2012/01/24 - 2012/02/08
30位(同エリア169件中)
youさん
E旅行社の16日間ツアーにて、世界の最果てパタゴニアを巡ってきました。コースは下記。カラファテ3泊→エル・チャルテン3泊→パイネ2泊→プンタアレーナス1泊→ウシュアイア2泊→ブエノスアイレス1泊。この旅行記では、ウシュアイア編を掲載します。表紙の写真は南米最南端の街ウシュアイアのホテルから眺めた朝焼け
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
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12日目。南緯55度、南極園まで約1250Km 世界最南端の街ウシュアイアのホテル部屋から見る夜明けです。6時20分に陽が上がりだしました。ホテルは街の中心から徒歩で約40分坂を登った不便な場所にありますが、眺めは最高にいいのです
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8時20分ホテル出発、この日は終日ウシュアイア周辺の観光に出かけます。
まずはじめに、世界の果て号の駅に行きます。この鉄道は1910年に囚人らにより建設され、当時は伐採した木材を運ぶために利用されていました -
駅の待合室には既に世界各地から来た観光客らが並んでいます
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蒸気機関車が牽引します。列車は既に観光客でいっぱい、空いた席を見つけて乗り込みます
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米国シアトルから来られた御夫婦らと相席します
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ピポ川に沿って列車はゆっくり走ります。ピポは、この地から脱走を試みたものの、数日後この川で凍死してしまったという囚人の名前から付けられたとか。冬季は相当厳しい寒さになるのでしょう
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途中のマカレーナ滝駅で20分間停車します。この間乗客は、滝や駅周辺を散策します。美男美女の駅員さん
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南米最南端のこの地には先住民ヤマナ族が暮らしていましたと。ヤマナ族は、極寒のこの地で裸同然の格好で、常時火に当たって生活していたといいます
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後で訪れた世界の果て博物館に展示されている、ヤマナ族の当時の生活を示す写真です。雨や風が強いこの地では、衣類を着るとそれが濡れて更に低温になるので、むしろ裸の方が濡れないし、火にあたれば暖かい・・環境に適合するための生活スタイルだったようです
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次の観光列車が上ってきました。こちらは2連の機関車で引っ張っています
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この付近は囚人たちによる木の伐採で湿地帯になっています
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約1時間ほど車窓からの風景を楽しんだ後、列車を国立公園駅で下車し、フエゴ公園内のよく整備されている散策路をハイキングします
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氷河からの水が溜まってできたラグーナベルデ湖を眺めます
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森林を抜けた展望台からラパタイア湾を眺めます。ビーグル水道を隔てて奥にチリ領の島々が見えます
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アラスカを起点としアメリカ大陸を縦断しているパンアメリカン・ハイウェイの終点に行きます。アラスカまで17848Kmと表示されています。容易に来てしまった私たちには単なる看板ですけど。
自転車やバイクで苦労してここにたどり着いた旅人らは・・・多分感無量・・充実した達成感が味わえるのでしょう。 No pain,no gain というやつでしょうか -
ビーグル水道から入り組んだラパタイア湾を眺めます
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湿地帯にビーバーダムがありました。ビーバーの和名は海狸、泥や枯枝などを材料にして、川を横断する形に組み上げてこの様なダムを作り、そのダムを利用して、水面下に出入口のある巣を作って、天敵の侵入を巧妙に防いでいるとか。ビーバーは見えませんでしたが、なかなか賢い動物です
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ビーグル水道からの入江に形成されているロカ湖です。対岸は霧で見通しできません
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入江に注ぐ川沿いには短い夏の期間だけ咲く花畑が広がっていました
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エンセナーダ湾に行きます。湾に突き出た埠頭にあるプレハブの質素な建物は、世界の果て郵便局です。
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世界の果て郵便局の中。ここで絵はがきを日本あてに送り、また記念スタンプ(2$) を押してもらいます。観光客が来る時だけ忙しくなりますが、あとは寂しく寒い世界の果て郵便局です
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フエゴ国立公園内のハイキングを終えて13時〜14時30分、世界の果て駅の横にあるウシュアイアゴルフクラブのレストランにて、グリーンを見ながら昼食をとります。ゴルフ場はこの街のセレブらで賑わっていました
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15時30分〜17時50分、ビーグル水道クルーズを楽しみます。背後にウシュアイアの街が広がっています。雪で覆われたマルティアル氷河が見えます
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クルーズ船エリザベータ号の船内。日本の2つのツアーグループ合計39名。英語説明と日本語説明を聞きながら水道を巡ります
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一見ペンギンのような白黒の形をした皇帝ウミウが生息するアリス島を通過します
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皆同じ方向を向いているのがいいですね〜。集団で生きていくためには整然と行動する・・・必要なことかもしれません
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ウミウとシーライオン(オッタリア)が共存しているシーバード島を通過します
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自然観察ということで、無人のブリティス島に上陸します。上陸に当たっては自然環境保護のため、何も持ち込まない、何も持ち出さないこと・・大切なことです
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荒涼とした石ころだらけの島です
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人知れずに咲いていた花です
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クルーズのガイド、フーリアさん。夏のシーズンだけ米国から出稼ぎに来ています。日本の原発事故を心配していました
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船が近づいても気にしていないウミウやシーライオン達です
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1920年建設のエクレルール灯台。現在は太陽電池が利用されています。クルーズ船はここを廻って港に戻ります
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18時以降、フリーとなりウシュアイアの街を散策します
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メインストリート。世界の果ての街と言っても、特別に変わった街でもないみたい
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海岸通り。ビーグル水道を探検した冒険家や科学者の碑が並んでいます
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港には南極クルーズ船が停泊しています。海岸通りの旅行社を覗いたところ、10日間で4000$〜のツアーがありました。この地まで来ていれば、容易に行けそうですが・・・でもまだ心の準備が出来ていないか
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市内を廻る観光バスです
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お土産屋さん前の広場。赤ポストは世界共通なのでしょうか
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フリーでの夕食です。シーフードミックス、スープ、飲物で、約40US$。平均的に最南端のこの街での物価は高めです。ここまでの郵送費を考えれば納得です
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夕食の後、山の中腹にあるホテルまで、ぶらぶらしながら約1時間かけて戻ります。夜10時過ぎてもこの明るさです
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13日目。6時前に東の方向が明るくなり始めます。ホテルの部屋から眺めるウシュアイア港の朝焼けです
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この日は午前中フリー。朝食後、徒歩で街まで下ります
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海岸通りから街や霧がかかった背後の山々を眺めます
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元牢獄と船舶博物館に行きます。1920年建設され多いときで600人の囚人が収容されていました。先般訪れたボーランドのアウシュヴィッツに比べたら、設備など格段にいいような気がします。
各独房の展示品や資料等、また別棟の絵画展示等を約2時間ほど見て回ります -
昼食後、ウシュアイア最後の観光地、マルティアル氷河に向かいます
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風があるために、リフトはスロー運転、更に風が強くなる場合はストップしますと忠告されるも、約15分ほどで無事に氷河のある麓付近に到着です
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リフトを降りた後、森林の中を少し歩き展望広場に着きます。山の標高は1450mと高くはないのですが、南緯55度のここでは高山の気分を味わうことができます
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下りは歩き足りないという一部のメンバーで登山道を下ります。登山道と言っても車も通れるほどの幅広の道です
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登山道から見るウシュアイア港とビーグル水道。世界の果て・・・そうは思えない素晴らしい山からの眺めです
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夕食後、港の奥にある空港に向かいます。対岸から見たウシュアイアの港です。大きな客船も入港しており、夏の観光シーズンの風景です
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18時45分発AR2857便にてブエノスアイレスに向かいます。空から見たウシュアイアの街と手前飛行場です。背後に山々が迫っていて陸の孤島であることが良く分かります。この地を再び訪れる機会に恵まれますように・・・
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