2006/04/16 - 2006/04/16
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ジェイミー&ベンさん
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4月16日(日曜日)
オーストラリアへの航海。BBCの電話インタビュー
ふたりの青年は、きれいな黄緑色の船に乗って海に出た。仲間は、穏やかで謙虚なアントニオ船長と一等航海士のコーク・コーラ・コネリー、同志コスタ、コックのジェリー。もちろん、スマイリー、ランディ、ポーキー、パーキー、リチャード、ミンサー、そしてバークの7名もみんな一緒だ。南シナ海からインド洋までの航海は、23日間に及んだ。その話をしよう。
出発した日は快晴で、青い空に綿雲が浮かんでいた。果てしない大海原を前に、今回の旅程で初めての船の旅に、期待と不安が募る。
航海は、単に直線距離を進むというものではなかった。最初は北に進路をとり、1000海里ほどを13ノットの安定した速度で航行した。海面は穏やかで、ガラス板のように凪いでいた。タイでは2カ所の港に立ち寄り、船に装備された立派な黄色のクレーンを使って、貨物のスチールパイプを積載。そのままプリンセス・メアリー号は、カンボジアとベトナム沖を進み、フィリピン諸島を通り過ぎた。
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- 交通手段
- 船 自転車
-
さらに1000海里を航行したが、まだ海賊には遭遇していない。いまは次の寄港地、ボルネオ島のマレーシア領サバ州に向けて東に進んでいる。このあたりに来ると、いよいよすべてのイギリス男にとっての夢の地、オーストラリアに近づいているのを実感する。航路のなかでは最後の海賊危険地帯、インド洋の入り口のロンボク海峡に差しかかったが、何事もなく通過した。
インド洋に翻弄されながらも、僕らは果敢に南に航路をとった。台風フロイドは、やがて台風ヒューバートに取って代わられたが、彼の怒りがひしひしと伝わってくる。台風から北にわずか数百マイルのところにいた僕たちの船を、6メートルの大波が襲った。全長100メートルの船体も、この嵐のなかでは、急流に投げ込まれた小枝のようなものだった。そして台風の雨風がピークに達した4月6日、まさに僕らが祖国イングランドを出発してから1年目のその日、衛星電話が鳴った。BBCからだった! インタビューに答えたジェイミーは、一番恋しい食べ物は「ソーセージとビーンズ、そしてフライドポテトだ」と告白した。しかしそんな内容を放送するなんて、きっとテロリストが皆よそに出払っていたに違いない。やがて、台風ヒューバートは台風エレインに取って代わられた。海はさらに荒れた。
4月15日、僕らはフリーマントルに到着した。総航行距離4500海里、すなわち約9000キロメートル。それは、僕らがここまで自転車をこいできた距離とほぼ同じだった。
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