2011/03/09 - 2011/03/09
273位(同エリア444件中)
アリヤンさん
今日も朝から湿った天気だ。
でも、じっとはして居られない!
午前中はバナウエから17キロある、ハーパオ村を目指すも、途中、山崩れで工事中。
引き返す。
ランチ後、天気回復気味。
元気を出して、反対側の山肌のボコス村にのぼった。
天気は上々ではなかったが、世界遺産らしい片鱗を見せて頂いた。
ボコス村は山の中にある村で、谷の村;タムアン村とは少々違っていた。
同じ高床式住居に住んでいるのだが、そうした伝統家屋に今だに住んでいる率が高い。
ドアには今までに獲って食べたであろう、動物の頭のシャレコウベの飾りが多かった。
よりイフガオらしさが見えた。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
イチオシ
午前中のハーパオ村はバナウエから片道17キロの山道。
今日は下見するツモリなので、お昼の12時までにはバナウエに戻ることを想定。
つまり、途中でUターンするつもりのウオーキングです。
だって、天気が悪い。
小雨がしのついているのですから。
朝7時にスタート。
山崩れという想定外の事態で、Uターンすることとなった。
ハーパオ行きが早く終わってしまったので、ウオーキングの消化不良。
しかも、午後からお天気がちょっとだけ回復気味。
午後は近くのボコス村を訪れた。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/BocosVillageMap.jpg -
黄色い点々は、ハーパオ行き:途中Uターンの行程。
エンジ色の点々が、ボコス村への行程。
ボコス村は、谷を挟んでポイタン村やタムアン村の対面となる。
ボコスは山の中腹から尾根に向かって広がる、貧しいイフガオ族村で、多くの棚田を耕しています。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/BanaueBocosMap.jpg -
朝7時に宿を出発。
ハーパオ村を目指して出発。
「オハヤミ」という、日本語みたいな名前の付いたバス会社のオフィスがあった。
主に、バナウエ⇔バギオ間の運行。 -
知りませんでしたが、オハヤミもバナウエ⇔マニラ間の運行バスを持っていました。
毎日2便もあります。 -
バスはフロリダ・バスより劣ります。
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高台に上って行きます。
眼下にバナウエの町と、その周辺の緩やかな棚田が見えます。 -
見事に鈴なりのパパイヤの木。
バナウエ=フィリピンは熱帯果物に事欠きません。
特に美味しいのは、マンゴー。
マンゴーは毎日、市場で買ってきては、食べています。
本当に、ここのマンゴーは美味しい。 -
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生活廃水路。
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町から随分と上方に上ったところに、「テラス・ビュー・イン」というホテル発見。
閉館しているのか?と思えるほど静かでひと気なし。
辺鄙なところなので、設備が充実していても安いカモ?
入ってチェック。
眺めヨシ!部屋ヨシ!シャワーよし!
一泊800ペソ!
残念ながら、町の中心にあるピープルズ・ロッジと同じ値段でした。
これじゃあ、ロケーション悪いので、流行るハズがなかろう。
団体さん専用か??? -
イチオシ
のぼりをドンドン登ります。
眼下の景色が、ドンドン素晴らしくなって行きます。
ただ残念なことに、天気がワルイ! -
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雨がショボ・ショボ降っています。
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ちゃんと正座?して雨宿りの黒いイヌ。
ソバに寄り添う、白いイヌ。
2匹とも雨には濡れたくないようです。 -
イチオシ
民家まえで、キネをつく女の子。
朝食用の玄米を搗いているのです。
搗いては白い米とヌカをザルで選別して、ヌカを飛ばして白い米を取り出す。
5~60年前、日本の田舎でも、どこでも見られた光景なのですヨ。 -
バナウエ・ビュー・ポイント方面と、ハーパオ方面のジャンクション。
ハーパオまで17キロ、とあります。
ワタクシたちの足で片道4時間はかかりそうです -
ハーパオ方面の道。
交通量のほとんど無い、さびしい道です。
しかも霧雨が降っています。 -
霧も掛かってきました。
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しばらく歩いたところで、ダンプカー2台がノロノロ。
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ハーパオ行きのトライシクル1台。
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どうも山崩れがあったようです。
ここ数日の悪天候で、地盤がゆるんだか?
崩れた土砂を除くのに、ショベルカーが働いていました。 -
それで、ダンプカーがウロウロしている訳です。
ショベルカーが土砂をダンプに積み上げて、それをダンプがどこかに運んでいました。
ここの時点で、ワタクシたち、先に進むことをあきらめました。
Uターンです。 -
イチオシ
帰途、近所の子供、兄妹に会った。
ドロ道を長靴はいて、歩いていました。
こんな山ン中のドコに家があるのだろう? -
すると、ワキの下から、また子供が出てきました。
登校途中の子供のようです。
ワレワレ外人には分からないトコロに家があるようです。 -
こんな立派な家もありました。
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相変わらず正座した黒犬と、よりそう白犬。
今度は向きが変わっていました。 -
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バナウエの町方面の道沿いの子供たち。
みんな愛想が良い。 -
目立つシダ植物。
マレーシアのキャメロン・ハイランドのジャングル・ウオークで沢山見かけたのと同じシダ植物です。
⇒http://4travel.jp/traveler/ariyan-eurasia/album/10327461/ -
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バナウエの町に帰ってきました。
見えている屋根が、ワガ宿のワンダー・ロッジや、ピープルズ・ロッジの屋根です。 -
オハヤミ・バスオフィス近く、バギオ方面行きジプニー乗場近くの警察署前広場に建ってあった、「イフガオの棚田の解説石碑」。
これによると、「2000年以上かけて、イフガオの棚田は形成されて来た」そうです。
稲作は、中国南部やインドシナ方面からルソン島や日本南部に伝わった、とのこと。
中国のセッコウ省の船山諸島経由で日本に稲作が伝わった、という検証があるので、ここに書かれているのは、信用できそうです。 -
10時ころにバナウエに帰り着いたので、市場前にある観光案内所によって見ました。
そこにあった周辺地図。
案内係が常駐していて、色んなことを教えてくれます。
拡大版⇒http://www.geocities.jp/ariyan9912/DSC05525.JPG -
日本のガイド本にあまり紹介されていない、「マユヤオの棚田」の写真。
ゆるやかで広々とした棚田です。
ボントックに行くか?と考えていましたが、このマユヤオも魅力的です。
頭の中に入れておきましょう。 -
案内所に飾ってあった、イフガオ族のカンムリ。
ニワトリの羽根を付けています。
アメリカ・インディアンのような鷹の羽根ではなく、そこいらに居るニワトリなのです。
すこしロマンが崩れました。 -
お腹が空いたので、行き着けのレストラン、テラス・ビュー・レストランでランチ。
カレーライス。 -
さて、メシも食ったので、宿に帰って一服。
お昼の12時まで、部屋でお茶して、今度は近くのボコス村に出かけます。
午前中のハーパオ方面の高台から、素晴らしい棚田と村が見えていた。
それがボコス村と棚田だった。 -
昼から、お天気は回復傾向です。
もう雨は降らないようです。
勇躍、ボコス村を目指します。
市場ヨコから川に下りて、つり橋を渡って、ボコス村へ。 -
村に入ってすぐのところに伝統家屋。
まわりに洗濯物を一杯干してあるところから、実際にこの家にヒトが住んでいる、生活している、と思われます。 -
入り口にハシゴが掛けられてあります。
このハシゴで昇り降りをしているのでしょう。
入り口のヨコに水牛のシャレコウベが飾られています。
たった1個なので、この家はあまり裕福ではなさそうです。 -
随分と上のほうに上ってきました。
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ちょっとした集落に入って行きます。
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ブタくんが、変な外人の訪問に驚いています。
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このような石段が多くあります。
パートナーの歩く速度が遅いので、後がつかえています。
ちょうど小学生の帰宅時間です。
ヤンヤ、ヤンヤと急かされています。
かわいいものです。 -
みんな、各自のお家を目指して散って行きます。
手を振ってバイバイもしてくれます。 -
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あるお家を通るとき、おニイちゃんが、
「ちょっと中を覗いてみる??」
っと誘われましたが、
あまりにボロなので、ノー・サンキューとお断りしました。 -
ほとんどの田んぼが田植え準備中ですが、中にはもう田植えの済んだ田んぼもチラホラ。
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イチオシ
霧がすこしづつ晴れてきています。
向こうに素晴らしい棚田が垣間見られるようになりました。
川をはさんで向こう側は、おそらく、ポイタン村の棚田だと思われます。 -
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これは、コチラ側のボコス村の棚田。
高いところにあるボコス村からは、対面のポイタン村やタムアン村の棚田がよく見えます。
逆にアチラの村の高いところに上れば、ボコス村の棚田がよく見える、ということです。 -
帰宅途中の小学生たちに追い立てられて、かなり高いところまでやって来ました。
コンクリートのあぜ道を、カニ歩きで恐る恐る進むパートナー。
むこうでワルガキどもがはやし立てています。
子供はどこも同じです。 -
村民のために生活路は整備されています。
このような石段が上へ上へと続いています。 -
田に流れ込む水は、清やかで澄んでいます。
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時々、霧が湧いてきたり、ところによっては晴れたりする、まことにモラトリアムなお天気で、すっきりしません。
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道は、上に行くほどグチャグチャが多い。
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もう頂上か?と思われるところに、ひょっこり、夫婦ものの工房がひっそりとあった。
あんまりに疲れていたので、ここで一休みすることにしました。
快く「ちょっと寄ってイカナイ?」と中に呼び入れてくれました。
お父ちゃんが木を彫って形に仕上げて、オカアちゃんがニスを塗って仕上げる。
お土産屋でよく見た木彫が、こんなところで作られていました。
後ろのほうではブタのエサを煮込んでいました。
ブタ小屋が後ろ方面にありました。
純朴な人々の手によるので、イフガオの木彫品は素朴さが滲み出ています。 -
イチオシ
滝が見えます。
あそこまで行くには、更に2時間くらいは要るでしょう。
ココまで来るのに、すでに2時間掛かっているのに、もうアキマヘン!
引き返します。 -
家の前でポーズをする兄弟。
このお家のドアの透かし彫りアートは、イフガオ伝統にのっとったものです。 -
これから田植え時期なので、各棚田には水が走っています。
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かなりの高みまでやって来たものです。
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イチオシ
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イチオシ
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ところによっては、崩れがあります。
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このようにして、2000年以上も続いてきた棚田は失われていくのでしょう。
でもこれは一部で、ほとんどがまだヒトの手で保たれているようです。 -
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「カニ歩きが一番、安全!」と信じてやまない訪問者。
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コンクリのあぜ道に、こんな絵が、、、
イフガオの人たちには、ユーモアのセンスもあるようです。 -
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徐々に高度を下げて行きます。
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田植え中の棚田。
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みんなゾウリを脱いで、素足で田んぼに入って、田植えです。
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ボコス村入り口の小学校。
「これは国会議員のダレソレの寄付」と書かれてあります。 -
田植えの時期相応の花。
今は3月です。 -
コワイつり橋を渡って、無事帰還いたしました。
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