2010/10/16 - 2010/10/26
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ジール250さん
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ギリシャ一の観光スポットであるサントリーニ島前半。
ロバに乗って島の頂上にたどり着くまでです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 徒歩
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
船上生活4日目。
今日がエーゲ海クルーズのハイライトとしている人も多い事でしょう。
今日の寄港地はギリシャ一のリゾート地。サントリーニ島です。
ギリシャ語だとΣαντορίνηと書かれるこの島は、
そもそも大小さまざまな島の総称をそう呼ぶだけで、
今回寄航するのは中でも一番大きな三日月形の島、ティラ島です。
そそり立つ絶壁の表面を水平にくりぬいて作られた独特の家々が立ち並ぶこの島の景観はすんばらしく、そのどこにもない見事な美しさで様々な国で紹介されたり映画やCMの舞台になったりしている一大観光スポットです。
そこへ今から向かいます。
がんばるぞーー。
ちなみにこのティラ島、今までの寄港地と違って島です。
そしてとっても小さいです。
いや、先日のカタコロンも村としてはもんのすごい小さいんですが、
それでも船が横付けできるぐらいの港は存在していました。
しかし今回の島にはこのハイパードスコイ級の大型客船が乗り入れできるだけの港が存在していません。 -
そのため、船は島の入り口付近で碇を下ろして停滞。
そこに小型ボートが横付けされて乗客をピストン輸送して運ぶ方式です。
そのため8時に下船開始ですが、小さなボートに乗るための整理券が7時ごろに配られます。
我々も頑張って早起きし、無事ゲット。
43番でした。 -
そして番号がアナウンスされたらこちらの写真にあるボートに乗船。
多分40人程度は入れそう。
しかしこんな具合の少人数ずつで総勢3000人を移動させるわけですから、はじめの人と最後の人では二時間程のロスタイムが発生してしまうというのが困りもの。
一応船主催のツアーに参加している人たちは優先的に下船できるため、一分一秒でも長く島に留まりたい人はツアーを申し込んだほうがいいかもしれません。
我々はしなかったけど。
それでもそれなりに早い時間からテンダーボードに乗れたラッキーな我々。
うむ、早起きしたかいがあった。
その後ボートはかなりのスピードでぐる〜りと我々の客船の脇を回り込むと… -
見えてきました。
あれがサントリーニのティラ島の入江です。 -
近くで見るとこんな感じ。
なんだか想像以上に断崖絶壁の麓と言った感じ。
これは大きな船が陸付けできないわけだ。
写真の左手に見えるのは近年出来上がったとされるロープウェイ。
この麓から絶壁の上にあるティラ島の中心地であるフィラの街まで二分強という短時間で到着できるんだそうです。
動いているロープウェイを見たらかなりの速さ。
これはアトラクションとしても面白そう。
一方 -
こちらの映画の中から出てきたようないい感じのじいちゃんが客寄せをしているのは、昔ながらの「ロバタクシー」。
入江の全景を撮った写真でうっすらと見えるかと思いますが、この絶壁の坂をジグザグに這う坂を、ロバにのってぽっくらぽっくら登っていくんだそうです。
ちなみに料金はどちらも同じ6ユーロ(たしか)。
乗車時間は2分対15分。
さあどうしましょう。 -
どうしましょうってそりゃロバでしょ。
だってロバ乗れるんですよ。乗って村までたどり着けるんですよ。
しかもそれが六ユーロですとよ。
ピラミッドの前でラクダに乗るんだってすんごいお金がかかるでしょうよ。
多分マザー牧場とかで「ポニーに乗ってぐるりと400メートル」とかしてもこんくらいかかっちゃうでしょうよ。
それを考えたらなんて格安なアクティビティ。
その昔カウボーイに憧れたあの幼き頃の夢がよもやギリシャで叶うなんて。ロバだけど。
というわけで、意気揚々ウキウキしながらおっちゃんの案内するロバ乗り場まで行ってみたら… -
いらっしゃったロバさんこんにちは。
わーい初めて間近でみたロバ。
凄いロバ。 -
多いロバ。
…え、これ何頭…いや何十頭いるの?
と思わず言葉に詰まるほどの大量のロバさんが、
ロバ乗り場付近でじっと佇んでいました。
それはもうじっとして動かず騒がず。
カルチャーショックだなー、なんかロバってしょっちゅうヒバーヒバー鳴いているイメージだったけど。
ピノキオの映画からの抜粋でしかないけど。 -
しかもでかい!大小様々あれど、小さいのだって大の大人が乗ってもまったく足がつかない。
大きいロバともなればもう馬並みのド迫力。
大人がまたがれば下手すりゃ50ccバイクのゴリラやモンキーに跨る熊みたいな間抜けな姿になってしまうんじゃないかと思っていたのに…。
と、私がロバに対して勝手に感心している間に、他のおじさんが私が乗るロバをどこからか引っ張り出してきて、
「おうチビちゃん!これ乗れ!」
とジェントルにエスコートしてくれました。
チビは余計でい。
で、そんなわけで初体験のロバ乗馬(乗馬?)なんですが、とにかく思った以上にロバが大きかったため、かなり視線が高くなる。
しかも適当に伸びているあぶみに足を引っ掛けようとしてみるも、どうやらあぶみの紐が長すぎて
足が届かない。
おいおいおっちゃん私の事を堂々とチビ認定したからにはちゃんとコンパクトサイズのロバをあてがうとかせめてこのあぶみの位置を調整するとかしておくれよ。
とおっちゃんに文句を言おうとしたら…
「乗ったな、よーしそら行けーー!」 -
ロバ出発。
手綱もないまま。
あぶみに足が届かないまま。
さらには先導してくれる人も誘導してくれる人も居ないまま。
ただ野放しにされただけのロバ達は、ジグザグの坂をさらに右に左に蛇行しながらも、一応各々頂上を目指し始める。
しかし途中で止まるわ他のロバの毛づくろいを始めるわ、あるいは道の脇にある草をゆっくり食べ始めるわと、完全にフリーダムなロバ達。
困るのは上に乗っている、6ユーロ払って跨っている観光客の皆様。
ロバの操作方法など殆どの人が知るわけもなく、そして知っているとしても手綱もない状態ではほぼ無力。
しかたがないので各々それぞれのお国の言葉で
「ほーれ行け!行け!」だの声をかけたり宥めたり。 -
一応、集団の最後尾をロバ飼いのおっちゃんが竿のようなムチのような棒でペシペシ遅れたロバのお尻を叩きながら追い立てるため、流石に前に一歩も進まないって事はありませんでしたが、
それでもみんな急な階段をのんびりペースで登っていくロバさんの上でオロオロキャッキャと戸惑いつつ、でも全員変な体験が出来てちょっと嬉しそうな妙な一体感をまとった集団となって一路絶壁の頂上を目指しました。 -
そんなヒーヒー言いながら進む我々の前を中々のスピードで通り過ぎていくロープウェイのご一行様。
これだとわずか2分半で頂上まで行けるんですって。
画期的だね。 -
人よりは速いペースで、でも10分15分と長い時間をかけてポックリポックリ登るロバ。
スイッチバック式の道なため同じような景色を何往復もするわけなんですが、
階段を上がるごとに少しずつ少しずつ海が遠くなり、代わりに崖の上の村がちょっとずつその姿を表していくその感じは、なんだかファンタジー映画の世界の一人になったような、自分が流浪の民の一人になったような不思議な感覚でした。
ロープウェイなら2分の距離を、15分もの間RPGのような世界に引き込んでくれたこのお得体験。
皆さんもサントリーニ島に船で来た際には、是非ともこっちのロバタクシーの方をおすすめします。 -
ロバと道と街。哀愁があってちょっといいじゃないの。
※次でティラ島のフィラの中を見ます。
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