2013/05/25 - 2013/05/25
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kojikojiさん
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モンキー・フォレストの南側からニュー・クニン村方面へジャランジャラン(散歩)します。今回のウブド周辺の散歩やトレッキングは地球の歩き方のgemシリーズの楽園の散歩道を参考にさせてもらいました。到着した翌日のチャンプアン・リッジのトレッキングルートは面白かったので、期待していたのですが、ジャランジャラン3のコースは正直お勧めしません。今となれば良い思い出ではありますが。終点がチャンプアンなので一度ホテルに戻り、妻は川沿いのスパに行き、おじいさんはジャランジャラン1のコースへお散歩に行きました。送迎バスでプリ・ルキサン美術館まで行き、カジュン通りを北上するスバック・トレキングはウブドでは一番面白かったです。このコースはお勧めです。野犬に注意と書かれていましたが、村を外れて田圃に入ると白い犬が1匹ついてきます。最初は嫌だったのですがそのうちに森の中の道なのかスバックの脇のコンクリートか分からないような所を歩くので道案内の相棒がいたのは心強かったです。結局ほとんどのコースをサポートしてくれましたが、今から思い返しても不思議な経験でした。写真にも沢山写っています。数か月前に亡くなった父が見守ってくれるのかなと思いましたが、…メス犬でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- レンタカー タクシー 徒歩
- 航空会社
- ガルーダインドネシア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
モンキーフォレストを出たところからはお土産物店やカフェが続いていますが、それもすぐに途絶えました。
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こんな道をブラブラ南に向かって散歩します。散歩を意味するジャランジャランっていい言葉ですね。インドネシア語の同じ言葉を重ねる単語ってかわいいですよね。
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ニュー・クニン村の入り口には大きなバンヤン・ツリーがあります。
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樹の根元にはバロン像が祀られています。昨夜プリアタン村のティルタ・サリのバロン・ダンスを思い出します。ストーリーには「魔女チュルルックに姿を変えた侍女たちは薬の材料となるバロン・プルトゥックの森にたどり着きます。チュルルクたちは木を倒そうとしますが、怒った木の精はバロンに姿を変えてチュルルックを追いかけます。 」この像は木の精なのでしょう。
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ニュー・クニン村はとても美しい整然とした印象の村です。
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大きなお屋敷が続いています。こんなお屋敷が売りに出されていたら買いたいと思うほどです。
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ほとんど走ってはいませんが車が通らなければもっと良い感じでしょう。家々には車を停めるスペースは無いので車道は必要ないでしょう。あくまで通過する人の都合のための道路です。
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大きな家の前で子供たちが遊んでいました。インドネシアの子供たちは写真好きですね。少しはにかんだ笑顔が素敵です。
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家の門を守る石像ですが、おじいさんとおばあさんが一対になっています。
この辺りの家にはアンクルアンクル(衝立)はありません。 -
ブーゲンビリアの赤い花が綺麗です。
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木々には花が咲き乱れ本当に美しい通りです。
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標準的な家の門です。米が干してあるので農家なのでしょうが、農家の収入でこんな家が出来るバリって良い所ですね。
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一度大きな通りに出ます。地図よりは遠い印象の場所に橋があり、渡ってからも更に歩きます。木彫りの店が並ぶ車道を進み、集会所を北へ進むと静かな集落になります。
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集落を過ぎるとようやく田園風景に変わります。
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田圃の境界のこの紫の葉の樹は所有区分の印でもあります。左右で持ち主が違うと言う事です。それを知っていると広大な棚田でも持ち主が幾人いるかが何となく分かって面白いです。
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この辺りがこの散歩コースのハイライトです。
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ジャングル道をしばらく歩くと素晴らしい景色は終わります。
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車道の脇を延々と歩きます。かなり車が多く走るので注意が必要です。
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後日この通りを逆方向から車で走ったらあっという間でした。でも、車内から見る景色と歩いた時の景色は違って見えました。
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立派な果物が並んでいますが観光客が買っても仕方ない物ばかりです。
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車道の脇におじさんがいて、こっちに曲がると景色が良いよと声を掛けられます。言われた方向に進むとしばらくしてバイクでついて来ます。そんな事が2回ほどあったので写真を撮りながら様子を見ていると先に行って待っています。これは後でガイド料を請求されるか、悪ければ誰もいない田圃の中でホールドアップかもしれません。
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車道を歩いてもつまらないのは分かっていたけど、君子危うきに近づかずで元の道に戻ります。するとおじさんはバイクで追い抜いて行きました。このルートを歩く方は注意が必要だと思います。
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ニュピで使われるオゴ・ホゴと呼ばれる張り子だと思います。集会所に置かれていました。
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プヌスタナン村の入り口、寺院の脇にある建物は一見市場のようでしたが、お供えを大量に作っていました。
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材料だけが大量に置かれていますが誰もいません。
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ウブドの街中で見るお供えのようなカラフルさはありません。
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横に立派な寺院があったのでここで使う祭礼用のお供えだと思います。
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ここからギャラリーが両脇に並ぶ通りをしばらく歩きます。
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絵になるよろずやさんなんかもあります。
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この後延々と歩いてホテルに戻りました。ガイドブックの絵地図から想像するプヌスタナン村からブランコ美術館の距離の5倍は遠く感じられます。そして最後に急な坂を登ったり下りたりします。
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一度ホテルに戻ってプールでクールダウンします。妻は渓谷の眺めの良いスパへ行ったので午後は別行動にしました。シャトルバスでプリ・ルキサン美術館まで出て、王宮方面へ少し進んだジャラン・カジェンが午後のスタートです。通りの名前の由来はインドネシア独立戦争で戦死し英霊となったカジェン氏の生誕地があるところからきているそうです。東に並行しているスウェタ通りも同様に英雄の名前だそうです。
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この通りはコンクリート・ブロックが敷き詰められていますが、プレートには1枚1枚にユニークなメッセージが彫り込まれています。沿道の店舗名のほか在住外国人の名やハネムーン旅行者のメモリープレートになっています。日本人の方の名前もちらほらありました。
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王宮の方から男たちが輿を担いで大勢やってきました。葬儀のような印象を受けましたが定かではありません。
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観光客や観光業を生業とする人からの寄付で村の道路を舗装するとは良いシステムだと思います。
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今回この通りを始めて歩きましたが13年前に訪れたウブドはこんな雰囲気に近かったなと思いました。街中のお土産屋ともちょっと違った空気が流れているような気がします。
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驚いたのはメインストリートから少し入っただけで誰も歩いていません。この通りの約600メートルを抜けるのに30人くらいの人としかすれ違った気がしません。
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途中にあった看板にはよると、ガイドブックには載っていませんがこんなシャトルバスがたくさん運行しているみたいです。
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綺麗な白い花です。素敵なカフェだったのでちょっとお茶でもと思ってしまいます。帰国前に寄ったボロブドゥールのマノハラホテルにも同じ花が咲き誇っていました。その時はあぁ10日前にウブドで見た花だと懐かしく思い出しました。
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この辺りを歩いていたのは旅の4日目です。旅の終わりなんて想像もしないで歩いていた頃です。
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デサ・パクラマン寺院のクルクル塔は立派でした。ここの前には集会場があってケチャとトランスダンスが公演されているようです。バスの運転手さんもここのケチャのメンバーだと言っていました。
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集会場を左手に道成りに登って行くと途端に景色が変わります。集落は終わり田園地帯になります。
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田んぼのあぜ道になった途端に犬が現われました。早く追い抜いてしまおうと思いましたが、つかず離れず少し前を歩いて行きます。まるで案内しているかのように少し進んでは振り向いて…。このまま行ったら最後にガイド料下さいと言うのが落ちです。
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困ったな、バリ島で犬にチップをいくらあげればいいのかガイドブックには書いてありません。果たしてお金で良いのかも分かりません。
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こっちの気持ちを知らずに先を歩いて行きます。
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写真を撮っていると「早くしなさいよ。」と言った感じで立ち止まって振り返っています。
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田圃の敷地境界には土地の神様を祭ってあります。
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ちいさなスバック(水路)が畦道の脇を通っています。草が少し茂ったら分からなくなりそうです。
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複雑に計算された水路は見事なもので、美しくデザインされたようです。堰の幅や深さでその先の田圃の数が計算できそうです。
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分岐した先に行くと何処まで行くのか…。自分がここに住んでる小学生だったら絶対に探検に行ってしまうでしょう。子供の頃毎夏1か月ほど京都の嵯峨の祖父母に家に兄弟3人預けられていました。今は暗渠になってしまった有栖川の支流で魚やザリガニを獲りながら梅津の段町の方まで探検に行った当時の気持ちが甦ってきます。
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かれこれ20分くらい誰にも出会わずこんな道を歩き続けていると心細くなってきます。
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でも大丈夫なのは地元のガイドさんがいるからです。この先で小さな橋を渡って戻るようなコースになっています。
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この小屋の奥が渓谷になっていてそこを歩いていて、そのまま川沿いに間違って進みそうになりました。少し戻って急な坂を登ってこのよろず屋の脇を進みます。
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こんな景色がしばらく続きます。
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初日のチャンプアン・リッジのトレッキングコース部分とこの散歩道はお勧めです。もう一度ウブドを訪れて周辺を散歩するならこの2つだけで他は絶対に行きません。多分地元のガイドさんなどは良い散歩コースをたくさん知っているのでしょうから案内してもらうと思います。
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久し振りに1人旅をしている気分になります。1人で旅していると自分と対峙するしかないので、いろいろなことを考えることが出来ます。40歳くらいまでは6週間前後の旅を年に2回していましたが、長すぎるとろくなことを考えないので最近の2週間から3週間の旅が一番理想です。
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アヒル隊の写真を撮っているとガイド犬が田圃に走り込んで散り散りバラバラになってしまいました。アヒルの隊長の白い布の付いた棒を持ったおじさんが怒っていましたが私の連れ犬ではありません。
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しばらく稲刈りを眺めていたら黒雲が立ち込めてきました。
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あと30分もしたら雨が降ってくるでしょう。それも土砂降りの大雨になりそうです。
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道の向こうから別の犬がやってきました。うちのガイドは弱気なのかしゃがんでしまいました。
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三連の水路も美しいです。雲南省の三江並流のミニチュアみたいです。
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建物が現われてきました。歩いた時間からいってもそろそろ散歩道も終わりのはずです。
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瀟洒な店やカフェが現われ始めましたが、雨の事を考えるとゆっくりはしていられません。
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ガイド犬は出会った犬とじゃれあいながらどこかへ行ってしまいました。結局この散歩道のほぼ全てを同行してくれたことになります。バリ島は出会った人もみんな良い人ばかりだっただけでは無く犬までも良い犬でした。
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反対コースはこんな看板が出ているだけですので、ガイドブック通りのルートが良いと思います。
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チャンプアン橋と王宮の間くらいの所に出ます。急ぎでホテルに戻ると部屋に着いた途端に土砂降りの雨になりました。夕方まで部屋でお昼寝です。
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