PARIWISATA BALI（1）ガルーダ・インドネシア航空で2度目のバリ島はウブドに10日間滞在して文化を満喫する。

2013/05/21 - 2013/05/29

この春の旅行はインドネシアになりました。13年前に一度ウブドへは夫婦で旅行したことがありました。当時はデンパサールへの直行便も無く、ジャカルタ経由でかなり時間を掛けて行った記憶があります。また飛行機内で喫煙も出来た懐かしい頃でもあります。その時の旅はウブドだけに5日ほど滞在してほとんどホテルで過ごしました。伝統芸能も当時は今ほど劇団も無く2日ほど観に行っただけでした。何となく不完全燃焼のようなフツフツした想いが残り、長年再訪を考えていたこともあります。そして行くならジャワ島のボロブドゥールとプランパナンも一緒に行きたいという思いもありました。ウブドにゆっくい滞在して、毎晩伝統芸能を観て、レンボガン島にも行って、ジャワ島なんて計画を立てていたら15日という長さになってしまいました。先月台北に行ったばかりでしたが、まあいいかと言う事で仕事を調整して予約を進めました。ホテルについてはウブドで一番歴史のあるチャンプアンで、ジョグジャカルタではフェニックスというダッジコロニアルのホテル、ボロブドゥールではマノハラが必須だったので予約を入れましたが調整するのが結構大変でした。当初は先にジャワ島へ行きバリ島でゆっくりと考えていましたが、予約を確定するには先にバリになってしまいました。都会のジョグジャカルタの後にのんびりしたバリ島というイメージを持っていましたが、実際に行ってみると先にバリ島に行って後からジョグジャカルタにして良かったと思いました。音楽で例えるならリズミカルなバリ島のガムランの後に優雅なジャワ島のガムランを聞いた方が余韻に浸れると言った感じでしょうか。

エリア バリ島(インドネシア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ガルーダインドネシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

平日の出発だったので朝の通勤ラッシュを避けて早めに行動したため成田空港にはかなり早く到着しました。ガルーダインドネシア航空のカウンターでチェックインして、ビザの代金も隣のカウンターで支払います。このところの円安で1ドルが102円なんてレートだったのでビザ代金は2,600円でした。

機内ではまずビンタンビールで乾杯しました。

食事の後にも飲み物のサービスがありました。お昼寝前にウォッカとコーラをもらいました。

空の上はいつも晴れています。フィリピン上空辺りですがどこの島か分かりません。

免税品の販売のワゴンのようなものが廻って来て、ビザの手続きが始まります。

成田空港で料金を支払った時に貰ったチケット。

パスポートにビザのシールを貼ってスタンプを押されて手続き終了です。イミグレーション・クリアランス・カードも一緒にくれます。到着後はとてもスムーズに入国手続きが出来ました。

翼の上に月が綺麗に浮かんでいました。バリ島では満月（プルナモ)の日は寺院にお参りに行く日だそうです。この時は漠然ともうすぐ満月だなと眺めていただけですが、その日の寺院巡りは凄かったです。

しばらくするとハーゲンダッツのアイスが配られます。13年振りにガルーダを利用しましたが非常に気持ち良いサービスだなと感じました。スカイトラックス・ワールド・エアライン・アワーズで今年はANAに続いて7位にランキングされていました。JALはランキング外なのはよく分かります。

低く垂れ込めた雲の下を海面を舐めるようにデンパサールの空港に到着しました。入国手続きでも荷物の受け取りでも特に問題はありませんでした。4トラのコメントを見ていてもいろいろ嫌な思いをされている方もいらっしゃるようで注意はしていましたが…。

ここの両替所は面白いですね。どうしてもみんな手前の店で両替を考えるようで先の店の呼び込みが凄いです。でもどこの店もレートは同じでした。我が家は真ん中辺りの空いた店で10,000円だけ両替しました。1円が92ルピア（手数料込）という悲しいレートです。その後のウブドで1円が95.7ルピアやジョグジャカルタの97ルピアから比べると非常に悪いです。

表に出ても「ホテル？」と聞かれる程度でスムーズにタクシーカウンターへ向かいます。ここには料金表があると聞いていたのですがありませんでした。ガイドブックにはウブドまで185,000ルピアとあったのですが、この時言われた料金は225,000ルピアでした。ボラれたのか値上がりなのか分かりませんが、中途半端な金額なので値上がりだと思います。

運転手のおじさんがカートで荷物を運んでくれます。車はだいぶ離れた所に停まっていました。

タクシーカウンターで貰ったチケットです。暑かったので助手席に座って涼みます。妻は後ろのシートを占有しています。何となくガイドと運転手とお客さんみたいな構図です。おじさんはかなりの安全運転の上に夕方の渋滞もあってウブドまで1時間30分かかりました。

チャンプアン・スパホテルに到着して手続き前にロビーのソファでウェルカムドリンクをいただきます。アラックベースの冷たいカクテルが美味しかったです。宿泊カードを書いて部屋へむかいますが、今回はグヌン（山）というコテージの４号室でした。

渓谷の上にフロントがあり、コテージは斜面に点在しているので荷物は運んでもらいました。部屋には２カテゴリーあり今回はエアコン付のタイプです。エクスペディアの割引料金で１泊8,000円くらいでした。熱いバリ島ではエアコンは必須でした。

滞在された方のコメントを検索してみると冷蔵庫が無かったと言う声が多かったので、事前にメールして冷蔵庫を入れていただくようリクエストしておきました。翌日には回答のメールをいただいていたので安心でした。部屋にはキンキンに冷えた冷蔵庫が鎮座していました。これも暑いバリ島には便利でした。

部屋の壁にはカマサンスタイルの布に描かれた絵が飾られています。

これを見て13年前に滞在したカマンダルリゾートのコテージの部屋にも同じように飾られていたのを思い出しました。帰国後にその当時の写真を見てみると天井まで飾られていました。さすがプール付きのヴィラの高級ホテルだったと思い返しました。

部屋の前にはこんなスペースもあります。傘は飾りでは無く雨に日には実際に使っている人がいました。

部屋のカギはなくさないように大きなキーホルダーが付いています。ミネラルウォーターは瓶の物が置かれています。午後7時くらいに到着していれば伝統芸能を観に行きたかったのですが、すでに7時半をまわっていたので断念して晩御飯に出掛けます。

ホテルはチャンプアンと言うエリアなので、ウブドの中心からは少し西に当たります。20分くらい中心に向かって歩いてミローズで晩御飯にしました。

ここは前回の旅の最後の晩に2人で食事した思い出の店です。店は覚えていたのですが最後の晩だとかどの席だったかなどはすっかり忘れていました。妻はそのあたりを克明に覚えていてこれはヤバイと緊張しました。海外で緊張したのは何十年振りかもしれません。

少し高い位置の東屋の席にしてもらいました。天井に扇風機があったので回してもらいます。まずは冷たいビールを注文してエビセンをつまみます。

乾杯！2週間ちょっとの旅ですがよろしくお願いします。

13年前の話をいろいろ思い出されて緊張しています。

あぁバリ島に来たなと実感します。

バリ島初日なのでナシ・チャンプルをいただきました。

妻はアヤム・ゴレンを注文しました。

とっても美味しかったです。今回は13年前に行ったレストランを何軒か再訪しましたが、ここが店も雰囲気も料理の味も変わらず一番良かったです。

遅い時間に店に入ったのでお客は一組だけだったので写真を撮らせてもらいます。母屋に向かう通路もロマンチックです。

アンティークショップのような佇まいです。

ウブドのこの薄暗さは日本では味わえません。今回はメニューを読むのに懐中電灯が必要でした。

これもロロ・ブロニョでしょうか。組み合わせはちょっとおかしい気もしました。

木彫りのフルーツカービングも昔日本で流行りましたよね。

ビザンチン風の色合いが何とも素敵なエンゼルです。

バリ島到着の初日の晩から大満足の食事でした。

いつも新しい花が綺麗に飾られているバリ島は素敵なところです。懐中電灯をもって良い気分でホテルまでジャランジャラン。コンビニで冷たい飲み物も忘れずに買い求めました。部屋の冷蔵庫はまだ空っぽです。