2013/05/02 - 2013/05/04
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moonstoneさん
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今回は主人の赴任先から黄山に出かけてきました。
お天気にも恵まれ、中国らしい美しい風景を楽しむことができました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回の旅の始まりは世界遺産の村「宏村」からです。
この日一日は中国人の日本語ガイドに案内してもらうことにしました。
この門の右手で入場券を買います。2013年5月現在80元でした。
もちろん村では今も変わらず村の人達が暮らしています。 -
宏村は2000年に世界遺産に登録されました。
過去に大火があった為、それを二度と経験しないため人口の湖を作り、水路を巡らせて今のような村を作ったそうです。
大変美しい村で中国各地から美術を学ぶ学生が写生に来るそうです。
この日もたくさんの学生がスケッチをしていました。 -
村は牛の形にたとえられこの南湖は牛の腹に当たります。
水路は腸にたとえられているようで、私たちはその腸の部分から村に入ります。 -
ここは湖のほとりにある「南湖書院」。村の学校です。残念ながら文化大革命の時に取り壊され、現在のものは中国各地から古材を集めて再建されたものです。孔子像も現在のものは新しいものだそうです。
文化大革命の時に取り壊された文化財は多く本当にもったいないですね。 -
村の中心部に月塘と呼ばれるため池があり、ここが牛の胃だそうです。
この辺りは多くの安徽商人を生み出し、故郷に錦を飾るまで村には帰れなかったそうです。 -
この月塘の正面に立つのが「汪氏宗祠」。中国の各地で成功した人たちが帰ってきて、このような祠堂を建てたそうです。
明の永楽時代の建物です。 -
このため池の前でこんなものを発見!何かの足だよね。豚かなぁ…。
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町並みはこんな感じです。「徽派建築」と言うそうです。
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「樹人堂」の玄関です。八の形をしているそうですがわかりますか?
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家の中はこんな感じです。光取りのために中庭のように上が空いていますが家の中だそうです。おなじみの「福」の字が赤ではなく逆さまでもありません。ガイドさんに聞いてみたところ「もう十分金持ちだから。」だそうです。?です。
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村の入り口に立つ二本の木。牛の角だそうです。手前が「楓楊」の木で婚礼の時にはこの木の周りを回るそうです。奥は「銀杏」の木で葬儀の時に回るのだそうです。どちらも樹齢500年とのことでした。
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宏村を後にして、屯渓老街に来ました。
黄山市の政府の所在地にある屯渓は黄山登山の入り口のような街です。そこにある老街は今も街のショッピングエリアです。
おしゃれなカフェや骨董品店、食堂がありました。 -
町並みはいかにも中国らしく、「徽派」建築で統一されています。
大変美しい通りでした。 -
それぞれのお店を飾るこの徽派三彫の精巧で美しいこと。
いつまでも残してほしいと思いました。 -
老街では雲呑がおいしいと教えてもらったので、早速試してみました。
あっさりとしたスープで頂きやすく大変おいしかったです。 -
老街でガイドさんと別れホテルへ。一般的にはここ屯渓から黄山南口を目指すようですが、私たちは北口から黄山に入る黄山区まで戻り黄山国際大酒店に宿泊しました。これは出発前に撮った写真なので朝です。写真はないのですこで朝ごはんに食べたお豆腐が大変おいしかったです。
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黄山北口に向かう途中のスポットから見える「万宙竹海」。竹の新緑が柔らかな緑でけむるようです。
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黄山北口の登山口で入山料184元(2013年5月現在)を支払いました。
そこに車を停めてロープウェイ乗り場までタクシーで移動し、松谷庵駅からロープウェイに乗りました。
乗車券は片道分ずつしか買えません。80元でした。 -
深い谷の上をロープウェイは越えていきます。
今日は人が少ないということですが、車内は満員電車状態です。車内が賑やかすぎるのはやはり中国だからでしょう。 -
私たちが使ったロープウェイは太平ロープウェイです。
黄山にある3本のロープウェイの中では一番長いもののようです。 -
ここからまっすぐホテルのある排雲楼方向に進む予定だったのに、昨日のガイドさんに西海大峡谷の眺めが素晴らしいと聞いて大峡谷に向かうことに…。大丈夫か!私。
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歩き始めてすぐに目の前に広がる美しい風景に絶句。写真では伝わらない美しさです。
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すごい階段。ここを下っていきます。
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確かに美しい。
もう少しお天気が悪ければ雲海が出て幻想的になるようですが…。 -
歩き始めてずいぶん経って気が付いたのですが、この道は谷底に向かって歩く道だったようです。降りたら降りただけ登ってこなければいけません。どこで引き返すか悩みながら…。
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高所恐怖症だとくらくらしそうな道です。足がすくんで怖かった。
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すごい形の岩です。どうしたらこんな形になるのでしょうか?
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二杯の入り口あたりから引き返すことに。この階段。
足が動かなくなってきます。この日はやはり登山者が少ないようです。
この階段ですれ違うなんて怖くて無理です。 -
必死の思いでロープウェイ乗り場近くまで戻り、予定通り、今日宿泊予定の西海飯店のある方向に戻ります。途中の綺麗な眺めがなければ歩くのも断念しそうな感じです。
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ホテルまで何とか歩き1時にチェックイン。少し休んで荷物を置き、身軽になって光明頂で夕日を見るべく出発。今日の日の入りは18時50分頃。見える確率は50%です。
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孫悟空が落としたと言われている飛来石。
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黄山の鳥は保護されているためか人を恐れません。休んでいるとすぐそばまで来て美しい声で鳴いてくれます。この鳴き声にすごく癒されました。この鳥の名前を知りたくて山をガードしている方たちに聞いてみましたが、誰も知らないとのこと…。ありえない…。
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山の中にある天文台。
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光明頂からの写真です。お天気が大変良かったので雲海は出ていませんが、連なる山が霞んで大変美しかったです。
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ここは標高1800mを超えています。久しぶりに山を歩いて足ががくがくです。日の入りを見るつもりでしたが、黒い雲が出てきたうえに膝に違和感を感じたので早めにホテルに戻ることにしました。
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今日のホテルは西海飯店。前からあったものの正面に新館がたっていました。部屋からの眺めも良くメインダイニングのお食事もおいしかったです。
フロントで明日の日の出が見える確立をチェック。60%です。
日の出が見えるのを楽しみにして早めに就寝。 -
3日め月明かりの中を出発。膝がおかしくなったので大変美しい日の出が見えるという獅子峰まで歩くのを断念しホテルの前の山に登ることにしました。
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空が少しずつ明るくなってきました。この場所は人が少ないとの話でしたが、それでも十分大勢の人です。さすが中国。
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松の間から日が昇ってくるのが見えました。実はこの山頂の少し下に見晴らし台がありました。そこから見た方が松が邪魔にならずきれいに見えたみたいです。
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見晴らし台からはこんな感じで日の出が見えます。黄山は一年の内で200日以上、雨が降るそうです。お天気の急変も多いと聞いていましたが、2日間とも大変良い天気で幸せでした。贅沢をいうと少し雲海も見たかった。
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一度ホテルに戻って朝食、荷物を預けたまま山歩き。
団結松まで来ました。しばらく前まで名前がなかったそうですが、江沢民氏が黄山にいらした時に名前を付けたとか。 -
ホテルの周辺の散策とはいえ、相変わらず階段が続きます。
とうとう左膝に限界が来てしまいました。
少し早目ですがあきらめて今回はこれで下山することにしました。 -
午前11時下山。帰りも同じ太平ロープウェイです。行きの混雑と違って貸切です。四方をゆっくり眺めながらのロープウェイは素晴らしかったです。
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思っていたより早く下山したので、ちょっとおまけ。近くの太平湖まで足を延ばしました。ここで昼食。
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遊覧船に乗ろうかな…って思ったのですが、遊覧コースが半日コースと一日コース。そんなに乗ってられないと思って止めにしました。
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湖の上に浮き遊歩道があったのでそこをお散歩。途中2組の結婚写真を撮っているウェディング姿の新郎新婦を見かけました。
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本格的に山を歩かれる方々からみればあまりに情けない私の黄山歩きです。黄山の見どころを少ししかご紹介できていません。しかも私が歩いたのは裏山側。でもこんな私でも十分楽しむことができました。
次回は表山の方から登ってみるのもいいかなと思っています。
それまでに体力をつけなければ!
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