
2011/10/13 - 2011/10/20
661位(同エリア805件中)
5
マラケシュ名物の馬車に乗って、マラケシュ市内にある名所を回ってきました。マラケシュと言えばまずはジャマ・エル・フナ広場のような混沌としたところが魅力ですが、12世紀以降のイスラム建築で、あんな立派なものができているなんて、まったくわかっていませんでした。北アフリカのイスラム王朝、侮るべからず、です。
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 利用旅行会社
- 個別手配
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
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12世紀に建てられたアグノウ門。「アグノウ」とはベルベル語で「黒い人々」を意味するのだとか。門の上になぜかコウノトリが巣を作っていて、長い脚を伸ばして飾り物のように立っています。人間が門のうえに装飾をつけるのは、案外こういうのがヒントになっていたりして、と思ったりします。
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16世紀のサアード朝のスルタンらの墳墓。床を見ると四角く棺の形に彩られたところがあって、その下に今でもスルタンとその家族の遺体が眠っているいるそうです。ひときわ立派なのが、スルタン、アフメド・アル・マンスールの墓。
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同じくサアード朝時代のエル・バディ宮殿。今はすっかり廃墟となっていますが、なんでも後のアラウィ―朝のスルタン、ムーレイ・イスマイルが、メクネスに宮殿を作るため、ここの建材を持ち去ってしまったのだとか。
デザインはスペインにあるアルハンブラ宮殿に近いそうですが、中庭に水を置いた幾何学的な作りと言うのは、イスラムの伝統なのですねー。街中のリヤドの中庭を思い出しました。 -
エル・バディ宮殿は、このような地下牢があることでも有名です。奥の方まで迷路のように果てしなく続いていて、歩いていると結構怖いです。
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建物の上まで階段で上がることができ、マラケシュの街や宮殿一帯を見渡すことができます。その昔、メディナの混沌の中で暮らす一般庶民たちは、この高い塀の中にこんな整然とした空間が開けているなんて、夢にも思わなかったのでしょうねー。いやー、存在そのものが美しいです。
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