2010/08/27 - 2010/08/29
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アイアムOKさん
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国王来日で一気に有名になったブータン。2010年の日本が猛暑だった夏に、この国を初めて訪れた時の模様です。
この年の夏、東京は連日30度超え。一方、iPhoneの天気アプリでティンプーの気候を見ると、現在の気温が4度で、当日の最高気温が25度、最低気温が19度。よく意味が分かりません。涼しいどころか、寒いのではないかという予感も。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
早朝5時50分バンコク発のドゥルック・エアーに乗り、バングラデッシュのダッカを経由して、ブータンのパロ国際空港にやって来ました。出発便の遅れなどあり、都合5時間ぐらいかかったような気がします。バンコク→ダッカー→パロと、時差がそれぞれ1時間ずつあるので、ワケが分からなくなります。
この、ドゥルック・エアーというのは、ブータン国営のエアラインで、現時点でブータンに入国する唯一の手段といっていいでしょう。陸路でインドからという作戦もなくはないようですが、旅行者にはかなりハードルが高いようです。
ドゥルック・エアーのCAはエキゾチックな民族衣装の美人揃いです。機内を見渡すと、乗客には日本人がかなりいます。どうやら仏教系の旅行代理店のツアーの方が多いようです。中国語を話しているのは、香港からきた仏教系の方のようです。
機内食は、ノンベジかベジかと聞かれます。ノンベジはこれ。ソーセージとオムレツの朝食です。 -
一方、ベジはカレーです。どう考えても、ベジタリアンの方が重そうな食事なんですが……。
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パロ空港へのアプローチは、なかなかスリリングです。標高2000メートル以上の場所にある空港ですが、連なる山の谷間に向かって飛行機が急降下していきます。山間部にポツポツと建っている民家がかなり近くに見えます。
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パロ空港は、チベット寺院のようなとても雰囲気のある建物です。空港スタッフも民族衣装が多く、到着の瞬間からかなり異国情緒が味わえます。
それにしても日本人、飛行機から降りたとたんに写真撮りまくり。早くイミグレ行けよって、もちろん、自分も含めですが。 -
パロ空港にてガイドのカルマ君とドライバーと合流、4泊5日のブータン旅行の始まりです。初日は、パロ市内の博物館やタ・ゾン(要塞兼僧院)を見物し、首都のティンプーへ1時間半ほどのドライブ。そのままティンプーに泊まります。
実は我々、日本の旅行代理店に「ブータンに着いたら、まずは携帯電話屋に連れて行って欲しい。SIMフリーのiPhoneを持っているから」とリクエストをしてありました。ガイドに確認すると、パロには大きな携帯ショップがないから、ティンプーに着いてから行こうとの返事。しばしのおあずけです。
次の写真は、高台にある博物館からパロの町を見下ろしたところ。はっきり言って、ド田舎ですよ。今風に言えば、スローなカントリーサイドとでも言いましょうか。 -
タ・ゾンはなかなか威風堂々とした建物です。上の方に見える円形の建物が、国立博物館。ブータンの歴史について、詳しく見学できます。ガイドによると、ブータンは1958年まで、完全に孤立していて、国家の存在さえ知られていなかったんだとか。
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タ・ゾンには、若い僧侶が暮らしていますが、かなりゆるい雰囲気。カメラを向けると、目線と笑顔が気軽に返ってきます。この場所に限らず、町のそこここにいい感じの仏教的世界があります。
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今日の昼食は、典型的なブータン料理が用意されました。右側手前が、唐辛子とチーズをあえたエマ・ダツィ。激辛ですが、それでも旅行者向けにマイルドになっている感じがします。手前の赤いのは干し肉の唐揚げです。ブータン料理、写真をみても、あまり美味しそうに見えませんよね。でも、日本人なら普通に食べられます。
ビールも飲んだし、寝不足も手伝って、ティンプーまでの道中は爆睡。空気が薄いのにも、だんだん慣れてきましたよ。 -
さて、ティンプーに到着しました。いよいよiPhone開通の儀です。ブータンでは、Bhutan TelecomとTashiCellという2つのキャリアがあります。 ガイドに聞いたところ、どちらも品質は変わらないような話。Bhutan Telecomのサービス名はB-Mobileというそうで、日本におけるご贔屓キャリアにあやかって、B-MobileのプリペイドSIMを買いに行きました。
SIM購入にはパスポートのコピーが必要です。コンビニなどないブータンでは、コピー屋さんがどこにあるか分からないので、一連の手続きはガイド君にやってもらいます(ブータン旅行には必ずガイドが伴いますからね)。契約そのものは、それほど難しくないのですが、データ通信を開通させるところに軽くハードルがあります。今回の B-mobileのSIMも、APNの設定(internetと入力)とトップアップの作業でやや手こずった次第。
iPhoneは無事に開通し、パケットも繋がりました。繋がってはいますが、速度は非常に遅い。まあ、致し方無しです。 -
2日目は、終日ティンプー市内観光です。朝から寺院を見たり、ゾンを訪れたりしますが、面白かったのは国営のクラフトスクールです。彫刻や絵画やテキスタイルなどのコースがあって、学生たちは国の助成の下、技術の習得にいそしみます。
こちらが彫刻の部屋。作品は、学校の近所のお店で販売もしているそうです。 -
さて、昼食の後は、山の頂にある巨大仏像を見に行きます。目下建造中のこの仏像、当地の高名な僧侶の弟が、海外からの寄進を集めて建造中とのこと。高さ50メートルの偉容で山の上から市民を見守ることになります。富津にある東京湾観音を思い出します。完成は、2015年とのこと。
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続いて、映画館に連れてけという我々のリクエストに応えてもらい、ティンプーの町に2軒あるという映画館のうちの1つに。
1スクリーンしかない、恐ろしく古い映画館です。学校の体育館に、木造の椅子を固定したようなたたずまい。上映するのはブータンのオリジナル映画。さぞかし寂れているんだろうと思いきや、これが正反対で、映画は近年とても盛況な産業なんだそうです。
「ここよりも新しくて設備のいい映画館があるよ」というガイド君の誘いに乗って、郊外にあるもう一軒の映画館に行くことになりました。 -
確かにこちらの方がはるかに新しい。でも、1スクリーンしかない、町の文化センターみたいな殺風景な映画館です。上映している映画は「スリーピング・ビューティ」って、おいおい「眠れる森の美女」のことですかい? 本編上映中にも関わらず、ちょろっと中に入れてもらって数分鑑賞しましたが、ブータンの農村部の若者たちが惚れた腫れたで大騒ぎするドラマのようで、どうやらディズニーとは無関係の模様(確証はありません)。しかも、場内はかなりの観客が入っている模様で、あちこちから笑い声やため息が聞こえてきます。
映画館を出た後に、たまたまブータンで有名な映画監督が映画館に来ているとのことで、ちょっと話を聞くことができました。福岡に1年ほどいたことがあるという監督は、今、ブータンは空前の映画ブームが起きていて、首都ティンプーでも市民の30%から40%が映画を見にきてくれる。この5年で25本の映画を作ったけど、今年はタイでロケした映画も公開するし、来月からはロンドンでロケする映画を撮る。でも、ブータンではまだ映画が産業として認知されていないので、国が補助してくれないし、規制も多くて色々大変なんだと。「何でここにいるの?」と聞くと、何と彼は本日上映中の映画の監督その人でした。観客の反応を見るために上映中の映画館をチェックしてたのこと。ブータンでは凄い有名人なんだそうです。
「ブータンは、こんなティンプーみたいな都会より中部の田舎の方が全然いいよ」と旅のアドバイスをくれて、監督氏は去っていきました。
ブータンの映画、今度見てみようかしら。そういえば、ちょっと前に、ブータンの若い僧侶がワールドカップをTV観戦するために苦労する、「ザ・カップ」という映画がありましたねえ。
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