躍動のベトナム　７　クチ

2011/02/19 - 2011/02/19

ベトナム戦争の街　クチを観光後ホーチミンへ戻り戦争博物館を見学

エリア クチ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• グルメ: 5.0

朝、ホテルの窓からです

8：00　ホテルリバーサイドを出発

9：20　クチの街に入る。　ゴムの木の林が広がっています。

9：30〜11：30　　クチ　地下トンネル観光

1945〜1968年のベトナム戦争時、ベトコンの手作業により掘られた地下トンネルがあるところです。

総延長250?　サイゴン川からカンボジア国境まで及んだ

まずはビデオ鑑賞と説明

小さな穴（40cm×25cm）の入り口に落ち葉をかぶせて全く解らなくなっています。私には絶対には入れない(^_^;

落とし穴の仕掛け

落とし穴の下には竹槍が利用されていた

堀

蟻塚に思わせるトンネルの空気穴。米軍の探知犬に見つからないよう唐辛子を巻いていたが、犬がくしゃみをして怪しまれた。そこで米軍の服を刻んでおくようにしたらバレなかった。

戦利品。　M41米軍戦車

当時の姿のベトコンの人形

手作業での武器作り

手作りで作られた手榴弾など

途中ライスペーパーの製造所がありました。

鍋の底のような形に米粉液を薄く伸ばし天日干しをしてできあがり。　　　買ってきました。大変美味しくもっと買っておけば良かったと後悔（笑

タイヤ利用のサンダル製造所（接着剤不要で今もスタッフは履いています）

米軍が落とした爆弾の痕

トンネル体験　狭くて暗くしゃごんだまま歩く。複雑に入り組み出口もあちこちに。

「ベトコンゲリラはどこにも見えないが、どこにでもいる」と米軍を恐怖に陥れた

笹茶とキャッサバ（タピオカを作る芋）をふかした物を試食（当時ベトコンが食べていた）

キャッサバ

笹茶

13：00　ホーチミンに戻り　ランチ

レストラン　Bach Duong

生春巻き、バインセオ（ベトナム風お好み焼き、米粉と水とココナツミルクで溶いてターメリックで味付け）

蒸しエビ、野菜炒め、魚のフライ、紅芋スープ、ハスのチャーハン、ココナツアイス

にんじんで作った芸術品、動物やハノイで見学した「一柱寺」も・・・　　ベトナムの人は高い芸術性を持ち合わせているのかもしれません。

14：15〜15：35　戦争証跡博物館へ

ベトナム戦争の歴史と傷跡が展示されている

日本人写真家の撮影した物も展示

空中分解する飛行機

枯れ葉剤の影響を受けた子供たちの写真は戦争のひどさを物語りとても撮る気になりませんでした。

建物の外にはフランスがベトナム人に使ったギロチン台が展示

15：45　聖母マリア教会。　レンガはすべてフランスから持ってきた物

1877年〜1883年に建てられた

キリスト教はベトナムでは2番目に多い宗教

キリスト教徒と結婚すると改宗し子供もキリスト教徒になるので、増加しているとのことでした。

中央郵便局から見た聖母マリア教会

15：55〜　　　中央郵便局

19世紀のフランス様式の建物でガラスの天蓋と鉄を組み合わせて作られている

16：20〜16：45　ベンタイン市場

市内最大規模の市場

何でもそろっています。

市場の反対側の入り口

とても大きくて広い

食べ物だけではなく生活必需品すべて・・

大変な活気でした。　ベトナムの生活が向上していることを見せつけられた思いがします。

歩いて戻ります

ホテル近くドンコイ通りにあるお店。　センスがあって沢山の種類が安く並んでいます。女性陣は時間が出来る度に何度も足を運んで買い物に精魂を込めていました（笑

18：30〜　Dinner Blue Gingerレストランで。　　揚げせん（イカのサラダをのせて食べる）魚スープ、豚の角煮、空心菜、ご飯、フルーツ

演奏付きでした。明日はこの旅行最終日になります。

この旅行記へのコメント （6）

• スーポンドイツさん 2011/06/24 23:11:36

  ベトナムって・・

  obaqさん、こんにちは
  最初、ベトナムと違う旅行記を見ようと思っていましたm(__)m
  でもベトナムはフランス・アメリカ・中国に勝った唯一の国
  そして最近では中国に堂々と抗議、強い愛国心を感じましたので、戦争博物館だけでも覗こうかなと・・。
  
  色彩に溢れ、芸術性も高いのですね。
  未来に向かう力強さを持っている気がします。
  知らない世界が広がりそうです。また他もゆっくり訪問させていただきますね。
  すーぽん

  obaqさん からの返信 2011/06/25 23:14:25

  RE: ベトナムって・・

  すーぽんさん
  コメントを有り難うございます。
  
  ベトナムの人々は本当に素晴らしい気質を持った民族だと、行ってみてよくわかりました。
  何度も支配下に置かれながら、忍耐と強い精神力を持ち合わせ最後には自分たちの国を守り通す。
  あれだけ屈辱を受けた相手に対して、今はわだかまりを持たず寛容を持って接することが出来るという姿をこの目で確認してきました。
  
  それだからこそ、中国、フランス、ベトナム元来のものなどをうまく折衷させてそのうえ芸術的な感性のある料理が出来ている気がしました。
  
  > 未来に向かう力強さを持っている気がします
  
  まさに私もそれを感じました。
  同じ感動を共有して頂きとても嬉しいです。
  有り難うございました。
  
  obaq

• kodeyanさん 2011/06/14 10:52:04

  この朝日素晴らしいですね

  obaqさん　こんにちは
  
  未読のベトナム旅行記を一気に拝見させていただきました。
  クチのトンネル体験、私も昨日のことのように覚えています。
  でも今なら途中でつかえて無理かも（笑）
  
  この朝日、いいですね。
  なんというか、アジアの朝日というか。
  
  それにしてもベトナムはグルメツアーでもありますね。
  
  ではでは☆彡

  obaqさん からの返信 2011/06/19 09:53:07

  RE: この朝日素晴らしいですね

  kodeyanさん　　おはようさんです。
  
  長時間のご訪問いつも有り難うございます。
  
  7日から17日までインドネシアの旅をしてきました。
  1ヶ月も寝たきりからの病み上がりには、遺跡の階段やバリ農村部の2時間半ものトレッキングの連続が身にしみてこたえました。
  夜行便で帰国したので、いまだに意識朦朧・・・
  今日の同窓幹事会、行きたくない！（笑
  
  
  この朝の太陽、とても多くの人が反応してくれて驚いています。
  きっと南アジアのイメージにぴったりなのでしょうね。
  
  そうそう、ベトナムの料理は芸術性も含めて最高でした。
  市場で売られている海産物はすべて海水を入れた器の中で泳いでいるんです。
  新鮮さは世界一ですよ〜(^-^)g""

• poemyさん 2011/06/09 22:10:33

  ベトナム…

  こんばんは、obaqさん。
  
  まるで絵画と思えるようなベトナム色の朝。。。
  （といってベトナムへ行った事もなく、私の中でのベトナムのイメージですが(^_^;)
  
  途中でてきたまるで蛇の様な蔦？の写真のコメント。。。
  ゲリラ戦、いえ、戦争は精神まで蝕まれてしまいますね。
  展示や写真を見るだけでも、恐ろしい気がします。
  
  先日、講演会で戦場カメラマンの渡部陽一さんが、一日も早く戦場カメラマンの仕事がなくなって、学校カメラマンになって、戦場じゃなくて、学校にいる子供たちを撮るのが夢だとおっしゃっていました。
  
  　　　poemy

  obaqさん からの返信 2011/06/19 09:40:42

  RE: ベトナム…

  poemyさん　　お早うございます。
  お答えが遅くなりスミマセン。
  一昨日、インドネシアから帰国しました。
  
  ベトナムは、やはり行く前の印象はこんなイメージでした。
  確かにホーチミンは人口も多く毎朝こんな太陽を見ることになりますが、地方では又違ったすっきりとしたベトナムも見られます。
  
  特に北と南の地区では全く違う国へ来たような雰囲気があるので、2度美味しい旅を味わえたです。
  
  年々訪れることの出来る国が少なくなっているのが本当に残念ですね。
  世界に一日も早く平和が訪れるよう祈ってやみません。
  渡部さんの気持ちよ〜く解ります。(^-^)g""
  
  obaq