2012/01/10 - 2012/01/13
3位(同エリア4件中)
Triniさん
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ガイアナの内陸部北Rupununiルプヌニ地方のAnnaiアンナイに行った。
首都ジョージタウンから、トランス・ガイアナ航空のセスナに乗って1時間ちょい。
(往復250米ドル)
Annaiは、首都ジョージタウンから、ブラジルとの国境の街、
Lethem(レセム)までを結ぶ唯一の道の上にある。
真っ赤な土の、舗装されていない道を、
赤い砂埃の煙をなびかせながら4x4が爆走していく。
首都から9時間、舗装されていない悪路を爆走してもよいけれど、
ちょっと時間が惜しかったのと、悪路の運転がきつそうだし、
車が泥沼にはまって抜け出せなかったら困るので、
素直に飛行機で、ばび~ん!と一飛び。
・・・セスナだったので、ばび~ん!というよりも、
・・・カタカタカタカタ・・・でした。
今回は、Annaiの飛行場、、、というよりも、
セスナのみが飛んでこれるAir Stripのすぐ真横の宿
Rock View Lodgeに車を手配してもらい、Air Stripから北上した。
まず、Binna Hillという先住民族の村を訪問。
村出身の子供たちだけでなく、近隣数十キロ圏の他の村からも
子供が通ってくる学校があり、Voluntary Service Overseas
(VSO:日本の青年海外協力隊のような国際版)から派遣されている
スペイン人、イタリア人、イギリス人の若者が働いていた。
娯楽どころか、電気も太陽光発電だし、インターネットもない、
固定電話も携帯電話も通じない環境での生活。
貴重な体験をしてるなぁ。
みなさん、穏やかにいい顔をしてました。
Bina Hillに別れを告げた後は、更に北上してWowettaへ。
ここには一軒の雑貨屋さんがあり、
京セラの太陽光パネルによる電気で冷蔵庫が動いていて、
灼熱の大地のドライブの一休憩に、冷たいコーラが飲める。
素晴らしい、日本の技術。
こんなガイアナの辺鄙なところで「日本」に出会うと嬉しい。
この太陽光パネルの電気により、冷蔵庫が動かせたおかげで、
旅行者に冷たい飲み物を売れるようになったほか、
生肉の保存ができるようになったため、
村の人々の食生活が豊かになり、
栄養状況が向上したと言っていた。
素晴らしいぜ、京セラ。
一日目のお宿へ向かう。
Wowettaから更に北上して、熱帯雨林の中のSurama Lodgeに向かう。
Surama Lodgeは先住民族の村一つが共同運営している宿。
(3食・宿の周りのツアー付一人1泊100米ドル位)
非常にエコ。
水圧抜群の水シャワーも水洗トイレもあり、
何個かロッジが並んで建っている。
周りにレストランなんてないので、いわゆるオールインクルーシブ。
ビュッフェ形式ではあるが、
並んでる料理がなくなったからといって
補充されるわけでもないので、
決められたご飯の時間に、素直に遅れないように行き、
集まった人の数を数えて、
ああこのくらいは取っていいのだな、と考えながら取る。
・・・と書くと、ひもじそうだが。。。
うーん、若い男性は足りないかな?くらい。
普通においしいし、普通にお腹がいっぱいになります。
基本的に電気がないので、夜はさっさと寝るしかないですが、
紅茶とコーヒーのセットは常に食堂に用意されています。
ちなみに、このスラマ・ロッジの近辺は、
巨大なワシ「Harpy Eagle」が見られるところ。
当然自然なものなので、運によると思いますが、
好物が「サル」というほどの馬鹿でかいワシ。
Surama Lodge近辺で見られなかったら、
首都ジョージタウンの動物園にいる2羽でガマンガマン。
翌朝は、バードウォッチングに早朝に出かけた人たちを除いて朝食。
昨晩の、殺伐とした夜ご飯をよそう量の暗黙の牽制が解き放たれて、少しほっとする。
2日目。
Surama Lodgeから、Aranaputa(アラナプタ)へ一気に南下。
ここに来たら、行かなければいけないのは、ピーナッツバター工場。
Annai近辺に住む先住民族が現金収入を得るために
欧米の支援によって建てられたピーナッツバター工場。
はるか彼方までピーナツ畑が広がります。
ここで作られるのは、一切無添加の自然のままのピーナッツバター。
こんなに美味なピーナッツバターは食べたことがない。
本当においしい。
現金収入を得るようになるには、もっと量産しなければいけない。
しかし人手が十分でなく、ピーナッツの生産高も伸び悩んでいる。
今は現地で地産地消で完了。
残念ながら、これは首都ジョージタウンでは売っていません。
首都に住む友人たちに頼まれたピーナッツバター8瓶を買い込み、
つまみ用の塩味をつけてあるピーナッツもごっそり買って。
次の目的地はRewaへ。Rewa川のほとりのレンガ工場・・・
というよりも「作り場」見学。
非常に原始的に、川岸で取れる泥を成型して、乾かしてって、
作ってました。
この後は、2日目の宿、Rock View Lodgeへ。
サバンナのオアシスと言われる様に、プールもあるし、
Wi-fiもタダで、なんとも贅沢なホテル。
この地域で取れる食材を使った美味しい3食付。
少しでも宿泊費を安く上げたい場合は、
Lodgeでのお昼を事前に断り、
隣接するオアシス・カフェで、
ハンバーガーや菓子パンなどで済ませるとよいかも。
Lodge敷地内で採れたフルーツの盛り合わせが
部屋にプレゼントされるのも嬉しい。
Rock View Lodgeは、朝晩の食事は全ての宿泊客が揃って、
オーナーに招かれた客のように、
一緒におしゃべりを楽しみながらごはんを食べます。
はっきり言って。疲れてるとき。
初めて会った人たちとごはんを食べながら、
失礼のないように会話を繋がなければ!と思うのは、
結構、相当な精神的負担になる。
適当に相槌を打って、最低限の自分に関する情報を流し、
後は他の旅行者に話を無理やり振ってました。
Rock View Lodgeは夜間のみ電気があるので、
携帯・デジカメの充電を忘れずにチャージ。
Lodge隣接のオアシス・カフェは、夜間、
若者、子供、のたまり場になります。
決して「不良な」雰囲気が漂うわけでもなく、
ただ、そこに集っているだけ。
そこにふらふらと行き、冷えたビールを飲む夜もよいです。
Annai最終日3日目。
朝食の時間まで、広大な敷地内をお散歩。
午前5時からコーヒーや紅茶、自家製ハーブティーが用意される。
太陽が出てしまったあとは、気温がぐんぐん上がるのを肌で感じる。
Annaiから首都ジョージタウン行きのセスナは
朝9時半か12時半頃。
チェックイン時には、預け入れ荷物とは別に、
乗客が手荷物を持った状態で重さを量られます。
この数字は、この重いハイキングシューズが原因なんです!と、
事務的にその数字を書き留めているお兄さんに言い訳したくなる。
眼下に広がる、もりもりもこもこの緑のじゅうたん、熱帯雨林。
ときどきゴールド鉱山やダイヤモンド鉱山を見ながら、
ああ夢の世界から首都ジョージタウンへ・・・と帰っていきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
首都ジョージタウンの中心から車で20分のオーグル空港。
ここは主にガイアナ国内線と、隣国スリナム行の飛行機が飛ぶ。
ガイアナの左隣りのベネズエラ、
ガイアナの下のブラジル、
この両国へのガイアナからのフライトは2014年10月現在ありません。 -
こんな小さいセスナ。
-
中はこんな感じ。
ジョージタウン→Annai→レセム行きのフライトは常に満席。
週末は特に、かなり前から予約しないと乗れません。 -
小さなセスナなので機内サービスはありませんが、
こんなに嬉しいサービスが。。。
飲み物とお菓子。
セスナに乗り込むときに頂けます。 -
ジョージタウン、ばいばい。
向うに見えるは大西洋。 -
サトウキビ畑が続きます・・・
-
これは、金鉱山か、ボーキサイト鉱山か、ダイヤモンド鉱山か・・・。
ガイアナのダイヤモンドは、特徴として、
他の地域で採れるダイヤモンドよりも硬いらしいです。
街のKingsというお店で「本物」が買えます。 -
アマゾンのジャングル。
川がうにょうにょ。 -
Annaiに到着。
アマゾンの熱帯雨林とサバンナとの境界。
乾いた大地が待っている。 -
Annaiには「空港」はありません。
Air Strip。
なんて訳すべきか。。。「滑走路一本」? -
そう、ガイアナの首都ジョージタウン以外はすべてマラリア汚染地域です。
実際には、ジャングルの中でダイヤモンドや金を掘っている人たちしか感染した話を聞かないけれど、蚊は自由に飛べるということで、気を付けます。 -
Binna Hillの学校。
すべてが木でできていて、なんだか暖かい。
こんなところには学級崩壊とかないんだろうなあ。 -
ガスも電気もない地域なので、
たっぷりある太陽光を使った調理方法を用いてます。
今、Solar Cookerを組み立て中。 -
できあがり図。
円盤の上のコンロに鍋を置いておくと、
正午ごろの陽の力だと、15分で鍋一杯の水が沸騰します。 -
この地域の先住民の言葉を残そうという試み。
学校では英語で授業が進められています。 -
日本の京セラ発見!!!
数年前までは京セラの太陽光パネルが主流でしたが、
現在は中国の太陽光パネルが広く流通しています。 -
こうやって、建物中の冷蔵庫に電気が送られます・・・。
-
ほら。
旅行者も冷たい飲み物が買えるし、
この地域の人々も、冷蔵保存された肉を貯蔵できるようになった。
毎日狩りにでかけなくてもよくなって、
子供の勉強できる時間が増えたし、栄養状況も良くなった、という話。 -
本日のお宿。
スラマ・エコ・ロッジ。
必要最低限のものしかありませんが、
スタッフのみなさんが本当に親切にしてくれます。 -
朝のお散歩道。
しばらく行くと、Harpy Eagleという大きなワシの巣に行きます。 -
ここにも太陽光調理器がありました。
が、あんまり使われていない模様。
昔ながらの木を使うストーブを使っていました。 -
スラマ・ロッジに、かつて日本の方が泊まられた模様・・・
完全に、日本の風鈴で、5円玉がついてます・・・。
どのくらい前にいらしたのだろう。。。 -
カシューナッツができています。
ここAnnaiからブラジルにかけて、野生のカシューナッツの木が群生してます。 -
Rock View ホテルの部屋。
今晩は、トゥカンの部屋に宿泊。
すべての部屋は、近所で見られる鳥の名前が付けられています。 -
部屋。
アメニティとして、虫除けスプレー、虫除けオイル、虫刺され用ローション、などなどが自由に使えるようになっています。また、飲み水とホテル敷地内で採れたフルーツも部屋に置かれていました。素敵。太陽光発電での温水シャワーとなるため、温かい水の恩恵は受けられませんでした。無念。寒かったー! -
一つ一つの部屋の前にこんなに素敵なスペースが。
長期滞在する方が羨ましい・・・ -
ホテル敷地の図。
手描きでかわいい・・・ -
敷地内で採れたはちみつをボトリング。
味が濃くて、でもさっぱりの美味なはちみつでした。 -
ピーナッツバター工場。
ロースティングする機械らしいです。 -
塩味付ピーナッツ。
山のように買いました。
しばらく、ビールのつまみはピーナッツ。 -
ピーナッツバター下さい、というと、
それから容器につめてくれます。 -
こんなに美味しいピーナッツバターは今まで食べたことがない!
首都ジョージタウンでも2013年現在は購入不可。
欲しければAnnaiまで行くしかない。。。
地元の子供たちの給食で消費されます。
地産地消の栄養強化給食プロジェクト実施中。 -
レンガ工場。。。
こんなにたくさんの生レンガを見たのは生まれて初めてでした。 -
レンガの出来を話していました。
わたくし、素人なので、ふーん・・・といった感じ。 -
近所のコミュニティセンターの運動場。
かすかにトラックの線が見えます。 -
アンナイの夕日。
遠くにテーブルマウンテンが見えます。 -
ディナーができたよ〜!
本日のメニューが黒板に。
テーブルの上の食べ物はすべてこの地方で採れたものです。 -
美味しい。本当に美味しかった〜♪
-
朝ごはん。
敷地内で採れたフルーツのジャムやコンポートが何種類もテーブルに並ぶ。非常に豊かです。 -
靴を履いていても、この木の木登りはしたくないですね。
-
Annaiよ、さようなら。
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