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【4泊5日の旅。豊町御手洗地区散策】<br /><br />(ちょっと古い旅行ですが)2010年の10月、4泊5日の日程で瀬戸内海から愛媛県を周遊してきました。<br />その最終日の10月11日に、瀬戸内海のほぼ中央に位置する大崎下島の港町・御手洗(国指定重要伝統的建造物群保存地区)に立ち寄り、今も残る往時の町並みの中を散策したことが、この旅行の中でも特に印象に残っていました。<br /><br />いつか旅行記としてまとめてアップしたいなあと考えてはいたのですが、時間が過ぎるばかり…。<br />今回たまたま、別の重伝建地区を訪れた旅行記を書いていたら、ふと御手洗の記憶がよみがえり…これはぜひ書かなければと☆<br />(何せ昔の旅行なので、ちょっと記憶が曖昧なところもありますし、写真もあまり上手くありませんがご容赦を)<br /><br />〔旅の行程〕<br />・今治市街 ~ 御手洗港 ~ 御手洗の町並み(潮待ち館 ~ 天満宮 ~ 若胡子屋跡 ~ 松浦時計店 ~ 満舟寺の石垣 ~ 千砂子波止 ~ 住吉神社 ~ 御手洗七卿落遺跡 ~ 江戸みなとまち展示館・乙女座)~ 下蒲刈島 ~ 広駅 ~ 広島駅 ~ 博多駅 <br /><br /><br />〔これまでに訪れた重要伝統的建造物群保存地区〕<br />・美濃町(岐阜県美濃市/商人町)<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10746723/<br />・関宿(三重県亀山市/宿場町)<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10654676/<br />・坂本(滋賀県大津市/里坊群・門前町)<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10676888/<br />・嵯峨鳥居本(京都府京都市右京区/門前町)<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10665086/<br />・大森銀山(島根県大田市/鉱山町)<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10568382/<br />・秋月(福岡県朝倉市/城下町)<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10563226/<br />・有田内山(佐賀県西松浦郡有田町/製磁町)<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10597026/<br />・豆田町(大分県日田市/商家町)<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10563332/

時が止まった港町~豊町御手洗・重要伝統的建造物群保存地区を歩く~

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2010/10/07 - 2010/10/11

35位(同エリア168件中)

1

69

紅い翼

紅い翼さん

【4泊5日の旅。豊町御手洗地区散策】

(ちょっと古い旅行ですが)2010年の10月、4泊5日の日程で瀬戸内海から愛媛県を周遊してきました。
その最終日の10月11日に、瀬戸内海のほぼ中央に位置する大崎下島の港町・御手洗(国指定重要伝統的建造物群保存地区)に立ち寄り、今も残る往時の町並みの中を散策したことが、この旅行の中でも特に印象に残っていました。

いつか旅行記としてまとめてアップしたいなあと考えてはいたのですが、時間が過ぎるばかり…。
今回たまたま、別の重伝建地区を訪れた旅行記を書いていたら、ふと御手洗の記憶がよみがえり…これはぜひ書かなければと☆
(何せ昔の旅行なので、ちょっと記憶が曖昧なところもありますし、写真もあまり上手くありませんがご容赦を)

〔旅の行程〕
・今治市街 ~ 御手洗港 ~ 御手洗の町並み(潮待ち館 ~ 天満宮 ~ 若胡子屋跡 ~ 松浦時計店 ~ 満舟寺の石垣 ~ 千砂子波止 ~ 住吉神社 ~ 御手洗七卿落遺跡 ~ 江戸みなとまち展示館・乙女座)~ 下蒲刈島 ~ 広駅 ~ 広島駅 ~ 博多駅


〔これまでに訪れた重要伝統的建造物群保存地区〕
・美濃町(岐阜県美濃市/商人町)
 http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10746723/
・関宿(三重県亀山市/宿場町)
 http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10654676/
・坂本(滋賀県大津市/里坊群・門前町)
 http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10676888/
・嵯峨鳥居本(京都府京都市右京区/門前町)
 http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10665086/
・大森銀山(島根県大田市/鉱山町)
 http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10568382/
・秋月(福岡県朝倉市/城下町)
 http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10563226/
・有田内山(佐賀県西松浦郡有田町/製磁町)
 http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10597026/
・豆田町(大分県日田市/商家町)
 http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10563332/

同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • 〔今治市街〕<br /><br />前日から宿泊していた愛媛県今治市街にある「今治国際ホテル」。<br />窓を開けてみると、今日も日本晴れのいい天気!<br /><br />ちょっと早めにホテルをチェックアウトして、今治港へ移動します。

    〔今治市街〕

    前日から宿泊していた愛媛県今治市街にある「今治国際ホテル」。
    窓を開けてみると、今日も日本晴れのいい天気!

    ちょっと早めにホテルをチェックアウトして、今治港へ移動します。

  • 港に向かって歩いていく途中で、ちょうど今治城が!<br />日本三大水城の名にふさわしく、水の中に浮いているように見えますね〜。

    イチオシ

    港に向かって歩いていく途中で、ちょうど今治城が!
    日本三大水城の名にふさわしく、水の中に浮いているように見えますね〜。

  • 築城したのは城造りの名手・藤堂高虎公で、日本100名城にも選ばれています。<br />実は、この旅の2日目に今治城に登城したのですが、けっこうな雨の中だったので、こんなに美しい姿を見れて感激。<br /><br />・藤堂高虎公が築城した伊賀上野城<br /> 古都奈良散歩と伊賀街道から鈴鹿峠を越えてゆく【5】〜伊賀上野城と俳聖松尾芭蕉の生誕地を歩く〜<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10653580/

    築城したのは城造りの名手・藤堂高虎公で、日本100名城にも選ばれています。
    実は、この旅の2日目に今治城に登城したのですが、けっこうな雨の中だったので、こんなに美しい姿を見れて感激。

    ・藤堂高虎公が築城した伊賀上野城
     古都奈良散歩と伊賀街道から鈴鹿峠を越えてゆく【5】〜伊賀上野城と俳聖松尾芭蕉の生誕地を歩く〜
     http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10653580/

  • しばらく市街地を進み、今治港に到着。<br />瀬戸内海の海上交通の要衝だけあって、けっこうな広さです。

    しばらく市街地を進み、今治港に到着。
    瀬戸内海の海上交通の要衝だけあって、けっこうな広さです。

  • 港湾ビルの中で、9:00発の御手洗行き高速船(せと観光ボート)の切符を購入。<br /><br />※せと観光ボートの高速船は、2011年8月23日をもって廃止されたので注意。

    港湾ビルの中で、9:00発の御手洗行き高速船(せと観光ボート)の切符を購入。

    ※せと観光ボートの高速船は、2011年8月23日をもって廃止されたので注意。

  • この第一桟橋から出発するそうです。<br />おっとおじさんは、チャリで島々をツーリングですかね〜。

    この第一桟橋から出発するそうです。
    おっとおじさんは、チャリで島々をツーリングですかね〜。

  • 乗船するのは手前の「せとひめ」号。

    乗船するのは手前の「せとひめ」号。

  • (海の上を颯爽とかける高速船…。もう過去の栄光となってしまったのが残念。)

    (海の上を颯爽とかける高速船…。もう過去の栄光となってしまったのが残念。)

  • 船内に移動したところで、定刻どおり9:00に出発。<br />いざ、瀬戸内海へ乗り出します!

    船内に移動したところで、定刻どおり9:00に出発。
    いざ、瀬戸内海へ乗り出します!

  • 出発してまず見えてきたのが、来島海峡に架かる来島海峡大橋です。

    出発してまず見えてきたのが、来島海峡に架かる来島海峡大橋です。

  • その真下をくぐって行きます。<br />普段とは違う大迫力のアングルですね〜。

    イチオシ

    その真下をくぐって行きます。
    普段とは違う大迫力のアングルですね〜。

  • 無事通過しました。。。

    無事通過しました。。。

  • そして、瀬戸内の蒼い海を駆け抜けてゆきます☆

    そして、瀬戸内の蒼い海を駆け抜けてゆきます☆

  • 船のスピードがだいぶ落ちてきたところで、島に町並みらしき建物が見えてきました。<br />そろそろ到着かな。。。

    船のスピードがだいぶ落ちてきたところで、島に町並みらしき建物が見えてきました。
    そろそろ到着かな。。。

  • 無事、御手洗港の桟橋に接岸。およそ30分の船旅でした。。。

    無事、御手洗港の桟橋に接岸。およそ30分の船旅でした。。。

  • 〔 御手洗の町並み(重要伝統的建造物群保存地区)〕<br /><br />ここ御手洗は、瀬戸内海のほぼ中央に位置する大崎下島の東端部に位置し、江戸時代の西回り航路の潮待ち、風待ちで栄えた港町です。<br />昭和初期には、船の機関の発達で風待ちが不要となって港としての役割を終えましたが、そのまま往時の町並みが残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

    〔 御手洗の町並み(重要伝統的建造物群保存地区)〕

    ここ御手洗は、瀬戸内海のほぼ中央に位置する大崎下島の東端部に位置し、江戸時代の西回り航路の潮待ち、風待ちで栄えた港町です。
    昭和初期には、船の機関の発達で風待ちが不要となって港としての役割を終えましたが、そのまま往時の町並みが残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

    御手洗の町並み 名所・史跡

  • ちょうど御手洗の地図がありました☆<br />大崎下島東端のわずかな平地に、密集するように町並みが形成されています。

    ちょうど御手洗の地図がありました☆
    大崎下島東端のわずかな平地に、密集するように町並みが形成されています。

  • まずは、港から歩いてすぐの観光案内所「潮待ち館」に立ち寄り、「見たらいい町、御手洗マップ」をゲット(イラスト風ですが、御手洗の全体像とスポットごとの解説が1枚に分かりやすく整理されており、秀逸な出来)。<br />こちらでは荷物も預かっていただけるということなので、合わせてお願いすることに。<br /><br />それでは、満を持して御手洗の町を散策してゆきます♪

    まずは、港から歩いてすぐの観光案内所「潮待ち館」に立ち寄り、「見たらいい町、御手洗マップ」をゲット(イラスト風ですが、御手洗の全体像とスポットごとの解説が1枚に分かりやすく整理されており、秀逸な出来)。
    こちらでは荷物も預かっていただけるということなので、合わせてお願いすることに。

    それでは、満を持して御手洗の町を散策してゆきます♪

    潮待ち館 グルメ・レストラン

  • この御手洗の町造りが始まったのが、江戸時代前期の1666年頃だといわれていて、当時の雰囲気を残した町並みが今も残されています。

    この御手洗の町造りが始まったのが、江戸時代前期の1666年頃だといわれていて、当時の雰囲気を残した町並みが今も残されています。

  • (御手洗の風景①)

    イチオシ

    (御手洗の風景①)

  • 〔 天満宮 〕<br /><br />港のすぐ間際まで迫った高台の一角には、その昔菅原道真公が太宰府に左遷された際にこの地に寄り、口をすすぎお手を洗われ、神に祈ったとの伝説から建てられた「天満神社」が鎮座しています。

    〔 天満宮 〕

    港のすぐ間際まで迫った高台の一角には、その昔菅原道真公が太宰府に左遷された際にこの地に寄り、口をすすぎお手を洗われ、神に祈ったとの伝説から建てられた「天満神社」が鎮座しています。

    天満宮 寺・神社・教会

  • 境内の隅にひっそりと立つ「管公の碑」。(ここからでは見えませんが)石碑には、<br /><br />「我たのむ 人をむなしく なすならば 天か下にて 名をやなかさん」<br /><br />と管公の歌が刻まれているそうです。<br />

    境内の隅にひっそりと立つ「管公の碑」。(ここからでは見えませんが)石碑には、

    「我たのむ 人をむなしく なすならば 天か下にて 名をやなかさん」

    と管公の歌が刻まれているそうです。

  • (御手洗の風景②)

    (御手洗の風景②)

  • 階段を登ってゆくと、天満神社の社殿がひっそりと鎮座しています。。。

    階段を登ってゆくと、天満神社の社殿がひっそりと鎮座しています。。。

  • ご本殿の下には、願いを込めてくぐるとそれが叶うという「可能門」が続いています。<br />ここでは、旅の無事をお祈りしましょうか。

    ご本殿の下には、願いを込めてくぐるとそれが叶うという「可能門」が続いています。
    ここでは、旅の無事をお祈りしましょうか。

  • 可能門をくぐった先には、神社の御由緒にもあった管公御手洗の清水が湧き出る井戸が今も残されています。<br /><br />この地で、菅原道真公をお祀りする神社に訪れることができるとは…旅は何があるか分からないものです。<br /><br />・風薫る筑紫路をゆく【1】〜大興善寺のつつじと武蔵寺の藤〜(太宰府天満宮)<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10566329/<br />・安芸・周防に残る毛利氏の遺風を訪う【1】〜毛利氏庭園が残る防府市街を巡る〜(防府天満宮)<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10577525/

    可能門をくぐった先には、神社の御由緒にもあった管公御手洗の清水が湧き出る井戸が今も残されています。

    この地で、菅原道真公をお祀りする神社に訪れることができるとは…旅は何があるか分からないものです。

    ・風薫る筑紫路をゆく【1】〜大興善寺のつつじと武蔵寺の藤〜(太宰府天満宮)
     http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10566329/
    ・安芸・周防に残る毛利氏の遺風を訪う【1】〜毛利氏庭園が残る防府市街を巡る〜(防府天満宮)
     http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10577525/

    天満宮 寺・神社・教会

  • 〔 若胡子屋跡 〕<br /><br />天満神社からまた町中へ戻り、ほど近いところに、唯一残る江戸時代のお茶屋である「若胡子屋跡」の建物が保存されています。<br />広島藩から免許を受けた茶屋で、最盛期には100人以上の芸妓をかかえていたそうで、ここからも往時の御手洗の繁栄が分かります。<br /><br />中には過去の資料を展示しているそうなのですが…閉まってますね。

    イチオシ

    〔 若胡子屋跡 〕

    天満神社からまた町中へ戻り、ほど近いところに、唯一残る江戸時代のお茶屋である「若胡子屋跡」の建物が保存されています。
    広島藩から免許を受けた茶屋で、最盛期には100人以上の芸妓をかかえていたそうで、ここからも往時の御手洗の繁栄が分かります。

    中には過去の資料を展示しているそうなのですが…閉まってますね。

    若胡子屋跡 名所・史跡

  • 風情のある通りが続いていると思うと…。

    風情のある通りが続いていると思うと…。

  • こんな洋館もあってちょっと不思議な感じに。<br />明治以降から昭和初期まで栄えた港町なので、このような洋館も残っているのでしょう。

    こんな洋館もあってちょっと不思議な感じに。
    明治以降から昭和初期まで栄えた港町なので、このような洋館も残っているのでしょう。

  • いたるところに、季節のお花が飾られているところもいいですね〜。<br />おもてなしの心がありがたいです。

    いたるところに、季節のお花が飾られているところもいいですね〜。
    おもてなしの心がありがたいです。

  • そして、町の郵便局の前には、今はもうあまり見かけることのない、丸形の赤ポストも。

    そして、町の郵便局の前には、今はもうあまり見かけることのない、丸形の赤ポストも。

  • 〔 松浦時計店 〕<br /><br />郵便局のとなりにあるこの時計店は、明治時代から続く「有名な」時計屋さんだそうです。<br />(4traのスポットに、「名所・旧跡」として登録されているのはどうかとも思いますが…)

    〔 松浦時計店 〕

    郵便局のとなりにあるこの時計店は、明治時代から続く「有名な」時計屋さんだそうです。
    (4traのスポットに、「名所・旧跡」として登録されているのはどうかとも思いますが…)

    松浦時計店 名所・史跡

  • 〔 満舟寺の石垣 〕<br /><br />やがて見えてきたのは、立派な石垣に囲まれた高台の上にある「満舟寺」です。<br /><br />この石垣は、豊臣秀吉の四国征伐の際の前線基地として、加藤清正が築城したものと伝えられているそうです。<br />築城の名手とうたわれた加藤清正が造ったものなら、その立派さも分かりますね。

    〔 満舟寺の石垣 〕

    やがて見えてきたのは、立派な石垣に囲まれた高台の上にある「満舟寺」です。

    この石垣は、豊臣秀吉の四国征伐の際の前線基地として、加藤清正が築城したものと伝えられているそうです。
    築城の名手とうたわれた加藤清正が造ったものなら、その立派さも分かりますね。

    満舟寺の石垣 名所・史跡

  • 境内に続く石段を登ってゆきます。

    境内に続く石段を登ってゆきます。

  • こちらがご本堂です。。。

    こちらがご本堂です。。。

  • 〔 千砂子波止 〕<br /><br />満舟寺から東へぐっと歩いてゆくと、やがて海に突きあたります。<br />江戸時代からの防波堤である「千砂子波止(ちさごはと)」と呼ばれているそうです。

    〔 千砂子波止 〕

    満舟寺から東へぐっと歩いてゆくと、やがて海に突きあたります。
    江戸時代からの防波堤である「千砂子波止(ちさごはと)」と呼ばれているそうです。

    千砂子波止 名所・史跡

  • せっかくなので、防波堤の先まで行ってみましょう!

    せっかくなので、防波堤の先まで行ってみましょう!

  • 防波堤の一番先にある、(コンクリート製ですが)高燈籠。

    防波堤の一番先にある、(コンクリート製ですが)高燈籠。

    高燈籠 名所・史跡

  • ここで、潮風に吹かれながらしばし休憩しましょうか。。。

    ここで、潮風に吹かれながらしばし休憩しましょうか。。。

  • 目の前には、蒼い空とそれに負けない海、そして水平線の先に瀬戸内の島々が…。

    イチオシ

    目の前には、蒼い空とそれに負けない海、そして水平線の先に瀬戸内の島々が…。

  • (御手洗の風景③)

    (御手洗の風景③)

  • 反対側には、高灯籠と潮だまりに寄り添うように続く町並み…。

    イチオシ

    反対側には、高灯籠と潮だまりに寄り添うように続く町並み…。

  • (御手洗の風景④)

    (御手洗の風景④)

  • 〔 住吉神社 〕<br /><br />千砂子波止のすぐとなりには、海運の神様をお祀りする「住吉神社」が。<br />こういう港町にはぴったりですね〜。

    〔 住吉神社 〕

    千砂子波止のすぐとなりには、海運の神様をお祀りする「住吉神社」が。
    こういう港町にはぴったりですね〜。

    千砂子波止 名所・史跡

  • (御手洗の風景⑤)

    (御手洗の風景⑤)

  • 境内の横はすぐ海が迫っています。

    イチオシ

    境内の横はすぐ海が迫っています。

  • こちらがご本殿。<br />江戸時代の1829年に千砂子波止の完成に合わせ、その鎮守として建立されたそうで、大阪の豪商・鴻池家が堺の住吉神社の本社を模したものを寄進したそうです。<br />いわゆる西回り航路の中継地として栄えたこの港は、大阪の商人たちにとっても重要な拠点だったことが分かります。

    こちらがご本殿。
    江戸時代の1829年に千砂子波止の完成に合わせ、その鎮守として建立されたそうで、大阪の豪商・鴻池家が堺の住吉神社の本社を模したものを寄進したそうです。
    いわゆる西回り航路の中継地として栄えたこの港は、大阪の商人たちにとっても重要な拠点だったことが分かります。

    千砂子波止 名所・史跡

  • さらに海沿いの町並みを眺めながら歩いてゆきます☆<br />こちらは江戸時代に船宿だった建物。

    さらに海沿いの町並みを眺めながら歩いてゆきます☆
    こちらは江戸時代に船宿だった建物。

  • あなごめし…すご〜〜〜く食べたいけどまだ準備中か…。

    あなごめし…すご〜〜〜く食べたいけどまだ準備中か…。

  • (御手洗の風景⑥)

    (御手洗の風景⑥)

  • 2階になまこ壁があしらわれたお屋敷も。

    2階になまこ壁があしらわれたお屋敷も。

  • 〔 御手洗七卿落遺跡 〕<br /><br />幕末の1863年、会津藩・薩摩藩を中心とした公武合体派が、長州藩を主とする尊皇攘夷派を京都から追放した、いわゆる「八月十八日の政変」によって、尊皇攘夷派の公卿であった三条実美以下7名が京都を追放され、長州藩へ落ち延びた際に、この屋敷に立ち寄り旅の疲れを癒やしたそうです。

    〔 御手洗七卿落遺跡 〕

    幕末の1863年、会津藩・薩摩藩を中心とした公武合体派が、長州藩を主とする尊皇攘夷派を京都から追放した、いわゆる「八月十八日の政変」によって、尊皇攘夷派の公卿であった三条実美以下7名が京都を追放され、長州藩へ落ち延びた際に、この屋敷に立ち寄り旅の疲れを癒やしたそうです。

    御手洗七卿落遺跡 名所・史跡

  • 建物の中も公開されています。といっても普通のお屋敷ですが…。

    建物の中も公開されています。といっても普通のお屋敷ですが…。

  • こちらがお庭側です。

    こちらがお庭側です。

  • (御手洗の風景⑦)

    (御手洗の風景⑦)

  • (御手洗の風景⑧)

    (御手洗の風景⑧)

  • (御手洗の風景⑨)

    (御手洗の風景⑨)

  • 〔 江戸みなとまち展示館・乙女座 〕<br /><br />そして、このモダンな洋館が、昭和初期に開設された劇場・乙女座です。<br />こちらは、内部も公開しているので入ってみましょう(入館料150円)。

    〔 江戸みなとまち展示館・乙女座 〕

    そして、このモダンな洋館が、昭和初期に開設された劇場・乙女座です。
    こちらは、内部も公開しているので入ってみましょう(入館料150円)。

    江戸みなとまち展示館 乙女座 美術館・博物館

  • 古き良き昭和の時代を感じさせる舞台。。。

    古き良き昭和の時代を感じさせる舞台。。。

  • 2階の座敷席から見下ろすとこんな感じ。<br />(規模は違いますが)熊本の山鹿温泉にある「八千代座」に訪れたことを思い出させるような雰囲気です。<br /><br />・春の肥後路をゆく【2】〜桜散りゆく菊池と水前寺成趣園〜<br /> http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10561597/

    2階の座敷席から見下ろすとこんな感じ。
    (規模は違いますが)熊本の山鹿温泉にある「八千代座」に訪れたことを思い出させるような雰囲気です。

    ・春の肥後路をゆく【2】〜桜散りゆく菊池と水前寺成趣園〜
     http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10561597/

  • 乙女座の裏側にある「江戸みなとまち展示館」(中でつながっています)では、江戸時代に栄えた御手洗の歴史が分かりやすく展示されています。

    乙女座の裏側にある「江戸みなとまち展示館」(中でつながっています)では、江戸時代に栄えた御手洗の歴史が分かりやすく展示されています。

  • こんな感じで、江戸時代の残滓を今に残す港町・御手洗をひととおり回ってきました!<br /><br />観光案内所で荷物を受け取り、洋館の前に立つバス停に来てみると、けっこういい時間に。<br />バスの本数があまりないので、ここで1本逃すとけっこう大変なことになるので、行動が慎重になっちゃいますよね〜。<br /><br />無事、11:46発の瀬戸内産交バスに乗り、御手洗の町を後にします。。。

    こんな感じで、江戸時代の残滓を今に残す港町・御手洗をひととおり回ってきました!

    観光案内所で荷物を受け取り、洋館の前に立つバス停に来てみると、けっこういい時間に。
    バスの本数があまりないので、ここで1本逃すとけっこう大変なことになるので、行動が慎重になっちゃいますよね〜。

    無事、11:46発の瀬戸内産交バスに乗り、御手洗の町を後にします。。。

  • 〔 下蒲刈島 〕<br /><br />バスは、御手洗港のある大崎下島から「とびしま海道」に沿って走ってゆきます。<br />下蒲刈島の三之瀬バス停に到着したところで途中下車。御手洗からだと、所要はだいたい1時間くらいです。

    〔 下蒲刈島 〕

    バスは、御手洗港のある大崎下島から「とびしま海道」に沿って走ってゆきます。
    下蒲刈島の三之瀬バス停に到着したところで途中下車。御手洗からだと、所要はだいたい1時間くらいです。

    下蒲刈島 自然・景勝地

  • ここからは簡単に紹介程度に。<br />三之瀬周辺にも、江戸時代から続く港町の伝統を今も残すスポットが点在しています。

    ここからは簡単に紹介程度に。
    三之瀬周辺にも、江戸時代から続く港町の伝統を今も残すスポットが点在しています。

  • …とはいうものも、まずは(御手洗ではありつけなかった)瀬戸内の海産物をいただかなくては♪<br /><br />バス停のすぐそばにあった「海鮮割烹 安芸三之関」さんへ。

    …とはいうものも、まずは(御手洗ではありつけなかった)瀬戸内の海産物をいただかなくては♪

    バス停のすぐそばにあった「海鮮割烹 安芸三之関」さんへ。

  • 注文したのは、もちろん「あなごめし」。

    注文したのは、もちろん「あなごめし」。

  • この松濤園には4つの建物が並んでいて、その中でも「御馳走一番館」は、江戸時代に善隣友好の使節団として朝鮮通信使が来日した際に、この下蒲刈島で藩を挙げて歓待した当時の様子が再現されています。

    この松濤園には4つの建物が並んでいて、その中でも「御馳走一番館」は、江戸時代に善隣友好の使節団として朝鮮通信使が来日した際に、この下蒲刈島で藩を挙げて歓待した当時の様子が再現されています。

  • 海沿いに石畳の道が続いていて、ぷらぷら散策しながら「蘭島閣美術館」などに寄ってみました。

    海沿いに石畳の道が続いていて、ぷらぷら散策しながら「蘭島閣美術館」などに寄ってみました。

    蘭島閣美術館 美術館・博物館

  • この日1日、今も江戸時代の風情が残る港町の雰囲気を十分に味わうことができました☆<br />また、のんびり時間を過ごしたいときに再訪してみたくなるスポットですね〜。<br /><br />この後、15:42発の瀬戸内産交バスでJR呉線の広駅まで移動し、ここから電車を乗り継ぎ博多への帰途に。

    この日1日、今も江戸時代の風情が残る港町の雰囲気を十分に味わうことができました☆
    また、のんびり時間を過ごしたいときに再訪してみたくなるスポットですね〜。

    この後、15:42発の瀬戸内産交バスでJR呉線の広駅まで移動し、ここから電車を乗り継ぎ博多への帰途に。

    広駅

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  • mom Kさん 2020/01/17 10:38:09
    今はその日を待ちながら
    初めまして。今治から御手洗に行く方法を探していると、貴旅行記に出会えました。3月に松山入りして、祝島と思っていたのですが、昨秋因島で同宿だったサイクリストに
    御手洗のことを教えられ、旅シフト変更。お写真で一層行かなくてはの気分になりました。電池切れした腕時計、松浦時計店で入れてもらいます。ありがとうございます。

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