2011/09/19 - 2011/09/23
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suizuhさん
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2011.9.19〜23の日程で、 東京→杭州(泊)−バス→黄山(山頂泊)−TAXI→宏村−TAXI→西梯(泊)−バス→黄山(市街)→杭州(泊)→東京、という旅程を踏破しました。
丁度、首都圏が台風に遭遇して帰宅困難な方があった頃ですが、この、雨の多いといわれる山での天候は、2日間の行程中、終始晴。
でも、さすがに山の上の気温は10度以下。
あわてて杭州のH&Mで購入しておいたカーディガンが役立ちました。
そんな中、山では、がんばっている人、自然に接し、力をもらえたような気がしました。
写真は、21日朝、黄山の白鴎峰ロープウェイ駅への途上、西海ホテル手前で遭遇した「挑夫」。
山頂での工事に使うらしい鋼線をたたんで運ぶグループのひとりで、道を譲って通ってもらうのを見送ったときの光景。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝、杭州をでてから約7時間、山頂の宿泊所(白雲ホテル)をめざす山道での一こま。
よくもこんな岩の上に、というくらいの場所に逞しく生きている松に感動。
振り返れば・・・、
杭州のホテルを朝出発して、杭州西バスターミナルから高速バスで黄山市 (市繁華街から公共バス(8路線)で10分ほどのバスターミナル。)へ到着したのが12:00 過ぎ。
ここまではガイドブックどおりでしたが、バス降車場から、目と鼻の先に見えているターミナル切符売り場へ行く途中で道をさえぎるように押し寄せる(白)タクシーの誘い、逞しく商売している中年のおばさんの熱意、に拘束され、商談成立したため、その旦那(?。)のタクシーで黄山山麓のバスターミナル (「寨西」バスセンタ。山麓の湯口という町にあるバス停のひとつ。) まで直行。
はじめ150元ポッキリ、とわれ、それでもしつこく「ほかにいっさい費用なしだね?」への「そうだ」、に乗ったものの、まもなくしてから、「高速に乗ったほうが早い。+20元。」 に「成るほどね・・・」 となりました。日中友好で・・・。
現地到着(13:10)後、バスセンタ裏の街道沿いの食堂(比較的にこぎれいな店がたくさん並んでいます。)で昼食(〜14:00) ののち、自然保護区内専用のバスへ乗り換え、ロープウェイの慈光閣駅 (14:40) 経由、山頂の玉屏峰駅へ到着。 (15:00)
途中、バスを降ろされた場所は、道路が工事中とのことで、ロープウェイ駅まで山道を10分ほどの距離を残すことろで、早速、予定外の黄山登山開始でした。
ロープウェイ駅に入る改札で、入山料120元の券を買い忘れていたことに気づいたら、改札の担当者も心得たもので、即発券、となり事なきを得ましたが、臨機応変(「霊活」)に感謝するとともに切符売り場の担当の気配りには??? -
ゴミらしきものを人手で山麓まで運んでいる人に時折遭遇し、自然保護への力の入れよう、が汗とともに伝わってきました。
「挑夫」と呼ばれているそうですが、気軽に声をかけるのも控えさせるくらいの直向さです。
さすがに世界自然遺産ですが、この人たちをみていると「楽不思蜀」とはいきません。 -
翌日、朝7時過ぎの、白雲ホテルをチェックアウトして出て、西峡谷へとすすんで(注:行き先は西海ホテル、北海ホテル方面。) 30分くらいのところ。すれ違う人がほとんどなかったのでやや不安になりながらも、地図だけを頼りに進んだ先での、その墨絵のような世界。
ほかの時間帯はわからないのですが、雲が峡谷の底から湧き出、刻々と姿を変える様に、自然と足がとまってしまいました。
旅行者向けの安全標語「景色を見るなら歩くな。歩くなら景色は見るな。」といわれるまでもない、というのがこの場所・時間でした。
黄山の全行程中、最佳のポイントと感じましたが、人影が殆どなかったのは、なんとも不思議でした。
実は、このまま進むと遠回りとなるのに気づき、一旦は白雲ホテルへ引き返し、気象台、光明頂、飛来石、・・・と人気のあるコースへ戻ったのでした。当日は平日だったにもかかわらず逆のコースを辿り、すれ違う団体客は途切れませんでした。 -
さて、21日は、黄山をロープウェイで下り、雲谷寺駅から自然保護区内専用のバスで麓の町へ着いたのが丁度12:00。
バスは終点の寨西バスステーションに着く前に、山間の街道沿いに点在する、黄山温泉ほか所定の停車場のいくつかと客の要求に応じて時折停車して客を降ろすので、はじめ、それに釣られておりようとして・・・、待てよ、と気づき、無事に終点に到着。
昼食をとった食堂で「どこへゆくのか?」と聞かれたので、渡りに船、と(白?)タクシーで運んでもらうことに。
この、昼食をとった湯口の町から宏村経由、宿泊場所の西梯へは、バスがないようだったので、予定どおり、やむなく、交渉もそこそこに料金280元、半日拘束(普通に交渉すれば200元未満、と感じました。)、でまとめて旅路を急ぎました。
やや高めの料金だったからか、この写真の宏村は村へ入るときに課金される仕組みになっているところ、件のタクシーの運転手が、仲間らしいタクシーが運んできた2人の客とあわせて、俄か仕立ての団体客にする、という。
じゃ、「そうして」というと、10元/人ほど安くなった代わりに、特別の入り口から村の「改札」口を通過。
すると・・・すぐ前には大きな池(写真の池は村の中の池。)が広がり、鏡のような水面に写った景色、おりしも穏やかな風、とあいまって、寒かった黄山との対照にまたも感激。 -
宏村は、ほんとうに犬が多い街。
しかも知らない人にもすぐによって来るのは、まあ可愛い。中国のほかの町では見られないのでは? -
写真左手にある穀物の貯蔵庫らしきところから、この村のどこかへ搬出する作業に遭遇し、交通が止まり、しばし、待機。
ほかの旅行者も集まって、「その一袋何キロ?」と、もう、待たされるのも関係なくなって問うと、それに作業者の人も「25キロだ」とごく自然なやりとり。作業はゆっくりと(?)すすむ・・・ -
そして、いざ出発。
それにしても、よくこんな狭い道を・・・車幅もまさにこの路地にぴったりと作られているようで、無事、通り抜けてゆきました。 -
これも宏村の路地。
電気自動車の充電中のようでした。
杭州〜黄山の間の高速道路沿いの田園地帯の町並みを眺めていると、殆どの家の屋根の上にソーラパネルが搭載されていたのにはほんとうに驚きましたが、ここでも、日本以上の、次の新しい生活スタイルが始まっていました。 -
ここ西梯へは夕刻に到着。
写真中央奥の、池の端にある建造物 <注1> が見えるでしょうか?
中国のほかの地方では見たことがなかったのですが、日本の神社の鳥居のような(逆かも知れませんが。)石の門は、ここの代表的モニュメントとなっています。
その門の上の部分に掛け渡された「板」には、これが誰から誰へ下賜・授けられたものかが記されているらしいです。
この近在には、ここだけでなく同様のものがある、とのこと。
左手に、街道沿いの集落が連なっていて、集落へ入るときの料金所(改札口)、大きな駐車場、宏村、黄山市街とを結ぶバス路線の停留所、がこじんまりと並んでいます。
向かって左奥の街道沿いには、この改札口以外からの闖入者を監視するための交番のようなものもあって、そこにいる年配の男性が目を光らせていました。ここは観光で生きる街という実感。
そして、この位置から見れば、その門のすぐ後ろが、宿泊場所の「西梯行館」。
このホテルは、案内によれば、黄山も営業範囲としている観光会社が企画したものとのことで、最近の民宿ブームに乗ったもののようで、普通のホテルとは異なった雰囲気づくりを試みていました。
中国では古鎮への関心がまだ鎮まっていないのでしょうか。
ここでも、一応セオリに沿って、古家屋を改造したらしく、ベッドは民芸調、庭には芝生を張って椅子を並べ、食堂は昔の客間をそのまま使用。
部屋に浴槽はなく、(ついひと昔の)中国では一般的なシャワーのみ、というのはいたし方ないでしょう。
ただ、コーヒーショップの看板を掲げた建物区画もありましたが閉鎖状態、宿泊客はほかになし、で隣の宏村のホテルが同じ狙いで集客できているのとは対照的。何が違う? と考えさせられました。
逆に、客がほかにいなかった分、夕食時には、つききりの服務があって、もしかすると自宅にいるような(?)、ゆっくりとした時間をすごすことができました。
<注1> 牌坊または牌楼、英文で「pai-lou」「torii」といい、ここ山紫水明(山清水秀)の西梯には、こうしたtoriiが全部で13座あったそうです。ちなみに、この写真でみえている池は、2004年の旅行ガイドブックでの写真をみるとその姿はなく、替わりに水田が広がっているのが見えますので、その後、何らかの事情でつくられたようです。(出典:「中国古鎮遊」峡西師範大学出版社2004年版) -
一階なのに、西梯行館206号室。
348元/一泊一部屋、で朝食付き。
昨夜泊まった黄山山頂の白雲ホテル
(「日式木屋」で個室2人部屋。900元。でも価値ありと思う。タクシーの運転手からは700元? と聞かれ、一瞬回答できず。)
とは全く異なる雰囲気。少し高いかな?
です。
確かに、大きな町には日本でいうビジネスホテルのようなチェーン(連鎖)店があって、その宿泊設備はここ西梯行館と変わりないように見えるのですが、それでも料金面では半分くらいなのと比較すると、ここの割高感は拭えません。高価格でゆくなら、それなりの差別化が必要、と中国の観光客はみているのでしょう。 -
西梯行館の朝食。
ほんとうに飾り気がないのに圧倒された。でもこれで十分。
食事していると、同じ土間につながったほかの客室に、お年寄りの(旅行者らしき)グループが入り、食事をはじめたよう。
宿泊は別の場所で、ここへはわざわざ朝食をとりにきたようです。
静かなひととき、見上げると、いまいる土間のある、昨夜食事をとったこの広い客室の上の方、天窓からの朝の日ざしが土間の一隅を照らし、気持ちがゆったりとしてくる。
(粥は中華の食事の中では期待するもののひとつですが、ここでは、さらりとしすぎない、しかし、もうひとつ腰があってほしい、といまひとつ感じた。) -
これが、西梯の特徴。
とにかく画を描く若い人が多く、集落でみかける人の50%以上がこうした人と感じるくらいで、しかも朝7時頃からこの状態。
宏村がほぼ完全に観光客で占められ、画を描く人が、まあ3割以下なのに対しては対照的。
(ちなみに、宏村中心の池を周る通路(幅約2米)では、カメラ撮影は可だけれども、写生禁止であった。)
この集落の中にも宿泊所はあるようだけれど、昨夕5時くらいに見かけた駐車場での光景では、大勢の若い人たちがバスに乗り込んでどこかへ去っていったので、おそらく、近くの村に経済的な宿泊場所があるのかもしれない。 -
画学生用レンタルの椅子。
木の椅子は2元+保証金8元。このほか、鉄製架台は、5元+保証金20元。
この西梯から黄山市バスセンタ(杭州、黄山湯口などへの便あり。往路で寄ったところ。)へは、路線バスが経済的で便利。14元で約1時間。
バスは宏村始発で1時間おき、西梯集落沿いに走る街道の端、集落へ入る料金所前の大きな駐車場の前、にバスがとまるので、見逃さないようにつかまえて乗車。
(注:街道を背にして駐車場前に案内所があるけれども、街道沿いの停留場所には標識なし。
でも、タクシー運転手のたまり場となっていて、「バスはたった今、出たばかりだよ」などといいながら話しかけてくるので、まさにそのあたりが停留場所だとすぐにわかる。
一瞬不安になりタクシーの価格交渉の真似事をするも、
同じようにバス待ちの人がいるので待っていると、定刻どおりバスが来てホッ。)
その日は、黄山市(老街)の「胡開文」というしにせの墨店に立ち寄り、広い、ほかの客がいない売り場の中で目当ての松脂の墨、(19)80年代ものの墨(60元)を購入したのち、老街を散策。
墨店の販売担当の女性は片言の日本語を話していましたから、おそらく、邦人客も多いのでしょう。
老街は、国慶節前で、しかも平日だったからか、人ごみも殆ど感じることなく歩けました。
その勢いで市博物館へ徒歩で行こうとしたら、この黄山市の街も結構に大きく、汗をかきかき30分以上も費やしてしまったので、やむなく次回を期しながら、博物館前で、そのままタクシーで長距離バス乗り場へ直行して、杭州行きの高速バスで帰途につき、今回の旅はまあ無事に終了。
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