三河一色の大提灯祭り

2012/08/27 - 2012/08/27

三河一色の大提灯は、昔から聞いて知ってはいたがなかなか見に行けなかった。
27日の朝刊一面に写真が載り紹介してあった。
カミサンがこれ見に行きたいと言うので、仕事を早めに終わり、
４時ころから出掛けました。
大提灯は５時までと書いてあったので、何とか間に合うようにと急いだ。
５時ほんの少し前に付いたが、すでに解体は始まる準備が出来ていた。
５時をすぎたら「大提灯降納」が始まり、地元の大勢の人たちが集まってきた。
どの様にして、大きな提灯や屋根を片付けるのか、非常に興味があり最後まで見た。
今年は終わってしまいましたが、来年８月２６〜２７日は愛知県
三河一色「大提灯祭り」にお越し下さい。

エリア 西尾・一色・幸田(愛知)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

静かな街？いや部落と言うべきか。
大きな登りがはためいていた。

どないしてこのマスト建てるの？、と、考えちゃうぐらい大きい。

幟も大きいが、旗竿？マストが太くて長い。

静かな路地を進と、いきなりすごい大きな提灯が目に飛び込む。諏訪神社入り口。
すでにお祭りは終わりに近く、観光客は全くいないから、廻りは静かなたたずまい。

三河一色諏訪神社は長野の諏訪大社からの分霊

大提灯の説明板。

解体が始まる準備で、提灯の上の方に若い衆が、何人か登っていた。

境内には、１２個の巨大提灯がつるされている。

巨大提灯（ちょうちん）は直径５．６ｍ高さ１０ｍ

上の方に３人くらい登っていて、固定していたロープをほどく。

諏訪人社の説明板。

まだ鳥居正面から見ても、幾つかの大提灯がそのまま見える。

１２個の大提灯の中でも、最も大きい大提灯。
提灯下を固定していた、横桟が外された。

徐々に下げられる提灯、まだあまり下がっていないので分からないかも。

大分下がった大提灯。

１個の大提灯が、完全に畳まれた。

畳まれた大提灯。

遠くにある大提灯も畳まれているのが分かる。

でかい提灯の後ろの提灯も下げられている。

ほとんどの提灯が下りている。

最後の一貼りの提灯。

折りたたむ下部分の調整。

右側の建物の中に収納される。

重さ６００ｋｇとか？、２０人ほどの人で蔵の中へ。

畳まれた提灯がすべて蔵に収納されたら、順次屋根が下ろされる。

一つの屋根に、３ヶ所の巻き取り装置で、徐々に屋根を下げる。

３本の柱に屋根が支えられているのを、３ヶ所のロープ巻き取り機で
徐々に下げる。
うまく３ヶ所の息が合わないと、屋根が傾いだりして下りない。

一つの屋根に手巻き装置が３ヶ所、１ヶ所に４人で１２人の人で
屋根が徐々に下げられる。

下がりきった屋根の解体、実に手際よい。
屋根の上に登る人は、若い人たちでした。

下がりきった屋根。

十数ｍの柱ばかりが残る。

みんなが大声を出して作業しているので、指揮者の声が聞こえなくて
バランスが崩れた。

少しバランスを崩し壊れかけた。

昭和４５年頃までは、すべて人力で行っていたが、
それ以後は柱の建て倒しだけは、レッカー車を使用するようになったそうです。

鳥居正面から見ても大提灯はなく、柱のみ建っていました。
柱は翌２８日にレッカー車を使い、取り除かれると言うことでした。

鳥居前に、愛知県有形民俗文化財に指定された石碑。