尾張の鉄仏巡り2013　法蔵寺・釜地蔵寺

2013/05/04 - 2013/05/04

尾張の鉄仏巡り2寺参拝しました、御朱印特になくてさみしい限りです。
あま市美和中橋(旧海部郡美和町中橋)浄土宗西山派法蔵寺は、地元の檀家寺として栄えているようです、本堂は留守で鎌倉時代造像の県下最古の鉄地蔵菩薩を拝んで帰りました。愛西市根高町（旧海部郡佐織町根高)に有ります真言宗智山派釜地蔵寺も、地蔵堂は平成15年に再建された比較的新しいお堂でしたが現在は無住となっています。寺名の釜の名は継子いじめに有った子を地蔵菩薩様が身代わりになって救った話に由来し、径43センチ深さ28センチの釜の上に立っておられるのが珍しい地蔵尊です。地元名古屋の鋳物師作と知られ、尾張鉄地蔵の中で一番新しい作だそうです。

エリア 愛知

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 2.5
• グルメ: 2.0
• ショッピング: 2.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

門のところに説明書きが有りました

1230年、稲沢の長光寺六角堂鋳鉄地蔵尊より、5年前に造像された県下最古の鉄物だそうです。

入蓮という僧が勧進をして、海部地方の多数の農民が力を合わせたことにより造られた。像は当初、肉身部(顔、胸、手）に金箔を施したありがたい地蔵尊であったが、長年の間に剥落し、まだらのお顔となったため、かつては瘡ぶた地蔵といわれ、皮膚病治癒祈願の俗信が有った。現在はきれいなお姿となり、子安地蔵尊の信仰が盛んである。
寺には、蜂須賀の蓮華時にこの地蔵尊がまつられていたという古伝があり、蜂須賀小六が桶狭間に出陣の折、守護仏としてこの鉄地蔵を家来にかつがせたが、あまりの重さに錫杖だけをもっていったとの逸話があり、錫杖は蜂須賀小六の転封地、四国阿波徳島の博物館に納まっているとかです。
〜古寺と仏像100選、愛知県観光情報より

地蔵の十徳が掲げてありました、御利益有りますように〜

本堂の中に鋳鉄地蔵尊様はおられました

随分探してやっとたどりついた釜地蔵寺です

尾張六地蔵の第5番目の札所とかかれています、以前は札所だったようです。

鐘つき堂

地蔵堂は無住のお堂です

釜地蔵様です、名古屋熱田区の観聴寺と同じ地元鋳物師作

この中の根高霊園にはたくさんのお墓が有りますが、どちらのお寺が管理されているのでしょう？

釜地蔵寺のお隣の八幡神社