てようとしたものの、完成をみることのなく放置されたままのセルビア教会

あのセルビア人の民族主義者
ミロシェビッチだからね。

ジョージ・ブッシュ通りに戻り北上すると、歩行者天国の通り
プリシュティナのメイン通り
「マザーテレサ通り」につながる。

共産時代に建てられたグランドホテル

共産臭がプンプンする建物

Zahir Pajaziti

Kosovo Liberation Army (KLA)
コソボ解放軍の英雄

見方を変えれば（セルビア側から）テロ組織と呼ばれる
確かに、警察署を襲撃したり・・・
アメリカもテロ組織認定していたが、お得意の国の事情で一転取り消したりで・・・

スポーツセンター

グランドホテルの西側

モニュメント「NEW　BORN」

日本も承認してます。

スポーツセンターに隣接
１階はショッピングモール

マザーテレサ通り

マザーテレサ通りから

Te dua

大きなことはできなくとも
大きな愛で
小さなことならできるのです。

マザー・テレサの好きな言葉

マザー・テレサ像

今年3月のインドの新聞の記事によれば・・・
これまでのイメージがメディアによって作られたものであるのだという。

聖人にも裏の顔があるのか・・・
http://happism.cyzowoman.com/2013/03/post_2043.html

マザー・テレサ広場

民族の英雄
スカンデルベグの像（マザー・テレサ広場）

以下のこれ見せられると、

セルビア＝悪
コソボ＝被害者

という構図

本当にそうなのかなぁ？？

たしかに、
チトー没後、ミロシェビッチになってから酷い扱いされたのは事実

ＮＡＴＯ空爆後、
コソボのセルビア人が同じことされてるし・・・

ジェノサイドは双方にあるのが事実。

コソボ北部のセルビア人居住区、ミトロビッツァなどが典型的な例だろう。

セルビアでは「コソボスカ・ミトロビッツァ」と呼ぶ。

コソボスカ・ミトロビッツァといえば、
元CSKAモスクワで本田のチームメート。
その後ユベントス→フェネルバフチェに移籍した「クラシッチ」がこの街の出身。
もちろん、セルビア代表である。

ここまでがマザーテレサ通り

旧市街へ

Carshia Mosque

Brotherhood and Unity モニュメント
兄弟愛と統一

第二次世界大戦のユーゴスラビア人民解放戦争（1941年 - 1945年）にかけてのユーゴスラビア共産党のスローガンであり、戦後はユーゴスラビア連邦の多民族政策の基本理念だそうです。

３つの柱の意味
セルビア人、アルバニア人、モンテネグロ人を表し、友愛と団結を意味する

チトー時代だろうね。
クロアチア人のチトーは大セルビアに対抗するためにもコソボに理解があったとされる。

モニュメントのそばに

時計台方面ではなくバザール方面へ直進

三差路のロータリーがあり50ｍ先を右折するとオールドバザールがある

ロータリーの横のモスクはXhamia e Osmonit

Bazaar

オールドバザール

https://www.youtube.com/watch?v=Y7dK1YJH6ZU&list=UUaHduIRMVZp-aMRsLSVggZQ

旧市街の街並み

Clock Tower (Sahat Kulla)

Kosovo Museum

散策に便利そうな旧市街のホテル、
Hotel Primaに目星をつけておいたので行ってみるも、満室でした。
そこで同じグレードで同じプライスだというすぐ近くの姉妹ホテル
Hotel ORAを紹介してもら。

朝食付きで35ユーロだったかな。

ローターリの西側あたり
横ののモスク（Xhamia e Osmonit）の裏側

ホテルマップ
https://maps.google.com/maps/ms?ie=UTF8&t=k&oe=UTF8&msa=0&msid=104086494366605131274.00044fdbbc080136c66cb

市街地図
↓この地図が比較的分かりやすい
http://salami.up.seesaa.net/image/map_jap.jpg

夕飯はタクシムで
ホテル近くのトルコ料理

セルビア人居住区
グラチャニツァ村

プリシュティナから5km

場所柄なのか、銃の持ち込みは禁止

ビザンチン建築の「グラチャニツァ修道院」
1310年、セルビア王国の王ステファン・ウロシュ２世ミルティンにより建造

内部はフレスコ画が見事

イコノスタシス

右側のフレスコ画はかなり損傷が酷い。

中央ドーム

ハリストス

グラチャニツァ修道院の全体が見渡せる

プリシュティナの街並み

空港

この日は１日で１２便のようでした

ラウンジ

利用者は誰もいませんでした。