2011/07/12 - 2011/07/15
9位(同エリア64件中)
りんずーさん
今回4日間内モンゴルのフフホトからウーハイ、アラシャンを訪れました。フフホトは7年ぶり2回目の訪問でした。アラシャンでは普段は立ち寄ることのない砂漠でラクダに遭遇しました。砂漠の中での自然崇拝・男根信仰(巨石)があることも知りました。モンゴル族の食事の前に天と地に感謝するところが八百万神・万物に感謝する日本人の心に相通ずるものがあり感慨深かったです。
最後になりますが、3.11東日本大震災で多くの尊い命が失われたこと、その哀しみとともに今、この時に生かされているありがたさを決して忘れずにいきます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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2011年7月12日(火)FM9137(上海航空)上海虹橋空港17:55発フフホト20:35着。定刻通りでした。シャングリラ・ホテル・フフホトに到着。快適です。
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バスルームです。シャワーとバスタブが分かれています。
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2011年7月13日(水)フフホト市内を車で移動。
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チンギスハーンの大きな銅像が成吉思汗東街通りにありました。
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レストランではチンギスハーンの肖像画がありました。
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黄砂を食い止めるために毎年日本からNGOが植林に来ているそうです。関係者の方々ありがとうございます。緑が増えますように。
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朝の通勤風景です。地元では大手の乳製品の会社みたいです。
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中国四大美人の王昭君の墓です。以下ウィキペディアより転載します:
王 昭君(おう しょうくん、紀元前1世紀ごろ)。字を、昭君。日本では通常、王昭君と呼ばれるが、地元(フフホトの方)では”昭君”と呼ばれている。荊州南郡(現在の湖北省沙市)出身で、楊貴妃・西施・貂蝉と並ぶ古代中国四大美人の一人に数えられる。 -
入場料はこのとおりです。暑い日でした。サングラスと日傘があると良いです。
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みなさんも暑そうです。
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フフホト市内を移動していたらモスクもありました。
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内モンゴルといえば羊の骨付き肉。お昼にいただきました。この後、毎日羊肉でした。ここフフホトでは一番のごちそうのようです。ありがたくいただきました。臭みが無くてとても美味しかったです。新鮮なのだと思います。ちなみに豚肉は食べないみたいです。
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フフホト市内のタクシーです。
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政府の建物の前を通りかかりました。中国共産党成立90周年とあります。
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2011年7月14日(木)。フフホトから次のウーハイに移動します。フフホトには1日半いました。フライトは15:40発のMU5459です。
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国内線の空港です。近代的できれいでした。
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このフライト(東方航空)に乗ります。
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機内からの景色。ウーハイ到着予定16:30までの50分のフライト中、ずっと同じ景色でした。砂漠が広がってます。
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空と大地が触れ合う彼方♪(「異邦人」の歌詞より)
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街並みが見えてきました。
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眼下に流れるのは有名な黄河。ホントに濁ってます。
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1時間ディレイでフフホトを出ましたので、ウーハイには17時半ごろ到着。
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ウーハイの空港はこじんまりしてます。
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移動する車に書いてあった文字。モンゴル文字と漢字の併記です。バスはありません。タクシーはありました。
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アラシャンまでの陸路2時間。砂漠の中の舗装された道を走ります。途中に鉄道の陸橋がありました。
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途中料金所では荷物を運ぶトラックが列をなしていました。
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宿泊したAolunbulageホテル。一番安い部屋は一泊298元、高い部屋は900元。周りには何もありません。
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ホテルの部屋は質素です。ランクは簡易宿泊所程度ですが、一晩過ごすには十分です。ちなみにここではクレジットカードは使えません。
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インターネットのLANケーブルがあります。問題なくネットにつながりました。もちろんここは中国本土ですから、Facebook、YouTube、Twitterにはつながりません。Googleは使えますが政治的に検索できない言葉はあります。
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お茶のセットが用意されてましたが、電気ポットはありません。
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バスルームにはトイレとシャワーがあります。仕切りが無いので、シャワー使用後は水浸しになります。
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モンゴル族の歌と踊りのパフォーマンス。かしまし娘に見えます。
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馬頭琴の演奏。
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みなさん、素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました。
以下Wikipediaより:
ホーミーは、アルタイ山脈周辺民族の間に伝わる喉歌と呼ばれる歌唱法のうち、西部オイラト諸族、中国新疆ウイグル自治区(北部に居住)に伝わるものの呼称。一般に、緊張した喉から発せられる笛のような声のことを指す。 -
2011年7月15日(金)8時半。これから四駆に乗って砂漠に進みます。
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沿道にヤギが放牧されてました。
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遠目にヤギが見えます。
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どんどん進みます。対向車はほとんどないので時速120〜130kmで走ります。
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男根信仰の麓に来ました。寺院があります。ガイドの女性が案内してくれます。
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子宝祈願のお寺です。中は撮影禁止です。入る時は左足から、敷居をまたいで入ります。中でロウソクに灯をともします。出る時に神主さんのような方に頭にお祓いを受け、氷砂糖を数粒受け取りました。
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これがもらった氷砂糖です。
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とにかく暑い。水は必ず持ちましょう。また、陽射しが強いのでサングラスと日傘も必須です。
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男根の奇岩に向けて登り始めます。15〜20分程度登ります。
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登山道を歩いていきます。
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目的地が見えてきました。
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山の麓にはパオが見えます。
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着きました。これが男根の奇岩です。ほかは風化したのにこの岩だけはこのように残っています。男性のシンボルのように見えることから地元では信仰されています。ここを少し降りたところに絶妙な撮影スポットがあります。
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下山するとき、女性は振り返ってはいけないそうです。振り返ってしまった女性が写真の真ん中より左寄りの山になったという伝説があります。写真の真ん中から右にかけての3つの山は、妊娠した女性が仰向けになっている姿と言われています(たぶん、真ん中から右に向けて頭、胸、お腹)。
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その女性の体の山と男性のシンボルの奇岩を1枚の写真に収めてみました。
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次の目的地に向かいます。
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砂漠に降りました。とにかく暑いです。
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遠目に湖が見えますが蜃気楼です。砂漠には水はありません。
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放牧されているラクダの群れに遭遇しました。この砂漠に生えている植物を食べるそうです。
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牧畜農家。ラクダが休んでます。
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ヤギもいます。
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ロバもいます。
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もうちょっと近づくとラクダの子たちが不思議そうな目でこちらを見ます。カワイイ!
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地下水を汲み上げた水飲み場で水を飲んでいます。
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ロバで移動している人がいました。
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次にグランドキャニオンみたいなところに移動。オーストラリアのウルルのようにも見えます。
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Virgin Holeとあります。3つの穴が女性器をあらわしているのだそうです。
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少し車で移動し、西部夢幻峡谷に来ました。
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神の水があるところです。
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その神の水がここです。ここも女性の性器をあらわしたところだそうです。砂漠なのに岩の裂け目から水が滴り落ちているのです。写真ではちょっと見づらいですが、ポリタンクで水を受け取っています。ここでは滴り落ちる水でまず目を洗い、そして良くしたいと思う箇所にこの水をつけます。頭につけました。。。
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出口の近くにあった岩です。龍の頭だそうです。
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ホテルに戻ります。17時半ごろです。
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ホテルからまた陸路で2時間、ウーハイに戻ります。沿道のスイカ売りです。
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ウーハイに向かう途中で見たサンセット。20時ごろです。
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夕焼けが美しいです。
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ウーハイ空港に着いた20時過ぎ、今度は山から満月が上り始めました。
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空が澄んでいるので巨大で明るい満月です。
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あっという間に姿を現わしました。
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きれいな満月でした。
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HU7618(海南航空)ウーハイ21:15発北京行きでしたが、なんとまだ機体は北京にあるとのこと。フライト時間分ちょうど2時間ディレイし、ウーハイを飛び立ったのは23:15。北京着は夜中の1時過ぎ。荷物が1つ出て来なくて係員に探してもらって1時間。ようやく北京の空港を出たのが2時で、シャングリラ・ホテル・北京に到着したのが3時。翌朝は10時のフライトなので結局3時間ちょっとしかいませんでした。
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