2011/08/06 - 2011/08/08
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kyosakuさん
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しばらくぶりの海外旅行。夏休みも短く、2泊3日では遠くへ行けないので台湾に行先を決めました。
息子二人は夜市は好きですが、普通の観光名所にはあまり興味のない様子。
然らばちょっと毛色の変わった場所へ行ってみようか…今年の夏は海水浴に行く予定もないし、暑い台湾で泳ぐのもよかろうということで、蘇澳にある観光冷泉に行ってみることにしました。
台北から蘇澳まで、単純に往復するのは面白くないので、行きは列車、帰りはバスで変化をつけてみました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
朝8時過ぎに、台北駅へとやってきました。
窓口で事前にネットで予約していた列車の切符を受け取ります。 -
列車は台北駅8:50発の自強号1061次 花蓮行。
蘇澳は通らないので、一つ手前の蘇澳新駅までの乗車です。 -
台北駅は改修工事の真っ最中。
あれ、台鉄本舗も駅弁屋さんも、工事用の仮囲いで覆われている!
朝食は駅弁を買って列車の中で食べようと思っていたのに! -
駅弁屋さんは向かい側に仮設店舗ができていました。
朝8:30から売り切れるまで店を開けます、と書いてあり一安心。 -
しかし、8:30になっても店は開かず…。
おばさんがやってきましたが、机の下からレジを出して動作確認をのんびりやっています。
8:50分の列車に間に合わない、とイライラしていると、別のお客さんがやってきて「早く売って」といった仕草。
便乗してホカホカの台鉄弁当を買うことができました。 -
指定された車両は1号車ですので、ホームの西端まで歩きます。
ほどなく1061次が入線してきました。 -
車内はほぼ9割の乗車率。
途中駅からもお客さんが乗ってきますが、立客が出るほどではありませんでした。 -
さっそく駅弁をほおばります。
たった60NT$でこの内容なら満足です。 -
1時間ほどすると、海が見えてきました。
台風9号で天気がどうなるかと出発前は心配しましたが、来てみると良い天気です。 -
イチオシ
2時間ほどの乗車で、蘇澳新駅に到着。
-
蘇澳新駅で、1061次は自強号1086次タロコ号に追い抜かれます。
乗ってみたいですが、タロコ号は蘇澳新に停まらないのでどうしようもありません。 -
蘇澳新駅からは、区間車(普通列車)で蘇澳駅に向かいます。
4両編成の電車の乗客は、私たち家族だけ。
出発を待っていると、車掌さんが来たので、蘇澳新〜蘇澳間の切符を車内で購入します。
スーパーのレシートの様な切符でした。 -
5分ほど走って、蘇澳駅に到着。
-
駅からしばらく歩くと、蘇澳観光冷泉に到着です。
暑い日の休みとあってか、入り口には結構な人がいます。
窓口のお姉さんに一人70NT$を払って入場します。 -
大衆池はごらんのとおり。
写真では透明な水でしたが、実際は茶色に濁っています。
まあ、これだけの人が入れば濁りもするわなぁ。 -
更衣室は男女別に分かれていて、無料で利用できます。
各部屋にシャワーがついていて、スノコとかはないので、着替える時は服が濡れないように気を付ける必要があります。 -
コインロッカーも一応ありました。
日本の駅のコインロッカーよりもサイズが小さくて、持って来た荷物が入らないので私たちは利用しませんでしたが…。 -
家内に荷物番を頼んで、水着に着替えて「入浴」します。
水温は22度とのことですが、最初は冷たく感じますが、入っているうちに慣れてしまいます。
慣れてしまえばとても気持ちいい。 -
時々池の底からあぶくが湧いてきます。
普通のプールと違って、底が石になっているので、中を歩くと足裏マッサージにもなります…というか痛い…。 -
小さな子供向けの浅い池もあります。
噴水もあって楽しそう。 -
蘇澳冷泉の由来が、日本語でも記されています。
台湾が日本の植民地になった後、日本人によって開発されたそうです。
「サイダー」が「サイグー」に、「ラムネ」が「うムネ」と表記されていますが、そこはご愛嬌。 -
さらに奥に行くと、家族風呂があります。
冷泉のみか、冷泉+温泉とで料金が異なるようです。
個室の中からは楽しそうな声が。受付をのぞいてみましたが、けっこう順番待ちしているようですので、入浴をあきらめました。 -
風呂上がりの人がくつろいでいます。気持ちよさそうだなぁ。
-
冷泉の源泉でしょうか?
みんな顔をつけて飲んでいますが、どうかなぁ…。
舐めてみましたが、さび水の様な味でした。 -
隧道休憩区なるところがあり、中に入るとひんやり。
多くの人たちが涼んでいます。 -
イチオシ
冷泉でつくったというラムネを飲んでみました。
一本25NT$です。
普通においしかったですが、特徴も感じなかったなぁ…。 -
イチオシ
こうしてみると、ヨーロッパの様?
-
イチオシ
3時間ほど入浴して、おなかが空いてきました。
冷泉の中にもソーセージなどスナック類を売る店はありましたが、外で食べることにします。 -
駅前の通りを歩き、適当な店がないかと探しますが、店頭の屋台で調理しているおばちゃんと目が合ったので、そのまま招き入れられます。
注文はメニューが書かれた紙に自分で印を付ける方式です。
言葉が通じなくても注文できるので助かりますが、漢字で書かれていても料理の内容は想像するしかありません。
リストの一番上にある料理が定番だろうと想像して、印をつけてみます。
ワンタン麺と、チャーハン、焼きそばと思われる料理が出てきました。どれも美味!正解でした。 -
3品で200NT$を払います。
ごちそう様でした。 -
食事も済んだし、台北へと戻ることにします。
台鉄の蘇澳駅前に、葛瑪蘭汽車客運の営業所があります。
営業所といっても、ファストフード店を間借りしているような感じです。 -
台北へ直接行くバスはないので、羅東までは無料バスに乗って行きます。
羅東から台北行きのバスは頻発しているようですが、蘇澳からの無料バスは本数が限られています。
14:00のバスに乗ろうと思います。
カウンターにいたお兄さんに、「台北」と言いますが、お兄さんは首を横に振ります。あれ、どういうことだろう? -
ひょっとして満席だから切符は売れない、ということだろうかと思いますが、言葉が通じないので途方に暮れてしまいます。
そうしているうちに、マイクロバスがやってきました。
運転しているおじさんに「台北?」と聞いてみると、「のりな」といったしぐさをします。まあいいや、そのまま乗っちゃえ。 -
煙草を吸って休憩中の運転士のおっちゃんと、カウンターの兄ちゃん。
発車前に、運転士のおっちゃんが乗客に紙を配り始めます。
切符を買うのかと思い、財布を出して待っていますが、配られた用紙には名前と電話番号を書く欄が。
前の乗客の様子を見て、家族4人分の名前と、適当な電話番号を記入します。何かの投票用紙みたいです。 -
マイクロバスは途中の馬賽という町でもお客さんを乗せ、30分ほどで羅東のバスターミナルに到着しました。
結局お金を払う必要はありませんでした。 -
カウンターで台北行の切符を購入。
一人135NT$です。
中学一年の息子は子供料金になるかと期待していましたが、しっかり大人料金を取られました。 -
イチオシ
時刻表ではほぼ20分間隔でバスがありますが、14:30が出発した後は、14:35のバスがすぐにありました。
-
微笑親善大使のタスキをかけたお姉さんに見送られて出発。
ここで気が付いたのですが、マイクロバスの中で配られた用紙は、微笑親善大使の投票用紙だったようです。
運転士のおっちゃんのオキニの女性に投票するための「白票」を書かされたのでしょうか? -
なかなかきれいなバスですが、14:30発の便が横3列のゆったりしたシートだったのに、私たちが乗った14:35発はふつうの4列シート。
ちょっと残念。
車内のモニターでは、雪山トンネルを走行中に火災が発生した場合の避難方を流していました。 -
羅東を出発すると、すぐに高速道路に入ります。
バスの冷房は利きすぎず、快適です。
ひと眠りして目が覚めると、すでにバスは台北市内を走っています。
羅東は晴れていましたが、台北は大雨でした。 -
-
羅東を出発して、約1時間半で台北轉運站(台北駅バスターミナル)に到着します。
-
それにしても巨大なバスターミナルです。
葛瑪蘭汽車客運は4階に到着するのですが、バスが多すぎて、バスが建物に入ってから、乗り場に到着するまでの時間がかかりすぎの様な気もします。 -
切符売り場も壮観です。
鉄道に比べて本数も多く、時間も短く、運賃も安く、バス利用が便利ですね。
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