2012/02/16 - 2012/02/16
9位(同エリア20件中)
サボ10さん
“天国に近い場所”で生活していても、いや、反って天国に近いから、毎日何もすることが無くて退屈です。
「何かに志願(volunteer)して、社会に貢献したら?」
いや〜、何をして良いか分からないし、生まれつき不精なんです。 長女が あしか(sea lion) を救助するバランティアの仕事をしていましたが、大変なので辞めてしまいました。 無給だからと云って好きかってな時間に仕事に行く訳にはいかなかったようです。 バランティアは時間通りに出勤する無給の仕事なんですね。 今の私にはそれを遂行(commitment) する気持ちがありません。
まあ、リタイヤしてからは 暇は暇 でした。 その暇な時間に 食べある記 などを4トラに載せて暇つぶし。 私の場合 Photoshop 7 を使って写真を準備したりするので大分暇な時間をつぶすことが出来ました。
「また、食べある記 を始めたら?」
新年の決意 は一度決めたことですから、続けます。 それに後で説明しますが、健康を考えると止めた方がよいみたいです。
「じゃ〜、テレビで映画 や スポーツを見たら?」
テレビや Netflix から送られてきた DVD の映画などを見ていました。
アメリカの午後3時のトークショー(Talk Show) は以前は Oprah、それに代わったのが、 健康を主題とした 「Dr. Oz (オズ医師)」ショー。 彼が番組で伝える メッセジ(message) は コンピューター、テレビ、そしてDVD などで じ〜と座っているのは余り健康的では無い とのこと。 座る時間を少なくするように努力しています。
それで、オレンジ郡の新聞を見ながら(退屈凌ぎになるような)外出をする機会(目的)を探しています。
2月10日の新聞の見出しが “Flying Fortress will soar above O.C.” でした。 Flying Fortress(空飛ぶ砦)と云うのは 爆撃機17G(B-17G) のこと。 B−29の前の爆撃機です。 その歴史的飛行機(vintage airplane)が11日にオレンジ郡の空を飛ぶと云うのです。
我々は空飛ぶ B−17G を見に行けませんでしたが、新聞で紹介されたオレンジ郡の空港に連接している ライオン航空博物館(Lyon Air Museum)を16日に訪ねました。
19300 Ike Jones Road, Santa Ana, California
www.lyonairmuseum.org
- 旅行の満足度
- 4.0
-
博物館入口。
入館料は一人12ドル。 軍人とシニアは9ドルになりますが、それでも高い値段。 -
これが11日、オレンジ郡の上空を飛んだ 飛ぶ砦(Boeing B-17 Flying Fortress)
入館料が高いので、お金を払って入る客は皆無。 訪問者は無料で招待されている地元の小学生グループぐらいです。
飛行機の下に座ってバランティアからの説明を聞く生徒達。
この博物館に展示されているのは第二次世界大戦の飛行機など。 アメリカの敵だった国が、ドイツと日本。 生徒はどのような説明をうけているのでしょう。
私がアメリカに来たのは50年代。 当時新聞の世論調査で "第三次世界大戦を起こすのは多分日本だろう"と(アメリカ)国民の半分以上が考えていました。
私はアメリカの高校に通っていたのですが、米国史(U.S.History)の真珠湾攻撃の講義は嫌でしたね〜。
それから半世紀以上経ち、そのような考えを持つアメリカ人はいません。
然し、朝鮮、ベトナム戦争では勝てなかったアメリカですから、国民にとって大勝利を収めた第二次世界大戦は忘れたくない歴史なのでしょう。 -
博物館は2009年に開館。 元空軍少将 ウィリアム ライオン(Major General William Lyon) が設立しました。 彼は1975年から79年予備空軍の長官で私のボスでした。
彼は空軍を退役した後、オレンジ郡で家屋建築会社を造り、当時の建築ブームにのり、富を得ました。
脱線します。 少将は英語で Major General 、中将は Lieutenant General です。
「アレッ、 Major は 少佐で Lieutenant は尉官だから、Major General の方が上官にならないの?」
なりません。 Lieutenant と云うのは 副官 を意味するのです。 ですから、少、中尉は大尉(Captain) の、中佐(Lieutenant Colonel)は 大佐(Colonel) の、そして 中将 (Lieutenant General) は大将(General)の と其々副官と云う意味になるのですね〜。
アメリカの陸軍と海軍は競うと前に書きましたが、海軍大将は Admiral,、その副官、海軍中将は Vice Admiral と Vice になります。
アメリカの副大統領、或は会社の副社長は Vice (President)。 州の副知事は Lieutenant Governor。 -
左の人物は我々を案内してくれた元空軍パイロットのバランティア。 彼の父親も空軍パイロットだったそうで、日本を爆撃した後、中国に着陸、「"親切な" 中国人に助けられた」と語っていました。
場所柄、余り日本人は訪ねて来ないのでしょう。 我々を中国人と思ったようです。 -
41年キャディラック(1941 Cadillac Series 62)
博物館は Air Museum になっています。 本来ならば航空博物館とすべきところを唯の博物館としました。 古い車(Vintage car)など飛行機以外の展示物の方が多いからです。
脱線します。 Vintage の vin は 葡萄酒(wine)のことです。 ある年の葡萄酒 を意味した言葉ですが、古いもの、車や古着(vintage clothing)、 と云う意味でも使われるようになっています。 -
北アメリカ社の爆撃機25(North American B-25 Mitchell)
右下のインサートはノーズ部分。 左に突き出しているのは機関銃ですからここに搭乗するのは砲手(gunner)。 然し、ここは爆撃手(bombardier) の席にもなっています。 即ち、兵士が一人二役しました。
私に 4トラを紹介してくれた人は NorthAmerican F-86Fさん。 名前に同社のセーブル(Sabre)戦闘機を付けているぐらいですから、彼は飛行機通。 -
47年リンカーン コンチネンタル(1947 Lincoln Continental)
-
ダグラス社のA-26インヴェーダー(Douglas A-26 Invader)
A の称号は現在 水陸両用飛行機(Amphibian)に付けられていますが、40年代は 攻撃機(Attack)。
その他の称号は B が爆撃機(bomber)、C が貨物機(cargo)、F が戦闘機(fighter)
この博物館の飛行機は、数こそ少ないのですが、総てが整備されていて飛行出来るのだそうです。 -
34年パッカード(1934 Packard Eight)
-
アメリカ航空(American Airlines) が使っていたダグラス社の飛行機(DC-3)
ダグラス社はロングビーチの現空港近くにありました。 後に合併して McDonnel Douglas社となり、70年代まで旅客機を製造。 -
旅客機と同じ機種が軍貨物機として使われ、DC-3 に匹敵する貨物機は ダグラスC-47(Douglas C-47 Skytrain)
-
39年型マーセデス(1939 Mercedes G4)
ヒットラーがパレードに使った車だとか。 -
この博物館にはドイツと日本が使った サイド カー付きのオートバイ(Military Motorcycles with sidecar) が展示されています。
ドイツは 40年代の BMW R-75 Sidecar。 BMW は Bavarian Motor Works の頭字。
写真は 43年の日本軍が使った Rikuo。 漢字で陸王ではないかと思います。 -
セスナ社の飛行機(Cessna O-1E Birddog)
-
パン屋さんの配達車(1940s Helms Bakery Truck)
40年代の南カリフォルニアでは多くの人がこの車で配達されるパンを待っていたそうですが。。。でも、でも なんで、この車がこの博物館に展示されているのでしょう? -
この映画館では飛行機の歴史を伝えるドキュメンタリーが上演されています。
下記のコメントは2月21日に付け加えました。
ここで上演されているのはニュースリール(Newsreel)と呼ばれたニュースで、昔テレビの無かった時代に、映画上映前に見せていたものです。
古い戦争中のニュースの中ですから、将官が日本軍を“Jap”と呼んでいるのは最初は仕方がないと思っていました。 ジャップ は日本人を軽蔑した言葉です。
「戦争中で、日本が敵だからその名で呼んでいたの?」
80年代でも、当時のクライスラー社の社長、リー アヤコカ もこの言葉で日本からの車の輸入を批判していました。 アヤコカ社長は(軽蔑した言葉をあえて使うと)デゴ、イタリア系です。
このアルバムを作成した後に、何故このコメントを書く気になったの?」
2日前にスポーツ放送局(ESPN)がプロ・バスケットボール、ニューヨーク ニックス(New York Knicks)の台湾系中国人2世、ジェラミー リン(Jeremy Lin)の記事が人種偏見だと騒がれたからです。
「どんな記事だったの?」
記事そのものは、突如として出現した東洋人のバスケットボール スター、リン選手のことだったのですが、記事の見出しが“Chink in the armor”だったのです。
半世紀前のアメリカでは 日本人を ジャップ(Jap)、中国人を チンク(Chink)、黒人をニガー、イタリア人をデゴ と軽蔑的な表現で呼ぶ場合がありました。 然し、そのような言葉は今では侮辱的(offensive) だとして使わなくなっています。 その為にこの記事を書いた記者は頸。
脱線してしまいましたが、古い映画を上演する場合は、当時は普通に使われていた言葉だから使われても仕方が無いのでしょうか。 多くの小学生が博物館に来ていただけに正直に云って ジャップ が使われている様な映画が上映されていることが気になりました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
16