三国志　劉備の故里楼桑村

2011/06/25 - 2011/06/26

あこがれの三国志楼桑村。吉川三国志の巻頭のエピソードである劉備の故里　タク州楼桑村へ行ってきました。

市内の移動には、バスなどのアクセスが良くなさそうなので、タクシーを借り切りました。
タク州市の地図にも場所がしっかり載っていましたが、タクシーの運転手も道に自信ないようでした。特に楼桑村の劉備の故里は、バス通りから離れているので、近くの人に場所を聞きながら行きました。

三国志は中国でもポピュラーな物語で、10年ぐらい前中国の大河ドラマで1年間三国志が放映されて、みんなが見たというほどの人気番組だったようです。
しかし、現地に来てみると、観光客はまばら。張飛廟のある村は、張飛にちなんで忠義村になっていたり。
三国志ファンとしては、小説のスタートでもあり　とても感激しました。
1800年も前のドラマに思いをはせました。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

天津からの長距離バス（3時間）に乗って、タク州市に行きました。
行きのバス賃は40元、帰りのバス代はなぜか　36元でした。
大型バスで、高速道路を一部使っての工程でした。
途中、トイレ休憩がありましたが、いなかの溜め肥えしきのトイレでした。

張飛の店があった所。古井戸のあった所に　張飛のお墓を移設して張飛に関する遺跡を再興したテーマパークになっていました。
場所の名前も、忠義店村。

肉屋だった張飛の店の前に有った井戸。張飛が出かけるときにはこの井戸に肉をたらし　大きな石の蓋をして出かけたそうです。

張飛廟の張飛。大きな彫像でこの村の有名な偉大な名士のようです。

張飛廟の桃園の宴の様子。

三義宮。
劉備・関羽・張飛の三人が義兄弟の契りを行った　桃園の宴の会場。
張飛の家の前の桃園の中で行ったそうで、今ここには　三義宮が再建された。

三義宮の三兄弟

三結義の場所だそうです。石碑は真新しく　最近作りなおしたようです。
ここで、お祈りをしたのでしょう、中国の人がお祈りをしていました。

三義宮の劉備。

三義宮の関羽

三義宮の張飛

楼桑村の劉備の故里。
漢昭烈皇帝劉備故里と書かれています。
大きな桑の木があったそうですが、1800年後ですので　もちろんありません。
周りはひなびたのどかな農村でした。
でも、劉備の聖地としてあがめていると感じました。

楼桑村の劉備の故里の石碑のある隣の幼稚園です。
日曜日だったので子供の姿はなく、村人が麦を干していました。
劉備の子供のころもこんな様子だったのでしょうか

三国志関連の遺跡巡りは半日で終わり、タク州の駅前のホテルに泊まり(１４０元）、次の日は　タク州のほかの遺跡をみようと出かけました。
市内に　双石塔という立派な石塔が２個健在でしたが、まわりをぐるぐる回りましたが中には入れませんでした。非公開のようです。
ちゃんと整備しないと壊れてしまう、もったいない。
文化遺産には、まだ手がつけれないようです。
有名な三国志関連でも集客出来ないのに、その他の文化遺産では商売にならないと思っているのか。文化遺産は大事に守ってほしいものです。