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皆様こんにちは!ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。4トラベルのシステム更新の影響でしばらく投稿が出来ませんでしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?!<br /><br />日本も今年は(も??)猛暑というお話をお客様からもお伺いするのですが、カンクンも今年は例年にない猛暑と雨の少ない夏になっています。雨季にいらっしゃるお客様はつねに天気のことが気にかかると思いますが、今年に限っては今のところ雨のない夏になっていますので、これはこれでいらっしゃるお客様にとっては良いことなのかもしれませんね(^^)<br /><br />さて、ツアーのアテンドをしていますと必ず話題に上るのが食事のこと。メキシコ料理でおいしいものは?タコスがおいしい店はどこ?そもそもメキシコ料理ってどんなもの?!というものまでいろいろです。旅の楽しみにの一つに自国では食べることの出来ない食との出会いというものもありますから、美食家の多い日本の方にとっては大いに興味があるところなのかなと思います(^^)<br /><br />さて、そんなわけで、今回はメキシコの旬の料理についてのご紹介です。カンクンはマヤの地ですが、年中常夏のサバナ気候帯に属しますので、日本のような四季の旬というものはなく、年中基本的には同じものがベースになります。そうした中で季節のフルーツなどが出回ったりして、例えば夏場であれば「PITAHAYA」(ピターヤ)という日本ではドラゴンフルーツと呼ばれるフルーツが夏を演出するのですが、こと料理に関しては季節料理という日本独特のバラエティーに富んだ食卓の彩りというものはあまりありません。<br /><br />そうした少ない季節料理の中でも、夏の料理といわれるのが「Chile en Nogada」という料理です。<br /><br />ガイドブックではよく紹介されるメキシコを代表するチレ料理ですが、一番の旬は夏場。ザクロの実が旬を迎える夏場の、更にメキシコの独立記念日9月16日に向けて出回る料理です。<br /><br />この料理を簡単に説明しますと、チレ・ポブラノという大きなチレ(ピーマンみたいなもの)に、牛や豚のひき肉たまねぎ、アーモンドやレーズンなどを詰め込んで油で揚げ、ノカーダ(クルミ)のクリームソースとザクロの実を盛り付けるという、一見するだけでこの料理は甘い…ということが想像出来てしまう料理です(^^;<br /><br />色の配色がメキシコの国旗をモチーフにしているということもあるのと、その生み出された歴史的背景からメキシコでは独立記念日に食べられる料理の一つになっています。ザクロの赤、ノガダソースの白、チレ・ボブラノの緑でメキシコの国旗の3色になる。<br /><br />この料理が作り出された歴史的な背景というものがメキシコらしく、メキシコの初代大統領であるアグスティン・デ・イトゥルヒデが、アグスティン1世として戴冠を受けた際、そのメキシコの独立と尊厳を示すために考案された料理だというところです。<br /><br />これが何故メキシコ独立記念日の日に、このチレ・エン・ノガーダが食べられるのかという由来になっているわけですね。<br /><br />さて、ウンチクは良いとして、この料理、甘いです。私も過去に一度メキシコの伝統料理だという事でガイドブックに乗っている某レストランで食べたことがあったのですが、微妙な気持ちになった事を覚えていまして、その後は食べたことがありませんでした。<br /><br />それが、先日一緒に飲んだメキシコ人が、丁度旬を迎えたこの季節料理を注文して一杯やり始めたので、それっておいしい?と、自分はあまり好きではないというニュアンスを込めて聞いてみました。<br /><br />当然、友人は、この料理はメキシコの独立の云々と始めるので、、、わかっとるよ、、、と制しながら、でもこれって甘いだけで全然美味しくないと僕は思うんだけれどと正直に伝えました。<br /><br />すると、「ははーー、お前は本当においしい「Chiles en Nogada」を食べたことがないんだな、、、」とにやり。<br /><br />大体いつ食べたんだというから、3月だったかな・・・それもどこそこでずいぶん昔の話・・・。<br /><br />友人「それは美味しいはずがない。この料理は季節料理だから、旬の時期に食べないとまずおいしくない。しかも、この料理はちゃんとおいしい店で食べないと美味しくない。場所と時期が一番重要な料理なんだ」と出てきたチレエンノガーダにナイフを入れながら語る。<br /><br />「じゃーなにか、今お前が食べてるそのノガーダはおいしいってのか?」と私。<br /><br />「ここのがベストだ。もちろんプエブラに行けばもっとおいしい店はある。でも、カンクンで美味しいチレエンノガーダが唯一食べられる店はココしかない。ここのノガーダはプエブラの人間がおいしいと唯一認める店なんだぜ。しかも、今の時期にしかメニューに出てこない」と自慢たっぷりに言う。<br /><br />というわけで、私も半信半疑ながら注文してみました。<br /><br />ら、これが甘さもほんのり、ひき肉やレーズンやクルミの配合が絶妙で甘いのだけれどその甘さが主張しすぎず、チレのほんのりとした辛味と上手く絡んで口の中でその食感と共に広がってきました。うん、これはおいしいよ。自分が以前食べたものと全然違いました。<br /><br />勧めた彼が「な、言った意味がわかっただろう。でも、今の時期しか美味しくないんだ。だからこの店でも7月から9月の3ヶ月しかメニューに並ばないんだよ」<br /><br />季節感が料理で失われて久しい日本でも、旬の食材が一番おいしいのは今でも変わりません。同じことがメキシコの伝統料理にもいえるのだなーと、自らの考えを改めなくてはいけないと感じた瞬間でした。しかし、独立記念の料理が甘いというのも、なんだかメキシコっぽくていいなーと思いますよね(笑) <br /><br />CHILES EN NOGADA メキシコの独立の尊厳が息づく料理。夏のこの時期にカンクンにいらっしゃる方も、是非一度味わってみていただきたいと思います。<br /><br />そうそう、プエブラの人間が唯一認めるカンクンで食べられるベストのCHILES EN NOGADAを出す場所、それは、既に何度も登場している地元のローカルが集う居酒屋「LA GUADA」です。カンクンは闘牛場の一階にその店はあります(^^)<br /><br />店長書きながら食べたくなってきました(笑)<br /><br />素敵なカンクンご滞在を!<br /><br />店長吉田でした(^^)<br /><br />

■カンクン発■ カンクンで食べるメキシコの夏の旬 by ウォータースポーツカンクン店長

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2012/08/21 - 2012/08/21

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    皆様こんにちは!ウォータースポーツカンクンの店長吉田です。4トラベルのシステム更新の影響でしばらく投稿が出来ませんでしたが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?!

    日本も今年は(も??)猛暑というお話をお客様からもお伺いするのですが、カンクンも今年は例年にない猛暑と雨の少ない夏になっています。雨季にいらっしゃるお客様はつねに天気のことが気にかかると思いますが、今年に限っては今のところ雨のない夏になっていますので、これはこれでいらっしゃるお客様にとっては良いことなのかもしれませんね(^^)

    さて、ツアーのアテンドをしていますと必ず話題に上るのが食事のこと。メキシコ料理でおいしいものは?タコスがおいしい店はどこ?そもそもメキシコ料理ってどんなもの?!というものまでいろいろです。旅の楽しみにの一つに自国では食べることの出来ない食との出会いというものもありますから、美食家の多い日本の方にとっては大いに興味があるところなのかなと思います(^^)

    さて、そんなわけで、今回はメキシコの旬の料理についてのご紹介です。カンクンはマヤの地ですが、年中常夏のサバナ気候帯に属しますので、日本のような四季の旬というものはなく、年中基本的には同じものがベースになります。そうした中で季節のフルーツなどが出回ったりして、例えば夏場であれば「PITAHAYA」(ピターヤ)という日本ではドラゴンフルーツと呼ばれるフルーツが夏を演出するのですが、こと料理に関しては季節料理という日本独特のバラエティーに富んだ食卓の彩りというものはあまりありません。

    そうした少ない季節料理の中でも、夏の料理といわれるのが「Chile en Nogada」という料理です。

    ガイドブックではよく紹介されるメキシコを代表するチレ料理ですが、一番の旬は夏場。ザクロの実が旬を迎える夏場の、更にメキシコの独立記念日9月16日に向けて出回る料理です。

    この料理を簡単に説明しますと、チレ・ポブラノという大きなチレ(ピーマンみたいなもの)に、牛や豚のひき肉たまねぎ、アーモンドやレーズンなどを詰め込んで油で揚げ、ノカーダ(クルミ)のクリームソースとザクロの実を盛り付けるという、一見するだけでこの料理は甘い…ということが想像出来てしまう料理です(^^;

    色の配色がメキシコの国旗をモチーフにしているということもあるのと、その生み出された歴史的背景からメキシコでは独立記念日に食べられる料理の一つになっています。ザクロの赤、ノガダソースの白、チレ・ボブラノの緑でメキシコの国旗の3色になる。

    この料理が作り出された歴史的な背景というものがメキシコらしく、メキシコの初代大統領であるアグスティン・デ・イトゥルヒデが、アグスティン1世として戴冠を受けた際、そのメキシコの独立と尊厳を示すために考案された料理だというところです。

    これが何故メキシコ独立記念日の日に、このチレ・エン・ノガーダが食べられるのかという由来になっているわけですね。

    さて、ウンチクは良いとして、この料理、甘いです。私も過去に一度メキシコの伝統料理だという事でガイドブックに乗っている某レストランで食べたことがあったのですが、微妙な気持ちになった事を覚えていまして、その後は食べたことがありませんでした。

    それが、先日一緒に飲んだメキシコ人が、丁度旬を迎えたこの季節料理を注文して一杯やり始めたので、それっておいしい?と、自分はあまり好きではないというニュアンスを込めて聞いてみました。

    当然、友人は、この料理はメキシコの独立の云々と始めるので、、、わかっとるよ、、、と制しながら、でもこれって甘いだけで全然美味しくないと僕は思うんだけれどと正直に伝えました。

    すると、「ははーー、お前は本当においしい「Chiles en Nogada」を食べたことがないんだな、、、」とにやり。

    大体いつ食べたんだというから、3月だったかな・・・それもどこそこでずいぶん昔の話・・・。

    友人「それは美味しいはずがない。この料理は季節料理だから、旬の時期に食べないとまずおいしくない。しかも、この料理はちゃんとおいしい店で食べないと美味しくない。場所と時期が一番重要な料理なんだ」と出てきたチレエンノガーダにナイフを入れながら語る。

    「じゃーなにか、今お前が食べてるそのノガーダはおいしいってのか?」と私。

    「ここのがベストだ。もちろんプエブラに行けばもっとおいしい店はある。でも、カンクンで美味しいチレエンノガーダが唯一食べられる店はココしかない。ここのノガーダはプエブラの人間がおいしいと唯一認める店なんだぜ。しかも、今の時期にしかメニューに出てこない」と自慢たっぷりに言う。

    というわけで、私も半信半疑ながら注文してみました。

    ら、これが甘さもほんのり、ひき肉やレーズンやクルミの配合が絶妙で甘いのだけれどその甘さが主張しすぎず、チレのほんのりとした辛味と上手く絡んで口の中でその食感と共に広がってきました。うん、これはおいしいよ。自分が以前食べたものと全然違いました。

    勧めた彼が「な、言った意味がわかっただろう。でも、今の時期しか美味しくないんだ。だからこの店でも7月から9月の3ヶ月しかメニューに並ばないんだよ」

    季節感が料理で失われて久しい日本でも、旬の食材が一番おいしいのは今でも変わりません。同じことがメキシコの伝統料理にもいえるのだなーと、自らの考えを改めなくてはいけないと感じた瞬間でした。しかし、独立記念の料理が甘いというのも、なんだかメキシコっぽくていいなーと思いますよね(笑)

    CHILES EN NOGADA メキシコの独立の尊厳が息づく料理。夏のこの時期にカンクンにいらっしゃる方も、是非一度味わってみていただきたいと思います。

    そうそう、プエブラの人間が唯一認めるカンクンで食べられるベストのCHILES EN NOGADAを出す場所、それは、既に何度も登場している地元のローカルが集う居酒屋「LA GUADA」です。カンクンは闘牛場の一階にその店はあります(^^)

    店長書きながら食べたくなってきました(笑)

    素敵なカンクンご滞在を!

    店長吉田でした(^^)

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    • La Guadaの店内風景。。。いつもながらのトリオやマリアッチを囲んで陽気に飲むメキシカンの顔ぶれです。

      La Guadaの店内風景。。。いつもながらのトリオやマリアッチを囲んで陽気に飲むメキシカンの顔ぶれです。

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