2012/08/11 - 2012/08/17
117位(同エリア138件中)
コウノスケさん
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ガリシア地方の海の幸を味わうべく、お盆休みを利用して単独スペインへ。ガリシア地方はツアーであまり行かない地域であるため、ガイドブックでガリシア地方が掲載されているページも当然薄い。マイナーな地域であるゆえ、現地で日本人をほとんど見かけなかった。また、ガリシア地方は降雨量が多く、そのため草木が生い茂ることからグリーン・スペインと言われる。私が訪れた時も曇天もしくは雨が降っていた。それとひきかえ、内陸部のセゴビアは赤茶けた大地(メセタ)が広がり、まさに灼熱であった。同じ国内なのにこういった地域差を持つスペインという魅力が私を惹きつけるものであった。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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成田エクスプレスで成田空港(第1ターミナル)へ。津田沼を過ぎたあたりから急に速度を落として、徐行運転へ。そして停車。車内アナウンスでは大雨による影響で徐行運転をし、信号待ちのため停車をするといったものが流れた。
結局、成田には40〜50分遅れの到着。成田に行く際は時間に余裕を持った行動をおすすめします。 -
今年はエールフランス、日本就航60周年の年。
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エールフランスの夜便。早朝にパリに着くため、パリでトランジットがあるときは重宝します。
昼便とは違い、ツアー客の団体は見当たらない。さすがに9時をまわると売店は閉店している。 -
今回は事前にAFのサイトで通路側の座席を予約できず。チェックインの際、マシーンで座席の変更をしようと試みたが、なかった。しかし、正面が壁の座席があったためそこに即決。通路から内側へ2番目の座席だが、足を壁につけて伸ばせるのが唯一の救い。意外とよかった。
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ロワシー(パリ・シャルル・ド・ゴール)に到着。パリに限らず、シェンゲン圏でトランジットがある場合でもイミグレを通らないといけない。早朝のため、人の流れはスムーズであった。
これからターミナルを移動して、AF1000便でマドリード(MAD)へ。GWは同時刻のAF1024便でリスボン(LIS)へ行った。 -
ターミナル2F。夜明けを迎える。これからマドリードとなると気分は上々です。
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マドリード・バラハス空港へ到着。ランディングの時に窓からは赤茶けた大地(メセタ)が広がっていたのが印象的であった。
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この日にマドリード→ア・コルーニャへ移動するのだが、時間があるため、とりあえず、空港バスで市内へ。私の横に座っていた乗客はスペイン人の中年男性であった。どこから来たのかとたわいもない会話(スペイン語で)をして、終点のアトーチャ駅に到着。私がメトロに行くのに手をこまねいていると、彼は親切にも私をメトロまで案内してくれた。最後は握手をしてグラシアスで別れた。
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メトロでSol駅に到着。地上に上がって、プエルタ・デル・ソルへ。画像は熊と山桃の像。
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なぜ、マドリーにミッキーマウスが?と思いますが、私はこのテ(一緒に写真撮影をして駄賃を得るのが目的)のミッキーをここ、マドリーで3体ほど見かけました(笑)
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ターミナル2の制限エリア内の免税店での一コマ。客寄せのためフラメンコを披露していました。ボーディングまでの時間、フラメンコを見て時間を潰していました。
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マドリード(MAD)→ア・コルーニャ(LCG)はイージージェット利用。窓からは欧州2大LCC(一つはイージージェット)の一つ、ライアンエアーがエプロンに駐機していた。
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窓からメセタの大地を一望。
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ア・コルーニャ空港に到着。気温はマドリードより涼しかった。
余談ですが、ア・コルーニャはアパレルブランドのZARAの創業者の出生地であるとともに1号店があるとのこと。 -
あまり空港バスがなさそうな雰囲気だったので、空港から市内へはタクシーで移動。ずっと下り坂であった。
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ホテルでチェックインしたあと、街を散策。何か港の方でイベントをやっている感じだったので、港へ向かうと帆船が繋留されていた。
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イベント会場の入口でコスプレ・イベントなるものが同時開催されていた。露天には日本の漫画(スペイン語版)が所狭しに並び、オタクでごった返していた。
私はあまりアニメには詳しくないので、この彼女たちが何のコスプレをしているのか見当もつきません。 -
ガリシア地方で展開している自動車メーカーが車を展示していた。
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港にはイベントのために世界中から帆船が集まっていた。参加国は、パンフレットを見ると、メキシコ、グアテマラ、ロシア、ポーランド等であった。
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チケット(3枚つづり)を購入すると、停泊中の船内を見学でき、甲板でチケット1枚につきビール1杯とタパス(おつまみ)を一つ選べる。
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ガリシア地方の地ビール(エストレージャ・ガリシア)を注文。味は辛口であった。
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甲板の上でア・コルーニャ市内の黄昏を見ながらの一杯は格別なものであった。つまみはムール貝。
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ライトアップされる帆船。
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会場を後にし、街のバルへ。その途中に大道芸人がいた。これは工作している途中の銅像を模したもの。
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雰囲気良さそうなバル発見。それでは入店。
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イチオシ
上からハモンがぶら下がっている。期待大。
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イチオシ
とりあえず、ビールとハモン・イベリコ・ベジョータをグランデで、みたいな感じで注文。バルのマスターが包丁でハモンをスライス。出てきたのがコレ。めっちゃうまかった。
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次は今回の旅の目的であった、ガリシア海の幸を食べにレストランへ。店の入口には生簀があった。
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リアス・バイシャス(白ワイン)とともに食す。
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お通しのムール貝。
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プルポ・ガリェーゴ。絶品でした。
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イチオシ
その他もろもろ。カニ味噌が意外ろ美味かった。
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もうお腹いっぱいです。
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レストランを後にして広場へ。ちょうど花火が打ち上げられており、ベンチで休みながら鑑賞。24時で花火は終了した。
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こんな時間まで大道芸人さん、がんばっているなあと思って近づいたら、本物の石でできた彫刻でした(笑)紛らわしい。
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あすの天気予報。明日は、サンチアゴ・デ・コンポステーラとビーゴに行きますが、雨の表記が。やっぱりグリーン・スペインですね。
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カナリア諸島の山火事のニュース。この休みにカナリア諸島へ旅行にいく計画も考えていたが、行かなくて良かったです。
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RENFE(レンフェ;スペイン鉄道)のでサンチアゴ・デ・コンポステーラへ。ちなみにこの列車はMD(メディア・ディスタンシア)で、全席指定です。切符は事前にマドリード空港内にあるレンフェの窓口で購入しました。
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車窓から見える森はTHE・グリーン・スペインって感じがしました。今にも雨が降りだしそうな曇り空です。
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駅員に聞いたところ、サンチアゴ・コンポステーラ駅内にはコインロッカーがなく、中心部にあるとのこと。中心部のインフォメーション・センターに聞いて、地図に印をつけてもらって探し回ったが、見つからず。スーツケースを転してカテドラルまで行きました。あーしんどー(笑)
しかし、たかがスーツケースごときでしんどいと言っている本人に対し、比べ物にならないほど苦労して巡礼の道を歩いて来た巡礼者がいっぱいいるのですから、しんどいとは言えないですね。 -
巡礼の道を制覇した記念に写真を撮る巡礼者。
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小腹がすいたのでチュロスを食べに。
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サンチアゴ・デ・コンポステーラを後にし、レンフェでビーゴへ向かう。車窓からはリアス式海岸の入江が見える。
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養殖の筏が見える。車窓が素晴らしい。
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そろそろビーゴに到着。気温は22℃と表示されている。
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ビーゴ・ギシャール駅に到着。駅のカフェで一杯したのち街へ。
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タコのおっさんのモニュメント。
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よくわからないものがある。
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オート三輪がありました。
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カストロ城の展望広場からビーゴ市内を一望する。
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イチオシ
街を散策していたら、スペインのチョコの老舗、VALOR(バロール)を発見。小腹もすいたので、チュロスとチョコラーテ(アイス)を注文。
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翌朝、マドリードへ戻るためにビーゴ空港へ向かう。ビーゴ空港は市街地から離れた山の中腹にある。早朝のため当然バスはなく、ホテルからタクシーで行く。窓からはビーゴ市内の夜景が見える。さらばガリシア地方。
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乗るのは、0710発のマドリード行きのイベリア航空(IBS)2479便。
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夜明け。機内はガラ空き。
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目が覚めたら、いつの間にかマドリード到着。
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開放的なマドリード・バラハス空港。
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空港バスでアトーチャ駅に向かう。
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アトーチャ駅構内の植物園。
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コインロッカーにスーツケースを預ける。
以前ここアトーチャ駅で爆破テロ事件があった経緯から、預ける前に荷物(預けるもの以外にも手荷物はすべて)はX線を通さなくてはいけない。 -
日本で言うみどりの窓口、レンフェ版。今からセゴビアに行くチケットを買う。
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1130発バリャドリッド行きのアバントに乗る。
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列車に乗る前にX線による手荷物検査が実施される。
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乗車。
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イチオシ
マドリードからセゴビアまで所要時間約30分。途中、長大なトンネルがあります。
そして、マドリードを出発して5〜10分後にはこの景色。スペインの荒野が何とも言えないです。 -
セゴビア・ギオマール駅に到着。このあと私は駅の周りの風景に唖然としました。
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駅の周り。これだけです。駅舎しかありません。ヤバイ、ヤバすぎる。何にもあらへんって感じです。しかも陽が照っていて暑いだけだし。さっさとバスに乗ってセゴビアの中心街へ行くことに。
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セゴビア到着。水道橋が立派です。
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白雪姫のお城のモデルとなったアルカサルへ。
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アルカサル内部からの眺め。中世にタイムスリップしたかのような気がします。
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イチオシ
メセタが広がる。
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メゾン・デ・カンディッド。子豚の丸焼きを食べるためにはるばる日本からきました。
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お店の内部。テーブルが年代物で多少の歪みがあり、ちょっと軋む音もした。
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イチオシ
セゴビアの名物料理、コチニーリョ・アサード(子豚の丸焼き)。めちゃくちゃ柔らかくて美味です。日本では食べることができないものであるゆえにスペインに来て良かったなあと思える一品です。
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マドリードに戻る。夕暮れのソル広場周辺をぶらぶら歩く。
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アトーチャ駅構内のコインロッカーでスーツケースを受領して、植物園をぶらぶらしていたら、夜の10時で照明がうす暗くなった。
今晩マドリードで泊まるホテルはアトーチャ駅近くのホテル・メディオディーア。 -
翌朝、プラド美術館へ。ラファエロ展が特別開設されていた。それにしても、プラド美術館には圧倒させられる。
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イチオシ
スペインの経済状況はヤバイ。政府の緊縮政策に反対するデモがスペイン銀行の前で行われていた。プラカードのハサミは緊縮政策によるカットを表している。デモ隊の周りには警察が監視している。
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マヨール広場。
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ムセル・デル・ハモン。ハムの博物館と言ったところでしょうか。ここで入らないわけにはいきません。
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メロン・コン・ハモン。
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スペイン旅行の〆はソフィア王妃芸術センターである。ピカソのゲルニカは、戦争への怒りと生命の尊重を考えさせられる大作である。
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パリでトランジット。マドリード→パリのフライトの間、メセタの大地に沈む夕日がとても眩しかった。スペインよ、さらば。
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エールフランスの夜便で帰国の途に就く。ターミナル内のベンチの横に座っていたフランスかぶれの日本人のおっさんがちょっとウザかった(笑)
ここまで、長い間ご覧いただきありがとうございます。スペインの魅力を少しでも感じ取っていただけたらなら幸いです。
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