2010/09/10 - 2010/10/16
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こまちゃんさん
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10月11日。
先ず、「阿曼尼沙汗記念陵(叶爾羌汗国王陵・阿勒屯麻扎(イエアルチャンハン国王陵・アルトゥンマザール))」の近所にある蘇碧恰大巴扎に行き、針金鬚オヤジの帽子店に立ち寄って、昨日撮った写真を渡してきます(今朝出来上がりました)。
その後、記念陵を見に行きます。
(マザール:お墓として用いられますが、イスラムに於いて「訪れるべき聖地」を意味するようです)
帰りに立ち寄った人民公園では、中にあった「スリックカート」で遊んで、人民公園近くだった「画家爺ぃさんの生家」にも立ち寄って来ました。
初めて莎車に来たのは1996年でした。
マザールも爺ぃの生家も、その時に訪れて以来の訪問です。
マザールは、莎車には何度か来ていたものの、いつでも来られる来られると思ってて、何だかんだとやっているウチに訪れられなくなっていましたが、ようやく来てみると、、、
画像は、叶爾羌汗国王サイード・ハンの銅像では有りません♪
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
11時。
昨日と同様に、爺ぃの四弟が来て呉れたので、彼の車で出掛けました。 -
地元人は、オモシロい路地を通ります。
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人々の生活を眺めながら、、、
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あっと言う間に「恰蘇路」です。
針金鬚オヤジの帽子店は、この蘇碧恰大巴扎のビルが切れている所の奥にあります。 -
その部分をアップにしてみましたら、なんとしっかり写っているではありませんか♪
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写真を渡すと、本当に来るとは思っていなかった!と大喜びするオヤジ。
突然目がニコニコになり、頻りにチャイを誘います。
用事があるので断りましたが、持ってきた写真の表情が硬いので、「今の方がハンサムやで!」と言い、もう一度撮る事にしました。
爺ぃが、「ならば正装したらどうじゃ?」と提案すると、「それは名案!」と、老維の正装用コートを、帽子の在庫場所から取り出して着てくれました。
画像は、その服を着てヤルカン帽に取り替えて、手櫛で鬚を整えたあとでカメラに照れているオヤジです。
手慣れた感じで手櫛を施した鬚は、べちゃっとしていたものが見事に膨らみ、ボリューム感がアップしました。
ちょっとした魔法を見ているみたいでした。 -
キメの一枚!!
これも、こまたちが広州へ帰るまでに持って来るね!! -
比較用に、昨日の画像も載せておきますね。
こんなに変わるものか‥と感心しました。 -
針金鬚オヤジの帽子店からアルトゥンマザールへは、大通りを曲がって直ぐです。
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その真向かい(北側)には、文革でドアホな紅衛兵に破壊されたけど、見事に復元した叶爾羌王宮の城壁があります。
日本の紹介を見ると「莎車汗王宮」となっているのを見かけますが、現地では「叶爾羌汗王宮」とされていました。
紅衛兵、「兵」とは名ばかりで、当時の保守派人民(役立たず)の最たるものです。 -
叶爾羌汗(سەئىدىيە خاندانلىقى)国王陵にある「阿曼尼沙汗記念陵」。
前と全然違います・・・ -
建物は同じですが、周りが不自然に「公園化」していました。
王宮の向かい側(東手)には、「阿曼尼沙汗記念陵墓(アマンニシャ・ハン記念陵墓)」と莎車最大のモスク「阿勒屯魯克(アルトゥンルク・モスク)」、「阿勒屯麻扎(アルトゥン・マジャール)」の3つを纏めて見る事が出来ますが、ここを総称して、「阿勒屯魯克(アルトゥンルク:「ルク」は複合の意味)」と呼ぶそうです。 -
でも、お花はOKですけどね。
彼女は、東チャガタイハン王国の著名な 詩人で音楽家でした。
貧しい家庭に生まれましたが、その美貌と才能によって、ヤルカン・イエアルチャンハン王国の第二代君主ラシードハンが見初めて妻としました。
その後彼女は、自分たちの伝統文化を後世にも残して広めて貰おうと言う事で、十二木卡姆の創始者として頑張ったんでしょうね。 -
このアーチはナンでしょう・・・
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奥の建物は、園内を囲むショップと繋がっています。
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一昨日、三弟の所で見た朝顔がここにも。
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阿曼尼沙汗(アマンニシャハン)記念陵の横には、莎車最大のモスク「阿勒屯魯克(アルトゥンルク・モスク)」があります。
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周りのお店は、殆どが閉店ガラガラ・・・
開いていた民芸品店で時間つぶし。 -
コーヒーショップなんて見当たりません。。。
そうそう。
商店の壁や柱に使われている薄茶色の壁ですが、ブロックごとに分解されているデザインタイルを組み合わせて貼ってあります。
色んな模様が用意されているそうで、このブロック式のデザインタイルを考えて作って販売した人は、今やホクホクの生活だそうです(現在進行形)。 -
河の橋、天安門みたい・・・
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阿曼尼沙汗記念陵と園内の180度パノラマ(北面〜入り口の西面)。
距離が近いので4枚で繋ぎました。 -
珈琲屋の看板、変。
サイフォンの絵以外に描かれているものが、とても怪しげな秘薬に見えてきます・・・ -
阿曼尼沙汗墓をアーチ越しにパチリ!
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これ、何を表しているんでしょうか・・・?
新しいものなので、還暦組の身内は誰も知りませんでした。
では、久々に人民公園を見てみたいと言う事で、家に戻る途中で立ち寄ります。 -
・・・っとその前に、以前、足で台車を支えた時にほつれたこまの靴を修理しようと言う事で、四弟が知っている職人街へ向かいました。
ミニ職人街。 -
四弟の知人は、どこかへ出掛けていたので不在でしたが、別の人が居たので、早速修理を頼みました。
ダダダダダ・・・と、あっと言う間に出来上がって、たったの1元・・・
「要らない!」と言う所をなんとか受け取って貰います。
こまも技術屋さんなので、技術はキチンとお金を取らないといけませんから!
こうなると、おっちゃんも喜んで話が長引きます。 -
爺ぃと爺ぃの四弟も、おっちゃんとの会話は維吾爾語なので、ちんぷんかんぷんなこまは、迷尼職人街を眺めていました。
他の靴屋のオヤジをパチリ!
この並びは、靴やカバンを修理するお店や露天商ばかり並んでいます。 -
爺ぃの靴を磨いて上げますよ!と言い、直ぐさま作業を始めるおっちゃん。
いやはや、なんて親切なんでしょう。 -
靴も直って気持ちも良くなり、次に向かう先は・・・
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四弟は、路地を走るのが好きですね〜(@灬@;
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と思ったら、人民公園への通りだったようですね。
到着です。 -
誰も居なかったのでタダで入ります。
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色々な思い出があるようで、話を聞きながら中程に来た時、これなんや?って感じの大きな建物がありました。
スリックカートですね!
爺ぃが、やれやれ!と言いながら、係員を捜します。
そうやって騒いでいると、かかりの大男がやって来て、1人10元だと言ってお金を受け取ると、早速電気を入れてくれました。
バチ!ブウゥゥ〜ん!と言う音と共に電気が入りましたが、弾けた音に一寸ビックリ。 -
でも、キチンと走りますね。
スライドもカウンターもOKです。 -
爺ぃは乗らずに撮影してくれています。
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係の大男。
時間が来て終わったと思って降りてきましたが、またタイマーを入れてくれました。
また親切な人に出会いましたね。 -
スリックカートは、ちょっとステアリングしたら後は滑り初めてくれますので、カウンターばかりあててます。
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爺ぃもカメラに慣れてきて、バシッと流し撮りも決めてくれました。
誰も居ない事を良いことに、久々に燃えたスリックカートでした♪ -
公園を出て直ぐ、辿り着いたのは「爺ぃ達の生家」。
今は別の人に貸しているので、中には入れません。 -
家の前でパチリ!
「自分の家なのに、中には入れないのが変な感じだ」って。 -
貸したのは四弟の独断。
事実上は、四弟の嫁のせい。
母親が亡くなった途端、三弟以外の4人が余所で暮らしていたので、敷地内に部屋を建て増しし、家を綺麗にして他人に貸しました。
唯一残っていた三弟は、ここに住む権利があるのに体よく追い出され、兎に角おとなしい人間なので、言われるがままに一昨日のような暮らしに。
四弟、自分の兄貴があんな暮らしを強いられているのに、どうして心が痛まないのか!?と腹が立ちます。 -
まだ地図にも載っていない道で家へ向かいます。
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綺麗な病院が出来ていますね。
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ここを曲がると、、、
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体育路。
このまま西へ進めば、莎車第一街のある「団結路」です。 -
体育路には、ムカム研究協会があります。
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その建物の向こうには、、、
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綺麗に整備された広場があります。
9月22日、莎車到着の翌日に、夜の散歩で出掛けましたね。
http://4travel.jp/traveler/chinaart/album/10550371/ -
この先は団結路。
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帰宅した時、四弟が娘の写真を撮って欲しいと言うので、小丁の娘も一緒にとってあげることになりました。
場所は、いつも定点撮影していたアパートの園内で。 -
光の具合はこれくらいか・・・
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露出などの確認が出来たので、マニュアルで撮影開始。
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四弟の娘さん。
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小丁の娘さん。
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毎度のポーズも撮り終えて、、、
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最後に全員でパチリ!
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ちょっと引いて景色を入れてみましたが、ごちゃごちゃになっちゃいました。
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夕食の後、色んな所から被とがやって来ました。
これまで友人宅巡りをしていたので、今度は向こうからやって来てくれたようですね。 -
老友の娘と。
一番爺ぃを慕っています。 -
小陳の母親と老友の嫁さん(右)と。
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韓さん達と水入らずでパチリ!
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娘チックに。
ついつい撮っちゃったので載せちゃいました。 -
今日巡った場所を示す地図です。
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日に日に寒くなって行きます。
そろそろ戻る時間を決めないと、まだ喀什にも数泊したいそうなので、1ヶ月の予定で持参した装備では、合わなくなってしまいそうです。
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