韓国へ日帰りゴルフ！　Olympic Country Club 京畿道高陽市

2012/07/04 - 2012/07/04

時間がないし、金銭的な余裕もそんなにない。なにより妻子あるサラリーマン。でも常に何処かへ行きたいなと思っている日々。１日でも休みがあれば「ちょっと行ってきます」と言って海外へ行けるなら行きたいな。
そんな思いがなんとなくありました。

韓国なんか近いけど日帰りで行けないかな？
マイルを使ったり、
普通運賃で航空券を買えば行けないことはないけど…
でもそれだとその費用に見合う旅行になるのか疑問。
というのが私なりの答えでした。
ところが、この問いに最近になって答がでました。
そう今話題のＬＣＣです。

この旅行記では、ピーチを利用した「韓国日帰りゴルフ旅行記」を書いてみたいと思います。

ただ、この計画を家内に話しては、了解してもらえないだろうと思ったので、
うしろめたかったのですが、内諸で行ってきました。
だから表の顔では書けません。
でも、やっぱり誰かに聞いてもらいたいので、
今回は
さみーさんhttp://4travel.jp/traveler/ikemen4001/
と入れ替わったキルライムさんになって書いてみたいと思います。


4：00　　自宅を出る
7：35　　ピーチ1便で仁川空港へ
9：15　　仁川空港到着
9：50　　タクシーに乗車
10：40　 Olympic Country Club 到着
11：54　 スタート
14：30　 ハーフ終了
17：20　 ホールアウト
18：00　 一山（イルサン高陽市）のラフェスタへ
18：20　 市外バス（3300番）に乗車、仁川空港へ
19：00　 仁川空港着
21：10　 ピーチ10便で関空へ
22：55　 関空着
25：40　 自宅着

航空券　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 14,940円
預荷物代（ゴルフバック）　　　　　　　　　　　　　　　　10,880円
空港→ゴルフ場　　　　　　　　　　 　　　78,000ウォン
ゴルフ料金　　　　　　　　　　　　 　 　　195,000ウォン
（グリーンフィー、キャディフィー）　
4万円と10ドル両替して約14,000円残ったので、　 約27,000円

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合計　約53,000円　

追伸：今のところまだ家内にばれてません＾＾；
　　　 飲んできて遅かったという程度のことのようです。　　　　

エリア その他の都市(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずはじめにこの計画はピーチを利用するのが前提です。

深夜高速料金割引50％オフでりんくうまで行き帰り。
1日500円の駐車場に止めれば、関空までの交通は解決。
早朝、深夜便が不便だと声もあるようですが、
この運航スケジュールだと滞在時間がたっぷりがとれ、
日帰り計画を立てるうえで逆に都合がよかった。

ゴルフクラブは、レンタルできる上、持ち運びが重いし、飛行機に乗せると約11,000円もするので持っていこうかどうか迷ったが、
マイクラブを持って行かないと目的のゴルフが面白くないので、
持っていくことを選択した。

Olympic Country Club
San 65-1, Dukjae-dong, Dukyang-gu, Koyang city, Kyonggi-do
Tel: [phone]

This 9-hole club is open to non-members. Greens fee is 45,000 won. Shoes and clubs can be rented for 5,000 won and 20,000 won. The club is about a 50-min. ride from downtown Seoul Kwanghwamoon. It opens at 4:30 a.m. and ends at the sunset.

日帰り旅行とはいっても、
買い物にも、観光にもあまり興味のない私は、
ただぶらぶらするだけでは日帰りにする意味がなかったし、
そもそもわざわざそんな計画は立てない。
だからやっぱり目的が必要で私にとってはゴルフなのです。

韓国はゴルフ料金が高い上、
なによりも一番のネックが、一人だと、たとえパブリックコースでも組み合わせをしてもらえないという点でした。
ネットで調べても解決できずにいたのですが、
４トラで　韓国　ゴルフ　と検索すると先達がいました。
ちげさんの旅行記に答えがありました。
ちげさん：
http://4travel.jp/traveler/chi-ge/
この旅記が私を決断させてくれました。

オリムピックゴルフコースは到着順に一人でも組み合わせしてくれます。
料金も１ラウンドキャディーフィー込みで約15,000円とリーズナブルです。
場所も仁川空港からだとタクシーで５０分程の場所にあり便利です。

１番ホール

最初にゲッと思ったのは、乗用カートではないことでした。
これは想定外でした。
こんな蒸し暑いのに歩くなんて。
気分がめげそうになる私。

コースはフェアウェイが広くて、アップダウンのきつい山岳コースです。

バーディをとった３番ホール。

韓国ではスコア管理が比較的アバウトな感じだということを、予備知識として持っていたのですが、
いきなりスタートホールでティーショットちょろったのを、キャディーさんが拾い上げ、前方のフェアウェイまで運んで、ここから打ってくださいって
（＠＠;）
これにはちょっと驚いた。
パットも50センチほどにつけたら、OKがでてキャディさんが球を拾い上げました。
なるほどスコアメイクできるはずです。
こんな感じだから、いまいちパッしない出だしもボギーで切り抜けた。

４番ホールと５番ホール間にある茶店前

日本の駅にあるような看板に「故郷」と書いてありました。
前の駅は過去で、次の駅は未来へみたいな感じです。何を意味するのでしょうか。
スコアカードの表紙はここから眺める景色が印刷されています。

韓国では「ナイスショット」ではなくて「グッドショット」と言います。
グッドショットでもないようなショットでもたいてい、グッドショットと声がかかります。
みな大きな声で、いいショットには声を掛け合うので、これは気持ちいいことだと思いました。
際どいところに打つと、「ケンチャナヨ」って言ってましたので、
ケンチャナヨの使い方もよくわかりました。

ちげさんの旅記に書いてありましたが、
同伴の女性プレーヤーも華奢な感じではなく、しっかり振ってしっかり球をとらえるような感じでした。

アウトは慣れなくてガタガタでしたが、
それでも３番ホールでバーディが取れました。
バーディーをとると、ご褒美に蝶のシールをキャップのつばに
貼ってくれました。
「茶店などで休んでいると他の組のプレーヤー達があいつバーディとったんや、やるなというのがわかりますよね」
だからこれをつけてプレーしているとちょっとした優越感に浸れます。

６番ホールと７番ホールの間の茶店。

９ホールの間に２つの茶店があり、一つの茶店では、
コチュジャンのサムギョプサルを焼いていました。
同伴のプレーヤー達とマッコリやビールでつつきました。

この緑のマットは素振り場です。
注意して降らないと狭いので危ないです。
写真：一緒にプレーした親切な人、名前を聞いてないので仮にキムさんとします。

キャディーさんと一緒に回った同伴者のキムさんが明るい人で、
その上英語が話せたので、楽しくラウンドできました。
ラウンド中、
キムさんに、「ゴルフ終わってからどうやって帰るの？」
と聞かれたので、
「タクシーで議政府へ行き、プデチゲ食べるか、イルサン（高陽市一山区）でカルメギ食べるか、どちらかです」と答えたら、
話が進んでキムさんがイルサンまで送ってくれるということになった。ゴルフ場でタクシー呼ぶのも面倒だったので、私にとっては渡りに船だった。

ゴルフを１７時ごろ終えて、帰りの便までの間、
イルサン（高陽市一山区）のラフェスタへ寄りました。
すごい大きな複合商業施設です。
なんでもそろってそうでした。

キムさんが、車を止めて道行く人に、私が行きたい目的のカルメギ屋さんを訪ねて回ってくださいました。
もうそこまでしてもらってはキムさんに甘えすぎだと思ったし、別にどこのカルメギ屋さんでもよかったので、キムさんに「もう十分親切にしてくださいました。これ以上は申し訳ない。ありがとう」とお礼して、「また機会があれば一緒にラウンドしましょう」と言って別れた。

結局、イルサンでは、渋滞とカルメギ屋探しに思ったより時間がかかった。
でも私はキムさんの親切に心を打たれたので、目的のカルメギ屋を探すことなどもうどうでもよくなって、心地よい余韻のまま空港行きのバスに乗った。

一人参加できるゴルフ場があったら、

「今日遅くなるから」って言って、また韓国へゴルフしに行きたいです。