２０１３　スペイン紀行③　熱狂！リーガ・エスパニョーラその２

2013/04/13 - 2013/04/23

４月１４日。
マドリード滞在２日目は日曜日、この日はマドリード市内でサッカーの試合が２試合開催された。カッコ内は最終順位。

①12時～
ラージョ・バジェカーノ（８位）vsレアル・ソシエダ（４位＝ＣＬ出場）

②17時～
アトレチコ・マドリード（３位＝ＣＬ出場）vsグラナダ（１５位）

時間差もあるので、ハシゴで観戦。

リーガといえばレアル・マドリードとＦＣバルセロナの２大巨頭が有名だが、実はリーガはその他のチームも非常にレベルが高いしサポーターも熱く見ごたえがある！
そんなマニアックなリーガファンの参考になれば…という訳で日本ではなかなか知る事のできない２強以外の試合の様子をお伝えします。

続いて②の試合を。

エリア スペイン

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 徒歩
• 航空会社: エールフランス JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ラージョ戦を終え、姉のマンションに一旦戻る。
スタジアムから地下鉄と徒歩で約２５分。

帰るとパエリヤと生ハム・ワイン等を用意しておいてくれて、ランチ＆束の間の休息。

１６：１５分に出発。

アトレチコのホームスタジアムはマドリード市内中心部の西、ここも下町地区。
姉のマンション（アトーチャ駅周辺）からは歩いて３０分位か。
地下鉄で行くなら５号線のピラミデス駅で降りると近い。

最近整備されたというマドリッド・リオという遊歩道を歩きながら向かう。

日曜の午後だけにファミリー層で大賑わいの遊歩道。

水辺の遊歩道は癒される。

それにしても暑い！夏日、いや真夏日か？

スタジアムに着くと、そこはアトレチコサポが溢れんばかり。

喧騒と混乱の中、公式ショップに立ち寄り、マフラーやらグッズを購入する。試合前だけにレジも混み混み。

アトレチコのホーム、ビセンテ・カルデロン。
収容人数は約55,000人、ラージョとは違いビッグスタジアムだ。

キックオフが迫ってきたのでとりあえず急ぐ。

スタジアムに入ると・・・

もう選手が出てきてる！
ギリ間に合った（汗）

アトレチコイレブン。

御存知得点ランキングでメッシ・ロナウドに次ぐ３位のコロンビア代表ファルカオ。
そしてブラジル代表のジエゴ・コスタにフェリペ・ルイス、ベルギー代表クルトワ、スペイン代表エイドリアン・ロペス、他にもコケ、ガビ、フアン・フラン、ゴディン・・・そうそうたるメンバーが揃う。
監督はあのシメオネ、懐かしい人も多いのでは？

アトレチコと言えばやっぱりマスコットキャラクターのインディ君でしょう。

アライグマとインディアンが混ざったようなゆるキャラ。

リーガの中では圧倒的、いや世界中で見てもかなり可愛いマスコットと思う。

インディ君グッズも買ってしまった（笑）

以前も思った事だが、アトレチコサポーターは物凄い声量。
ゴール裏だけでなくスタジアム全体がとにかく熱い！

レアル・マドリードやバルサの雰囲気とは明らかに熱さが異なる。

これこそリーガ・エスパニョーラの真骨頂ではないだろうか。

リーガを見るならビセンテ・カルデロンで見て絶対損はない！

この日は超満員。
我々は姉の旦那が会社の接待とかで使うというＶＩＰ的な席を用意してくれたので、良席で観戦できた。
椅子にはクッションも着いててお尻が痛くない。

それにしても暑い、着いて早々ドリンクを一気飲み。

本日２試合目のキックオフ

躍動するアトレチコの選手

グラナダは終始防戦一方

目の前にエース、ファルカオが！！

開始早々４分、ジエゴコスタ先制！
早すぎるぞ。

２７分、ファルカオの追加点！

超高速カウンターが炸裂！

その迫力が写真では伝えられないのが残念。

シメオネ監督

熱狂するサポーター。

サッカーよりおもちゃに夢中？

インディ君も御満悦。

「El Tercer Banquillo」＝３番目のベンチ

試合中はここで待機している(笑)

その後、ファルカオの２点目やフェリペ・ルイスのゴールなどで、終わってみれば５−０の圧勝劇。

サポーターはお祭り騒ぎであるが、このようなレベルが高く熱い雰囲気のゲームがいつも見られるなんて、市民が本当にうらやましい。

招待客入口

ビセンテ・カルデロンの特徴は世界でもここだけという、スタジアムの下を高速道路が通過するという珍しい構造。

市民に長年愛されたこのスタジアムも、老朽化で移転計画があり、まもなく壊されるとか・・・悲しい。

帰って祝杯。
スペイン料理のチャンピニオン・ア・ラプランチャ（マッシュルームの鉄板焼き）にムール貝に生ハム・・・

マッシュルームはニンニクがきいてて超ジューシー。