2012/07/17 - 2012/07/27
124位(同エリア231件中)
fmiさん
一年間の北京留学を終え、帰国前に迎えに来た母とふたりで新彊へ旅に出ました。11日間かけて天山南路を西から東へ旅すると決めると、まず飛行機のチケット、列車の切符、宿の予約などの手配から始まります。北京から一気にカシュガルへ飛び、漢族の少ないイスラム信仰の根付く「民族の十字路」で、目に新しい街並みと人々の姿に興奮。毎日足が棒になるまで歩き回り、疲れたら博物館を休憩場所に。各所バザールでの掘り出しもの探しも楽しみの一つ。何より、どうしてもひと目見たいと下調べしておいた遺跡と石窟に行き着くことを目標に、食費や宿泊費よりも交通費と参観料にお金を注ぎ込みました。覚えたての北京語と母の若き日の記憶を頼りに、行けるところまで行き尽くした大満足シルクロード弾丸ふたり旅。
1日目 北京→カシュガル (エイティガール寺院)
2日目 カシュガル (香妃墓,大バザール)
3日目 カシュガル (カラクリ湖ツアー参加)
4日目 カシュガル→ウルムチ (新疆ウィグル博物館)
5日目 ウルムチ→トルファン (葡萄郷,吐峪溝、高昌故城)
6日目 トルファン (カレーズ,交河故城,トルファン博物館)
7日目 敦煌 (鳴沙山)
8日目 敦煌 (西晋墓,楡林窟,莫高窟)
9日目 蘭州 (甘粛省博物館,白塔山公園)
10日目 蘭州郊外 (炳霊寺)
11日目 蘭州→北京
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前日泊まった首都空港付近ホテルの送迎バスで首都空港へ向かうと、
娘:「9:50発カシュガル行きの便の表示がない!」
10:30発ウルムチ経由カシュガル行きに変更になっていた。
北京からウルムチまで約4時間、ウルムチ空港で30分待機のあとカシュガルまで1時間45分。計6時間強のフライト。
17:30(北京時間)にカシュガルへ降り立った。
母:「直行便より楽だったかもね」 -
空港から市内までタクシー30分。
他の客と4人で乗るが、有無を言わせず1人20元。
娘:「えーっ。高いよ〜」
母:「あの運転手さんには勝てないよ」
職人街近くのYH、老城青年旅舍にチェックイン。
海外からのバックパッカーの集う開放的な宿。。 -
海外からのバックパッカーの集う開放的な宿。
周りの風景に溶け込んだエキゾチックなつくりに満足。 -
電話で予約しておいた、二人部屋に三泊。(一泊95元×3)
娘:「ベットと扇風機しかないよ。お母さん大丈夫?」
母:「没有問題。可愛いカーテンね。」 -
北京との実質時差2時間。7時前でも空は明るい。
街をエイティガール寺院の方へぶらぶらお散歩。
娘:「異国だわ〜」
母:「私達もスカーフ巻きましょう」 -
エイティガー広場。
日に5回の礼拝に集う人々。 -
礼拝の前、エイティガール寺院の前で座って夕涼みをする人々。
おひまそうなにで、ウイグル語を教えてもらうことに。
娘:「ヤクシムセス(^-^)/」人の輪ができる。 -
夕飯を食べにイスラム料理のレストランへ。
YHの人に「一般」なところを紹介してもらった。 -
店の定番ラグ麺、8元。トマトベースたっぷり野菜と羊肉のソースにこしのある麺。
ケバブも柔らかい。
母:「美味しい。ずうっと羊肉でもokだわ。」 -
店内はウィグル族の家族連れが多い。
メニューには、漢語とウィグル語両方有り。
店員さんに注文時、漢語も伝わったようだった。 -
街ゆくバイクは電動で、自転車並みの早さと、運転技術。
不思議とぶつからない。 -
娘:「かたい!」
母:「しょっぱい!」 -
羊肉入り。1.6元
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仕立て屋さんや靴直し屋さんが点在。職人の街
-
-
骨董屋さん。商店は男の人ばかり。
ウイグルのおじさん達はひげと帽子がお似合いです。 -
なかなかいいカーペットが埃にまみれながらつまれていた。
母:「これ、広げてみて下さいな」
娘:「えー、持ち帰るつもり?!」 -
老人たちの憩いのカフェ。
通りを見下ろし日がな一日まどろんでいる。 -
民族楽器の店。
娘:「北京につくまでに柄が折れちゃうね。」と先手を打つ。 -
銅の鍋。
母:「これなら持ち帰れる?」
娘:「無理。」 -
ということで、お土産は手軽な瓢箪型ナンの穴あけ。
(帰国後早速ナン作りでペタペタやりました。) -
早朝のエイティガールの中。
偶像崇拝を否定しているので、ガランとしているが、神聖な場所ゆえの緊張感漂う。
緑の柱、緑のカーペット。人々がぬかづくその姿を想像。 -
礼拝のたびに羽織る上着。
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広場の脇の食堂で朝ごはん。
トマトスープと花巻2こで5元。
少食な母娘だといぶかしげな店員さん。
このヤカン好き。 -
朝イチ、路線バス20路で香妃墓へ。
バス代はここでも一元です。
乗車時間は20分ほど。
バス停から結構歩くが並木沿いに民家が続き、心地よい朝の散歩。 -
まだ観光客は来ていない。静かな墓所。
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民族衣装10元。アトラスをまとう。
娘:「らくだにものらなくちゃ。」10元追加。 -
絶好のポイントで、促されるまま色々なポーズを撮影。
母:「私は従者の帽子をかぶってラクダ引くわ」0元。 -
葡萄棚をくぐって。
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舞踏鑑賞。観客2人。
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そのうち1人はダンサーに変身!
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イチジクの季節に来られたのはとてもラッキー!
自然な甘みでおいしい。
4つで5元。 -
香妃墓から市内に戻るバス路線の途中にある、大バザール。
平日なので人出は少ないが、お店はすべて開いている。 -
次々とかぶせられる帽子。
母:「冬は寒いんだろうな〜」
娘:「意外と似合ってるけど、日本はそれかぶるほど寒くないよ」 -
ホータン棗とアーモンドが主流。
母:「夏草冬虫が流行りかしらね〜」
娘:「でも、買うのはレーズンだよ」 -
ウイグルのお家の室内は赤い絨毯や↓
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キラキラのカーテンが張り巡らされているらしい
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市場内の食堂で昼食。
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店を仕切るのは威勢の良い女性たち。
ケバブが焼きあがるたびに、「誰が注文した〜?」と大声で叫びながら運ぶ。
注文表などないし、覚えてもいない。忙しいので。 -
ポロ(羊肉ピラフ)にはオレンジじゃなくて黄色いニンジンがはいっている。
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羊肉のスープ。じゃがいもじゃなくてニンジン。
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羊肉入り包子。
などなど全部で30元。
母:「おそらくどんぶり勘定だわ」 -
試食して失敗。
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こちらでも人気?
お菓子のらラベルになっている。 -
歯医者さん。
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ソフトクリーム型街頭。
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IHLASとは「信仰、信念、まじめ」という意味。
イスラムのスーパーマーケットはお菓子が充実しています。
子だくさん? -
レッドブル。こちらのは甘みが強い。
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娘:アロエジュース
母:棗ジュース。 -
夕食は朝のお店へ。
外からみると屋台みたいだが↓ -
店の内装は重厚。
店のお姉さんとお友達になる。
マスターに「仕事しろ!」と怒鳴られながらも、おしゃべりにやってくる。 -
平打ち麺のラグ麺。
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お隣の女の子は漢族幼稚園で漢語を習っていて、私たちと会話の練習。
こちらの子供達は髪を自分で洗えるようになるまで、男女問わず短髪にしているから着ている服で判断。 -
ウイグル語って、どこできれるのかな?
ウイグル語の基本単語表を持って行ったのは大正解。
一つの言葉が人と人をつなぐ。 -
お別れに記念撮影。写真送るのに住所を把握するのにも一苦労。
ウイグルご〜 -
3日目はカラクリ湖日帰りツアーに参加。YSに手配してもらって180元。
乗客は地元の漢族の若者。東北や南京からの旅行者。ウルムチに出張ついでに観光の会社員。広東人家族。など。各々の旅行履歴噺に花が咲く。 -
とちゅうの市場で昼ごはん用にナンや果物を買い込む。
昼食休憩で寄るレストランは高いのでみんな利用しないらしい。 -
ハミ瓜にも色々な種類がある。スジありスジなし、こんなまあるいのも。
杏も熟れ頃。 -
4000m近くまで登るので、
母は浮き袋のような酸素チューブを50元で購入。
母:「湖畔歩いただけで心臓バクバクしたけど、酸素吸ったら俄然元気になった」
娘:「お土産に酸素か?」 -
礫の山が連なる。ぼんぼん化石が出土しそう。
地震や大雨が降れば、ザザーっと崩れそうな山道をゆく。 -
7000m級の雪山。あいにく曇空で、見えたり見えなかったり。
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休憩場所のダム湖。向こうの山は砂丘みたいにみえる。
この日一番綺麗だった。 -
バスはまだまだのぼってゆく。
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カラクリ湖到着。あいにく小雨。セーター着るほどは寒くない。
なぜかタダで馬に乗せてもらう娘。
母:「このまま連れ去られたらどうしよう」と一瞬不安がよぎる。
娘:「ここに住まないかって言われたよ。私、馬くさくない?」 -
帰りのかわらで、玉探し。
玉はあるわけないけど、綺麗な小石を拾ってお土産に。
母:「この大きい石も、持って帰りたい。」却下。 -
ラマダンに入ったカシュガルをあとに。
空港のチェックは足裏まで。とても厳しかった。 -
ウルムチは大都市で、交通渋滞が激しい。
空港リムジンバスは1人10元。
市内移動は時間に余裕を持とう。STBが便利。 -
麦田YHに宿泊。
紅山公園の近くなので交通の弁はよい。
ツインルームバストイレ付きで150元。
無線LANもとんで、快適。 -
YH隣の食堂で昼食。丸子湯などで、20元。
相変わらず羊肉がおいしい。 -
新疆ウイグル自治区博物館へ。
無料、新しい、涼しい!
母:「昼下がりの観光は博物館にかぎる。」
と、以降どの街でも2時頃は必ず博物館に滞在。 -
あの、ミイラ。そして色鮮やかな副葬品の数々。
母:「NHKシルクロード、楼蘭の美女よ。懐かしい」
娘:「私、生まれてない。」 -
レッドブルもこんな風に売られている。
-
夕飯はまたまた羊肉。
烤肉。 -
トルコアイス?
-
新疆ビールは安いけど味がいまひとつ。
お酒を飲まない地域だもの当たり前かな。
YHの壁紙はなぜか水族館でした。 -
ウルムチ〜トルファンは長距離バス。
南郊バスターミナルにさえたどりつけば、36元、三時間の旅。
途中、車窓から。
母:「砂漠に風力発電。いくらでも立ちそうね。でもまわってないわ。」
娘:「太陽光発電の方がいいんじゃない?」 -
トルファンでは金新賓館に宿泊。
一泊230元のホテルだ!と、喜んだのもつかの間、
バスルームのドアの調子が悪く、母:30分閉じ込められる。
娘:洗面所の電気をショートさせ、ブレーカーおちる。
でも、朝食は手作り感たっぷりで美味しかった。 -
トルファンの観光。まずは蘇公塔。
母:「あら〜改修されちゃった。20数年前のほうが良かったわね。」
入場せず。 -
葡萄棚の下での昼食。
どこへ行ってもハルク親方(タクシー運転手)の縄張りらしい。
タクシーおりて、調理を手伝っていた。 -
葡萄、スイカ食べ放題。
-
粒の小さくて丸い葡萄が甘酸っぱくて美味しかった。
-
ケバブに飽きたので、羊の腰の肉を注文。
レバーだった。美味。 -
孫悟空の火炎山。
母:「この前きた時は、お父さん、あの山に向って走って行ったわよ。」
40度を越す暑さの中。
娘:「若かったね。」 -
吐峪溝。ガタボコ道も含めて50分。ここがトルファンの人々の古里。
この谷からはじまった。 -
母:「道の続く限り、行ってください。」
-
親方:「この辺までにしよう。車、冷やしたいよ。」
-
ボンネットをあけ、休憩。親方は
包丁を研ぐのに使う硬い石を拾っていた。 -
またもやうずく母の持って帰りたい病。
ただの石。 -
吐峪村は改修工場が進みつつあり、もうすぐきっと残念なことになる。
お金を払って入場するのはやめました。 -
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夕方の高昌故城は閑か。
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観光客の姿はなく、ロバ車のロバものんびり。
-
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ビタミン不足と疲れで口内炎になった娘。
娘:「薬屋さんに寄ってください」
親方:「黄麺食べる。ぐっすり寝る。明日、ok!」
と言って、自宅近くの食堂でご馳走してくれた黄麺。
酸っぱくて少し辛い。美味。 -
ペゼクリク千仏洞に着く頃には7時を回っていてけれど。
じっくり一時間半。
老人の奏でる民族楽器と唄にしばしうっとり。 -
朝の空がとても綺麗。
暑くならないうちに。 -
所々道しるべはあるけれど。
-
全貌がつかめないまま、ひたすら北に向かって。
-
途中、迷路に迷い込み、同じあたりをグルグル。
-
最北の塔までたどり着きました。
ツアーではこうはいかない。
疲れた感じはなかったけど、母はこのあとグッタリ。
軽い日射病。 -
バスターミナルに荷物を預け、親方に別れを告げ、トルファン博物館で、体を癒す。
其の間、娘は学芸員のお兄さんとウイグル語教室。 -
いよいよ夜行列車です。
娘:「軟臥も硬臥もそんなに変わらないでしょ。」
母:「そうそう、安いのが一番!」 -
で、各停の硬臥で、柳園へ。1人130元。13時間。
-
各停なので、空調がなく、窓を開けたまま寝る。
下段は広くていいけれど、外の風をもろに受け続け、布団かぶって寝ました。
上段は大きなドイツ人。
中段はお話好きな漢族のおじさん。話題はやはり「お給料いくら。」 -
柳園から乗合バスで、すご腕運転手さんが先発のバスを次々追い越し、すっ飛ばして2時間余り。
しかし、敦煌は大雨が去ろうとしていた。
母娘:「砂漠で雨(´Д` )」
YHの隋さん:「雨上がりの砂漠、最高のコンディションよ!」 -
昼食に砂鍋を食べているうちに雨上がり、鳴沙山へ。
路線バスですぐです。 -
雨上がりなので、砂がいい具合です。
クツカバーもラクダも、ましてや電動カートなどいりません。 -
有料の近道階段を登ることもなく、スタスタと。
月牙泉が見えてきました。 -
母:「何処までも登れそう。」
娘:「今日の観光はここだけでいいよ。ゆっくりほっこりしていたいな。
あー涼しい風。」
砂漠での会話ですが。 -
敦煌の街は、一級観光地とあって、突然都会的な建物やスペースがあらわれたりする。一体誰が買い物するの?というブランドのお店なんかもポツンとあって。
-
日本人におなじみの隋さんが店番する食堂で、夕食。
もちろん、隋さんはビールを飲んでいる。 -
娘:「敦煌のお勧め料理は?」
隋さん:「敦煌拉麺です。」
娘:「どこのが美味しいですか?」
隋さん:「この店」
そりゃそうだ。で、出てきたのがこれ。
コシのある麺に羊肉とネギ炒めをかけてたべます。 -
敦煌二日目、昨日の大雨で、莫高窟への道が閉ざされる不運。
今後の予定を思案しながら、ちかくの「西晋墓」を訪れた。
母:「前にきた時はここまだ公開されてなかったわ」
小さいけどなかなか素敵な壁画が保存されていました。
ガイドの方もとても丁寧で親切。
莫高窟は、明後日にならないと開かないから、延泊をすすめられる。 -
莫高窟を諦め、母が決断したのが、200km先にある楡林窟。
タクシーの運転手さんは予期せぬ遠距離営業のため、燃料確保に市内を奔走。
朝食の包子も買い込み、私たちにもおすそわけ。
あとで聞いたら、初めての楡林窟行きだったそうだ。 -
娘:「学割15元・一般30元・日本語通訳付き45元だよ」
母:「通訳ツアーを二人で独占出来るじゃん。」
ゆっくり素敵な飛天を見せてもらいました。
娘:「日本語のガイドさんってなるべーく静かに喋ろうとするよね、そう訓練されるのかな〜。」
母:「中国語って、激しいもんね。」 -
30分おきにグループで参観。といっても観光客はせいぜい15人ほど。
公開されている壁画は少しだけど莫高窟より精密だったりするのに。
やっぱりちょっと遠いかな。 -
外観も素晴らしい。
-
道中、ラクダの放牧もあり。
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途中の瓜州の道沿いには、ハミ瓜市場。本場。
母:「食べた〜い」とタクシーを停め試食。
娘:「口内炎にしみて無理」
結局、買ったのは運転手さん。お土産? -
夕方戻った敦煌駅。
夜行列車発車まで2時間というところで、莫高窟が開いたとの情報。
母:「タクシーチャーターしたよ!間に合う!急げ!」
娘:「そこで行くか??!!」 -
参観終了間際で、最終グループに滑り込む。
一時間で途中離脱。
母:「特別窟も見たかったわね〜」
娘:「・・・・」 -
夜行列車で蘭州へ。14時間。軟臥はやっぱり快適。ドア一枚あるだけでも。
蘭州、甘粛省博物館は素晴らしい。
娘:「この馬、うちに飾ってあるじゃん」
母:「前回、お父さんにしょって帰ってもらったの。」
青銅器好きの母はうっとり。 -
唐三彩。
-
-
怪獣葡萄鏡。
母:「これこれ、去年、考古学博物館の青銅器作り教室で作ったわ」
娘:「恐竜見に先に行ってるね。」 -
白塔山から黄河を臨む。
ロープウェイは往復買ってはいけません。帰りは徒歩で。
乗り場まで戻るのは、徒歩で降りるよりずっと辛いのです。 -
蘭州拉麺と並ぶ名物料理。手抓羊肉。
蒸すのか塩茹でか、柔らかくてジューシー。
食欲の戻った娘と一斤ペロリとたいらげる。 -
旅の最終日。蘭州に着いても元気だったら是非行きたいと計画していた炳霊寺行き。
前日にバスターミナルを訪れ、発車時間等を確認。
バスは7時から20分おきにでているのです!帰りも6時半現地発が最終なのです!
「タクシーじゃないと帰ってこられないよ」というホテルや旅行社の助言を無視しました。バスは市内渋滞があっても二時間半で劉家郷ダムへ。 -
一時間高速艇に乗るんだ。と、思いきや、バス停で待ち構えていたタクシーで途中まで陸路。それから高速艇で30分。往復このコースで1人100元。
ただし、タクシーも高速艇も定員に達しないと出発しません。
母:「運転手さんと一緒に客引きしてきなさい。」
時間にはゆとりをもちましょう。 -
高速艇はヤマハのモーター。評判良いです。
-
おばあちゃんは後ろの席へ。
前の席はスリリングです。 -
道中奇岩が続きます。
-
到着。
娘:「山水画の世界だわ。」
母:「風景はノーマークだったわ。」
と、感激。 -
中国人観光客はダムまで来ても、ここまでくる人は少ないそうだ。
タクシーの運転手さんがなげいていた。
私ももったいないとおもう。 -
人もまばらな石窟へ。
母:「126窟もみます。80元払います」
娘:「いってらっしゃい」 -
規模は小さいけど。
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色々な石仏が。
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かわいらしい。
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美しい。
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なにも直に数字書かなくても…
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大仏は修復中です。お宝はその上の穴の中です。
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車で上のお寺まで行くコースもあるそうです。が、あまり興味がわかなかったので、ひきかえし。
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ゆっくり参観。
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記念撮影。
-
満足。満足。
母:「母のわがままプランに最後まで付き合ってくれてありがとうね。」
楽しい楽しい母と娘の二人旅でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ぺこっちさん 2012/09/06 19:47:48
- 同行したかったです!
- fmiさん、初めまして!
シルクロードに憧れていまして、fmiさんの旅行記にお邪魔しました。
母娘お二人の本当に素敵な旅行ですね!
お母様のパワフルさ&無邪気さと、fmiさんのクールなコメントに笑わせていただきました・笑
私はウルムチ(ウルムチはそれほど行きたいわけではないのですが、やはり一応行っておいた方がよいかと)からカシュガル、できればタシュクルガンまで行きたいと思ってるのですが、なにしろウイグル語はもちろん、中国語もさっぱりなので、個人ツアーを手配して行かないと厳しいかなと思ってます・・・
でも、一人参加のツアーって高いし、できれば、自由に見て回りたいので、自分で行きたいんですけどね・・・
なので、中国語ができるfmiさんとご一緒だったらどんなに心強いかと、勝手に想像してしまいました。
新疆ウイグル自治区も急速に近代化が進んでるようなので、早く行かなきゃと思ってます。
それでは、素敵な旅行記ありがとうございました!
ぺこっち
- fmiさん からの返信 2012/09/12 07:53:18
- RE:
ぺこっちさま
お便りありがとうございます。
カシュガルは中国語の通じる中央アジアという感じで素敵でした。
(ウルムチまで戻るとすでに漢民族の中のウイグル。)
カシュガルのユースには中国語のできない定年後の男性が一人旅できて筆談で頑張っていらっしゃいました。ユースでは英語ができれば大丈夫そうです。ユースの人はとても親切で、その方も路線バスでタシュクルガンをめざしておられました。中国語のできる日本人も、夏シーズンなら一人くらいいそうですよ。
(母は次はホータンから列車でウルムチまで列車の旅をしたいと言っておりました)
新疆は破壊と再建が進んでおります。計画はお早めに。
fmi
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