2012/04/13 - 2012/04/13
26位(同エリア37件中)
フラワーさん
ブランソンの最終日。SHOJI TABUCHIシアターの開演は7:00Pmです。それまでどこに行くか、何をするか?
急ぐ旅でもないのでこのへんでノンビリしていましょう。
写真は忽然とその姿を見せる“SHOJI TABUCHI THEATER”
このあたりで最も派手な建物だと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
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これは昨夜のテレビ映像です。
なんだこれは。 -
カンフーシアターもここにはあります。
谷の向こうの丘の中腹にある白い大きな建物です。 -
毎日テレビで気温とストーム情報をチェックします。
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朝食はこんなものです。
このフルーツは美味しくなかった。 -
ロビーにある階段を上がって、下を見下ろしたところです。
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さてまた放浪に出ます。
ウォルマートの並びのガイドブックにも出ていた“ブランソンモール”はトルネード被害で休業していました。 -
ウォルマートにあった旅行バッグです。ウッカリ買うところでした。
例えて言えばロシア人形のマトリューシカみたいに、中からいくつものバッグが出てきます。
旅行日数や荷物の量、いく場所によって使い分けるのもいいと思いました。
日本でも昔ながらの頑丈なバッグだけではなく、利便性の高いこんなバッグを販売したらいいのに。
たしかウォルマート傘下のスーパーも日本にありますよね。 -
ああ、2年前に行きたかったケンタッキー州ルイビル近郊の、バーズタウンにある造り酒屋“Maker's Mark”の由緒あるケンタッキー ストレート バーボンです。
日本でも販売しています。
今日は価格調査です。やっぱり日本の販売価格より安いです。 -
トルネードの影響があるにしても、ブランソンの町はそんなに発展しないかも知れません。
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小さいモールはありました。入りましたが見るべきものもないので出てきました。
少し歩いてまたインフォメーションセンターに行き、どこに行くべきか相談です。
シアター覧を見て“リトルオープリシアター”に行くことにしました。そこのおじさんとしばしお話しました。息子が沖縄で日本人と結婚していまは、サンノゼに住んでいるとのこと。
「彼女のお母さんは沖縄舞踊の名取で人に教えている。これが息子とお嫁さん、これがその母親です」などと大切そうに写真を見せてくれました。チャーミングなお嫁さんでした。
ここでタクシーを呼んでもらいました。行き先はいよいよ“SHOJI TABUCHI”シアターです。
突然ババ「チケット持ってきたの?」
ジジ「ありゃまあ!取りに行くぞ」とホテルまでまっしぐら。すぐ目の前だからいいけれど・・・・・。トホホ。 -
リトルオープリシアターはIMAXがやっていました。
フードコートがありましたので、さて少しでも腹に入れるかな、ということで適当なものを腹に収めました。 -
こんなランチでした。これが何かと言うと、シカゴドック、ピザAndコークです。
もちろん問題なし!ピザのサイズも小さいですよ。 -
ここを選んだのは、敬愛なるハンク・ウィリアムスのトリビュート(賛辞・賞賛)ショウが予定されていたからです。
ソックリさんというわけにはいかないまでも、オールド・ハンクに思いを馳せるだけでもいいのではないでしょうか。
インフォメーションでもらったクーポンは3$Off、それをデスクのおじさんに見せると「あちらでチケットを買いなさい」と言う。チケットカウンターに行くと、手に持っていた別のパンフレットを見て、「それがあれば1枚買えば1枚はタダよ」
何だか理解できないままずいぶん得したね、と顔を見合わせる老夫婦でした。 -
狭いステージでした。
観客はほぼ満員です。殆ど前期、後期高齢者。 -
前のご夫妻は、デカいポップコーンのカップを抱え、1つまた1つ、仲良くつまみながら開演を待っていました。ジジつぶやく「やはりね、さもありなん」
これがずーとやってきたアメリカの習慣なんですね。
ちなみにカップから口への動きは止まらず・・・ -
イチオシ
2:00開演。“HANK・WILLIAMS TRIBUTE SHOW”です。
Tim Hadlerという歌手でなかなか上手いのです。
自分がハンク・ウィリアムスになりきって、生い立ちを語り、だれにギターを買ってもらったか、どこの町で歌っていて、自分がいつ死んでしまったのかなどとつとつと話しています。
カントリーの歴史であり、受け継がれていくであろう精神を感じました。 -
ピアノのおばさんはミニー・パールに扮し、楽しそうにピアノに向かっていました。
Susan Graceという方でした。 -
ハンクの歌を中心に、アーネスト・タブ、ジョニー・キャッシュ、エディー・アーノルド、ドン・ギブソン、ジョージ・ストレイト、アラン・ジャクソンの歌をそつなくこなしていました。
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スティールギターはかなりのご年配のRobert Cardenさん、ティム・ハドラーさんもたまに敬意を表していました。
やはりライブは楽しいです。 -
このウッドベースの人笑うと可愛らしかった。Randy Plummerという方でした。
みんな親しみやすいメンバーでした。
ティムはよく分かりませんでしたが、「カントリーソングの火を自分はこのブランソンで守り続ける」という意思を話していました。彼らのカントリーミュージックに対する感謝と愛着に、老人たちの中に涙を拭う人もいました。
最後は“アメージング グレイス”を熱唱。
この旅では、この歌をリン・アンダーソンが、ラリー・ガトリンが、ジョン・コンリーがそしてティム・ハドラーが歌いました。
アメリカ人に愛されている歌なのですね。 -
ギフトショップ、スーベニアショップ、マジック用品、甘味処、クロックショップ(これは珍しい。アメリカ北部の森林地帯では、結婚すると大きなグランドファーザーズクロックを玄関先に置きました。いまもその風習があるか否かは定かではありません)、ほかにアパレル、バッグなども売っていました。
賑わっていたのは今日から週末だからかも知れません。 -
外からのIMAX。
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IMAXと星条旗。
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田淵さんの看板。
IMAXから“SHOJI TABUCHI THEATER”までは歩いて5分ぐらいです。 -
殺風景なところにあります。
だだ広い駐車スペース。 -
“SHOJI TABUCHI THEATER”から先を探索していくと、どんどん寂しくなります。
でも広い道はどこまでも・・・・・。
ここは雑貨屋さん。 -
一時はここにもお店があったのでしょうが、いまは殆ど空家となって見る影もありません。
ブランソンも次の誘致策を考える時です。 -
こういう雰囲気になっています。
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これもシアターのようです。
たしかキリスト教信者のためのシアターだったと記憶しています。
一回入ってみたいです。 -
これもシアターですがやっているのでしょうか?
夜に賑わえばいいのですが。
遠くの尾根を越えてその向こうの谷を越せば、我らがホテルがあります。 -
カスケード イン。ホテルに違いありません。
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SHOJI TABUCHI THEATERに入りました。
何故だかは分かりませんが、トイレ入り口にビリヤード台があります。 -
きらびやかな洗面所。
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ヨ−ロッパ風の暖炉とクロックとミラー。
かっこいいです。 -
男性トイレはかき氷がセットされています。
このシアターを経営しているのは田淵章二さんです。目一杯の豪華さと非日常の演出をすることで、お客さんを満足させています。
たしか従業員は200人となにかで読みました。
舞台係、衣装係、歌手、音響係、道具係、清掃係、運搬係、専属バンド、場内係など、200人で足りるのでしょうか。 -
花も沢山あります。
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豪華絢爛たるLADIES。
奥さんのドロシーはショウの振り付け、コスチュームや劇場のインテリアデザインなど多方面で才能を発揮しています。 -
壁のブラケットもきれいです。
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皆さんマリー・アントワネットになった気分?
まさか。 -
洗面所で手を洗うと、係りの人がいい香りのコロンを手にシュッとしてくれます。
しかも写真も撮ってくれちゃう。せっかくだからとって頂きましたが、ちょっとねー。 -
ショップには茶器揃いも。
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キラキラ光るシャンデリアでもないし・・・・・。そうだお相撲さんの“さがり”を長くして電飾を施したヤツだ。
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DAVEが取ってくれたK?5・6のシートにおさまりました。中央のとても良い席です。すると「あなたはさっきハンク・ウィリアムスのトリビュートショウにも来てたわね」と隣の席のおばさまに話し掛けられました。「エッ、YES」とジジ。「私の前にいたわよ」
ババと席を入れ替え、話をして分かったことは、シカゴ方面から観光で来た80歳をこえたご夫婦と、奥さまのいとこの女性の3人連れの方でした。
この方たちのことはあとでまた物語があります。
そろそろステージが始まります。
お客さんも入っています。 -
社長自らの司会進行とバイオリン演奏で幕が開きます
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右端の女性は田淵さんのお嬢さん、クリスティーナ。
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華やかなステージが続きます。
アメリカもニューヨークやラスベガスのショウは、また別のものかもしれませんが、ミズーリのこんな田舎(失礼)でもやはりアメリカのエンタテイメントがあるのですね。 -
ここで田淵さん(1944年生まれ)の簡単なご紹介です。
幼い頃よりクラッシクのバイオリンを習っていたのが、カントリーにも目覚め、ロイエイカフに憧れてアメリカに渡りました。サンフランシスコ、カンザスシティ、ルイジアナに住み1972年にはナッシュビルのグランドオールオプリーにデビュー、その後数々のシアターに出演し認められていきます。そして1980年にブランソンに移り一大決心でこのシアターの建設に着手し、1990年に完成しました。
日本人でアメリカを舞台にビジネスと音楽とでアメリカンドリームを成し遂げた代表的な方です。 -
ステージで女性が持ってくる衣装(ジャケットだけです)に着替えます。
7回ぐらい着替えたでしょうか。とにかくほとんど出ずっぱりで、バックステージには行きません。 -
ここからはブロードウェイミュージカルの曲を演奏します。
知っている曲も多く、お客さんにも好評だと思います。
美しい舞台演出も見事でした。 -
メリー・ポピンズではこんなシーンも。
舞台の演出と装置もお金をかけていました。 -
また出てくるミュージシャンというか歌手というか、はたまたダンサーというか
アクターというか、楽器専門のメンバーは別として、全員が掛け持ちで何でもこなしていました。
やはりプロです。 -
幕間にスリーショットできました。
彼もこんな日本のジジババは目に入るのでしょう。
とても丁寧な方で「どうぞ気をつけて旅を続けてください」と気遣ってくれました。
この写真は彼の付き人(?)が撮ってくれましたが、もう少し上手ければ・・・・・。
でもありがとうございました。 -
こんなことまで。
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和太鼓のコーナーです。
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イチオシ
観客はご覧の通りみなさんご夫婦連ればかり。ブランソンがいかに観光の町であるかが分かります。
しかも年寄り向きのね。
『ブランソン 占領するのは 老人部隊』 -
バンドのメンバーもこうやって踊ったりするのです。
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着替えとともにバイオリンを代えるときもありました。
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父娘の共演となりました。
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デュエットで声量豊かに歌い上げます。
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観ていてきれいで優雅です。
カントリーミュージックとは異なるジャンルの楽曲ばかりです。
ここは大掛かりなエンタテイメントのシアターと考えた方がよろしいようです。
ですから昨日の“ボールノバーズ”とは趣きが全く違うのです。 -
舞台はクリスマスの演出となりました。
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男女混成の鼓笛隊です。
軍隊調のメロディーになっていきます。観ているうちにこのシアターの人気の理由が分かったような気がします。(もちろんジジの独断ですが)
・日本人的なまじめなステージ。
・テクニックに裏打ちされたバイオリンの実力。
・何度も口にするメンバー、スタッフへの感謝の気持ち。
・自ら先頭に立ってステージを引っ張る姿。
・非日常的な別世界を演出したゴージャスな劇場。
・多く取り上げるポピュラーミュージック。
です。 -
イチオシ
きのうと同様にベテランの人たちが起立して、みんなに称えられています。
舞台に浮かぶ星条旗と、手前の影で写っているのは旧軍人の方たち。 -
華やかなショウもフィナーレとなりました。
ナッシュビルのカントリーミュージックのステージ、昨日のボールノバースのジャンボリーショウとは全く別物の“アメリカンエンタテイメント”でした。
知っているメロディーが多く飽きませんでした。スタンダード、映画音楽、ロック、クラシック、和太鼓、タップダンス、フィドルで奏でるカントリーなどとても変化に富んでいました。
田淵さんの英語は我ら日本人には良く分かる発音なのです。それでも英語が母国語の人たちは大笑いし、ショウを楽しんでいらっしゃるのです。母国語が日本語の我々もずいぶん笑わせていただきました。LもRもTHも悩む必要はなさそうです。 -
さて帰りはなんと!シカゴからの3人連れの車で、ホテルまでお送りいただきました。
ご主人は安全運転で、ホテルまでの間うちのババと2人のシカゴババは、住所の交換と相成りました。ほんとにこんな所で“人の縁”を感じ、感謝 感謝です。
ところで写真はこの日のディナーです。ジジババは午前中の散歩の折に、ウォルマートに出没して食料を確保しておいたのです。
タイ風ヤキメシ、缶詰野菜シチュー、温野菜、持参味噌汁と柿の種と焼酎、ビールです。 -
ホテルの部屋で収穫物の撮影会。
“Tim Hadler”のサイン入りCD。ナッシュビルでレコーディングをしたとのこと。 -
“Baldknobbers”のDVDとマイク・伊藤さんのメモ。
このDVDは当日のショウを撮影したものなので、観客席にいる私たちもちらりと出てきます。 -
“SHOJI TBUCHI”シアターのサイン入りDVD。これはだいぶ前に作られたようです。
この旅のテーマはカントリーミュージックですが、それも含めてライブを8ヶ所で楽しみました。
まんぞく、満足、MANZOKU!
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この旅行記へのコメント (2)
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- sakuranohanaさん 2012/06/06 16:23:53
- 親切な方達!
- こんな交流が旅をいっそう楽しくさせてくれますね。
- フラワーさん からの返信 2012/06/07 16:42:45
- RE: 親切な方達!
- sakuranohanaさんこんにちは
いつも訪問してくださり有難うございます。
そうなんです。旅の楽しみの一つはいろいろな方たちとの出会いですよね。
ありがたいことにpoorな英語でも皆さん親切に接してくださいます。
poorな英語力だから良い場合もあるかもしれませんけどね(笑)
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