男闘呼、播戸竜二（セレッソ大阪５−４サンフレッチェ広島）

2011/09/10 - 2011/09/10

Jリーグの歴史の中で、0−3をひっくり返したのは過去6回有って、そのうち3回がセレッソ（ひっくり返された1回を含めれば実に4回に関与しているという...）という、なんとまぁセレッソらしい、まさに「地獄から天国」的な試合でした。

この日もバックスタンドのカテゴリー３がまさかの売り切れという、2万人超の期待を一身に背負った我らがセレッソでしたが、前半早々のCap.茂庭の負傷退場〜ゴール裏の懸命の「モっニっワ((^o^))」コールむなしくNo.3が無念の表情でピッチを後にすると、動揺した？若き守備陣が広島の攻撃陣にいいようにやられてあっと言う間に３失点。前半は向こうのほうが2−3人多いんじゃないかと思うくらいにクロス上げ放題、ドリブルされ放題で、ジンヒョンのセーブが無ければあと2点くらい入っていてもおかしくないほどでした。

とまぁその前半が嘘のような後半開始１分の清武弾で勢いづくと、やってくれました闘将・播戸竜二！丸ちゃんからの左クロスを巧くひねって2−3、同じようなファビオのクロスにダイビングヘッドで3−3...この頃からゴール裏は期待と逆転の予感に大興奮で、いつも得点後に場内を煽るアナウンス「バンドー」「リュウジー！」の掛け声も全く無視〜というかアナウンスが全く聞こえないほどのノンストップコール状態に。

そして来ましたボギョンの復帰ゴールでついに逆転すると、トドメは酒クロスに点で合わせた劇的スライディングシュートで今期２度目のハットトリック達成！！ゴール裏が大変なことになってしまったのは言うまでもありません。

ロスタイムに寿人選手に決められてしまったのもセレッソらしいと言えばらしいのですが、まぁとにかく勝てて良かった。長居で5点入ったのはJ1昇格を決めた一昨年の最終戦（乾選手４得点）以来でした。

さて余談ですが、実はこの翌日に行われた関西ステップアップリーグでも、我らがヤングセレッソは関西選抜B相手に前半2-4から5-4で勝利を収めていました。うーん...いくら何でも守備がもう少し安定しないと消耗が激しいし上位に行くのは難しいですね。

エリア 住吉・平野(大阪)

選手入場。長居３連戦の最終戦と有って、スタジアムもかなりの入りです。

「攻め切る」は合格なんですけど...なんとか悲願の「桜冠」を。

ここで終わると思ったんですが...

最終的にはこうなってしまいました。

やれやれ。

狂喜乱舞的お祭り騒ぎでした。

「♪Cerezo（さくら）満開」熱唱中の画面はひたすら播戸選手を追いかけてました。

４失点目のおかげ？でWOWアワードに選出された播戸選手。

拍手喝さいのG裏。

夜のニュースでこの映像見ました。

いよいよヒーローインタビューです。

試合球がスタッフから届けられると思わずチユーをする播戸選手。

一層男前の顔つきになってます。

「さぁそれでは最後に恒例の...」と振られると

あぁその表情はまさか...！！

と思いきや、まずは勝利のワッペンを貼っといて

「元気ですかぁ？」

「１、２、３、」

「バーン！」

この日の夜は、この後なんと李東国選手を誘って居酒屋で語り合ったようですね（13年振り！）。

この調子で若いチームをまだまだ引っ張っていって欲しいです。