クルーズ5日目は、終日航海日です。<br /><br />乗船してから、毎日寄港地に上陸して観光するというパターンだったので、<br />結構疲れてきていましたし、時差ボケ状態も続いていたので、<br />この日はちょうどいい休息になります。<br /><br />クルーズファンとしては、本当は、船旅そのものを楽しめる終日航海日が２～３日欲しい。でも魅力的な寄港地が満載の地中海やエーゲ海のクルーズでは、そうもいかないですね。<br /><br />①ローマ～乗船<br />　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10590459/<br />②ポルトフィーノ<br />　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591066/<br />③カンヌ<br />　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591151/<br />④バルセロナ<br />　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591209/<br />⑤終日航海日<br />　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591335/<br />⑥チュニス<br />　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591524/<br />⑦パレルモ<br />　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591584/<br />⑧下船～ローマ<br />　http://4travel.jp/traveler/kurakura2001/album/10591722/<br /><br />

HALノールダムで西地中海クルーズ7泊８日（2011年夏）⑤終日航海日

10いいね！

2011/08/03 - 2011/08/03

50位(同エリア137件中)

#クルーズ

エリア

その他の観光地(スペイン)

旅行の満足度: 4.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 20万円 - 25万円

交通手段: 船

航空会社: 中国国際航空

旅行の手配内容: 個別手配

客室ベランダから、前方の右舷ブリッジ方面を見たところ。
文字通り「地中海ブルー」の穏やかな海を、船はアフリカ方面（南東）に静かに進んでいきます。

それとともに少しずつ気温が上昇していきます。
終日航海日は、ゆっくりと船内でくつろぎながら過ごします。

ここは最上階10階（Crow's Nest)というラウンジです。
直訳すると「カラスの巣」というこのラウンジ、前方に広く窓が開かれていて、船の進行方向をゆっくり眺められます。

ここでは夜になるとギターの弾き語りの歌手の歌を聴きながら、お酒をのんだり静かにおしゃべりをしたりという人が集まります。
こちらは船内のショップ。

前回のクルーズではこうした船内のショップでオリジナルグッズなどを買い過ぎて結構な金額になってしまったので、今回は自重気味で、あまり買い物もしませんでした。
船には9階（リドデッキ）に2か所のプールがあります。こちらは中央部のリドプールで、上部の屋根が開閉式になっています。日中はこうして屋根が開けられ、日が暮れると屋根が閉められます。

このプールを囲むように、デッキチェアが並べられ、多くの人々が本を片手に日光浴を楽しんでいました。

また、バーやグリルもあり、飲み物や簡単な食べ物もここで食べられます。

船内のインテリアは、ウッディーでシックな感じです。前回に乗ったセレブリティクルーズの船が、モダンでスタイリッシュできらびやかだったのとは対照的で、ぐっと落ち着いた雰囲気です。
階段の踊り場には数多くのホランドアメリカラインの客船の絵が飾られています。

こういうのも、どうでもいい人はどうでもいいのでしょうが（たとえば妻…）、私のようなファンにはうれしいものです。

これはノールダムの絵。
これはひと世代、あるいはふた世代前のノールダム号。

ホランドアメリカラインは、もともと1873年に、ヨーロッパとアメリカを結ぶ海運会社として設立された歴史ある会社です。

今でこそカーニバルクルーズ傘下に入って（1989年〜）、アメリカ系の会社になっていますが、長い歴史の中で数多くの名船を世に送り出してきました。
船内にはバーやカフェがたくさんあって、乗客は思い思いにこうしたスペースで過ごしています。

ここはExplorations Cafe。インターネットができるスペースです。
図書館
こちらはExprorer's Lounge。

夜には弦楽四重奏が、クラシック音楽を演奏していました。
私も妻もクラシック音楽ファンなので、楽しみにしていましたが、ちょっと残念なレベルの演奏でした…

こういうカフェやラウンジでは、座っていると飲み物の注文を取りにやってきますが、別に飲みたくなければ注文しなくても全然かまいません。
通路に面しても座るところがふんだんにあります。

アトリウム天井のシャンデリア
アトリウムのラウンジスペース。

写真はないですが、船内にはこのほかに、本格的なスポーツジム、スパ＆エステサロン、カジノ、アートギャラリー、フォトギャラリー、スポーツバー、カードルームなどの施設があります。
船内には絵のほかにも、いろいろな装飾品がありました。

オランダはかつてインドネシアを植民地にしていましたが、インドネシアの美術品（植民地からの収奪品？、あるいはその模造品？）と思われるものが至る所に飾られています。
この日はクルーズ2回目のフォーマルナイトです。
前菜は、1回目のフォーマルナイトのディナーの時に美味しかったという妻に勧められ、私もシュリンプカクテルにしました。

前回はチリソースでしたが、今回はマヨネーズベースのソースでした。確かに美味しいです。
Veal Chop（仔牛のあばら肉）。
美味しいですが、ボリュームあり過ぎです。
妻が食べた、シェフお勧めのヨーグルトムース系のデザート。
「シェフお勧め」となっているメニューは、確かに当たりが多かったです。
クルーズ定番のタオルアート。

クルーズでは客室清掃を1日2回もやってくれますが、2回目（夕方〜夜）のときに、こうしたタオルアート作品を残しておいてくれます。

私はあまりこういうものに関心はありませんが（笑）、妻は毎晩結構楽しみにしていた節があります。
この日はオランウータン。

明日は、いよいよチュニジアです。

この旅行記のタグ

#クルーズ

この旅行記へのコメント（4）

開く

閉じる

Locoさん 2013/01/29 08:25:45

HALは大好きな船です♪

kurakuraさん

HAL　南カリブ海クルーズ乗船記に投票ありがとうございます

HALで地中海に行かれた旅行記拝見しました。
やっぱり、HALは快適ですよね。食事も美味しく感じました。
西地中海クルーズ良いですね・・・バルセロナに行ってみたいです。
クルーズ船はRCIが好きでしたが、今はHALが一番です。
セレブリティーにはなかなかご縁がなく、去年、今年とシルエットでの
ヨーロッパクルーズをやむなくキャンセルしました。
お食事も美味しそうなので、いつかは乗船したいと思っています。

kurakuraさんは船がお好きなのですね。
ブログを拝見すると、良くわかります。
クルーズ中の停泊している船の観察はLocoもしますよ。
外からみると部屋の感じが良くわかりますから、次回のために（笑）

お二人のドレスアップのお写真素敵ですね！
Locoも二人の写真アップしちゃおうかな？？

これからもいろいろ参考にさせてくださいね
宜しくお願いいたしま〜す♪

Loco

kurakuraさんからの返信 2013/01/31 20:46:24

RE: HALは大好きな船です♪

Locoさん

こちらこそご訪問ありがとうございます。
HALは確かにいいですよね。
あの落ち着きと安定感というか、
何度も乗りたくなります。

Locoさんは、本当にたくさんのクルーズを経験されていて、
羨ましいです。

ここのところHALのクルーズに続けて行かれているようですが、
オーシャニアクルーズも乗られてますね？
オーシャニアクルーズは、ちょっと別格なんじゃないですか？
食事も、本当に美味しそうだし。
プレミアムクラスというよりはラグジュアリークラスに
近いんじゃないでしょうか？

今後ともいろいろと情報交換させていただけると嬉しいです。

ぜひ、ドレスアップした写真もUPしてください（笑）。

kurakura

Locoさんからの返信 2013/02/01 11:10:21

RE: RE: HALは大好きな船です♪

kurakuraさん

沢山の投票を頂きありがとうございます
早速のコメント返信頂き、嬉しいです♪

> 何度も乗りたくなります。
そうなんです
ウェステルダムは最新の船ではないですが、どこか落ち着いているのですね
HALにははまりました。

> Locoさんは、本当にたくさんのクルーズを経験されていて、
> 羨ましいです。
日本の企業戦士はなかなか休暇が取れないのがつらいですよね。
Loco夫婦もリタイヤーしてから、やっと長期休暇が取れるようになりました。Kurakuraさんの年代では一度も海外旅行が出来なかったのですよ。
でも、若い時しか出来ないスポーツもありますから、カリブ海クルーズなどは今のうちに経験なさるのも意義があると思います。

> ここのところHALのクルーズに続けて行かれているようですが、
> オーシャニアクルーズも乗られてますね？
> オーシャニアクルーズは、ちょっと別格なんじゃないですか？
> 食事も、本当に美味しそうだし。
> プレミアムクラスというよりはラグジュアリークラスに
> 近いんじゃないでしょうか？
ハイ☆オーシャニアは、お値段はラグジュアリーでした（笑）
まあ、高額なクルーズなので、それだけ期待も大きかったのです。
初めての事も多く、前泊ホテルも頼みました。
その時にこのクルーズは部屋タイプによって、前泊のホテルも高級になり、出発時間も早いので、ステートルームによってのサービスに差が出るのかな？と感じ、その時点でアップグレードしました。

オーシャニア・クルーズの印象は
＊高齢者が多いので若々しさに欠ける
＊超サービスが良過ぎる（時にはちぐはぐになり面倒になる）
＊エクスカーションが高額（最低が$99位で普通の倍くらいかな？）
＊フレンチでも味は美味しいけど、量が多すぎる
＊ゆったりした大人のクルーズなので、遊びが少ない

カジュアル船のように楽しいイベントはあまりありませんでした。
私たちは６０代の夫婦なのですが、ゆったり、のんびり過ごすのは好きですが、行きすぎるとこういう感じか、ということにきづいたクルーズでした。

高級＝楽しい・・・では　ありませんね（笑）
ただ、今回HALに乗船して、いろいろな人に「どのクルーズ船が良いか？」と尋ねると、人によって全く意見が異なることを感じました。
ある人は「セレブリティは食事が美味しいから好きだ」と言い
ある人は「セレブリティは食事がまずいから好きでない」と言います。
クルーズの評価は人によってまちまちです。
相性があるのでしょうね。
私たちは、RCI　とHALが好きです。
初めて乗船したIndependence of the seasに感動したのがクルーズ旅行にはまった始まりです。

クルーズ船の評価は個人の意見なので、全く違っていて面白いです。
勿論、どの会社もリピーターへのサービスがありますので、その点も考慮しますよね。
ですからオーシャニアは私たちは７０歳−８０歳の年代になったら、また乗船したいね。と話しています。
今回は少し高望みをしてしまいました。

> 今後ともいろいろと情報交換させていただけると嬉しいです。
こちらこそ、宜しくお願いします。

> ぜひ、ドレスアップした写真もUPしてください（笑）。
一度は選択しましたが、勇気がありませんでした（笑）

Loco

kurakuraさんからの返信 2013/02/02 08:19:39

RE: HALは大好きな船です♪

Locoさん

南カリブ海クルーズの旅行記、楽しみに拝見しております。
カリブ海は行ったことがありませんが、
海も綺麗で楽しそうですね。
しかもコースが南カリブ海というのがいいですね。
通常の東カリブ海、西カリブ海などの
メジャーなコースよりも寄港地が魅力的なような気がします。

一度ぜひ行ってみたいですが、マイアミやフォートローダーデールまでの
ロングフライトが何となく億劫で…。
普通のエコノミークラスだと、相当きつくないですか？
私は体が大きいので最近はエコノミークラスでロングフライトは
若干抵抗があり、さりとて上級クラスのチケットなど
なかなか手が出ませんので、困ったものです（笑）。

オーシャニアクルーズの情報、ありがとうございます。
なるほどそうですか、結構敷居が高いというか、
良し悪しなんですね。
オーシャニアクルーズの旅行記自体が珍しいこともあって、
locoさんのマリーナの旅行記は何度も拝見させてもらっていて、
特に設備の良さ、料理の良さが印象的です。
（確かに料理はボリュームがすごそうですが）

デメリットもないわけではなさそうですが、
それでも、大きすぎず小さすぎない船のサイズといい、
クルーズのコース、スケジュールといい、
なかなか魅力的です。
時々バーゲンのような価格で出されているようなので、
タイミングをみて一度は乗ってみたいです。

それでは、引き続き、
南カリブ海クルーズ旅行記の更新、楽しみにお待ちしています。

kurakura

ログインして返信する