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カシュガルに行きたい。民族の十字路、古の昔、隊商が通った道、玄装三蔵が通った道、そして敦煌に行きたい。<br />10月21日、北京着。ウルムチに向かう。空港の待合室にウイグル人がいる。中央アジアの雰囲気。深夜ウルムチ着。ガイドと運転手出迎え。人民広場前ホテル泊。次の日天地に向かう。とても寒い。もうすぐ観光シーズンも終了らしい。マイナス4度。昼食を食べたレストランの土産物屋でカシミヤのマフラーを買う。明日行くカラクリ湖はもっと寒いという。午後、二道橋市場散策。とても賑やかでドライフルーツ、革製品など色々売っている。ここでまた買い物。カシュガルに向かう飛行機に乗る。夜、カシュガル着。ガイド運転手出迎え。とても美しいウイグル族の女性ガイドさんだった。流暢な日本語で“お疲れ様でした。”一瞬はっとする。日本人が喋っていると錯覚するぐらい美しい日本語だった。ホテルはとても近かった。北京とは2時間の時差がある。<br />次の日カラクリ湖に向かう。パミール高原にある湖。国境まで30キロ位。とても寒い。途中の村の市場でジュース、フルーツ、ナンを買う。出来たてのナンはとても美味しかった。”このナンは何の油で焼いたの?”と聞くとガイドはけらけらと笑ってしまった。そして、面白い話をしてくれた。以前ガイドした時、日本人がナンを指して?これはなんですか?”と聞かれたので?はいそうです。と答えるとまた同じ事を聞かれた。返事をすると又聞かれ気が付くのにしばらくかかったと言う。私たちは大笑いした。<br />カラクリ湖に行く道は、チベットに似ていた。カラクリ湖は上から見ると黒く見えるので、ウイグル語で黒い湖の意味と教えてもらう。ここも、もうすぐシーズン終了らしい。とても寒い。帰り道、雪が舞っていた。<br />次の日、カシュガル市内を観光。エティガール寺院はとても美しい。<br />イスラム教徒は一日5回お清めをしてお祈りをする。目、耳、鼻、口、足を洗う。足を洗う物は別だという。そして女性は寺院には入れない。家でお祈りする。そして仏教のように仏壇はない。ただコーランがあるのみ。<br />彼らは、とてもきれい好きで物欲がなく清貧な感じがした。貧しきものは富める者が助けるという。<br />そして羊はお祈りをして朝殺した物しか食べないという。<br />カシュガルのレストランで食べた、シシカバブはとても美味しかった。<br />カシュガルは中国の中の外国だと思った。<br />ウルムチに戻り、トルファン、交河古城、高昌古城、べゼクリフ千仏洞などを見学。<br />夜トルファン駅より柳園に向かう。朝4時50分頃柳園着。真っ暗で何もない。ガイドと運転手出迎え。敦煌に向かう。300?位あると言う真っ暗な凹道を敦煌に向かう。7時半頃ホテル着。部屋に入り歯磨きなどする。9時半出発。月牙泉、鳴沙山見学、駱駝に乗る<br />午後、莫高窟見学。次の日、雅丹地質公園、漢長城、玉門関見学。ゴビ砂漠を堪能。帰り、沈む夕日に見とれる。<br />そして上海に出て王仏寺、龍華寺、上海博物館を見学。博物館で余りに素晴らしい書と山水画に見入り時間を忘れる。<br />中国大陸の自然と、文化の奥深さを感じた。<br />そしてシルクロードを行きかった古の人々に思いを馳せた旅だった。<br /><br /><br />

シルクロードを訪ねて

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2011/10/21 - 2011/10/30

148位(同エリア217件中)

1

7

adg268

adg268さん

カシュガルに行きたい。民族の十字路、古の昔、隊商が通った道、玄装三蔵が通った道、そして敦煌に行きたい。
10月21日、北京着。ウルムチに向かう。空港の待合室にウイグル人がいる。中央アジアの雰囲気。深夜ウルムチ着。ガイドと運転手出迎え。人民広場前ホテル泊。次の日天地に向かう。とても寒い。もうすぐ観光シーズンも終了らしい。マイナス4度。昼食を食べたレストランの土産物屋でカシミヤのマフラーを買う。明日行くカラクリ湖はもっと寒いという。午後、二道橋市場散策。とても賑やかでドライフルーツ、革製品など色々売っている。ここでまた買い物。カシュガルに向かう飛行機に乗る。夜、カシュガル着。ガイド運転手出迎え。とても美しいウイグル族の女性ガイドさんだった。流暢な日本語で“お疲れ様でした。”一瞬はっとする。日本人が喋っていると錯覚するぐらい美しい日本語だった。ホテルはとても近かった。北京とは2時間の時差がある。
次の日カラクリ湖に向かう。パミール高原にある湖。国境まで30キロ位。とても寒い。途中の村の市場でジュース、フルーツ、ナンを買う。出来たてのナンはとても美味しかった。”このナンは何の油で焼いたの?”と聞くとガイドはけらけらと笑ってしまった。そして、面白い話をしてくれた。以前ガイドした時、日本人がナンを指して?これはなんですか?”と聞かれたので?はいそうです。と答えるとまた同じ事を聞かれた。返事をすると又聞かれ気が付くのにしばらくかかったと言う。私たちは大笑いした。
カラクリ湖に行く道は、チベットに似ていた。カラクリ湖は上から見ると黒く見えるので、ウイグル語で黒い湖の意味と教えてもらう。ここも、もうすぐシーズン終了らしい。とても寒い。帰り道、雪が舞っていた。
次の日、カシュガル市内を観光。エティガール寺院はとても美しい。
イスラム教徒は一日5回お清めをしてお祈りをする。目、耳、鼻、口、足を洗う。足を洗う物は別だという。そして女性は寺院には入れない。家でお祈りする。そして仏教のように仏壇はない。ただコーランがあるのみ。
彼らは、とてもきれい好きで物欲がなく清貧な感じがした。貧しきものは富める者が助けるという。
そして羊はお祈りをして朝殺した物しか食べないという。
カシュガルのレストランで食べた、シシカバブはとても美味しかった。
カシュガルは中国の中の外国だと思った。
ウルムチに戻り、トルファン、交河古城、高昌古城、べゼクリフ千仏洞などを見学。
夜トルファン駅より柳園に向かう。朝4時50分頃柳園着。真っ暗で何もない。ガイドと運転手出迎え。敦煌に向かう。300?位あると言う真っ暗な凹道を敦煌に向かう。7時半頃ホテル着。部屋に入り歯磨きなどする。9時半出発。月牙泉、鳴沙山見学、駱駝に乗る
午後、莫高窟見学。次の日、雅丹地質公園、漢長城、玉門関見学。ゴビ砂漠を堪能。帰り、沈む夕日に見とれる。
そして上海に出て王仏寺、龍華寺、上海博物館を見学。博物館で余りに素晴らしい書と山水画に見入り時間を忘れる。
中国大陸の自然と、文化の奥深さを感じた。
そしてシルクロードを行きかった古の人々に思いを馳せた旅だった。


旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
4.5
ショッピング
5.0
交通
5.0
同行者
家族旅行
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 飛行機
航空会社
ANA
旅行の手配内容
その他

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  • 天池

    天池

  • カラクリ湖

    カラクリ湖

  • アバクホージャの墓

    アバクホージャの墓

  • 交河古城

    交河古城

  • トルファン蘇公塔に沈む夕日

    トルファン蘇公塔に沈む夕日

  • 鳴沙山より見た景色

    鳴沙山より見た景色

  • コビ砂漠より見た夕日

    コビ砂漠より見た夕日

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