2011/03/11 - 2011/03/11
179位(同エリア444件中)
アリヤンさん
お隣の住人、スンさん(バナウエ5回目のマニラ在住韓国人)のオススメ、ヒーワン・ビュー・デッキ。
ワタクシたちが、何処へでも歩いて行っていることを知ったスンさん、「バナウからハーパオ方面に約6キロ行ったところで右に折れれば、ヒーワンというところがある。そこからの眺めは、また、格別!」っと言う。
6キロなら歩いて行ける!
ワタクシたち、歩いて行けるなら、どこへでも行きます。
自分の足で行く分には、パーフェクト・フリーだからです。
誰にも左右されず、自分たちのペースで好きなように行ける。
このフリーダムは、ヤメラレナイのです。
スンさんも、最近はどこに行っても歩きで行くらしい。
趣味のあう韓国人です。
いつもニコニコしたハニカミ屋さんの若者です(42才だけど)。
こんな青年が独身で居るなんて、ほっとけません。
「スンさん、早くガールフレンドを見つけて結婚せなアカン!
フィリピンの女の子は気の良い子が多いから、ハヨ見つけて、結婚しいや!
ナンやったら、ここで探したろか?」
と言うのだが、、、、
ここ、ヒーワンからは、バナウエの棚田が一望できる上に、ハーパオの棚田までが眼下に見えます。
ワタクシからも「オススメ!」のビュー・ポイントです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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イチオシ
HIWAN VIEW DECK=ヒーワン・ビュー・デッキは「チタマの歩き方」には紹介されてません。
現地のGHが発行している観光地図にも載っていません。
韓国人のスンさんがマニラで入手して、来るたびに愛用していたパンフレットを拝借した。
スンさんオススメの歩いて行けるビュー・ポイントです。
地図中、ギリシャ文字4のところです。
バナウエの棚田全てとハーパオの棚田まで見られます。
今日の行程は青い点々で示されています。
往復約14キロでした。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/AMr.SungMapHIWAN.jpg -
いつものように、朝早くからスタートです。
ハーパオ方面に上って行きます。 -
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ハーパオ方面と、バナウエ・ビュー・ポイントやボントック方面への、分かれ道です。
前回は気が付かなかったが、ヒーワンの表示がありました(赤い矢印)。 -
近所で飼われているニワトリ3羽、それぞれの上り台に乗って、代わるがわる”コケコッコ~!!”と声を張り上げています。
ここいらのトリたちは、至って元気です。 -
雨模様だった前回は、山崩れで先に進めなかったが、今日はもう土砂も片付けられており、スムーズでした。
⇒http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10560393/ -
途中、放棄された建物。
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ここは州政府の道路修理地区に指定されているようです。
だから、山崩れがあってもすぐに修復作業が始まるのでしょう。 -
ヒーワン・ビュー・デッキの表示がありました。
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ワタクシたちは右に折れるのですが、この道、真っ直ぐに行くと、ハーパオに行き当たります。
三叉路のワキにはトライシクルが2台ほど停まっており、ヒーワンからの客を待っていました。
よって、この運転手たちに「ヒーワン」への方向を聞くことも出来ます。 -
イチオシ
ヒーワン方面に歩き始めた頃、向こうから若者の団体に出くわしました。
元気良くニギヤカに三叉路方面に行くのです。
アリヤン「ハロー!」
若者「ハロー!」
アリヤン「アンタらドコのヒト?」
若者「フィリピーナ!」
アリヤン「学生さん?」
若者「イエス!カレッジ・スチューデント!」
アリヤン「なにをしてたの?」
若者「なんたらの会合ミーティング!」
っと言って、斯様な旗を広げて、ハイッ、ポーズ。
なんともハヤ、明るい陽気なフィリピーノ! -
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ちょっとした村が見えてきました。
犬のお出迎えです。
ここらのイヌはやたらと吼えるモノが多い。
「ワン、ワン、ワン」
あまり偉そうに吼えるイヌには、石を投げるマネをすると、すぐにヒルんでシッポを巻いて逃げます。
もしくは、イヌ以上の大声を出して、手を大きく上に広げると、一目散に逃げます。 -
ガチョウは当方の姿を見ると、慌てふためきアタマを前に突き出して、バタバタと逃げます。
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しばらく村の中を歩いて先に進むと、ちょっと人里離れたところに、イフガオの伝統家屋群が出てきます。
家屋の周りには動物の骨が一杯飾られています。
本物のイフガオ伝統家屋です。 -
オンドリは勇ましく、叫ぼうとしています。
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栄養の行き届いた巨大ブタもご挨拶です。
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展望台とホテルがあるようです。
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倉庫のような建物には、イフガオ彫刻が並んでいます。
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高床式伝統家屋を飾るシャレコウベ。
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中に入ることも出来ます。
真っ暗だったので、カメラを突っ込んで、フラッシュで中の様子を撮ってみました。
バナウエのみやげ物屋に置いてあるような木彫りのオンパレードです。
ここのは少し年季の入った木彫りです。 -
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ビュー・デッキのある方向。
下に「拝観料、お一人様10ペソ」と書かれた看板が置いてあります。
10ペソとはエラく安いものです。
(約20円) -
ビュー・デッキ入り口横にあった、博物館風倉庫。
昔の伝統儀式の写真と、古い家具などが置かれてありました。 -
コレって、和ダンス??
聞いてみると、そう、日本のタンスでした。
先の大戦中に、こんな山奥にも日本人が多く住んでいたようです。
ニッポンの兵隊さんがルソンの山奥に逃げ込んで、キアンガンというところでは山下泰文大将がアメリカに降伏したのでした。
だからか、フィリピンのお年寄りは良く「ここにはニッポン人のお墓がある」とか「ニッポン人のお骨がある」とかよく言っていました。
大日本帝国の負の遺産が、世界遺産の地にも残されていた。 -
ビュー・デッキに登ると、バナウエとその周辺にある「天国への階段」=棚田が一望できます。
バナウエ・ビュー・ポイントからもみえるのですが、コチラのほうがよりパノラミックに見られます。 -
ここのビュー・デッキはいろんな高さに設置されていて、高度が違う、見る角度が違う、で、見えるパノラマも微妙に変わってくるのです。
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数あるビュー・デッキには、大抵、イフガオの伝統家屋があります。
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ビュー・デッキの周辺は、熱帯樹林に覆われており、コーヒーの木が自生しています。
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食虫植物の「ウツボ・カズラ」。
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イチオシ
近在の村人=木工芸術家たちがレイアウトしたのでしょう、苔むした木材を使った木彫がソコココに配置されています。
それらが、遠くに見える「天国への階段」とマッチするのです。 -
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真横の棚田は、高度が同等なので、田の表面が見えず、田のヘリしか見えないので、眺望としてはモウヒトツです。
でも、これも「天国への階段」。 -
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イチオシ
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イチオシ
一番上のデッキからは、ハーパオの棚田が見られます。
ハーパオの棚田は、傾斜が緩やかなので、「ゆったりとした棚田」といえます。
バナウエの町の観光案内所でみたマユヤオの棚田(写真)も、このハーパオの棚田同様に「ゆったりとした棚田」でした。 -
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活き活きとして、美しい! ニワトリさん。
「オレはイマ、自由を謳歌シテオル!」っと言っているようです。 -
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イチオシ
デッキ入り口付近にある伝統家屋前に置いてあった、イフガオ民族を表した木像。
これほどの大きさのものは珍しいが、どこのみやげ物屋でも必ずアル木像です。
細い肢体と独特な表情は、なにか暖かいモノを感じさせます。 -
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どこかアメリカ・インディアンのようにも見えます。
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伝統家屋ヨコで一心に木像を製作しているイフガオ・アーティスト。
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子供は無邪気でイイ!
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大きなブタさんも、のびやかで、イイ!
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ヒーワン・ネイティブ・ハウス・インという宿泊施設。
結構、大きいものだ。
ビューデッキの入場料の一人10ペソを支払って、帰ります。
帰りは、下りばかりなので、ラクだ。 -
帰路、太陽の光と高度が刻々と替わる=棚田の景観も変わる。
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家を建てるために、その土台から作っている。
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イチオシ
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村の家々の合間に見え隠れする「天国の階段」
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イチオシ
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イチオシ
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人里に下りてきて、やっと11時ころ。
お昼ドキなので、お惣菜屋さんが店を開いています。
しかし、ご飯(ライス)が美味しくないので、おかずの味ももうヒトツなのです。 -
ワタクシたちの行き付けのレストランに足が向かいます。
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ここのカレー・ライスはオヤジかそのムスコが作る日は、あまり美味しくない。(平日がそう。土日は学校の先生もやってるオバチャンが作るのでウマイ!)
今日は平日なので、焼きソバ(パンシット・ミックス)を食べます。
野菜たっぷりでボリュームもあるので、一人前を頼めば、二人で十分お腹、イッパイです。 -
テラス・ビュー・レストランの名前の通り、その窓から見える景色は、一級品!
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黒米のはいったご飯。
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これ、野菜炒め。
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レストラン近くの木工所に飾ってある、イフガオ木彫。
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携帯電話屋。
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宿で一服していると、お向かいのピープルズ・ロッジとグリーン・ビュー・ロッジの外人客たちが徒党を組んで、ミニバスをチャーターして、屋根の上に登って出発しています。
あれ、結構、危ない、と思うのですが、まあ、外人だし、イイカ!? -
現地人専用ジプニーの上にも、このように良く人間が乗っています。
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午後は市役所周辺をブラリ、ブラリと散歩。
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イチオシ
小さなトライシクルに女の子たちが集まって、なにやらオシャベリ中。
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市役所前にはこんなファスト・フード屋台がありました。
田舎では珍しい。 -
周辺のみやげ物屋をハシゴしていて見つけた、スモウあそびの木彫。
これで、フィリピンにも昔はスモウをとる遊びがあったことが分かります。
夕方3時ころ宿に帰ると、ロビーでWi・Fiネットを見ていた、同宿の日本人青年(大手自動車会社を辞めて世界旅行中)が「日本で大きな地震があったようですよ」と言う。
早速近くのネット屋でチェック。
あまりの大きさにビックリ。
すぐに息子のお嫁チャン(三重在住)にメールしたところ、三重でもかなり揺れたらしい。
東京の我がムスメに電話しているが、さっぱり繋がらない、とのこと。
心配で、ムスメにメールした。
何回か送信失敗したが、流れた。
「ワタシはもう家に帰って、無事ヨ」との返信を確認でき、ホッとする。
ネットでさらに情報収集。
かなりな大ニュースで以後、バナウエではいろんな現地人たちから「ニッポンがタイヘンなことになっている。アナタ方は早く帰らないと!」と言われる。
バナウエ・ホテルのロビーでは、大きなテレビがCNNやBBCを報じていた。
まわりでは「日本にはスピリットが足りないからだ」っという人が多かった。
精霊信仰の篤いイフガオの人たちにとって、何事もスピリットによるものらしい。
地震のニュースで「早くカエロウ!」という気になった。
まあ、ムスメの無事も確かめられたので、行かねばならない「バタードの棚田」と「バンガ・アンの棚田」に行く新行程を立てた。
そして、LCCのセブ・パシフィックのマニラ⇒関空行きの日程を早めた。
今はなんでもネットさえあれば、旅程も変えられるので、非常に便利である。
でも、世界遺産を巡るのは、自分の足である。
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