ユーラシア　西へ２２：　「さよなら、トルファン」

2012/06/13 - 2012/06/13

シルクロード、オアシス都市国家の栄枯盛衰を体現していたトルファン。

ココに来てもう9日目になります。
もう移動しても良いころです。

「ディス　イズ　ザ　シルクロード」を感じさせてくれた、南門村に別れを告げて、ﾜﾀｸｼたちは中国シルクロードさいはてのオアシス国家だったカシュガルに向かいます。

トルファンからカシュガルへの直行バスがない為、一旦コルラをはさんでの移動となります。

エリア 吐魯番(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

トルファンの交通賓館の食堂。

朝食をしっかりとって、イザ、となりのバス・ ターミナルへチケットを買いに行きます。

最近はどことも電光掲示板で時刻表を表すようになっています。

ここから一番遠いのは、ホータン行きです。

砂漠ロードを南に突っ切ってのかなりハードなバス、のようです。

明日のコルラ行きチケット８９元=1,190円/１人を購入。
どんなバスかもチェック。

これなら安心して行けそうです。

交通賓館でいつもニコニコ、愛想の良い可愛い お姉ﾁｬﾝ（ウィグル人）に明日チェックアウトする旨を報告。

交通賓館に居れば、毎日常駐のツアーガイドさんが「キョウハ、ドコイキマスカ？」と話しかけてきます。
ほとんどの人が日本語はカタコトで、会話の出来るヒトは居なかった。

そんな中でも、このヒト、アユームさん、の日本語は確かで、かなり理解できます。
10年位前まで、日本人の旅行者が非常に多かったので、ガイドをやっていました。
最近は急激に減ったので、運転手兼ガイドをやっており、中国人のガイドをするケースが多いらしい。

日本人を懐かしがっていました。

このヒトならお勧めできます。
当方も最後なので、アユームさんとはゆっくり色んな話をしました。

残念ながら、ﾜﾚﾜﾚはガイドや運転手を雇わない、自力でどこでも行く旅行者なので、彼は「世の中、変わった」と思っているかも知れません。

ﾜﾀｸｼたちが大好きな南門村に再度出かけて、シルクロードっぽさを再確認。

冷たいカレーズの水が流れる村の水路ともお別れです。

ロバの荷車ともお別れです。

でもこれから先、西域シルクロードでも何度も出くわすロバ荷車です。

ウイグルのおじさんたちともしばしお別れです。

村のとおりでくつろぐ人たちともしばしお別れです。

これからイヤっちゅうほど出くわすモスクにもお別れです。

ウィグルパンもまだまだこれからですが、トルファンのパン屋さんたちともお別れです。

明日のトルファン⇒コルラのルート・マップです。

拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/SANY0697.JPG