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 中国人は根っからのギャンブル好き民族。彼らの中には、日ごろの賭けマージャンに飽き足らず、国外に出てカジノに精を出す人たちもいます。そんな需要の受け皿になっているのが、ミャンマーやラオスと雲南省の国境沿いにある経済特区。ぶっちゃけカジノ特区です。そんなカジノタウンのひとつ、ミャンマー・ラオカイの様子をレポートいたしましょう。 <br /><br /><br />** 1元=12.4円で計算。<br /><br />==中国国境のカジノタウン シリーズ一覧==<br />① 不夜城 ラオカイの過ごし方 (ミャンマー、老街、南傘) &lt;==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573770/<br />② 桃源郷 モンラーの今 (ミャンマー、打洛) &lt;==<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574121/<br />③ 発展途上カジノ ボーテンで途中下車 (ラオス、モーハン)<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574274/<br /><br />==中国カジノ関係==<br />[雲南] 瑞麗の向こう側② 姐告 - スルッとミャンマー裏カジノ<br />http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10537957/

中国国境のカジノタウン① 不夜城 ラオカイの過ごし方 (ミャンマー、老街、南傘)

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2011/03/14 - 2011/03/16

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    38

     中国人は根っからのギャンブル好き民族。彼らの中には、日ごろの賭けマージャンに飽き足らず、国外に出てカジノに精を出す人たちもいます。そんな需要の受け皿になっているのが、ミャンマーやラオスと雲南省の国境沿いにある経済特区。ぶっちゃけカジノ特区です。そんなカジノタウンのひとつ、ミャンマー・ラオカイの様子をレポートいたしましょう。


    ** 1元=12.4円で計算。

    ==中国国境のカジノタウン シリーズ一覧==
    ① 不夜城 ラオカイの過ごし方 (ミャンマー、老街、南傘) <==
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10573770/
    ② 桃源郷 モンラーの今 (ミャンマー、打洛) <==
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574121/
    ③ 発展途上カジノ ボーテンで途中下車 (ラオス、モーハン)
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10574274/

    ==中国カジノ関係==
    [雲南] 瑞麗の向こう側② 姐告 - スルッとミャンマー裏カジノ
    http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/10537957/

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    • [目次]<br /><br /> 南傘<br /> 国境越え<br /> ラオカイ<br /> カジノ<br /> 街外れを散策<br /> 宿<br /> 夜のラオカイ<br /> 地図<br /> まとめ

      [目次]

       南傘
       国境越え
       ラオカイ
       カジノ
       街外れを散策
       宿
       夜のラオカイ
       地図
       まとめ

    • [南傘] <br /><br /> ラオカイといっても、ベトナムのラオカイではありません。ラオカイ(老街)はよくある地名で、この場合、雲南省南傘から国境を越えた先にあるミャンマーのラオカイを指します。この辺り(シャン州東北部)は、地方の軍閥が支配していることもあり、ミャンマーでもちょっと特殊な地域になります。ラオカイ一帯を支配しているのが、コーカン軍と呼ばれる軍閥。このエリアは、シャン州第一特区と呼ばれています。<br /><br /> そのラオカイへの中国側ゲートウェイになるのが、雲南省臨滄市鎮康県にある南傘鎮。瑞麗からだと、がんばって一日(105元=1300円、11時間)で行ける距離です。ちなみに南傘(ナンサン)は、タイ語からの音訳です。<br /><br /><br />写真: 雲南省の地図。青い点 - 下から景洪、孟定、南傘、瑞麗、昆明

      [南傘]

       ラオカイといっても、ベトナムのラオカイではありません。ラオカイ(老街)はよくある地名で、この場合、雲南省南傘から国境を越えた先にあるミャンマーのラオカイを指します。この辺り(シャン州東北部)は、地方の軍閥が支配していることもあり、ミャンマーでもちょっと特殊な地域になります。ラオカイ一帯を支配しているのが、コーカン軍と呼ばれる軍閥。このエリアは、シャン州第一特区と呼ばれています。

       そのラオカイへの中国側ゲートウェイになるのが、雲南省臨滄市鎮康県にある南傘鎮。瑞麗からだと、がんばって一日(105元=1300円、11時間)で行ける距離です。ちなみに南傘(ナンサン)は、タイ語からの音訳です。


      写真: 雲南省の地図。青い点 - 下から景洪、孟定、南傘、瑞麗、昆明

    •  バスに長いこと揺られて、南傘に到着です。南傘は国境ゲート付近の旧市街と、3kmほど離れた新市街に分かれています。新市街のほうが店やホテルが多く、何かと便利。バスターミナルや市場があるのも新市街です。<br /><br /> どちらの市街も小規模で、これといった見所はなし。そもそも、南傘はもちろん、その周辺もガイドブックに載るような観光地はありません。ふらりと立ち寄るような国境ではないのです。<br /><br />写真: 新市街の様子。黄色い点 - 右からバスターミナル、市場。

       バスに長いこと揺られて、南傘に到着です。南傘は国境ゲート付近の旧市街と、3kmほど離れた新市街に分かれています。新市街のほうが店やホテルが多く、何かと便利。バスターミナルや市場があるのも新市街です。

       どちらの市街も小規模で、これといった見所はなし。そもそも、南傘はもちろん、その周辺もガイドブックに載るような観光地はありません。ふらりと立ち寄るような国境ではないのです。

      写真: 新市街の様子。黄色い点 - 右からバスターミナル、市場。

    •  新市街と旧市街の間に、町を見下ろす展望ポイント(写真矢印)があるので登ってみます。

       新市街と旧市街の間に、町を見下ろす展望ポイント(写真矢印)があるので登ってみます。

    •  そこからは、新市街、旧市街の街並みに加え、国境を越えた先にあるミャンマーの集落も確認できます。写真の青い線が国境で、黄色い点が国境ゲート。線の向こう側がミャンマーの領土になります。

       そこからは、新市街、旧市街の街並みに加え、国境を越えた先にあるミャンマーの集落も確認できます。写真の青い線が国境で、黄色い点が国境ゲート。線の向こう側がミャンマーの領土になります。

    • [国境越え] <br /><br /> それでは早速、国境ゲートに行ってみます。新市街からオート三輪(4元=50円)で7、8分。一直線に伸びた道路を走り、あっという間に到着です。写真手前に見えているのが中国のゲート。奥に見える伝統スタイルのものが、ミャンマー側のゲートになります。2つのゲートは橋でつながっています。<br /><br /> 南傘の国境は、外国人の通れない二類口岸。普通の観光客なら、写真だけ撮って引き返すところです。しかし、私はあきらめません。

      [国境越え]

       それでは早速、国境ゲートに行ってみます。新市街からオート三輪(4元=50円)で7、8分。一直線に伸びた道路を走り、あっという間に到着です。写真手前に見えているのが中国のゲート。奥に見える伝統スタイルのものが、ミャンマー側のゲートになります。2つのゲートは橋でつながっています。

       南傘の国境は、外国人の通れない二類口岸。普通の観光客なら、写真だけ撮って引き返すところです。しかし、私はあきらめません。

    •  ミャンマー側にカジノがある以上、絶対裏口があるはず。まずは、ゲート近辺をチェックしてみましょう。国境前の道を左手方向に進んだ所に、オート三輪やバイクタクシーがたむろしている場所があります。<br /><br /> 近くに行ってみると、バイタクでの越境を勧められました(50元=620円)。どうも、奥に見えるジープ道(矢印)がミャンマー側につながっているようです。

       ミャンマー側にカジノがある以上、絶対裏口があるはず。まずは、ゲート近辺をチェックしてみましょう。国境前の道を左手方向に進んだ所に、オート三輪やバイクタクシーがたむろしている場所があります。

       近くに行ってみると、バイタクでの越境を勧められました(50元=620円)。どうも、奥に見えるジープ道(矢印)がミャンマー側につながっているようです。

    •  それとは別にすぐそばに看板があり、以下のようなメッセージが書かれています。<br /><br /> 「皆さんこんにちは、現地の警察です。最近、悪いやつらが投資話を持ちかけ、我が国民を密出国させた後、賭博を口実に軟禁したりする事件が起きています。何かあったら110番してね。」<br /><br />うーん。わざわざ、こんな原っぱに看板を立てるということは..。 <br /><br />

       それとは別にすぐそばに看板があり、以下のようなメッセージが書かれています。

       「皆さんこんにちは、現地の警察です。最近、悪いやつらが投資話を持ちかけ、我が国民を密出国させた後、賭博を口実に軟禁したりする事件が起きています。何かあったら110番してね。」

      うーん。わざわざ、こんな原っぱに看板を立てるということは..。

    •  しばらくすると、現地人がやってきて、看板そばの小道をミャンマー方向にスタスタと歩いて行くではありませんか。どうも、ここが非公式の越境ポイントのようです。バイタクが、客待ちしていた理由がわかりました。<br /><br /> 基本的に、国境ゲートを自由に行き来できるのは、通行証を持っている周辺住民だけ。それ以外の人は、ミャンマー人(シャン人)も中国人も、それなりの手続きが必要です。それが面倒な人は、こうして抜け道を利用するわけです。

       しばらくすると、現地人がやってきて、看板そばの小道をミャンマー方向にスタスタと歩いて行くではありませんか。どうも、ここが非公式の越境ポイントのようです。バイタクが、客待ちしていた理由がわかりました。

       基本的に、国境ゲートを自由に行き来できるのは、通行証を持っている周辺住民だけ。それ以外の人は、ミャンマー人(シャン人)も中国人も、それなりの手続きが必要です。それが面倒な人は、こうして抜け道を利用するわけです。

    •  私も彼らに続いて、ミャンマー側に行ってみます。途中、丘の上にガラの悪そうな連中(写真)がいて、通行料(10元=120円)を要求してきました。前の人も払っていたので、ここまでは想定内です。門番役に20元札を差し出すと、男は知らんぷりしておつりを返しません。「おつりは?」「実は20元だ」。えっ?<br /><br /> ところで中国では、裏商売にかかわる人でも、サービスや信頼を大切にする傾向があります。つまり、違法なことをしているだけで、対応自体はフェアーなのです。そのため、ここまでタチの悪い奴はあまり見かけません。ちょっと油断していました..。国が変われば、いままでの常識も修正しなくてはなりません。

       私も彼らに続いて、ミャンマー側に行ってみます。途中、丘の上にガラの悪そうな連中(写真)がいて、通行料(10元=120円)を要求してきました。前の人も払っていたので、ここまでは想定内です。門番役に20元札を差し出すと、男は知らんぷりしておつりを返しません。「おつりは?」「実は20元だ」。えっ?

       ところで中国では、裏商売にかかわる人でも、サービスや信頼を大切にする傾向があります。つまり、違法なことをしているだけで、対応自体はフェアーなのです。そのため、ここまでタチの悪い奴はあまり見かけません。ちょっと油断していました..。国が変われば、いままでの常識も修正しなくてはなりません。

    •  丘を下り、道沿いに進むと、今度はミャンマー側の集金小屋(写真左)に到着します。ここでもさらに10元(120円)徴収。さっき払った、という理屈は通用しません。こちらはビジネスライクな感じで、さっきのチンピラ連中がモグリの料金所だった可能性もあります。<br /><br /> この越境ルート付近では、「道がわかりにくいから、案内するよー」とか「私についてくれば安全安心!」とか言って有料(10元=120円)で道案内する女性がいます。一種の保険にはなりますが、道は短く単純なので、基本的には不要です。

       丘を下り、道沿いに進むと、今度はミャンマー側の集金小屋(写真左)に到着します。ここでもさらに10元(120円)徴収。さっき払った、という理屈は通用しません。こちらはビジネスライクな感じで、さっきのチンピラ連中がモグリの料金所だった可能性もあります。

       この越境ルート付近では、「道がわかりにくいから、案内するよー」とか「私についてくれば安全安心!」とか言って有料(10元=120円)で道案内する女性がいます。一種の保険にはなりますが、道は短く単純なので、基本的には不要です。

    •  この密入国ルートをまとめるとこんな感じです。水色の線が国境で、青い線が移動ルート。黄色い点が右から、ミャンマー側集金小屋、中国側のバイタク客待ちポイント、丘の上の集金ポイント。帰りも同じ場所で、それぞれ10元(120円)支払います。<br /><br /> 後で気づいたのですが、工場のほうにある道(赤の線)から行けば、一つ目の集金ポイントをバイパスできます。 また、丘を下った後、目の前の畑を突っ切れば2つ目の小屋も迂回できます。ただし、小屋の視界に入っているのであまりオススメしません。<br /><br />

       この密入国ルートをまとめるとこんな感じです。水色の線が国境で、青い線が移動ルート。黄色い点が右から、ミャンマー側集金小屋、中国側のバイタク客待ちポイント、丘の上の集金ポイント。帰りも同じ場所で、それぞれ10元(120円)支払います。

       後で気づいたのですが、工場のほうにある道(赤の線)から行けば、一つ目の集金ポイントをバイパスできます。 また、丘を下った後、目の前の畑を突っ切れば2つ目の小屋も迂回できます。ただし、小屋の視界に入っているのであまりオススメしません。

    • [ラオカイ]<br /><br /> 集金小屋から30メートルほど歩くと、ミャンマー側ゲートの裏側に出ます。

      [ラオカイ]

       集金小屋から30メートルほど歩くと、ミャンマー側ゲートの裏側に出ます。

    •  国境手前の道路沿いには、食堂や小さなカジノ、宿泊施設などがあります。基本的に国境のためだけの集落なので、少し歩けばすぐに建物はなくなります。<br /><br /> 道路のすぐ先に、ちょっと気になる看板(写真中央)がありました。「散路偸渡登記処」。文字通り解釈すると、「密出入国登録所」。なんじゃこれは。よく見ると、車で国境まで来た人が、ここで何か記入しています。これは困りました。同じ密入国でも、私の場合、よりタチの悪い三国人の密入国。どう処理されるか見当もつきません。<br /><br />写真: 登記所。帰りの時わかりましたが、身分証のない人は、小額の定額賄賂(2,3元?)で通過できます。

       国境手前の道路沿いには、食堂や小さなカジノ、宿泊施設などがあります。基本的に国境のためだけの集落なので、少し歩けばすぐに建物はなくなります。

       道路のすぐ先に、ちょっと気になる看板(写真中央)がありました。「散路偸渡登記処」。文字通り解釈すると、「密出入国登録所」。なんじゃこれは。よく見ると、車で国境まで来た人が、ここで何か記入しています。これは困りました。同じ密入国でも、私の場合、よりタチの悪い三国人の密入国。どう処理されるか見当もつきません。

      写真: 登記所。帰りの時わかりましたが、身分証のない人は、小額の定額賄賂(2,3元?)で通過できます。

    •  国境からラオカイまで約9キロ。一番安い交通手段は乗り合いタクシー(12元=150円)ですが、このとき近くに見当たりませんでした。一刻も早く登記所を通り過ぎたい私は、近くにいたバイタク(15元=180円)を捕まえ、一目散にラオカイに向かうことにしました。<br /><br /> バイクはすぐに国境の集落を抜け、山に囲まれた一本道をズンズン進んでいきます。密入国の不安をよそに、順調に飛ばすバイク。もう後には引けません。

       国境からラオカイまで約9キロ。一番安い交通手段は乗り合いタクシー(12元=150円)ですが、このとき近くに見当たりませんでした。一刻も早く登記所を通り過ぎたい私は、近くにいたバイタク(15元=180円)を捕まえ、一目散にラオカイに向かうことにしました。

       バイクはすぐに国境の集落を抜け、山に囲まれた一本道をズンズン進んでいきます。密入国の不安をよそに、順調に飛ばすバイク。もう後には引けません。

    •  15分ほど走り、ラオカイの市街地に到着です。初めて訪れたラオカイの印象は、「なんじゃこりゃ?」。 中国でもミャンマーでもない、何か不思議な感じのする街並みです。田舎なのに派手な建物が多く、無機質な南傘とは対照的です。<br /><br /> この町に住んでいるのは、主に中国人。ほとんどが、本土から出稼ぎに来た人たちです。そのせいか、街にはあまり生活臭が感じられません。また、現地人であるコーカン族は、昔雲南から移住してきた漢民族を源としているため、外見上見分けがつきません。

       15分ほど走り、ラオカイの市街地に到着です。初めて訪れたラオカイの印象は、「なんじゃこりゃ?」。 中国でもミャンマーでもない、何か不思議な感じのする街並みです。田舎なのに派手な建物が多く、無機質な南傘とは対照的です。

       この町に住んでいるのは、主に中国人。ほとんどが、本土から出稼ぎに来た人たちです。そのせいか、街にはあまり生活臭が感じられません。また、現地人であるコーカン族は、昔雲南から移住してきた漢民族を源としているため、外見上見分けがつきません。

    •  街のメインストリートを歩いていくと、7階建ての塔が出てきます。ここはラオカイのランドマークと言える場所で、中心街のへそに当たります。街の道路は中国と同じ右側通行。でも、車は特区ナンバーで右ハンドル。左ハンドルなのは、街を巡回する中国製電動バス(写真)くらいです。<br /><br />写真: 街の中心にある塔。一階が店舗、屋上に携帯アンテナ。

       街のメインストリートを歩いていくと、7階建ての塔が出てきます。ここはラオカイのランドマークと言える場所で、中心街のへそに当たります。街の道路は中国と同じ右側通行。でも、車は特区ナンバーで右ハンドル。左ハンドルなのは、街を巡回する中国製電動バス(写真)くらいです。

      写真: 街の中心にある塔。一階が店舗、屋上に携帯アンテナ。

    •  通りに並ぶお店は中国とほとんど変わりません。携帯電話ショップに洋服屋、スーパー、レストラン、果物屋、床屋、ネットカフェ、診療所など。本土でおなじみのアパレル・チェーンも普通にあります。ないのは銀行くらい。その代わりに、中国の銀行口座からの現金引き出しや送金を代行するお店があります。<br /><br /> この町のカジノは、いちおう合法的に営業しているはずですが、街全体に少しピリピリした雰囲気があります。道路でバシバシ写真を撮っていたら、カジノの隣の店の女性から、こっぴどく怒られました。また、たまに見かける兵士や警察も、あまり関わらないほうがいいでしょう。

       通りに並ぶお店は中国とほとんど変わりません。携帯電話ショップに洋服屋、スーパー、レストラン、果物屋、床屋、ネットカフェ、診療所など。本土でおなじみのアパレル・チェーンも普通にあります。ないのは銀行くらい。その代わりに、中国の銀行口座からの現金引き出しや送金を代行するお店があります。

       この町のカジノは、いちおう合法的に営業しているはずですが、街全体に少しピリピリした雰囲気があります。道路でバシバシ写真を撮っていたら、カジノの隣の店の女性から、こっぴどく怒られました。また、たまに見かける兵士や警察も、あまり関わらないほうがいいでしょう。

    • [カジノ]<br /><br /> 塔の近辺にいくつかカジノがあるので、行ってみます。塔を過ぎ、そのまま真っ直ぐ進んでいくと、左側に百勝賓館(写真)というホテルが出てきます。あまりに地味なので最初は気づきませんでしたが、ここの一階がカジノになっています。中にはバカラを中心にテーブルが20台ほど。昼でも多くの客で賑っていました。最低ベットは20元(250円)か50元(620円)が主流。数は少ないですが、10元(120円)のテーブルもあります。<br /><br /> ラオカイのカジノは、なんと言うか敷居が低くて気さくです。客は中国からの旅行者だけでなく、地元の人も大勢います。中には高校生くらいの女の子も。まわりの野次馬には、客の子供や赤ん坊を背負ったオバサンとかもいて、「本当にここカジノかよ!」って感じです まるでスーパーや公園のような、出入り自由の気楽さがあります。ここラオカイでは、ゲーム用のチップではなく現金をそのまま置いて賭けるのが主流です。その辺りも、庶民的な雰囲気に影響しているのかもしれません。<br /><br />写真: 百勝賓館。ホテル正面に大きな市場があり、屋台で食事することもできます。

      [カジノ]

       塔の近辺にいくつかカジノがあるので、行ってみます。塔を過ぎ、そのまま真っ直ぐ進んでいくと、左側に百勝賓館(写真)というホテルが出てきます。あまりに地味なので最初は気づきませんでしたが、ここの一階がカジノになっています。中にはバカラを中心にテーブルが20台ほど。昼でも多くの客で賑っていました。最低ベットは20元(250円)か50元(620円)が主流。数は少ないですが、10元(120円)のテーブルもあります。

       ラオカイのカジノは、なんと言うか敷居が低くて気さくです。客は中国からの旅行者だけでなく、地元の人も大勢います。中には高校生くらいの女の子も。まわりの野次馬には、客の子供や赤ん坊を背負ったオバサンとかもいて、「本当にここカジノかよ!」って感じです まるでスーパーや公園のような、出入り自由の気楽さがあります。ここラオカイでは、ゲーム用のチップではなく現金をそのまま置いて賭けるのが主流です。その辺りも、庶民的な雰囲気に影響しているのかもしれません。

      写真: 百勝賓館。ホテル正面に大きな市場があり、屋台で食事することもできます。

    •  百勝賓館の次の道を左に曲がると、同じグループの百勝国際酒店(写真)というホテルが現れます。この大型ホテルも一階にカジノになっていて、その外観にふさわしい洗練された内装になっています。さっきの賓館よりは客層が良さそうですが、やることは同じ。ゲームは主にバカラで最低ベットも大差ありません。<br /><br /> ここに限らず、ラオカイのカジノはどこも洗練されています。バカラの各テーブルには、パソコンの液晶画面が備え付けられており、これまでのゲームの結果や統計が表示されます。これを見て、「直近4回連続ディーラーが勝ってるから、そろそろプレイヤーが勝つころだな」とか予想の参考にするのです。ベテランの人は今でも紙に書いて記録するのがお好きのようですが..。<br /><br /> 「シェーン、ジュアン、シェーン、ジュアン、シェパーーイ」(子~親~子~親~捨てパイ)。各テーブルで新しいゲームが始まる度に、若い女性の掛け声がホールに響きます。基本的にディーラーやアシスタントなどのスタッフはすべて女性。主に地方から出てきた十代の女の子です。彼女らの存在が、カジノを明るく楽しいものにしている気がします。<br /><br />

       百勝賓館の次の道を左に曲がると、同じグループの百勝国際酒店(写真)というホテルが現れます。この大型ホテルも一階にカジノになっていて、その外観にふさわしい洗練された内装になっています。さっきの賓館よりは客層が良さそうですが、やることは同じ。ゲームは主にバカラで最低ベットも大差ありません。

       ここに限らず、ラオカイのカジノはどこも洗練されています。バカラの各テーブルには、パソコンの液晶画面が備え付けられており、これまでのゲームの結果や統計が表示されます。これを見て、「直近4回連続ディーラーが勝ってるから、そろそろプレイヤーが勝つころだな」とか予想の参考にするのです。ベテランの人は今でも紙に書いて記録するのがお好きのようですが..。

       「シェーン、ジュアン、シェーン、ジュアン、シェパーーイ」(子~親~子~親~捨てパイ)。各テーブルで新しいゲームが始まる度に、若い女性の掛け声がホールに響きます。基本的にディーラーやアシスタントなどのスタッフはすべて女性。主に地方から出てきた十代の女の子です。彼女らの存在が、カジノを明るく楽しいものにしている気がします。

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