2013/06/17 - 2013/06/17
573位(同エリア1731件中)
josanさん
- josanさんTOP
- 旅行記600冊
- クチコミ8件
- Q&A回答0件
- 821,122アクセス
- フォロワー56人
今回の「1974年卒業旅行・欧州1人旅」は、私の
大学の卒業旅行(2月中旬~3月末)の1人旅の話
です。
今では学生が海外に卒業旅行に行くのは、当たり
前の時代ですが、1974年当時は未だ少数の、旅
好きな学生が、まともなガイドブックも無い頃に、自
分の力で情報を集めた、手探りの旅でした。
この時期は円も1ドル300円の超円安で、2ヶ月足
らずの旅行に、当時としては高額な、バイトで2年間
掛けて、貯めた60万円を持ち、欧州の1人旅に出か
けました。
今回の大学の生協の企画に、集まった学生達は卒
業を控えた学生が中心で、40人程の男女の学生達
でした。
確か先払いの航空運賃は、17万6000円で、当時と
しては破格に安い値段でしたが、新卒の私の初任給
が9万9000円の時でしたので、今から思えば安くは
有りませんね。
先ず最初に私が欧州1人旅を始めた国は、「ギリシャ」
でした。
この企画は、生前この企画を私が約束して果たせない
まま、第二の故郷デンマークで病死した、4トラの悪友
のGINさんに捧げます。
※今回の改訂版ギリシャ編の写真は,当時の白黒のフ
ィルムで40年近い前の物です、またコメントも新しい話
を加筆しました。
この写真は卒業式の後の、クラスメイトとの記念写真です。
-
「卒業旅行・欧州1人旅(①ギリシャ編)」
「1974年2月16日~19日」
この欧州の旅の企画への、参加者の学生達
は、2~3人で参加する人達が、殆どでしたが
、私は我が侭な性格ですので、自由気侭な旅
をしたいので、1人で参加をしました。
私は高校生の16歳の夏休みから、日本中を
バイトをしたお金で、1人旅して居たので気侭
で自由な1人旅が、好きなのです。
ギリシャへのアリタリア航空の往路は、実に日
本から4回も経由して、降りる度に何回も不味
い機内食を食べさせられて、途中エンジントラ
ブルにも逢い、なんと23時間も掛かり、最初
の目的地アテネに着きまいた~。(汗)
ギリシャの首都のアテネは、2月中旬とはいえ
日差しが強く空気は乾き、私は余り寒さは感じ
ませんでした。
私は日本を出る時に家族が心配するので、今
回の旅では最初に訪れる国では、日本から名
の知れたホテルの予約を2泊分入れ、後は自
力で安宿を探すスタイルを取りました。
そうしないと物価の高い欧州では、ホテル代が
マジでとても高いので、お金がいくら有っても足
りませんでした。
そして長旅ですので、気候も変わるので、衣類
も荷物に成るので、余り持参せず楽しみながら
現地で買う事にして、先ずは現地の物価を調べ
る為に、初めて訪れる国では、観光よりもスーパ
ーや市場を先に回りました。
アテネは歩いて見ると実に遺跡が多い街で、そ
して石畳の道ばかりですので、日本から履いて
来た、靴が3日でダメに成り、靴を買う事に成り
ました。
私の足は日本では標準的なサイズですが、ギリ
シャでは小さい様で、靴屋の女店員さんに2Fの
子供用の靴のコーナーに、連れて行かれてマジ
でムッとしました。(涙)
私はまさか、赤や緑の可愛い靴を履く訳にも行
かず、一番地味な茶色の、皮製のウォーキング
ブーツを買いました。
この靴は流石に、石畳の酷い悪路の国ギリシャ
仕様ですので、とても丈夫で帰国後15年履いて
も、全然壊れませんでした。
私がギリシャで覚えた言葉は、カリメーラ(おはよ
うございます)ヤーサス、ヤースウ(こんにちわ)、
エフハリストー(ありがとう)マリスタ(はい)、オヒ
(いいえ)アディオ(さよなら)カリスペラ(こんばん
は)エフハリストッ(ありがとう)オリステ(どういた
しまして)シグノミ(ごめんなさい)カリニヒタ(おや
すみ)トゥ イネイトワレタッ(トイレは何処ですか)
だけでした。(笑) -
実はアテネの街で私がー番困った事は、食
事でした何を頼んでも、名物のオリーブオイ
ルがお皿の底に溜まる程、多量に使われて
居て、オリーブオイルに弱い私は、ハンバー
ガーばかり食べて居ました。
そして、お昼ご飯を食べる時間を少しでも逃
すと、街中恐ろしく長い時間お店が休憩して、
夜の9時頃からしかレストランが開かないの
で、食事には大変困りました。
ギリシャの人達は夕食が遅くて9時過ぎから
12時近くまで食べて居ます、でも意外と朝は
早くから働くので、長いシエスタが必要なんで
すね。
今ではシエスタと言う、長い昼寝の習慣がこ
の地方に有る事は、インターネットで簡単に
判りますが、この時代は安ホテルやグルメの
情報すら、日本には何処にも、有りませんで
した。
そしてアテネの街には、貧乏な観光客が食べ
る様な、洒落たレストランも少なく「タヴェルナ」
と言うふざけた名前の軽食を食べさせる、酒
場の様なお店にばかりに通って居ました。
そして良く食べたのが、スブラキと言う牛や豚、
ラムなどを塩・コショウして串にさして炭火で焼
いた料理が大好きでした。
そしてトルコに近いのか、ギロと呼ばれる大き
な肉を立てた串に刺しぐるぐる回るヒーターで
焼き、その表面を削ぎ落とした肉を、レタス、ト
マトとー緒に、ピッタというパンで包み食べる、
ケバブに似た料理も街中に有りました。
そして毎日飲んでいた、深煎りの豆を細かく挽
いた物を、鍋で水から煮出して上澄みを飲む、
色の割に苦くなくてコクの有る、ギリシャコーヒ
ーが大好きでした。
実は「タベルナ」はイタリア語で大衆食堂のこ
とで「タヴェルナ 」はおもにギリシャ料理の店
として、使われて居る事を私は後で知りました。
そして街中に沢山有る「BAR(バール)」は日
本の「カフェ」の様な感覚でした、また「カフェ」
とはフランス語で、お酒も出す喫茶店と言う、
意味の様です。
私は遺跡や世界遺産には余り興味が無く、美
術館や博物館を見るのが好きです、そして観
光地より下町や、市場の地元の人達を見てい
る方が性に合って居る様です。 -
この私の1人旅の時代は日本には、まともな
ガイドブックも少なく、ギリシャの観光資料も、
「アクロポリスの丘」や「ナショナル・ミュージア
ム」と「ギリシャの島巡り」位の物で、私は毎日
街をぶらついて、歩いてばかりでした。
日曜日にはとても凄い数の観光客が、美術館
に訪れるのでびっくりしましたが、日曜日には
料金がタダになるので、仕方ないですね、でも
料金が安いのでゆっくり見るには、空いて居る
平日に行く事をお勧めします。
そして珠に行くのは、哀愁のあるギリシャ音楽
ブズキの、生演奏を聴きながら食事が出来る、
洒落た夜の観光レストランでした。
そのお店では名物のウゾと言う、葡萄の絞りカ
スから出来る、マジキツイお酒をみんな飲んで
居ました、微かに松ヤニの香りがする、水で割
って飲むと、普段は透明ですが白く濁る不思議
なお酒です。
そしてこの店で行われる、ベリーダンスやお店
の男女の店員達が、店の中央ホールで踊る民
族ダンスがとても好きでした。
アテネのお土産屋さんにも、色々な品が有りま
すが、殆どがアテネ産では無く、酷い紛い物ば
かりでした。
私がギリシャでー番興味を持ったのは、革製品
でした、皮の質が良くてイタリアの様に、なめし
の技術が素晴らしい、品物ばかりでした。
ですので私は知人のギリシャでのお土産には、
値段の割には質の良い、皮の靴やバックをお
勧めて居ます。 -
また旅先で注意しなければ生けないのは、
観光客をカモにする悪い奴らです、そのー
番手は観光地に居る悪徳タクシーの運転
手達です。
彼らは、毎日ホテルの前に陣取り、カモを探
しー日過して居ます、そして地元の人達には
適正価格ですが、二度と訪れない観光客か
らは、軽く3〜4倍も高い料金をボルのです。
私も、ホテルの前で毎日彼らから、「観光に
行かないか?」と声を掛けられましたが観光
地の場所を彼らに聞くだけで、タクシーには
乗りませんでした。
ですので私は2〜3日で、彼らから声をかけ
られなく成り、夜ホテルの前で彼らに逢うと、
諦めたのか「毎日歩きじゃ疲れるだろう!。」
と、笑いながら冗談を、言われる様に成りま
した。 -
こうなれば、占めたもので、彼らとの馬鹿話の
ついでに、「僕は貧乏旅行者なのです。」と言
い、「美味しい、安いレストランや、面白い所は
無いですか。?」と、彼らに、笑いながら聞くと、
「も〜しょうがねいな〜!。」と、名ガイドに変身
してタダで私に良い穴場の場所を、教えてくれ
ました。(笑)
その街の事は街のタクシーの運転手に、聞くの
がー番です、彼らはー日中街を走り、何でも知
って居るからなのです。
そして、アテネ観光の最終日に、安いワインを
1本ガイドのお礼にと、彼らに渡すとえらく喜ん
で空港までの料金を、特別安くしてくれました。 -
私が訪れた時代はギリシャは、経済も海運業
が盛んで、景気も悪く有りませんでしたが、現
在はギリシャはユーロ圏のお荷物に、成って
居る様ですね。
次回は「欧州1人旅」の2ヶ国目の「イタリア」で
〜す。(笑)
(終)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (2)
-
- kioさん 2013/03/18 23:13:53
- 若き頃の旅の日々
- josan様 こんばんわ
若かりし頃のいにしえの旅の日々ナイスですよん
私も高校生の頃から、josanさん同様にあちこち一人旅をしていました。
私と似ているテイストあるかもしれません(*^_^*)
北海道に周遊券と一万円だけで、10日間過ごしたこともありましたね
卒業旅行 私もjosan殿と二年遅れで出掛けたものです。
josanの仰るとおり ギリシャは革製品がホントに良かったです。
私は海運王オナシス夫人となったジャックリーヌ御用達という店で皮のサンダルを購入したんですが履けば履くほど、皮の光沢が出てきて、十数年履いても傷まず、いい味をだしてホントにお気に入りでしたね。
josanさんの若い頃の旅の記述を読んでいると、私が体験した旅の日々と
トレースしてしまい思わず頷いてしまいます。
バンバン 書いてくださいよ〜〜
- josanさん からの返信 2013/03/19 00:32:32
- RE: 若き頃の旅の日々
- > josanさんの若い頃の旅の記述を読んでいると、私が体験した旅の日々と
> トレースしてしまい思わず頷いてしまいます。
> バンバン 書いてくださいよ〜〜
kioさん今晩は〜、丁度今は娘が3/2日から春休みで、
街から村の家に来て居ます、娘や嫁は毎日近所のい
とこ達と遊んで、家に居ないので、このシリーズを始め
ました。
私はGINさんとの約束を、漸く書き始めましたが、し
かしとても古い旅の話ですので、所々記憶が飛んで
仕舞い、思い出すのがー苦労です。(涙)
でも色々と書いて行くと、今まで忘れていたエピソー
ドや、当時の色々な国の景色が思い出され、とても楽
しい時を過しています。
私は今、フランスの旅を書いて居ます、―番印象に残
った国でしたので、書く事が多くて苦戦しています。(笑)
私にkioさんの様な、文章力が有ればと思う毎日です。(涙)
ウドンよりJOSAN。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
アテネ(ギリシャ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
2
6