2012/10/07 - 2012/10/08
120位(同エリア588件中)
紅い翼さん
【1泊2日の旅③。郡上八幡城登城】
岐阜県をゆく旅の2日目は、岐阜駅前から一気に北上し、長良川上流に位置する清らかな流れに包まれた城下町・郡上八幡へ。
最初に、戦国時代に築城され、作家・司馬遼太郎先生の『街道をゆく 4 郡上・白川街道』において「隠国(こもりく)の城」と評された山城・郡上八幡城へ登ってみます♪
秋晴れの青い空の下、美しい緑に包まれた白亜のお城がとても印象的で、天守閣最上階から眺める郡上八幡の城下町も、とても素晴らしかったです☆
〔旅の行程〕
・岐阜駅前 ~ 郡上八幡城下町プラザ ~ 郡上八幡城 ~ 岸劔神社 ~ 秋葉三尺坊悟竹院
【旅行記その1】~太閤秀吉の出世城・墨俣一夜城へ~
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10737377/
【旅行記その2】~織田信長の天下布武の拠点・岐阜城へ~
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10737636
【旅行記その4】~名水の里・郡上八幡をゆく② 清流に包まれた城下町を歩く~
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10743663/
【旅行記その5】~「うだつのあがる」町並み・美濃町重要伝統的建造物群保存地区を歩く~
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10746723/
〔尾張名古屋歴史紀行〕
・桶狭間への道程を巡り、夕闇に浮き出る名古屋城を眺める
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10685782/
・木曽川日本ライン下りと犬山に残る国宝建築を巡る
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10687728/
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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〔 岐阜駅前 〕
旅の2日目の朝。今日もいいお天気になりそうな感じ♪
現在時刻は7時30分過ぎ。。。
今日の目的地である郡上八幡へのアクセスは、名鉄岐阜駅のとなりにあるバスターミナルから郡上八幡行きの岐阜バス高速バス(7:40発)を利用することに。
朝早いこともあり、大型のバスに4・5人のお客だけ。大丈夫か公共交通機関…。名鉄岐阜駅 駅
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〔 郡上八幡城下町プラザ 〕
定刻どおりの8時52分に、郡上八幡の「城下町プラザ」前バス停に到着。
市街地のほぼ中心にあり、郡上八幡を歩き回る際の拠点に便利かなあということで、ここで降りてみました。
9時前ということもあってか、まだまだ準備してる感がありましたが、駐車場・観光案内所やおみやげ屋さんも併設されています。
コインロッカーに荷物を預け、さっそくまずは郡上八幡城へ☆ -
〔 郡上八幡城 〕
城下町プラザから東に進むとすぐに、登城口が見えてきました。
郡上八幡城城は八幡山の頂に造られた山城なので、ここからは登り道になります。郡上八幡城 名所・史跡
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青空に郡上八幡城の旗がそよぎます。。。
郡上八幡城 名所・史跡
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その途中に「山内一豊とその妻千代の像」が。
一豊の妻・千代は、(NHKの大河ドラマでもそうだったように)近江の出身というのが通説ですが、ここ郡上八幡出身という説もあり、関係する家系図などの史料も発見されているそうです。 -
お城を中心としたまわりの地図。
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お城へはちょっと曲がりくねった車道も整備されていますので、そちらを歩いてもいいですし、直線的に進める遊歩道もあります。
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ただ…遊歩道はそれなりに急ですので注意。
まあ、お城の裏に駐車場もあるので、車で行くのが一番楽でしょうね。 -
やっとお城の石垣が見えてきました。
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こちらはお城の地図。
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(郡上八幡城の風景①)
郡上八幡城 名所・史跡
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下から登ることおよそ15分で、白亜の天守閣が見えてきました!
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この郡上八幡城は、1559年に遠藤氏によりこの地に砦が築かれ、1588年に豊臣秀吉公の命で封ぜられた稲葉貞通により改築され、天守台なども設けられたそうです。
関ヶ原の合戦の功により、再度遠藤氏が城主に戻り、その後は井上氏・金森氏・青山氏と変遷し、明治維新を迎えたそうです。郡上八幡城 名所・史跡
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ではではさっそく中へ(入場料300円)。
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現在の天守閣は4層5階建の木造再建天守で、同じ岐阜県にある大垣城を模したものだそうです。
大垣城 名所・史跡
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(郡上八幡城の風景②)
郡上八幡城 名所・史跡
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(郡上八幡城の風景③)
郡上八幡城 名所・史跡
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天守閣の中は歴史資料館になっていて、歴代藩主に関連する展示がなされています。
郡上八幡城とその城下町のジオラマ。
八幡山に聳えるお城を、吉田川と小駄良川が天然の堀のように囲む要害の地だったのでしょう。 -
(先ほど銅像があった)山内一豊の妻・千代のコーナーもありました。
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再建天守とはいえ、木造なのが雰囲気を損なっていなくていいですね〜。
〇もう1つの木造再建天守・伊賀上野城
古都奈良散歩と伊賀街道から鈴鹿峠を越えてゆく【5】〜伊賀上野城と俳聖松尾芭蕉の生誕地を歩く〜
http://4travel.jp/traveler/akaitsubasa/album/10653580/ -
イチオシ
そして…天守閣からは郡上八幡の城下町が一望の下に!
四方を山に囲まれ、真ん中を吉田川が貫かれた郡上八幡の町の特徴がよく分かります。吉田川 自然・景勝地
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(郡上八幡城の風景④)
郡上八幡城 名所・史跡
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ちょっとだけ角度を南側へ。
先ほど通った門や櫓が見えます。。。 -
そしてこちらが東側。
この山の向こうは飛騨の小京都・高山です。
いや〜〜〜絶景絶景! -
天守閣から降りてきました。
山城なのであまり広くはありませんが、さらに周囲を歩いてみましょう。 -
城門のすぐ前にある売店前からも、郡上八幡の町を眺めることができます。
こちらはコスモスのおまけ付き♪ -
(郡上八幡城の風景⑤)
郡上八幡城 名所・史跡
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イチオシ
「美濃国は、北方は山波をかさねている。その山襞を削るようにして長良川が奔り、上流へゆくほど隠国の観がふかい。
日本の山城の典型のひとつは、長良川上流の郡上八幡城である。
そう信じ、この山の上に日本でいちばん美しい山城があるはずだと思いつつ登ったのは十五年ほど前で、春のはじめだったために雪が深く難渋した。頂上の天守台へのぼると、高塀に額縁された狭い空間にびっしり雪が降りつもり、その雪の上に四層の可愛らしい天守閣と隅櫓がそこに置かれるように立っていて、粉雪という動くものを透して見ているせいか、悲しくなるほど美しかった。」(司馬遼太郎『街道をゆく4 郡上・白川街道 』) -
雪の光景ではないですが、その美しさが伝わるでしょうか?
また、紅葉の時期も天守閣が赤く染まって格別だそうです。 -
(郡上八幡城の風景⑥)
郡上八幡城 名所・史跡
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さらにお城の北側にも行ってみます。
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そこは凌霜の森と呼ばれる広場でした。
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もう1つある隅櫓の脇から下る石段のあたり。
お城の雰囲気がよく出ています。 -
イチオシ
立派な石垣を横目に、緑に包まれた小径を歩いていると、とても清々しい気分になりますね〜♪
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苔や蔦が石垣を覆っていて、年月を感じさせます…。
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(郡上八幡城の風景⑦)
郡上八幡城 名所・史跡
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(郡上八幡城の風景⑧)
郡上八幡城 名所・史跡
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こんな感じで、郡上八幡城を一回りしてきました☆
山城ですのであまり広くはないのですが、美しい緑に包まれた白亜のお城がとても印象的でした。
また、天守閣最上階から眺める郡上八幡の城下町も素晴らしい!郡上八幡城 名所・史跡
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(郡上八幡城の風景⑨)
郡上八幡城 名所・史跡
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イチオシ
石垣の上に咲くコスモスを眺めながら、郡上八幡城を後にします。。。
郡上八幡城 名所・史跡
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〔 岸劔神社 〕
ここから、郡上八幡の市街地へ抜けられる遊歩道?を進んでゆきますが、その途中の山裾に連なる社寺にちょっと寄り道していくことに。
まずは、スサノオノミコトをご祭神とする岸劔神社へ。 -
〔 秋葉三尺坊悟竹院 〕
石段が続く先へ登ってゆくと…。 -
こちらは、明治時代にこの郡上郡の火防守護所として、秋葉三尺坊大権現を勧請し奉安している悟竹院というお寺でした。
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この道はあんまり使われていないようで、けっこう茂みが道を覆っているところもありました。。。
でも、市街地に抜けるのに、かなりショートカットできます。 -
無事?吉田川に架かる新橋にたどり着くことができました。
吉田川 自然・景勝地
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イチオシ
新橋から眺める吉田川の流れ…。緑がかったきれいな色ですね〜。
ここからさらに、清流に包まれた郡上八幡市街を巡ってゆきます♪吉田川 自然・景勝地
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