モロッコ一美しい廟～モロッコに残るローマ遺跡

2011/03/29 - 2011/04/05

モロッコはフェズへ滞在中、メクネス方面へ足を伸ばしました。
メクネス、ムーレイイドリス、ヴォルビリス遺跡、アズルー、イフレン。。。
エキゾチックモロッコ！

エリア メクネス(モロッコ)

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

メクネスから北へ約30km　オリーブの木や果樹の木が生い茂る大地に突如現れるヴォルビリス遺跡

モロッコはアフリカ大陸だし、ローマ人とは無縁かと思いきや、ここにもローマ人の遺跡はあって驚いた

ローマ人が入る前からベルベル人の王国の首都としてこの場所に町は存在していたようだが、ローマ時代に帝国の最西限に位置する重要な都市として次々とローマ風の建造物が建てられた

大きな地震に見舞われ崩壊してしまったと推測されてるが、今も形を残す一部の建築物
ポールのてっぺんにコウノトリの巣がある

トイレは有料で、目の前にトイレットペーパーを持った男の人が立っている。
トイレは不潔で最悪。　海の家のトイレとどっこいどっこい。


用を足して流そうと思ったらレバーが無い　水も無さげ

なんと、トイレ門番のおじさんがいちいちバケツの水で流すらしい

遠出する際に運転手を務めてくれたソフィアンさん

ヴォルビリス遺跡からも肉眼で確認できる、小高い山の上に山積みの積み木の様に並んだ白いお家がたくさんの町

ムーレイ・イドリス

モロッコではじめてのイスラム王朝を築いたイドリス一世が祀られている霊廟が町の中心にあるそうで、モロッコ全土から敬遠なイスラム教徒が巡礼に訪れるそう。


街全体が、数年前まではイスラム教徒以外の観光客は入れなかったようだが、今はホテルも出来、町に入る事は出来るがイドリス一世の霊廟に入る事は許されない

ジャメイ博物館ヘ行く前にマンスール門の目の前でランチをした。

屋上のテラスからはマンスール門とエディム広場が一望

レストランは、値段は現地にしてはやや高めの設定だが、イギリスで同じ条件で食べたらもっと高いに決まってるのだからやっぱり安い


お腹がすいてなかったのでハリラスープとらくだのシシカバブを旦那と分けた

このレストランが縄ばりだった、私的１番美しい猫

ジャメイ博物館ヘ行く途中みずをあげた馬
詳細ストーリーは長くなるのでブログに書いてるのでご興味ある方は是非

Cateoman☆英国日記
http://ameblo.jp/cat-garden/entry-10856458831.html

マンスール門の目の前の広場を抜けて、向った先はジャメイ博物館

建物は大変歴史的情緒があって素敵だが、内容の貧相さにがっかり
収容品もお宝も少なく全然みる物がない

10DHの価値があるのは建物くらい

ハレムのエキゾチックな様子が想像できる再現されたお部屋
１番奥に王様が座って、傍らには美女が。。。　
モロッコ版大奥的な愛憎スペクタクル　なんて妄想が膨らみます

続いて向ったのは、運転手のソフィアンさんが言うには
House de ホース　馬の家　って言ってたけど、ガイドブックで見る限り「ヘリ」と呼ばれる穀物倉、馬の倉であろう

1万頭以上もの馬とその餌がここで保管されていたそうな

とにかく大きい建物　中は外の暑さが嘘の様にひんやり寒い
厚い壁と、中を通る水路で、建物内の温度は年間一定に保たれていたそう

特に何があるわけでもないが、このように大きな石造りのアーチが何十列も並んでいる光景は圧巻

現在は廃墟だが、中には水路や、馬を使ってくみ上げた井戸があり、ここが実際に使用されていた事を想像すると、なんともスケールの大きい穀物庫！

メクネスを訪れる際は、是非足を運んでみていただきたい

メディナ内にあるムーレイ・イスマイル廟が有名で、イスラム教徒以外でも無料で入れる

廟の中へは靴を脱いで入る
ござの上ではこんなくつろいだ人の姿が

壮大な王都建設を夢見て、完成を迎える前にこの世を去ってしまったムーレイ・イスマイルが祀られている。

彼が王様だった時代に、海を越えたフランスではかの有名な「太陽王　ルイ14世」が同じく王様だったので、ムーレイ・イスマイルが、ルイ14世に対抗して素晴らしい王都を作ろうとライバル心を燃やしていた　という逸話もあるそう

美しい廟！

モロッコでも1,2を争う美しさだそう

立ち寄ったのが、「ペリー」と呼ばれるカラフルで可愛らしい町

カメラ目線の女の子が近づいてきて。。。

オレンジの花をくれたんだけど。。。

ちょっとしたエピソードはブログでも書いてるのでご興味がある方はどうぞ♪

catwoman☆英国日記
http://ameblo.jp/cat-garden/entry-10856616485.html

そのまま階段を上がってたどり着いたのが、洞穴みたいな家

ここはゲストハウスらしく、誰でも気軽に入れるらしいのだが、ちょっとそわそわ


おばあさんがミントティーを持ってきてくれた

そしておもむろにバケツの水を頭にのせて踊り始める！

歯の無いゆかいなおばあちゃん

このバケツの水　実はすごく重い！　頑丈な首とすごいバランス感覚

このお家はユネスコにも登録されてる、1000年以上歴史のある洞穴なんだそう
そこに住んでるのがこのおばあちゃん

英語が通じないので、身振り手振りでコミュニケーションをとる

手編みのボタンをくれた

モロッコの軽井沢的なIFRANE（イフレン）
ここだけ他のモロッコとは全然違う雰囲気で、お店も人も、フランスカラーがとても強い

SEXY BEAST 発見

標高1650mにある町なので、モロッコなのに冬はスキーも出来るそう

もう１つ、AZROU（アズルー）という町へも行った

特にコレという観光はないけれど時間があればアズルーの岩山辺を歩いてみるといいかもしれない

アズルーへ行く途中、猿山にも立ち寄った

私のピーナツは、子連れの猿に袋毎ひったくりにあってしまった
中には飛びかかる猿も

なんだか怖くなって威嚇して近づけない様にし、ピーナッツをばらまく様に投げていたんだけど、

とあるカップルが、手渡しで猿にピーナッツをあげてるのを見て、爪で引っ掻かれないか不安だったけどまねしてみた

モロッコ　メクネス方面の旅行記はコレで終わりです。
フェズの滞在記も作成しました。

ご興味のある方は併せてご覧下さい♪

最後までお読み頂いてありがとうございました

Chie