2012/04/29 - 2012/04/29
21位(同エリア61件中)
アツシさん
サンミゲル デ アジェンデはグアナファトからバスで揺られること1~2時間、コロニアル建築の古い建物が多く残った山間の小さな街。
アジェンデ美術学校やエルニグロマンテ文化会館といった美術学校や数多くのギャラリーがあるアートの街でもあり、日本を含めた世界から芸術家が集まることでも有名。
のんびりとしたメキシコの素朴さと、ヨーロッパの香りが色濃く残った風情が調和された美しい街をぶらり散策。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.5
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サンミゲルアジェンデへはグアナファトからバスで。
メキシコ国内移動はバスが主流で、比較的大きいバスターミナルがどこの街にもあるが、ターミナル自体は街の郊外にあるためちょっと不便。
こちらのグアナファトバスターミナルも街から車で約20分。
ターミナルからサンミゲルアジェンデのターミナルまでは1等バスで1時間半程度かかる。 -
サンミゲルアジェンデに到着!
バスターミナルからタクシーで市街地へ。
まずは最も標高の高い展望台まで連れてってもらった。
絶景! -
サボテンとブーゲンビリアの花たちも出迎えてくれた。
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展望台の景色を堪能した後、ランドマークの「パロキア教会」を目標に、ゆっくり下って、街へ向かう。
さすが世界遺産の街だけあって、どこから見ても絵になる構図。
メキシコ人が行きたい旅行先・人気No1だけのことはあるよなあ。美しい。 -
この街の建物はピンクの石材を使って建てられているため、独特の風合いを醸し出している。
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石材そのままのピンク以外だと、壁のトーンはオレンジ・黄色が多い。
さりげない民家の窓ですら、オシャレに感じられる。 -
徐々に傾斜が小さくなるが、坂の街と言われてるだけあって、アップダウンが激しい。
味のあるデコボコの石畳も相まって、ちょっとしたハイキング気分かも。 -
街中のホテルもお洒落。
カラフルな陶器のつぼなどはスペインのアンダルシア地方を彷彿とさせる。 -
う〜む、ほんとにスペインっぽいなあ。。。
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あと、こういった変わった形のドアノッカーが何故か多くて、面白い!
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徒然なく歩いていたら街の中心まで到着。
まずは「サンフランシスコ教会」
この地区の教会は、正面に精緻な彫刻がなされているのが特徴。 -
教会の周りは、キレイに手入れされた植木と、石像によって調和を保っている。
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ついに到着。「パロキア教会」!
フラミンゴカラーの一風変わった色に加えて、他に類を見ない突塔がステキ。
元は19世紀に宣教師がヨーロッパから持ってきた絵葉書だけを頼りに設計され、造られたと聞いてびっくり。
手前のソカロは子供達の遊び場にもなっている。 -
大きな門にただただ圧倒される。
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教会手前の噴水は、複雑な紋様のタイルが美しい!
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近づいて見ると、微妙に違った色合いの石材で構成されてることがわかる。
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カテドラル内部も独特のデザイン。
薄暗がりの空間は、旅の逸る心も一旦クールダウンさせてくれる。 -
教会出口では地元の少女が熱心にスケッチ中。
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教会前のソカロは屋台やお土産物屋も多い。
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観光都市だけあって当然お土産物屋は多いが、どこもセンスある品揃え。
あれもこれも欲しくなって困っちゃうなー。 -
ソカロの片隅では生ジュースの屋台。
オレンジジュースを注文したら、何とオレンジ10個以上使って、次から次へとその場で絞ってくれた。
すごい贅沢!
量は1リットル近かったかなあ。美味しかったけど、飲みきるのに苦労してしまった。 -
イチオシ
ソカロから坂を下ってお次は「コンセプシオン教会」。
メヒコらしいど派手な造形。 -
教会前のサカテロス通りは原色の建物のコンビネーション。
タクシーの緑色が入ることで完璧な色合いに! -
バスターミナルの駅へと続くCanal通り。
坂道は続く。 -
メキシコではビートルの数が圧倒的に多い。
VWの本国ドイツで生産中止となってからも、世界中のビートルファンのためにメキシコで作り続けられていた。
そんな背景からか、メキシコのどの街の風景にも、すんなり溶け込む不思議な魅力を持つ車。 -
「サンフェリペ・ネペ教会」の前には、町民のローカルマーケットが開かれていた。
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教会入り口。
ただいまミサ中、お静かに。。。 -
シビカ広場にて、後姿がどことなくアジアっぽい印象の像を見上げる。
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街はさほど大きくなく、ソカロから500m四方くらいに見所が集中。
ぐるりとまわって最初のサンフランシスコ教会に帰還。
最後に街から少し離れたところにある「アジェンデ美術学校」に向かうことにする。 -
サンミゲル デ アジェンデでよく見かけるのは昔の水飲み場跡。
コロニアル建築がそのまま残り、風化した景色は旅人の目を惹きつける。 -
オレンジの壁と、椰子の木が南国気分を高める。
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「アジェンデ芸術学校」に到着。
この学校は街のアートシーンを国内外へ発信する役割を担っている。
建物はかつての富豪の邸宅を改築したもので、中にはギャラリーやアンティークショップが立ち並ぶ。
広い中庭の壁には巨大な絵画が描かれており、見るものを圧倒させる。 -
奥に進むと、通路にも美しい絵画が書かれていた。
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奥は「Mi Casa(私の家)」という名前のレストラン。
店内にはアンティークの家具やアートがさりげなく並ぶお洒落スポット。 -
今回は広いテラスに位置取り、ランチをいただくことに。
テラスからは遠くにパロキア教会など、ランドマークが一望できる好ロケーション! -
拡大するとこんな感じ。
う〜ん絶景! -
お洒落な空間で、おいしいランチを堪能。
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メキシコの料理の基本はとうもろこしの生地を焼いた「トルティージャ」
これがメキシコ人の主食で、日本のお米に相当。
(こっちでもお米はよく料理に添えられているが、味付けされており「おかず」扱い)
「トルティージャ」に肉などの具を挟めはタコス、油で揚げればトスターダス、辛いソースに浸したものはエンチラーダスとなる。 -
お腹もいっぱい、お土産もいっぱい買って、グアナファトへ帰還。
グアナファトとセットで語られがちだが、ここだけでも数日滞在したい気分でいっぱい。
次回は、もっとゆっくりスロー&アートライフを堪能しにこよう!
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