2010/06/19 - 2010/06/27
397位(同エリア2177件中)
ぼっち(Botti)さん
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6月 晴れ
サンポールのホテルは静かでとっても快適でした。
昨夜はたっぷりのお湯をはったお風呂でリラックス出来たのでゆっくり寝る事が出来ました。
先ず車で西にすぐのスミレの花で有名なトレットシュルルーという鷲の巣村に行きます。
道沿いの有料駐車場に車を停めて古い町並みが残る地区を散歩します。
この村は南から見ると崖の上に築かれた家が集まった村ですが、その北側は先ほどの道路が東西に走っています。
駐車場を降りると周囲にはカフェやパン屋が並んでおり偶然カフェから出てきたおじいさんと目が合いました。彼はこっちに歩いてきて朝から酒の臭いをプンプンさせながらどこから来たのとか話しかけてきました。
そしてすばらしいモノを見せてあげるからおいでと古い村の真ん中に歩いていき家の前に来るとそのまま部屋に招いてくれました。
そして窓を開けてどうぞと、言われるまま外を見てみるとすばらしい景色が飛び込んで来ました。ちょうど彼の家は崖の上にあり断崖の前に広がる谷を見ることが出来るのです。
彼はロシア人で昔にここに住み着いて家族はみんな巣立って一人で住んでいるようです。しばらく雑談して昔ながらの部屋を見せてくれました。
日本に帰りガイドブックを見ると彼の家の玄関の写真が載っており驚いてしまいました。
お勧め度☆☆☆☆★
村は可愛いのでスミレの時期だったらもっと良かったかも。
次に目指したのはグルドンという標高700m以上の山の上にある村です。
道路は広くてとても走りやすく、途中自転車でツーリングしている健脚の皆さんを何度も追い抜きながら30分ほどで頂上に到着しました。
村と聞いていたのでたくさんの住宅が集まっているかと思ったら狭い敷地に城と教会をほんの一握りのレストランと土産物等の家々が囲んでいる小さな集落でした。
無料の駐車場に車を停めてテクテクと中心に向かって歩いていくと右に教会があり左右にはガラス細工おアクセサリーやプロバンスの布などの土産物を売っている店が並んでいます。
村を見るというより土産物屋を見ているという感じです。
そのまままっすぐ南に行くと村の南端の展望台に到着します。
そこからはほどんど目の前をさえぎるものが無く遠くにコートダジュールの海岸をうっすらと見ることが出来ます。
お勧め度☆☆☆★★
標高が高いのですが景色自体は珍しいものではない。
村も小さくて時間に余裕があれば訪問しては?
次や村を左に眺めながら山を下りムージャンに向かいます。
途中香水で有名なグラースの近くを素通りしてからピカソが晩年を過ごしたムージャンに到着しました。
駐車場は丘の中腹にあり、そこから5分位で村の中心に入ります。
ここには美味しいレストランがたくさんありそれだけの目的に訪問する方もいるようです。
可愛い村と聞いていましたが、エズやサンポールを訪れた後なので普通の村という感じでした。
お勧め度☆☆★★★
私にとって特に興味を感じる見所はありませんでした。
あくまでも個人的な意見です。
ムージャンをさらっと流してAuribeau sur Siagneに向かいます。
ここは政府観光局のガイドブックの表紙になった場所です。
小さな時計台が可愛い村でガイドブックにも紹介されていないのですが、どうしても行ってみたくなり写真一枚でフランスの村に関するサイトから探してみました。
予めナビをセットして指示するままに走り20分位で同じ景色が見えてきました。
村は教会、レストラン、ホテルと最低限のものだけを備えている静かな可愛い村です。
特に特筆すべきものはないものの、こじんまりとしてそれなりに雰囲気のあるいかにも小村という感じの場所でした。
ゆっくり歩いても20分あれば十分です。
お勧め度☆☆★★★
特にめずらしい村でもない。
次に訪問したのは今までの村とは全く違う雰囲気の海沿いの街アンチーブです。
ピカソ美術館やペイネが絵の題材にした保養地で南フランスの雰囲気がいっぱいの青い空と海が似合う街です。
駐車場から地上に上がるとそこは賑やかな歩行者天国でした。
東西に走る道には鮮やかなサンダルを売る靴屋、スーパー等が並びオシャレでカラフルな服をまとってリゾート気分を醸し出しているフランス人?がゆっくりとショッピングを楽しんでいます。
そこで暖かい+日差しが強い+気持ちがいい=ジェラートという方程式が当てはまってしまい、必然的に手にはチョコ系のジェラートが握られていました。
見所は確認していたのですが、いきなり地上に出たのでどこにいるのかわからず道を歩いている人に海に出る方向を聞きその方向に歩くことにしました。
途中大きな海鮮市場がありすでに市場は終わったようでしたが、まさに新鮮な魚を食べれるレストランがたくさんあるよと知らせてくれるような雰囲気の街です。
さらに南に歩くと高い城壁がありその横にグリマルディ城=ピカソ美術館があります。この辺りはペイネもメルヘンチックな絵の題材にした場所です。
お勧め度☆☆☆☆★
美味しい南フランスの料理を楽しみゆっくり散歩するにはぴったりの街です。
最後は今日の宿泊地カーニュ・シュール・メールです。
ここはルノアールのアトリエがある村として有名です。
ホテルは雑誌にも紹介された美しい13世紀の建物内にあるLe Cagnard。
全室がプロバンススタイルの内装で装飾され景色もとっても素敵のはずが・・。
このホテルは口コミで駐車場までの道がとても狭くて大きい車ではアクセス不可能と聞いていたのでフィアット500ではどうかとあらかじめメールで確認するとそれだったら大丈夫と回答がありました。
とりあえずホテルにチェックインして荷物を置いてからルノアールの家に行くことにしました。
ナビの案内で中世の街に入っていくとホテルを指す案内があったのでさらに進みます。途中村の駐車場があり、さらにどんどん進むと道がさらに狭くなってきました。途中サイドミラーをたたんでトロトロ走ってようやく到着。この道はうわさ通り細くてフィアット500(日本のマーチサイズ)でギリギリ。これ以上の車幅の車は不可能だと思いました。
ホテルに入ると女性の方(オーナー?)がとても優しく迎えてくれました。外観は蔦の絡まる古い屋敷という感じですが、内装はとっても歴史のある重厚な内装でとても厳粛な感じの屋敷です。
照明は暗く夜になると中世の衣装を着た貴族が現れそうな雰囲気です。
先ず支払いする際にカードを出すと全く機械の通りません、カードを変えたり何度もやって結局現金で支払いすることにしました。
《どうも嫌な予感がしたのですが・・)》
そしてスタッフに部屋に案内してもらうと、そこも中世そのままの世界で家具も趣のある豪華なものでした。
とりあえず部屋のチェックということでエアコンをつけると全く動きません。
そこで先ほどの年配の方に言うとマネジャーに聞かないとわからないので待ってと言われ部屋いたのですがその後30分以上待っても連絡が無いし、ロビーに下りてスタッフを探しても誰も見当たらないし、あきらめてルノアールの家に行くことにしました。
車に乗り込み教えてもらった道を走ると来た道よりもさらに間隔が狭くなってきます。おまけに各家の戸の段が飛び出しているので左右の下を擦らないか注意し、
当然ながらミラーをたたんでゆっくりと通ります。
その上道の最後がL字に曲がっており何度も切り返してやっとメイン道路に出ることが出来ましたが、その時手も背中も冷や汗でびっしょりでした。
《こんな無茶苦茶な道、車じゃ無理やろ~!!》
ホテルのお勧め度☆★★★★
雰囲気 ☆☆☆★★ 歴史的だが幽霊屋敷に近い
価格 ☆★★★★ ツインで8000円なら妥当な線
設備 ☆★★★★ 機能せず
サービス ☆★★★★ 無しに等しい
ロケーション ☆☆☆☆★ 村の中心
このホテルで40分以上時間をロスしたのでルノアールの家に着いたときは閉館の一時間前でした。
ルノアールの家は二つの建物をそれを囲む樹齢数百年のオリーブの木が茂ってお
り彼が題材にした景色も残っています。
写真を撮ることは出来ませんでしたが彼のアトリエには実際に使用したパレット
や筆、そして車椅子などが展示されています。
お勧め度☆☆☆☆★
ルノアールファンにとっては涙が出そう。
時間が無かったので追われるように外に出されて再び村に戻りました。
おそらく歩いたら20分以上かかる距離ですが、あの狭い道を再び通る事を考え
れば歩いた方が良かったかも。
ホテルに戻り荷物を置いて村を散歩しそのまま夕食を食べることにしました。
村は城を囲むような造りでここも鷲の巣村です。
季節のせいなのか人気が無いのか観光客はほとんど見ませんが、入り組んだ道は
とっても静かで落ち着きがある場所です。
すでに夕食の時間なので店を探すと外に12席程のテーブルを強引に並べたリス
トランテ(といっても二人の男性がやってる小さな店)がお手軽なセットメニュー
をやっていたのでそこに決めました。
一見不味そうな雰囲気ですが、値段のわりに味はそこそこいけました。
魚のスープの飲み方も教えてもらい最後のデザートまで十分堪能出来ました。
村の中心には広場があり数件のホテルとレストランが並んでいます。
最初このホテルも候補に挙がっていたのですがレストランの匂いが強く、騒がし
いという口コミがあったので止めました。
ちょうど広場に到着したとき現地の方が「日本人かぃ?サッカー、勝ってるよ!
観て行ったら?」と声を掛けてくれました。レストランの横にはオープンのパブ
がありその前に大画面のテレビを置いてワールドカップを放映しています。
ヨーロッパでは各地でこういう場所があり、何時にどのカードを放映すると表示
してました。
ちょうど日本がFKで点を入れたところで観たかったのですがかなり疲れが溜まっ
ていたのでホテルに帰って観ることにしました。
結果は勝ちでした。
前述にもあるようにホテルには誰も泊まっていないようですでに従業員も退社し
たいない。美味しくて評判が良いと言われているレストランも営業していない、
隣のカフェルームにも誰もいない、本当に幽霊屋敷かもしれないと思いました。
部屋から見る景色は良いのですが、結局エアコンは使えず、ジェットバス付きの
風呂は故障し、おまけに水は黄色いし、最悪のホテルです。
口コミを見ると評価はいいのですがオフシーズンでも無いのに全く活気の無いホ
テルは初めてです。
明日はモナコとマントンを訪問してそのままミラノに入ります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 1.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- 株式会社IACEトラベル
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-
外から見ると鷲の巣村です。
鷹の巣村という人がいますが、鷲です。
先日テレビを観ていたら表示が鷲と書いているのに
アナウンサーは何度も鷹・鷹と言っていました。 -
早朝ですが、パン屋だけは開いています。
どんな小さな村にもパン屋があります。
やはり可愛い店員さんがいました。 -
ランチ用にいくつか買っておきます。
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硬そうですが美味しそうなのでこれも買いました。
-
偶然知り合ったおじいさんが家に招いてくれました。
最初の一言「すばらしいものを見せてあげるよ。」
ベランダからの景色は絶景でした。
なんとこの方の家の写真はガイドブックに載っていたのです。 -
駐車場のある広場から奥に入ると昔ながらの景色が残っています。
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昔ながらの家々
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早朝なので人がいない。おそらく昼もこんな感じだと
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旧市街を突き抜けて東にいくとこの街を見ることが出来ます。
まさに絶壁。 -
道沿いの駐車場。
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ツレットシュルルーの駐車場の券。
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村を出て西に走ると全景が観れます。
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このちょっと右くらいが訪問した家です。
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グルドン
山の上なのに自転車で走っている人を沢山みました。 -
小さな村です。
最初ここに泊まろうかとホテルを探したのですが、やめてよかった。
小さすぎる。 -
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小さな村なのですぐに先ほども路地に出ます。
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遥かかなたに地中海
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途中の道沿いで村の景色を観れます。
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こうしてみると凄い場所にあるんです。
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道沿いに店が多すぎると書いている人がいますが、
軒数は少ないよ。 -
何件かレストランもありました。
名物ってなに? -
城か??
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しょんべん小僧が大きくなってズボンを履いたって感じ。
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ぐちゃぐちゃっとデコレーションした店。
《辛口評価:高い所が好きな人にはお勧め。
村が小さいので1時間もあえば十分
村からは海が見えないのでちょっと残念。》 -
ムージャンに到着。
さっきの場所から車で40分位。
途中グラースも通るのですが寄りませんでした。 -
ムージャンの地図。
大きい有料駐車場がふもとにあります。 -
芸術家の村です。
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フランスの村はゴミ一つ落ちていないし木々も手入れされていて
とっても綺麗です。 -
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芸術の村
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ここは食と芸術と云う点では素晴らしいと思いますが、
今までたくさんの鷲の巣村を訪問した後だったので
イマイチの感でした。
《辛口評価:無理してくるほどの村ではない。》 -
シーゲンに到着。
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この村はフランス観光局のガイド雑誌の表紙になっています。
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人がいない、何にもない村
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何も無いのがいいのかも。
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知らなかったら通り過ぎそうな村。
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《へ〜》
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《ほ〜》
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《・・・》
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・・・って感じの村でした。
《辛口評価:苦労して探したわりに・・・って村でした。時間の無駄だった》 -
アンティーブに到着。
ナビにパーキングをセットしたら地下駐車場がヒットしました。
地上に出るとどこにいるのか全くわからないのですが、賑やかな
通りがあったので地図で確認しました。 -
ここにはピカソ美術館があります。
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アンチーブに着いたら先ずジェラート。
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美術館の周辺は海沿いのとっても気持ちがいい場所です。
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ぼ〜っとするのに良い場所。
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美術館の外観
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東に10分位歩くとネコの額ほどのビーチがありました。
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その横がハーバー
この街には魚介類のマルシェがありその回りの美味しそうなシーフードの
レストランがありました。 -
残念ながら時間があまりないので最終宿泊地に移動します。
ガソリンがない。 -
ルノアールの家の閉館時間が早いのでチェックインだけして向います。
車で5分ほど -
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家の入り口
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庭にはオリーブの木が沢山植えられています。
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すべてが彼の被写体です。
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ルカーニャって言う名のホテル。
先日テレビを観ていたらコートダジュールの紹介でこのホテルが出てきた。
凄い有名なホテルでミシュラン認定のレストランがあるそうです。
でも閉まっていた。(ずっと閉まっているようだ) -
ホテルの前には数台停めれる駐車場がありますが、ここまで来るのは大変です。
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内装はとってもクラシックでゴージャス。
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おーいと言っても返事無し。
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誰もいない。
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車が数台止めれますが、ここまで来るのはやめたほうがいい。
フィアット500でやっとの道幅。 -
電気が消えていた。
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裏の入り口。
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すごくクラシックな部屋です。
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各部屋にはテラスがあります。
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バスルームは豪華。
自慢のジャグジーは動かず。
バスタブにお湯を張ると黄色い水が出てきました。 -
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窓から外を見ると地中海がみえました。
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レストランのテラスから
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ここも鷲の巣村です。
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広場の前にホテル兼レストランがありました。
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城の外側にある小さな食堂。
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食べ方がわからんよ〜と言うと教えてくれました。
↓ -
スプーンにパンをのせてチーズとソースをトッピングしてから
スープに漬けて食べます。 -
フィッシュスープにのせる具。
チーズとソース -
白身魚のグリル。
今回の旅行はこの種のメニューが多かった。
塩とレモンだけの味付けですがこれが美味しい。 -
ムール貝のパスタ。
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デザートはチョコレートのムース。
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今日はココに泊まって明日はモナコ、マントン経由でミラノまで走ります。
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