リトアニアの旅（１２）ルスネ

2012/04/28 - 2012/05/04

ルスネRusnėは、リトアニア南西の端、ネマン河Nemunas河口の三角州にある小さな町である。
川を挟んでロシアのカリニングラードと国境を接している。
以前は橋が架かっていたがナチスドイツが赤軍から逃げる際に破壊したため今は残っていないとのことである。

「魚がおいしい」という情報をもとに、わざわざこの町遠路はるばる来たのであるが、残念なことにシーズンオフであったため一軒も営業中のレストランを見つけることが出来なかった。
日本の感覚でいえば、魚が美味しいと評判の町には必ず料理して食べさせてくれることろが通年あるものだが、こちらの感覚ではそうはいかないようだ。
何やら魚の良い香りがどこかしらの家から漂ってくるのだが、悲しいかな目当てのものにはありつけずすごすご撤退せざるを得なかった。

この町は魚（要は釣り）の他に、バードウォッチングでも有名だとのこと。
この国には春になると「こうのとり」（厳密には違うらしいが）が南からやっきて、
至る所で巣作りがみられるのだが、この一帯は特に多様な種類の鳥が観察されるようである。
釣りもバードウォッチングもやらず、ただ魚料理が好きですというだけでは十分に楽しめないかもしれない。

エリア その他の都市(リトアニア)

• 交通手段: レンタカー

この一帯はデルタということだけあって標高が海抜より低いところもあるのだとか。

雨でも降って川の水量が増えれば簡単に水没してしまいそうである。

漁船を停泊する船着き場がいくつか点在する。