2010/08/30 - 2010/08/31
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アイアムOKさん
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3日目。今日はテインプーから、空港のあるパロに戻ります。現在、ブータンの空港はパロにしかなく、つまり国際線しか飛んでいませんが、近い将来2つの空港が国の中央と東にできて、国内線も就航する見通しだとか。
そして、現在ブータンに入国する観光客に課せられている、1日200ドルのミニマム・ギャランティは、来年には250ドルに値上げされるそうです。
ちなみに、ブータンでもっとも売上高の多い産業は、1番が水力発電、2番目が観光、3番目が農業なんだとか。いろいろと制約が多いブータン観光ですが、国家にとっては外貨獲得の重要な資源なんですね。
パロに着いて、古いゾンの遺跡を見たり、パワースポットと言われる寺院を見ているうちに昼食。昨日、一昨日とは似て非なる内容のメニューで、ガイドも気を使っているようです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昼食の後は、町のいたるところにある弓の射的場にやってきました。ブータンでは、男子は子どもから老人まで皆、弓をたしなむそうです。
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的はこんなに遠くにあります。140メートル先。しばらく見ていましたが、なかなか当たりません。見ている間に一度だけ当たった時には、弓のチーム仲間が、歌と踊りで祝福していました。惜しかった時や、かなり遠くに外れた時にも、お囃子みたいな声がかかります。
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ギャラリーのお爺さん3人組が「写真を撮れ」というので撮ってあげたりして、のんびりと午後を過ごしました。
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昨日から今日にかけて気がついたこと。ブータンの建物には、男根を模した木像がぶら下がっていたり、男根の絵が描かれていることがよくあります。
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これは、まぎれもなく男根信仰ですね。子孫繁栄の他に、魔除けの意味があるようです。町の土産物屋などでも、大小さまざまな男根の木彫りにお目にかかれます。
男はみんな弓を撃ち、家には男根をぶら下げる。何だか凄い国ですよ、ブータンは。 -
4日目、あっという間に最後の日がやってきました。今日は、パロのホテルを朝9時に出発し、タクツァン僧院、別名タイガーズ・ネスト(虎の巣)へ小トレッキングです。
登山口から僧院までは、徒歩で往復5時間かかるという話を聞いていたので、途中の展望台まで1時間登ったところで引き返すつもりでリクエストしていたのですが、ガイド君が「この僧院がブータン旅行最大のハイライト。絶対に最後まで登るべきだ」と強く進めるので、「じゃあ、流れで行けるとこまで」みたいな感じで登り始めました。天候はあいにくの雨ですが、一日中降り続けることはなく、上に行けば晴れるとのこと。
30分ほど登ったところで、こんな感じで切り立った崖の上に僧院が見えてきます。時々、こうして僧院の姿が見えるがために、モチベーションが切れずに前進することができる仕組み(?)です。 -
山道はこんな感じで、雨でぬかって滑りやすくなっているところ、そして夥しい数のウマの糞を避けながらひたすら登っていきます。
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1時間ほど登ると、展望台兼ティーハウスがあり、登山者は全員ここに吸い込まれていきます。お茶を飲んで、トイレに行って、真正面に僧院の姿を拝むともう後には引き返せません。
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しかし、ここからが本当にキツい。長い階段を下りて、また登る。途中、滝があります。しめ縄ならぬ旗が見えますが、この滝はとても気持ちのいい滝で、いつまでもそこにいたくなるような清浄な滝。今回の旅の中でもっとも強いパワーを感じるパワースポットです。滝の勢いを借りて、残りの石段を一気に登ります。
僧院は、許可証がないと入れません。ガイド君がちゃんと許可証を用意していて、我々も中に入ることができました。撮影は禁止なので、中の様子はお見せできませんが、ブータンの数ある寺院の中でもかなり特別な場所なんだとか。神戸から寄進された釣り鐘もありましたね。
帰路、先ほどのティーハウスで昼食を摂り、駐車場に戻った時には3時半。ホテルに戻ったのが4時ですから、都合7時間のちょっとした修行でした。 -
こちらの写真は、ホテルの部屋から望むパロの山々と町。山にかかる雲の様子が刻々と変わるので、見ていてちっとも飽きません。パロの人口は2万人。明日は、この町を離れてバンコクに戻ります。
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